2011.2.11
テーブルの上でも楽しめる9mmゲージということで、また小型こたつ天板用です。鉄道玩具でよく採用される二重小判形ですが、二重部分を側線と捉えれば2列車交互運転もできるので便利な線形です。
あまり余裕のあるカーブを使うと、ほとんど丸型に近くなってしまうので、きつめですが通過ギリギリのR216を中心にR249を補いました。
トミックスですとC243の下はいきなりC177まで下がってしまい、さすがに苦しいので今回は断念しました。逆に小型車両でよければミニカーブレールを駆使すれば色々できます。
ユニトラックの最小ポイントは4番なので、R216基本のエンドレスでは内側分岐が困難ですが、R249-15などの短い曲線を数種使えば何とかなります。 ユニトラックは道床が広いのが売りなので、こんな使い方をすると一部の道床を削る必要がありますが、一度削ったら今後も便利に使えます。削る必要がある箇所は大体決まってきます。このへんは道床が狭いトミックスでは不要な作業です。 右半分と左半分の半径には数センチのずれがあるため、上下の直線部は平行になっていませんが、継ぎ目も多いのでそれほど無理なことをしなくてもつながります。レイアウト設計ソフトでは作れないレイアウトでも、実際につなぐと簡単だったりします。 |
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小型こたつ(74cm四方)の天板の1辺にぴったり置けます。小型ポイントがないユニトラックでも、このスペースで何とか蒸気機関車の走れる二重小判が作れます。 二重部分を側線とみなせば、ここに2列車を置いて交互に運転することができます。外周の側線には機関車と客車3両が置けるので、基本セットのC57「SLばんえつ物語」、D51「SL列車セット」にはぴったりです。カーブはぎりぎり通過できますが、客車の連結部は今にも当たりそうです。内側は客車を1両減らさないとだめです。 |
しかしユニトラックで小さなレイアウトを作ると、道床の占める面積が大きいために場所がさらに狭く見えます。固定式線路の時代は、道床がなかったのでもう少し余裕を感じました。小型のレイアウトではトミックスのほうがゆったりして見えることもありますが、今回はちょうどよい曲線半径がないので残念です。
玩具的な楽しみ方をしていますが、このままでは単調なので対象性をくずして少々変形させました。
エンドレスをちょっとソラマメ形に変形させて、外側に引き込み線を付けてみました。 右側のカーブにも1箇所R249が混じったり、補助線路のS45.5が入ったりとテキトーですみません…。手持ちの線路ではこれぐらいが一番うまく収まりました。 フィーダー位置にはフィーダー線路を入れることができないので、ターミナルユニジョイナーなどを使う必要があります。ただ、1列車しか動かさないのなら、S62の位置に入れてしまうこともできます。 |
2列車を使った遊び方です。 たまに機関車を切り離して手前の引込み線に入れ、給水・給炭でもするつもりで使います。その間ももう一方の列車を運転できます。 もしこたつに何人か集まったら、パワーパック係・手動ポイント係・切り離し係と役割を決めて遊んでみては。真ん中にはみかんでも置いておけます。 |
途中がちょっと曲がっているだけで、車両の動き方に変化が出て面白いです。
小型こたつに設置できるようサイズを74センチ四方に限定し、かつ代表的な蒸機が走れるという制限付きで、色んなプランを集めてWeb上にレイアウトプラン集を作ってみたいですね。狭い場所でも本当にセンスのいい線形を考える方もいらっしゃるので、そんなものが集積する場所があったら便利だなと思います。ただ自分にはあまりよいものは考えられないので、主催はできそうにありません。
余談ですが、6ヶ月コースで使っていたPlayTrackの期限が切れていたことに今更気付き、延長しようと思ったらもう6ヶ月コースはなくなっていました(笑)。 期限切れの前にメールをもらっていたに違いないんですが、案内メール的なものは無意識に削除しているようなので、読まずに消したに違いありません。今まで作ったレイアウトのデータは、たぶんサーバ中でただのゴミとなって領域を食いつぶしております。すみません…。