アルナイン(アルモデル)の新製品「とても簡単な古典Dタンク」の動力ユニットです。
意外に小さいというのが最初の感想です。発売前に発表された写真では、割と大きなものに見えていたのですが、違いました。
(…というだけの記事です)
KATOのD51、およびワールド工芸のD形動力ユニットと並べたところです。
第4動輪あたりを揃えて並べました。
KATO D51
ワールド工芸 9200
ワールド工芸 夕張鉄道11号機
アルナイン 古典Dタンク
この大きさなら、「古典Dタンク」以外にも色々と使い道がありそうです。
そのままワールド工芸の9200の動力の代わりにしようとすると、幅がぎりぎり収まらないのですが、初めからそのつもりでボディー側を改造しつつ製作すれば、あるいはいけるかもという感じに見えました。これについてはちょっとわかりません。
下から見たところです。長いウォームが前後2個ついており、それぞれ2個ずつの動輪ギヤに噛み合っています。
第2動輪にゴムタイヤが付いています。第2動輪にはクランクピンが付いていないので、ロッドを外さなくてもゴムタイヤが交換できるようになっています。
組み立てはきちんとされており、安定的な走りをします。これが組み立て済みなのですから、さほど調整に時間をかけなくても確実に走るような設計なのでしょうか。結構な技術力が必要な気がします。
そういえば、以前の産業用Bタンクや標準Cタンクではシリンダーブロックが取り付け済みでしたが、これは別途取り付けになっているのですね。
塗装をするために外す人が多いから、ということかもしれません。私は取り付けたまま筆で塗っていましたが…。