発売されたばかりのC57 1次形(KATO)、眺めるのも走らせるのも大変楽しいです。
C57の旅客列車にはよく乗ったので、色々なことが思い出されます。
ちょっとD51と並べてみますと:
このC57は、キャブがやや高めにデザインされているのだろうな、と感じていましたので、
KATOの新系列の屋根の高さを色々比べてみました(注:全然重い話題ではなくて、ただ並べただけ)。
以下、写真の右側はすべてC57 1次形です。
C57 1次形同士
同じもの同士なので、大体同じ高さです。
大体というのは、第1動輪の軸受けにあるバネの具合で、フロントが軽く浮き気味のことがあるので、ほんのわずかに高さが違うことがあります。
C57 4次形と
大体同じです。
D51 標準形と
D51に比べると、C57 1次形のほうがわずかに高いかもです。といっても紙1枚程度です。
第一印象で1mmぐらい違うかと思いましたが全然でした。
写真のD51は東北タイプです。後ろの散水管が短く、突き合わせやすかったので。
※実物のD51とC57の屋根の高さは3830mmで、どちらも同じです(天窓除く)。
D51 498と
こちらは散水管が飛び出しているD51です。
C59と
実物のC59の屋根の高さはC57と同じです。模型も大体同じですかね。
C62と
実物のC62はC57より1cm高くなります。
ところで1cmの違いなど、製造時の誤差や、タイヤの減り方やバネの具合で、同型式でも普通にありそうな気もしますが、どうなんでしょう…。タイヤが目いっぱい減っているときって、見た目に結構すごいですよね。
9600と
実物の9600の屋根はC57よりも低いです。模型もわずかに低いような気がします。
(模型の両者の縮尺は少し違います)
C56と
ちょっとC56さんがのけぞってしまいまして(第1動輪のバネが強い個体で)。
この先は他メーカーも少々…
C57 135(トミックス)と
新系列のC57ではトミックスが先輩です。
D51と同様の感じで、KATOのほうが紙1枚高いかもです。
C57 1(トミックス)と
新しい「ロッド赤入」のほうです。
ロングキャブですが、高さの感じは135号機と同じです。トミックスは今のところ、標準キャブのC57(開放キャブで屋根が延長されていないもの)を出していないのですよね。
C57 135(マイクロエース)と
すべてを超えし存在。
こうしてみると、ナンバープレートの文字サイズも色々ですね。実物も、ちょっと違うものもありますけども。
今回のC57 1次形は、全体的に私の持っているC57のイメージに近かったので嬉しいです。
実物のイメージとなると、本当に人それぞれだと思います。
下の写真の右は、以前トミックスの1号機を小加工して作った非特定機の1次形です。
KATOの1次形とトミックスの1号機は、デフ点検口やテンダーのテールライトなどが違うので、異なるタイプとして共存中です。