ちょっとしたことです。
KATOの旧C62は、1978年頃から、バルブスピンドルガイド〜ラジアスロッド〜モーションプレートが黒色プラで成型されているロット(以下、黒成型C62)がありました。
カタログでいいますと、少なくとも1978年〜1982年までの製品がその仕様です。
※引用させていただいたカタログ画像は、すべてKATO/関水金属の著作物です。
これが黒成型C62です。
実際に発売された製品の姿は次のようなものです。
出荷時期によってケース等に違いがあるかもしれません。 |
下廻りはすでに金属ロッド化されていたのですが、ナンバーは紙シールのままで、スワローエンゼルのインレタは付属していなかったのが特徴です。
ここでスワローマークのインレタが付属しました。見本写真のモーションプレート部品は黒成型で、プラ製ナンバープレートです。
※ナンバーの材質はちょっとわかりにくいですが、前面ナンバーの凹凸の様子、側面ナンバーの書体やフチの太さを見るとプラ製に見えます。
私が店頭で見たことのある黒成型C62は、紙ナンバー仕様のものだけでしたが、このカタログを見ますと、プラナンバーの商品もあったように見えます。
ただ見本写真だけこうだった可能性もあるかと思います。
もし発売当時、実際に黒成型C62でプラナンバーの商品を見た方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
(注:単に知りたいだけでございます。集めてはおりません。)
この時期にはカタログのうえでも、モーションプレート部品が銀成型に戻っています。
くだらないことで失礼いたしました…。
中古品で出回っているものは、修理やパーツ交換のために仕様が混在していて、発売当時にどうだったのかよくわからないことがありますね。
ちなみに私は旧C62では黒成型C62が一番好きでした。銀成型なら、モーションプレートとバルブスピンドルガイドの2箇所を黒で後塗りしたくなりますが、黒成型ならラジアスロッドを銀に塗るだけで済むからです。
塗ってませんけど(笑)。