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送犬舊主赴筑波嶺外兼示犬 |
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可憐小狗爾焉知, 自古人間多遠離。 雨露薰陶合長記, 明朝別後會何期。 |
憐む可し 小狗 爾 焉んぞ知らんや, 古より 人間 遠離 多し。 雨露の薰陶 合に 長へに記すべく, 明朝 別後 會 何れの期ぞ。 ***************************** |
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『犬の旧主の筑波嶺の外に赴くを送る 兼へて犬に示す』 犬は、立ち去っていく“育ての親”の姿をずっとずっと見送っていた…。 (犬は)「この姿、このにおいは、絶対に忘れないぞ!」と心に誓っていたに違いない。 -------------------------- ・記:記憶する。 |
平成二十一年十一月二十一日 |
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