先日、C51を組み立てていたときのことですけども。
そのとき部品の組み合わせに苦戦していまして、他のことに注意が行かなくなっていました。
ふと脇に目をやりますと、
ハンダごての長いこて先が、奥にあった卓上スピーカーを突き刺していました。
「ギャ」とか声にならない叫び声を上げ、こてをスピーカーから引き離しましたが、
サランネットが焦げて穴が開きました(400℃には勝てません)。
ハンダごてなど子供の頃から使っているのに、こんなことをやらかしたことはなかったのにと、情けないやら悔しいやら。少しの間悲しくてガックリ落ち込みました。
念のため、これらの写真はハンダごてが冷えてから撮影した再現です(穴の開いたサランネットは本物)。
単にPCでちょっと音楽を聞く程度だった小型スピーカーですが、18年近く使っていたので穴を開けっぱなしなのも不憫で、替えのネットがないか、メーカー(オンキヨー)に問い合わせてみました。
するとすぐに返事をいただきまして、そんな古いスピーカーの部品が今もあり、分売していただけるとのことでした。これは感激しました。
ずっと机の上に置いていたサランネットと、新しいサランネットでは色が違っているだろうなと思いましたが、実際に届いてみるとほとんど差がなく(古いネットもたまに洗剤で洗っていました)、元通りになって嬉しかったです。
私、昔から家電をはじめとする国内メーカーのサポートには何度も助けられていまして、もともと絶大な信頼感を持っていましたが、さらにそれがUPしました。ありがとうございました。
ちなみにサランネットを外すとこうなっています。
もしネットだけで済まず、スピーカーの振動板まで突き刺していたら、さらにショックだったでしょうね。
次は何をやらかすのか予想もできません。