Nゲージ蒸気機関車2018年のメモ>2018.4.9

9600にC50のテンダーを付けてみると

KATO 9600にC50記念品のテンダー

怪しい…。
これ自体は特に意味はないです。やってみただけです。


やえもんデザインの9600には、ベース車としてマイクロエースかKATOの9600が必要で、テンダーもそれぞれをそのまま使用します。
もし何両も作る場合、ベース車をどちらかに揃えておかないと、テンダーの大きさがちぐはぐになってしまいます。

ベース車にKATOを使う場合も、テンダーにはマイクロエースを使おうと考えた場合、テンダーの分売がされていないのがネックです。
それなら同じKATOの、C50(50周年記念品)のテンダーはどうだろうと考えましたが、しまった…。記念品のため、やはりテンダーは分売されていないのでありました(笑)。

ただ、付けられるかどうかだけやってみました。多少の調整がいるかもしれませんが、何とかなりそうな感じでした。

交換前(オリジナル)

KATO 9600
KATO 9600

KATO 9600

やや縮尺が大きいため、テンダーも下のC50に比べて少し大きくなっています。
また、3軸テンダーの構造上、中には集電の具合があまり良くないものもありました。

KATO C50記念品
KATO C50記念品

>KATO C50記念品

縮尺が見直されたためテンダーも小さくなり、3軸テンダーの集電機構も9600に比べると大幅に改良されています。
C56の集電機構に近いと思います。

それぞれからテンダーを引き抜きました。

9600とC50記念品のドローバー

9600のほうが少しドローバーのジョイント部が幅広く、ジョイント直径も少し大きいようです。
ちょっと見てみたいだけだったので、何も改造はせずに交換してみました。

交換後

KATO 9600+C50記念品テンダー
KATO 9600にC50記念品のテンダー

KATO 9600+C50記念品テンダー

一応C50記念品のテンダーは付きます。ちょっときついのと、機炭間隔が狭くなるので、急なカーブは曲がれないかもしれません。
しかし、集電はものすごく良くなりました。あえて集電の悪い個体で試したのですが、スロー運転で必ず止まってしまった場所でも、まるで平気です。これはかなり嬉しいです。

KATO C50記念品+9600テンダー
KATO C50記念品に9600のテンダー

KATO C50記念品+9600テンダー

これをやる意味はないと思いますが、はめ込みが浅すぎてきちんと付きませんでした。甘噛みといった感じです。
ドローバーの幅が広いためにほとんど首を振らず、直線番長になってしまいました。

というわけで、どなたでも想像される結果になりまして、元に戻しました。
でもやはり、テンダーの集電が良くなれば、9600の不調個体も元気になるのだな〜ということがわかり、何となく希望を持った次第です。


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