Nゲージ蒸気機関車>2008年のメモ>2008.8.3(C57のやさしい工作)
2007.12.1/2008.8.3
今年はKATOの再生産に合わせて、C11のやさしい工作、D51のやさしい工作などを載せてみました。C57・C57山口号タイプも再生産されましたが、C57は普通に使う限り手を入れるところがないので、ナンバープレートを赤色にするだけにしてみました。
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色々な方法がありますが、全体を赤で塗ってから、文字の部分の塗料をはがす方法が簡単だと思います。 文字の浮き出しが薄いので、綿棒などで拭き取る方法では、残したい部分まで拭き取られてしまうので、少し乾いてから爪楊枝で擦り取ります。 1号機のナンバーを使ってしまったので、ここでは5号機のナンバーを赤にしてみました。一度、使わないナンバーでテストしてみることをお勧めします。 |
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使った塗料は、タミヤカラー(アクリル塗料)の赤です。23年前に買ったものをまだ使っているのですから物持ちが良すぎます…。 適当な筆でプレートの上から塗ります。乾いたらもう一度塗るときれいになります。乾く前に塗り重ねようとしても、表面張力で塗料が文字の側面をよじ登っていくだけで、下地が濃くなってくれません。 |
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赤色で塗り終わったところです。文字の部分は金色にメッキされているので、塗料が少しはじかれています。 このまま10分ほど乾かします。指で触れても塗料が付かないくらいに乾かしても大丈夫です。 |
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乾いたらプレートのふちと、文字のメッキの上についた赤色をはがします。 強くこすり過ぎないように注意して、爪楊枝の先や腹で様子を見ながら塗料を擦り取ります。あまり強くこするとメッキ(ホットスタンプ)がはげないとも限らないので、使わないプレートで試してみるのがよさそうです。 爪楊枝の先に塗料がこびりつくとうまくいかなくなるので、時々ナイフで先を削って新しい面を出すか、新しいものに替えます。 ※本当は、セロテープをはってベリッとはがすだけでうまくいくかと思ったのですが、意外と塗料の食いつきがよく、はがれませんでした。ドライバーの先などでもこすってみましたが、メッキを傷めやすいようです。 |
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もしあまりに取れにくいときは、爪楊枝に少し薄め液を付けてみるとよいかもしれません。一応、クレオスのMr.カラーのうすめ液、タミヤカラー(アクリル)の溶剤、タミヤカラー(エナメル)の溶剤を綿棒につけてこすった程度では、いずれもメッキが剥がれないことは確認しました。これも不要なプレートで試してみるのがよいです。 これが金属製プレートなら、目の細かいサンドペーパーで文字を磨き出すだけなので簡単です。 |
黒い車体に鮮やかな赤がよいアクセントになります。友達のC57とはちょっとした違いができるので結構楽しいですよ。昔発売されていた、赤ナンバーのC57を探し回らなくても簡単に作れます。 先に発売されたD51を青ナンバーにして一時の498号風にすることもできます。 |
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