先日作った、バグナル名無し機(のちの1形)のテスト出力ボディーが1つ余っていたので、これも一応完成させようと動力ユニットだけ買い足しました。
左が有田鉄道コッペル1号機の完成品、右が動力ユニット単品です。
動力ユニットのみでも、コッペル完成品と同じパッケージに入っていまして、スポンジのカット形が異なる程度です。付属品を入れる位置も四角く切れ込みが入っています。
これなら、小さなバグナルの上廻りを取り付けたあとも、同じパッケージにしまうことができるので助かります。
中身はコッペル完成品の動力と同じものです。これ以外の付属品はなく、カプラーが必要であれば別途用意します。
「3Vモーターを使用の為、一部のパワーパックでは安定した運転走行が出来ない場合があります。」と説明書にあります。個人的には、これの安定とはどんな状態を期待するのか、にもよるかと思います。
この動力ユニットTU-KOPPEL Aの本体価格は¥4,500で、有田鉄道コッペル1号機完成品の半分に設定されています。ただ、完成品にはプラ車体のほか重量をかせぐホワイトメタルのボイラーや、各種エッチングパーツも付属しており、それはそれでお得かもしれません(使わない人にとっては無駄ですけども)。
少々の加工のうえ、余っていた赤い端梁の試作ボディーを取り付け、実際にはなかった2機体制になりました。
手軽に買って動かせる小型機の完成動力はあまりないので、この動力ユニットは貴重な商品です。
長い間予定されているリアルロッド版では、外見よりはスローの効く高性能化が図られるといいな、と期待するのですが、まあコスト次第でしょうね。どのへんが受け入れられる落としどころになるものか…。