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これは風散士雅兄の詩で、読みも風散士雅兄のものです。
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惜春 |
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櫻堤歳歳彩依稀、 四月嵐山毎忘機。 佳景參差鍾衆目、 遊人絡繹列羅衣。 芳時行樂翹望待、 麗日殘花散盡飛。 愁殺輕風紅萬片、 半隨流水伴春歸。 |
桜堤 歳々 依稀と彩り、 四月 嵐山 毎に機を忘る。 佳景 参差 衆目を鍾め、 遊人 絡繹 羅衣を列ぬ。 芳時の行楽 翹望して待ち、 麗日の残花 散尽して飛ぶ。 愁殺す軽風 紅万片、 半ばは流水に随って 春帰に伴す。 ********* |
・依稀: ほのかなさま。
・忘機: 欲念をわすれて心がさっぱりすること。 ・参差: 入りまじっているさま。 ・絡繹: 人馬などの往来が絶えまなく続くこと。 ・翹望: 待望。 |
2009.5.7 |
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