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わたしたち養育者は、子どもとともに暮らしながら、
さまざまなできごとの度に、さまざまなことを感じ、考えます。
子どもが何かを目標にして練習をしているのに
なかなかできるようにならなかったり、
ほとんどの子ができることを、他の子と同じようにはできないと、
心配になったり焦ったりするかもしれません。
困ったり迷ったりすることもあるでしょうし、
喜んだりホッとしたり、誇らしく感じることもあるでしょう。
悲しくなったり、イライラしたりすることもありますよね。
子どもは親の思い通りにはならないと頭で分かってはいても、
いつもいつも、そんなに冷静に対応できるわけではないと思います。
そして、心配や不安、イライラなどの気持ちを感じながら、
養育者としてどう対応していけばいいのか、
自分の本音と建て前の間で揺れ、迷っていることも多いのではないでしょうか。
その迷いや揺れの中で、わたしたちは「子どものため」にと
頑張っているのだと思います。
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ただ、「子どものため」という養育者の思いには、落とし穴があるように思います。
子どもや自分自身に、
必要以上の頑張りを強いてしまうことがあるように感じるからです。
それらをなるべく避けられるよう、わたしたちには、
立ち止まったり別の角度から眺めてみる余裕が、必要なのかもしれません。
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子どものあらゆる側面にプラスの評価だけをしたり、
どうせこの子はこれ以上変わらないのだとあきらめてしまうのではない関わりを、
ぜひ探してほしいと願っています。
そしてその関わりや努力が、自分や子どもを追いつめてしまうものにならないよう、
その都度じっくりと気持ちを確認しながら、
ときには方向転換するしなやかさも持ちながら暮らしていくことが
大切なのだと考えています。
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