Nゲージ蒸気機関車>2016年のメモ>2016.12.30(2016年の蒸機)
2016年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めてみました。
基本的に国内流通の日本型ですが、気まぐれで例外もあります。他に特別限定品的なものや、イベント商品などもあるかもしれません。
・キット・完成品があるものは、キットのみ載せています。
・写真は一部前回ロットのものもあります。
・金属製品の再生産については追いきれず、気の付いたものだけ書きました。
写真が寄せ集めのため、大きさがばらばらですみません。発売月は多少前後しているかもしれません。
なかったような気がします…。
当初、ワールド工芸から1月にC62 15号機が予定されていましたが、延期のすえ中止されました。
●スターターセットスペシャル D51 SL列車セット【再生産】 KATO
単品がリニューアルされても6年間がんばっている旧製品です。蒸気機関車の入門セットを、低価格で維持するのに貢献しています。
●C50 Nゲージ50周年記念製品 KATO
単品2万円という高価格が話題になりました。
●C54 17号機 ワールド工芸
C54シリーズでは初のバリエーション追加です。
●宮崎交通株式会社鉄道部 コッペル1号機 津川洋行
2年前に発売されていた、有田鉄道コッペルの姉妹品です。自走するプラ製蒸機としては国内最小?
多数のグレードアップパーツが付属しており、なかなかマニアックな製品です。
●C11 標準タイプ・150W前灯(写真) トラムウェイ
●C11 北海道タイプ・150W前灯・北海道型炭庫付 トラムウェイ
昨年の受注全品キャンセルという試練を乗り越えて、ついに出た!
購入後も色々なことが起きましたが、心に残った製品。しかし、このあとC11は大変な激戦区になっていきます。
●C11 標準タイプ・シールドビーム・サイドタンク揺止付 トラムウェイ
この1タイプだけ、遅れて8月以降の発売になるとアナウンスされたのですが、突如早まって6月には発売されました。
こんなことも珍しいです。
でも、どうしても急がなくてはならない理由があったのかも…来月までにどうしても。
●C62 山陽形(呉線) KATO
KATOの通常製品の大物その1(その2はD51長野式集煙装置付)。
薄型デフと改良されたATS車上子のおかげで、一段と精密感が増しました。よい商品かと思います。
ここで、今年一番の衝撃ニュース。
トミックスから、真岡鉄道 C11 325の発売が予告されました。
C11は、先にKATOがカタログにてリニューアルを予告していたものの、その後の動きが伝えられていませんでした。
まさか、ここでトミックスが出し抜くとは予想もしていませんでしたヨ。
●こどもBタンク(テンダー付) アルナイン(アルモデル)
一昨年のとても簡単な産業用Bタンクに、テンダーをセットしたような製品。今までよりもフリー要素を強くしています。
●C62 2号機(北海道時代)(写真) やえもんデザイン
●C62 44号機(北海道時代) やえもんデザイン
●C62 汽車会社 やえもんデザイン
長く予告されていた、やえもんデザイン初のC62です。汽車会社を追加し、3タイプが一度に発売されました。
組み立てにはなかなか歯ごたえがありますが、雰囲気はよいです。ロストパーツが多いので、手に取ると結構な重さも感じます。
●夕張鉄道11号機 ワールド工芸
これは魅力的なキットです。プラ量産品ではこういう形式はまず無理でしょう。
●雨宮20tCタンク 貝島タイプ ワールド工芸
これまたワールド工芸らしい小型Cタンクのキット。チビロコ並みの小ささです。
●UP FEF-3 #838(現役仕様) KATO
FEF-3の新バリエーションです。車体も大きいですが、箱がまた大きいんです。
●D51標準形(長野式集煙装置付) KATO
D51のイケメン? D51の典型的な姿のひとつなので、多くの人に喜ばれそうです。旅客列車でも貨物列車でも使えますし、重装備型への改造ベースとしても好適。
非公式側にある集煙装置の作用ロッドが、本当につながっているように見えるのもいいです。
値段も手ごろで、何か蒸気機関車が欲しいという方には、私の今年一番のおすすめです。
●ナスミスウィルソン1100形 リニューアル品 ワールド工芸
最初の予定月より15か月遅れで発売されました。これはかなり遅いほうでしたね。
併せて既存のナスミスウィルソン(600形)の再生産もありました。
●ナスミスウィルソンA8 原型仕様 リニューアル品【再生産】 ワールド工芸
写真はリニューアル前の製品です。
今年もマイクロエース製品はなく、金属製品も以前のようなバリエーションの爆発状態は収まったように思います。そのぶん、粒の大きいプラ製品が揃った印象です。
…すみません、てきとうに書いていますので(笑)。
来年はKATO・トミックスからも新しいC11が出るので、主要な車両は行き渡り、このへんでじっくりレイアウトに取り組んでみたいという方も増えるかもしれませんね。
私も10年前に作った小レイアウトが次第に薄汚れてきたので(樹木の葉など、スポンジなんだかゴミなんだか)、何か若返りをはかりたいです。