怪しい…。
これ自体は特に意味はないです。やってみただけです。
やえもんデザインの9600には、ベース車としてマイクロエースかKATOの9600が必要で、テンダーもそれぞれをそのまま使用します。
もし何両も作る場合、ベース車をどちらかに揃えておかないと、テンダーの大きさがちぐはぐになってしまいます。
ベース車にKATOを使う場合も、テンダーにはマイクロエースを使おうと考えた場合、テンダーの分売がされていないのがネックです。
それなら同じKATOの、C50(50周年記念品)のテンダーはどうだろうと考えましたが、しまった…。記念品のため、やはりテンダーは分売されていないのでありました(笑)。
ただ、付けられるかどうかだけやってみました。多少の調整がいるかもしれませんが、何とかなりそうな感じでした。
KATO 9600
やや縮尺が大きいため、テンダーも下のC50に比べて少し大きくなっています。
また、3軸テンダーの構造上、中には集電の具合があまり良くないものもありました。
>KATO C50記念品
縮尺が見直されたためテンダーも小さくなり、3軸テンダーの集電機構も9600に比べると大幅に改良されています。
C56の集電機構に近いと思います。
それぞれからテンダーを引き抜きました。
9600のほうが少しドローバーのジョイント部が幅広く、ジョイント直径も少し大きいようです。
ちょっと見てみたいだけだったので、何も改造はせずに交換してみました。
KATO 9600+C50記念品テンダー
一応C50記念品のテンダーは付きます。ちょっときついのと、機炭間隔が狭くなるので、急なカーブは曲がれないかもしれません。
しかし、集電はものすごく良くなりました。あえて集電の悪い個体で試したのですが、スロー運転で必ず止まってしまった場所でも、まるで平気です。これはかなり嬉しいです。
KATO C50記念品+9600テンダー
これをやる意味はないと思いますが、はめ込みが浅すぎてきちんと付きませんでした。甘噛みといった感じです。
ドローバーの幅が広いためにほとんど首を振らず、直線番長になってしまいました。
というわけで、どなたでも想像される結果になりまして、元に戻しました。
でもやはり、テンダーの集電が良くなれば、9600の不調個体も元気になるのだな〜ということがわかり、何となく希望を持った次第です。