カツミとメルクリンの、かつての定番の入門セット(16.5mmゲージ)です。普段使っているわけではなく、思い出したころにメンテする程度ですが、楽しいひとときです。
メルクリンの休息からの目覚めは大体早く、最初は動かなくてもすぐ調子を取り戻します。私のカツミのEBはちょっと弱っていて、今回目覚めがとても悪かったです。歯当たりがよくないのか摩擦が大きく、無理に回していたら真鍮の粉がどんどん出てきて焦りました。
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それでも注油と慣らしで次第に調子を取り戻しました。このセットは一番安い12本組曲線レールです。金属道床の絶縁はまだ悪くなっていないようです。
メルクリン。交流3線式なのに一見2線式に見える構造が素敵です。
車両搭載の逆転器の調子がやや悪くなってきて、逆転後の出発時に一旦止まることが出てきました。
私はメルクリンの逆転器の構造をよく理解していませんで(一瞬高電圧をかけることで切り替わる)、修理調整には手をつけずにいます。
いずれ、何とかしなくてはいけないかもしれません。世界のどこかに、詳しい分解手順を解説してくださっているサイトやブログがあるのでは、と楽観視していますけども。