2011.11.24
ロクハンから発売されている、Zゲージの113系を、東京マルイのジオラマコースで走らせてみました。
結果は失敗でして、単純なことを面倒くさく書いただけのページになってしまいました。
上の写真はすべてZゲージ製品ですが、写真で見ると一見Nゲージと区別がつきません。
以前にD51を走らせたときと同じものです。幅640mmの基本セットに、幅485mmの増設コースをつないだものです。
数字の書いてある部分は、経験上の要注意地点です(まあカーブ、勾配、交差のすべてということになりますが…)。
ロクハンの113系 1500番台横須賀色を4連で走らせました。
手前の直線から時計回りにスタートします。 ただうまく走ったように見えても、灯火類や部品寿命に対する影響がどうなるのかはわかりません。通常は注意書きを守るのが当然でしょう。 こう考えると、使用するパワーパックを特に限っていないマイクロエースは勇気があるなと思います。そのため発熱などの問題が起きたら、修理対応や回収対応をするはめになっています。事実上、自社のパワーパックがないため、「他社のパワーパックは使用できません」と書けないのが辛いでしょうね。 話が長いのでショートカットを用意しました。→途中をとばす |
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最初のカーブが第1地点ですが、特に問題ありません。難なく通過します。 |
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鉄橋を渡って、トンネルを入ってすぐの第2地点に向かいます。 |
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あれ…?ガタゴトと異音がしましたが、普通に出てきました。脱線もしていないようです。 |
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今度は内側です。R145mmの第4地点です。 |
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今度は湖の手前を走る第5地点です。カーブが急なうえに勾配がついていますが、ここも何とか通過します。 |
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出てきません(笑)。 |
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トンネルのふたを取ってみると、平面クロスで見事に脱線していました。ここだけは何度やり直しても通過できず、ここでおしまいとなりました。 |
たぶん関係ないとは思いましたが、力で乗り切ろうと思い、動力車を追加して6連にしました。2M4Tです。
さて、1周目の平面クロスは今度も通過しました。異音を立てながら一応出てはきました。 |
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だめです。脱線しています。 |
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脱線を直して更に続けてみましたが、今度はもっと派手な脱線です。一度も成功しないので、これでは使えません。 |
というわけで、私の環境においては、ProZのジオラマコースをロクハンの113系は走れないという結果になりました。
残念ではありますが、素直にロクハンのレールで走らせることにしました。
これで終わるのもあんまりなので、ロクハンの113系について注目したことを書きます。
Ready to Runだった東京マルイと違い、ユーザー取り付けの別パーツが存在します。 パーツの成型品質は、大体GM製品の付属パーツと同程度です。無線アンテナを取り付けるときは、ボディ裏側から1mmの穴をあけます。 |
信号炎管はランナーの角の冶具にセットして差し込みますが、小さいので冶具にセットするのにピンセットが必要かもしれません(この事情はNゲージでも同じ)。 |
車体の塗装品質はものによってばらつきはありますが、概ねクラウンと東京マルイの中間ぐらいという感じでした。抜群とは言いませんが、悪いというわけでもありません。まずまずです。
なお私が買ったのは11月15日頃の入荷品です。
クリームの帯の直線が強めのモールドの凹凸に影響を受けている部分もありますが、この恐ろしい小ささの尺度では別段不思議はありません。
実際の長さは9センチほどですから、この写真は模型とはかけ離れた異常拡大になっています。大体画面から2mくらい離れてご覧頂くと、実際の感じに近づくかもしれません。
クハ111 (拡大写真) |
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モハ112(動力車) (拡大写真) |
113系(ロクハン)の動力車である、モハ112の側面です。 |
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モハ112のボディーを外したところです。 |
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こちらはE231系(東京マルイ)です。室内灯の基板が載っています。 基板の配線が動力ユニットの接点に直接ハンダ付けされているため、基板を外して比べるのはやめました。 |
今度は113系(ロクハン)の動力を裏返したところです。 下の写真は同じく東京マルイのE231系を裏返したところですが、左側の台車同士を比べてみると、ギヤ軸や台車枠の取り付け爪、カプラーのあたりなどよく似ています。 |
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大きい違いもあります。東京マルイのE231系は両台車駆動ですが、ロクハンの113系は片台車駆動です。 |
シンプルな表現ではありますが、結構なアップにも耐えられます。
増結セットが欲しいですね。
湘南色と横須賀色を1つずつ買ったつもりだったのですが、買ってきてみると2つとも横須賀色でした(<どこかで取り違えたに違いないですが、一体何が…)。
でもそのおかげで少し増結することもできるので、まあいいかと思い直しています。