2025年の静岡ホビーショー限定受注品として発売されました。昨年までの限定受注品のコッペルは貨車とのセット品でしたが、今回は単品です。
パッケージ記載の名称は、「91014 宮崎交通株式会社鉄道部 コッペル1号機(5mm車輪/簡易ロッド仕様/動力付)」です。
既存品の「14037 宮崎交通株式会社鉄道部 コッペル1号機」の動力ユニット(5.5mm動輪)を、5.0mm動輪の動力ユニットに置き換えたものです。
写真左が既存品(14037)、右が今回の限定受注品(91014)です。
勝手に交換したカトーカプラーの高さが揃っていないのが私の手抜きですが、この小さな模型にとっては動輪直径の0.5mm差は割と大きく、見かけの車高にも少し影響が出ます。
全体の組み立てによって高さに差が出ている部分もありますけども、やはり5.0mm車輪のほうが落ち着いた印象かと思います。このへんはお好み次第かもしれません。
以下、今回の5.0mm車輪の宮崎交通コッペル1号機です。
付属のパーツは何も取り付けていない状態です。
カプラーは別途用意したカトーカプラーを、根元を熱着のうえ削って付けました。
端梁間約32mmの超小型模型です。従来通り、3Vモーターでとても足が速いのですけども。
付属品の一部です(エッチングパーツ以外)。
基本的に既存品(14037)と同じですが、ホワイトメタル製のボイラーを使う際に使用する、ホワイトメタル製の蒸気管と排気管(青の矢印)が、今回はプラ製パーツに変更されました。よく見えませんが右側の袋に入っています。
既存の14037 宮崎交通コッペル1号機をお持ちの方は、「14096 動力ユニット TU-KOPPEL C(5mm車輪・簡易ロッド仕様)」に交換すれば同じ形になります。ただ、この動力ユニットの在庫のあるお店はだいぶ減っているかもしれません。
なお写真の客車は、別製品の「14090 木造2軸客車 フハ4・5(後期・鋼板仕様) 2両セット」です。割と小型機には何でも似合うので好ましいかなと思います。
→木造2軸客車 フハ4・5(津川洋行)