Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>ディスプレイ用ターンテーブルの組み立て
あとはレール周辺と中央のやぐらだけです。
レールはシノハラのプラ枕木線路が付属しています。枕木はKATOやトミックスのレールに比べて長く、こげ茶色で成型されています。 これを長さ140mmに仕上げることになっていますが、私の作例ではピット直径が若干小さく、139mmくらいになっていましたので、もう少々削ることになりました。 |
やぐらは上部と側面下部を折り返して、断面にハンダを流して貼り合わせました。 強度的に微妙な感じなので、これをガーダーにハンダ付けしてしまうか、トミックスのターンテーブルのように差し込み式にするか迷いました。誤ってぶつけたときに、どちらの方法だとどういう壊れ方をするかを考えましたが、よくわからなかったので先送り。 |
塗装前の最終の仮組みと回転チェックです。 この作例ではピットの中央が少し盛り上がってしまい、ガーダーが浮きすぎたので、中央の八角筒を少し削りました。若干、左右のローラーが浮くぐらいにしておきました。そのほうが軽く回ります。 なお、キットにはガーダーの外側に付くキャットウォークも付属していますが、私は付けませんでした。ほかにも安全第一など各種の文字がエッチングされたプレートや、プロフィル状の人形などの小道具も付属しています。 |
たったこれだけの塗装に3時間もかかってしまいました。塗料はあり合わせのものを適当に混ぜました。
ガーダーはGMカラー、他はタミヤカラー(アクリル)です。手持ちのものなので必然性はありません。 私はレイアウトを除いてウェザリングは基本的にしないので、有彩色にはグレーなどを混ぜて少々くすませています。 |
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変な失敗をしたので晒しておきます。
+を囲むひびが、スポイトで垂らしたうすめ液が最初に丸く溜まったところ。下側に伸びているひびが、そのうすめ液が流れ去っていったところです。 |
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このターンテーブルは平らなところに直接置くようにするので、中心軸を短くする必要があります。付属の真鍮パイプは温存して、5mmのプラパイプを切って使いました。 ただあまり短いと回転させるときに外れやすいので、本当は少しでも底を上げるようにして、軸を伸ばすのが望ましいと思います。私の場合はそんなに回すことはなく、一度機関車を載せたら置きっぱなしなので問題はありません。 |
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操作室など残りの部品をゴム系接着剤で接着します。 これにて終了です。 |
こちらは同じワールド工芸のC57 4次型です。 ターンテーブルが飾り台というのはなかなか楽しいものです。これは組み立ててよかったと思います。 |
トミックスの電動ターンテーブルと並べると左のようになります。ワールド工芸のターンテーブルは金属製で底板が薄いので、平らに置くとトミックスよりも若干低くなります。 壊れた電動ターンテーブルや、以前トミックスから発売されていた手動ターンテーブルで使わないものがあれば、それらも飾り台として活用すると面白いかもしれません。飾り台なら、レールブロックの無粋なネジも、上から何か貼り重ねて隠すことができます。 |