Nゲージ蒸気機関車>2022年のメモ>2022.9.2/2022.9.5
写真がちょっと汚くてすみません。
KATOのテンダー蒸機のテンダーを外すことがたまにあります。
もしくは外れてしまうことがあります。
再連結するには、ドローバーの先端をねじれないように穴に合わせて、ちょうどよい加減で押し付けます。うまくいけばパチンと(…というほど強い手ごたえはない)はまります。
しかし、何か途中で引っかかっているような感じがして、何度ツンツン押してもうまくはまった様子がないことがあります。
もしくは、軽くはまったような感じがしても、何かおかしいと。やっぱりすぐ取れてしまったりですね。
なぜうまくいかないことがあるのか、最近真面目に考えだしたのですけども。
ドローバーは床板と台車の隙間に入り込むので、台車を床に押し付けるように持っていると、間が狭くなってドローバーが入りにくいことがあるのかもしれません。
台車を押し付けないようにし、床板から離してぶらぶらさせると、うまく入りやすいような気がしました。
…ただ、台車を押し付けていても、少し力を入れて押し込めばはまったりしますし、改めて両方試しても10数回程度では有意差がわからなくなってきました。最初は、これだ!と思ったのですけども(笑)。
ちなみにC59の場合、この程度の機炭間隔では、まだきちんとはまっていません。
この写真の場合、石炭皿の先端がキャブ後端に引っかかっているような気もします。
これでだいじょうぶ。
押し付けていますので、手を放せばちょっと離れます。またテンダーとエンジンの角度によって見かけの間隔は変わって見えるかと思います。
どうしてもうまくいかない場合は、面倒がらずに一度台車を外し、ドローバーのはめ合わせを目視で確認していました。
無理やり押し込んだりして集電線を曲げてしまうのが一番よくないです。
もし私と同じように、たまにうまくはまらなくなることがあり、確実にはめる良い方法をご存じの方は教えてください。
私は今のところ、台車を押し付けないように心がけるだけになっています。
このメモを読んでくださった方から教えていただいた連結方法をご紹介します。
100%とは言えないものの、高確率で連結できるとのことです。ありがとうございました。
平らなところに置いて、ドローバーの位置を合わせて差し込みます。
(これでパチンとはまればそれで終わりです)
はまらないときは、テンダーの後方を軽く持ち上げながら差し込んでみます。
※テンダー前端を支点にして底を持ち上げているので、台車との噛み合い位置の隙間が少し開くのだと思います。
きちんと平らなところに置いて連結するのもポイントかもしれませんね。
完了です。
後ろを持ち上げる際、逆に前側を下に押し付けないようにするのがコツのようです。今度また、うまく連結できない状況に遭遇しましたらすぐ試してみたいと思います。
KATOのC59は2015年に電撃的に発売されて以来、7年間一度も再生産されていません。
それでも、特に高いものに手を伸ばさなくても結構入手はできるので(いつでもすぐ見つかるというわけではありませんが)、大体まあちょうどよく行き渡っている感じなのでしょうか。
MODEMOから発売されているダブルルーフのスハ32系客車は、戦前の蒸機にもよく合って素敵です。
特にNS110・NS111のセットで追加された黒っぽいぶどう色1号のグループは、赤帯・青帯とのコントラストもきれいで私は好きです。
製品には台車マウントのアーノルドカプラーが装着されています。
そのまま使えば問題ないのですけども、私は客車をカトーカプラーにしているので、MODEMOの客車もカトーカプラーにしていました。機関車と連結することが多い箇所と、編成を分解する箇所は自動解放も必要なのでマグネ・マティックカプラーです。
しかし、どうもMODEMOのカプラーポケットにカトーカプラーはうまく合わないようで、具合よく自動連結できなかったり、走行中に自然解放したりすることがありました。
これまでだましだまし使っていたのですけども、まるでもぐらたたきのように自然解放が発生し、困ってアーノルドカプラーに戻したこともありました(アーノルドは最強ですからネ)。
この写真は説明のために手でひねりましたけども、悪くするとこれぐらいカトーカプラーが傾いて自然解放してしまう場合がありました。かみ合わせの深いKATOナックルカプラーにしてもあまり改善しませんでした。
またスプリングの有無も関係はなかったです。
原因はたぶんこれだと思いますが、MODEMOのカプラーポケットの形は他で見慣れたものとは少し違います。
KATOなどでは中心から左右対称の幅になっている溝が、MODEMOは向かって左側に広くなっています。このぶん、カトーカプラーの柄が一方に傾いてねじれやすくなっているようです。
向かって左側の広い隙間に、0.3mmプラ板の細帯を貼って狭くしたところ、カプラーのねじれはなくなり自然解放もぴたりと止まりました。
なおMODEMOはカトーカプラーが使用可能と表明しているわけではなく、標準装備のアーノルドカプラーさえうまく機能していれば、製品として問題ないわけです。
連結間隔も適度に狭くてよいです。
全部のカプラーポケットにプラ板を切って貼っていくのはそれなりに手間なので、もっと手軽な方法があればよいのですが。今のところ1セットだけ行いました。
以前作ったFA-130モーターで走るD51とC58(ともに縮尺1/80)をしまう箱がなく、やむなく出しっぱなしになっていました。ホコリがついたら掃除しての繰り返しでした。
キャスコ製のYP-232「16番対応 1両用収納箱」が入荷していたのでそれを買ってみました。
箱の内法は約310×83mm、深さ約60mmです。内部のウレタンには色々なサイズの車両に合わせて切り込みが入っており、小分けされたブロックを切り離して大きさを調整することができます。
「イギリス製特殊ウレタン使用でソフトに収納!」とあります。きつい臭いはしませんでした。
少しずつウレタンを切り離し、D51を収納してみました。
何かこれが見納めのような妙な気持になります。しまい込んだら最後、二度と出さないような気がしまして。
D51が入るのでC58も楽々入ります。
外装は高級ブラス製品のような銀箱ですが、誰かが知らずに開けると下手なセルフプラ模型みたいなものが出てきてびっくりです。
今まで1/80ぐらいの模型(ほとんどペーパーモデル)の収納には、ワインボトル用の箱など適当な紙箱を使っていました。これはウレタン付きなので便利ですね。