過去にやらかしたヘマなので、もうしないように書いてみました。
今まで発売されたトラムウェイのC10は2タイプありますが、私はどちらの汽笛もいつの間にか傷めています。自分で修理はしてあります。
先日ようやく傷める瞬間らしきものを目撃し、原因を理解しました。
新しい重見式のほうをもう一両追加購入したので、今後は絶対汽笛を傷めないように気合を入れております。
製品のばらつき具合も知りたかったため、また別の店で選ばずに買いました。
これはふたを開ける前の状態です。前に誰かが開けていれば別ですが、少なくとも私はまだ一度も開けていない状態です。
機関車は紙にくるまれています。青い矢印のあたりが汽笛の付いた蒸気ドームで、紙と一緒にぎゅっと押し込まれています。
この紙はティッシュペーパーに比べると厚くて固く感じます。
取り出すために紙を開いてみたところです。
このまま紙の両端を持ち上げて、機関車をケースから取り出すことが想定されているのではないかと思います。
このとき紙を引っ張る向きが内側に傾いていると、紙が汽笛に上から強く当たり、汽笛を曲げてしまうようです。
まず十分に気を付け、汽笛を傷めないよう慎重に取り出しました。
すかさず紙を後方にずらして汽笛付近が包まれないようにし、改めてケースにしまっておきました。この位置ならば、取り出し時に汽笛を引っ掛ける心配はなさそうです。
汽笛破損の予防については以上です。
なぜ重見式を追加購入したのか…ずば抜けて走りが良かったわけではなく、組み立てもビシッと決まっていたというわけではありませんが、何か気に入って予備機が欲しくなったからです。物好きでしょうか。
同じ重見式を2両比べてみましたけども、組み上がりの様子も走行具合もそれぞれ違っていました。
走りについて言いますと、1両は軽いカクつきやふらつきがある動き。一応ほぼ止まらずに遊べトラムウェイ製品としてはまずまず。その後さらに調整した結果、不具合はすべて解消して大変良くなりました。
追加の1両は初めから走行姿勢がかなり安定しており上々でしたが、残念ながら集電途絶がちらほら。これもクリーニング等で改善できればと楽観視しています。
また1両は当初、従台車の集電ブラシが曲がっていて1軸しか集電されておらず、さらにミシン油のようなものが薄く下廻り全体に回っており、スポークの間まで油が入り込んでいて清掃に苦労しました。清掃前は通常の取り扱いでも手に油が付く状態だったので、知らずに車体に触ると必ずどこかを汚してしまったのですね。
というわけで、もし勇気があるなら選ばずに買ってみると、いろんな体験があるかもしれません。
トラムウェイのC11・C10シリーズの前部カプラーは、一般的なダミーカプラーよりもやや大きく、先台車にマウントされています。これらは一応連結が可能です(突き当てての自動連結はできません。上下から手でかみ合わせます)。
またマグネ・マティックカプラーやカトーカプラーとも同様に連結できるので、間に合わせ的にはそのまま使えます。ただしカトーカプラーとは少々連結しにくいです。
ほか重連用アーノルドカプラーが付属しています。
最後に…パッケージの裏には「給水温め器除去後の姿」とありますが、この製品は給水温め器付きなので「除去前の姿」が正解のように思います。まあこんなところを読んで製品を買う人はほとんどいないかもしれません。