Nゲージ蒸気機関車2016年のメモ>2016.8.6

キ608(マイクロエース)

マイクロエースのキ600の最新バリエーションです。前回のキ604(黄帯)の色替えという感じのものです。
今まではD51形式機関車との2両セットでしたが、今回は初めて単品になりました。
一緒にマックレー車も単品発売されています。


基本的に前回の黄帯と同じつくりです。一部パーツに若干の違いはあります。

キ608

A0321 キ608 (拡大写真)
最新製品です。

キ604

A0320 キ604 (拡大写真)
参考までに前回の黄帯です。

マイクロエースのキ600シリーズは、今回のキ608で3回目になります。今までは2003年にキ604、2007年にその再生産がありました。
(2003年にはキ620形も発売されていましたが、その後再生産はないと思います)

今回のキ608は、前回のキ604の再生産と同様、テンダーの台車集電板が省略された仕様になっています。塗装は写真のとおりですが、天井の安全弁が真鍮色ではなく、黒色車輪と同様の色になっています。

キ608

キ608 (拡大写真)
テンダーのふたの左右が開くギミックも維持されています。

キ608

キ608

ローターのハウジング内の色は、今回は黒です。
上部の反射板の角度も左右に変えられます。

ローターは通電すると回転します。減速されているため、単機で通電してしまっても心配ないと思います。
別途モーター付きの蒸気機関車で押すことになりますが、もともとマイクロエースの蒸気機関車で押す仕様のため、最近の低出力で動き出すモーターを積んだ機関車で推進すると、ローターが回り出さないことがあります。

ライトの覆いは今までと異なる型に変更されています。
これは異常拡大なので強烈な感じですが、実際にはその直下の真っ赤なローターのほうが目立つこともあり、変更に気づかないかもしれません。

キ608
キ608(今回)
キ604
キ604(2007年・黄帯)
キ620
キ620(2003年)
レンズが取れかけていてすみません。

それにしても、マイクロエースにはライトの型がいったい何種類あるんでしょう…。改良とそれぞれの作り分けを含めても相当ありそうです。レンズもそのつど作り変えているのでしょうか。

雪景色のレイアウトをお持ちの方は少ないかもしれませんが、キマロキを並べて飾っておくだけでも格好いいですし、たまに走らせる程度で十分楽しいと思います。
ただし、前回は機関車とセットで¥13,800(税別)だったのに対し、今回はロータリー車だけで¥12,800(税別)となっています。10年近く経って状況も激変しているでしょうから、やむを得ないところもあるのかもしれません。


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