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群馬県高崎市山名町金井沢碑新道側入口の万葉歌碑

群馬県高崎市にある高崎自然歩道の根小屋駅に近いところに、金井沢碑と呼ばれる古代の石碑(西暦726年)があります。この石碑に至る新道側入口に万葉歌碑があります。万葉歌碑は下の写真です。

群馬県高崎市山名町金井沢碑新道入口

吾(あ)を待つと 君が濡(ぬ)れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを (巻2-108) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(大意) 私を待って貴方が濡れたという山の雫に、私はなりたかった。

この歌は、大津皇子が石川郎女に贈った歌に対する返答の歌です。従って、大津皇子の歌が欲しいところですが、なんと、それが近くにあります。石川郎女の歌碑の南西100m程のところに、倒れたまま置かれています。石川郎女が怒って蹴飛ばしたのでしょうか。真相は、こちらのページ を見てください。

所在地

群馬県高崎市山名町。詳細住所は不明です。

行き方

上信電鉄根小屋駅から南南西へ800m程、金井沢碑入口を通る高崎自然歩道と新道とが会うところにあります。下の地図のマークの辺りです。