マーキュリー・ライジング(98)

 自閉症のサイモン少年は、雑誌の難解なパズルを解き、解答を電話する。
実は情報保安システムをハッカーが破れるか試したのだが、
予想に反して少年がこれを破り、この才能を狙う者がいるかも知れない。
両親が射殺され、責任者クドロー(アレック・ボールドウィン)は
FBI捜査官アート(ブルース・ウイリス)に逃げ出したサイモンを探すよう依頼。
サイモンは逃げ回り苦戦。安全保障局の暗号要員ディーンらは殺し屋に殺される。
遺されたメモからクドローが、リンチ夫妻殺害に関与したと知るが、
アート自身も追われるハメに。ステイシーと言う女性にサイモンを預けるが
クドローはサイモンを無理矢理連れて行こうとする。
アートがかけつけ撃ち合いに。クドローはヘリポートから転落して死ぬ。

 と言うわけで、ひょんな事から破られないはずのパズルが少年に破られ
それが陰謀に結びつくと言う展開は面白いのだが、
クドローの殺人がパズルとどう関係あるのかいまいちよくわからず。
ブルース・ウイリスのキャラは毎度同じ感じ。
音楽はジョン・バリー。

TV放送 2000/04/01 BS05 1635-1830
 



マーシャル・ロー」(98)を見た。

 この映画は、何やらニューヨークに戒厳令が発令されると言う話で
何が原因だかよくわからないのだが、それをめぐって
デンゼル・ワシントンやブルース・ウイリスと言う連中がもめる話らしい。
派手な戦闘シーンがあるのかどうか知らないが
実は一番見たい「グリーンマイル」が3時間半の長編なので躊躇する中
まあ手ごろに思えたので見てしまえ。

 米国を標的にしたテロ事件が発生。
米軍は報復するため、黒幕と思われる首領を襲撃。首領を捕らえる。
ダブロー将軍(ブルース・ウイリス)のもと、首領は拘束されるが、
それは極秘作戦で、首領が捕らわれている事は、ごく一部の人間しか知らなかった。
FBIのハバード(デンゼル・ワシントン)はテロ対策本部長。
相棒のフランクはアラブ系アメリカ人で、
この映画で出てくるテロ事件は皆アラブ系の犯行なので、非常に便利な存在だ。
もっとも、テロはアラブ系の仕業とにらんで、実際その通りだという展開は
あまりにヒネリがない気がする。
バス乗っ取り事件が発生。ハバードの指揮下で突入が行われるが
爆弾に見える装置は作動し、中からペンキが飛び散る。
拍子抜けだが、これはその気になれば実行可能だという脅しにも思える。
そうこうすると、CIAのエリース(アネット・ベニング)と言う女性が乗り出す。
本来は、CIAは国内のテロ事件には関与しないはずだが
何やらいろいろ知ってるみたいで、仕方なくつき合うが、
こちらの情報を聞いていくだけで、自分の方からは何も出さない。
またもバス乗っ取り事件が発生。エリースは今度は本物だと言うが
ハバードにはその根拠がわからない。
彼女は、一味の狙いが、本気だぞと言う事を見せる点にあり
交渉は意味がないと、狙撃するよう求める。
だが、ハバードは、自分はプロだと取り合わず、とりあえずマスコミだけ退かせ
電話で交渉。女性と子供をおろす事に成功し、やや自慢げだ。
続いて老人もおろす事に成功したと思うが、彼らがバスから降りた途端
バスは大爆発を起こし、ハバードは吹き飛ばされて鼻血を出し
もちろん乗客は犯人もろとも全員死亡。
怒ったハバードは、あらゆる手を使い、テロ組織を追求。
エリースのコネを使って、アラブ人の組織を洗う。
情報屋のサミールを怪しむが、どうもエリースは彼と恋人関係にあるらしくかばう。
彼女は、アラブ人の中で生活していたらしく、彼らに同情的なのだ。
どうやったか細かい事は忘れたが、テロ組織を急襲し、一味を倒す事に成功する。

 ところが、解決したはずのテロ事件が新たに発生した。
エリースは前の組織に触発された、別の組織の仕業だと言う。
ついに大統領は緊急事態だと、リンカーン以来の全市に戒厳令を発令する。
戒厳令とは、非常事態に際して、軍の力によって治安維持をする事で
戦後の日本では認められていないと言う。
リンカーンが発令した際も、批判を受けてすぐ解除したと言い
戒厳令の責任者であるダブロー将軍も、軍が介入すべきでないと言う。
しかし、いざ戒厳令が発令されると強硬になり、ヘリコプターや戦車が行き交う。
もちろん自由な外出は禁止だ。
アラブ系市民は簡単な事で疑いをかけられ、強制キャンプへ。
フランクも息子が捕らわれて、息子を助けるために捜査からはずれる。
人々の外出は禁止されている割に、ハバードらは自由な捜査を続行できる。
もっとも、ダブロー将軍の指示で、彼らに監視がついていて
ハバードらもそれは承知している。
ダブロー将軍は、テロの黒幕を突き止めるため、捕らえた一味を拷問。
答えねば射殺するぞと脅したため、ハバードはこれに反発。
そうした行為をしないで平和を維持できる国家を作ったはずと言うが、
ダブローはこれを聞き入れず、結局一味の男を射殺する。
おまけに、そもそものテロのきっかけが、
首領が極秘で捕らわれた事に対する反発らしい。
ハバードはこうした事態を回避するため、軍の監視をすり抜け黒幕を突き止める事に。
サミールに仲介させ、黒幕と会う事になり、再び戻ってきたフランクと協力。
ダブローらの監視をまいて、イスラムの風呂場みたいな所で落ち合う事に。
ところが、エリースがサミールと風呂場へ来てみると、黒幕らしき人物はいない。
実は、サミールこそが黒幕で、エリースもだまされていたのだ。
ハバードらがかけつけ射殺するが、エリースも撃たれて死ぬ。
なぜか怒りをダブローに向けたハバードは、FBIを結集して軍の基地へ。
ダブローの行為が違法だと追求。逮捕すると言い出し、軍の連中とにらみ合いに。
まあ、戒厳令が発令したような状態では、
実際には、FBIはほとんど動けないだろうと言う気がするが
ダブローは観念して逮捕され、テロ組織は壊滅したと戒厳令は解かれる。
そして捕らわれたアラブ市民は解放され、フランクは息子と再会する。

 と言うわけで、ニューヨークに戒厳令が発令されると言う話で
派手好きな製作者なら、全米に戒厳令としそうだが
そうはしないあたりがリアルなのか。
とは言え、前半はFBIとCIAの確執みたいなシーンがあり
アラブに肩入れするアネット・ベニングの存在が意味ありげだったのが
後半に来て、急に軍の威圧的な行為に対する反発に話がすり替わり
何だかだまされたみたい。
戒厳令と言っても、派手な戦闘シーンが展開するわけでもないし。
 

マージョリーの告白(90)

 マージョリー(カースティ・アリー)は、ハリーと結婚。幸せな夫婦かに見えた。
ハリー一家はみな医師。義兄チャールズが帰国すると言うのでパーティの準備だ。
奔放な妹ジャニーンは、模範生はやめて、気軽に浮気でもしたらと勧める。
そこでマージョリーは、知り合った男性とホテルへ。だが相手が死んでしまう。
逃げた彼女は匿名で警察に電話。だが、部屋に勝手に入ったセールスマン、ニックが、
自分が犯人と思い、警官を帰し、落ちていた財布からマージョリーに電話。
しかも、相手はチャールズだった。浮気発覚を恐れたマージョリーと、
兄の警察署長昇進を心配したニックは、協力して遺書を書き、死体に薬物を飲ませる。
ニックの兄ウィルパーは、マージョリーの家を突き止めるが、ジャニーンと意気投合。
翌日、死体が発見され、臓器移植のため解剖する事に。だが、死因に不審な点が。
ニックは自供。ウィルパーは昇進を断念。事情を知るジャニーンは姉に助けを求める。
ハリー一家は浮気の事実を知り激怒。だが、ハリーは2人の問題と家を飛び出す。
ニックは無罪になり、注文をとる。ウィルパーは署長になり、ジャニーンと結婚。
マージョリーは胸のうちを小説に。自由に生きる楽しさを知る。
やがて開業医になったハリーから電話が。ダメな夫だったと謝り、再会する。

 と言うわけで、カースティ・アリーがまたまたコメディに登場。
彼女は本当に人気があるのだろうか。ちと気になるところだ。
なかなか困った展開で笑えるが、簡単にニックが自供して拍子抜け。
ハリー一家がそろってやな連中。義姉アイリスに、キャリー・フィッシャー。

TV放送 92/12/22 BS05 14:00-15:30
 



マーズ・アタック!」(96)を見た。

 この映画は、今時になって火星人が攻めてきたと言う時代錯誤的なテーマで
それをムダなまでの豪華キャストで繰り広げる話。
監督はハリウッドの大作に取り組みながら、どこかオタク的なティム・バートン。
前作は史上最低の監督と言われたエド・ウッドを題材にしたくらいだし。
ゴジラファンとして、撮影を見学に来たくらいだが、本作でもそれがうかがえる。
音楽は「バットマン」で組んだダニー・エルフマン。
出演者が超豪華で、ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、
アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、ダニー・デビート、マーチン・ショート
サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックス、ロッド・スタイガー、
トム・ジョーンズ、ルーカス・ハース、ナタリー・ポートマン、
ポール・ウィンフィールド、ジョー・ドン・ベイカーと言う布陣。
この豪華キャストが、いるはずのない火星人にマジメに対処すると言う
それ自体がパロディ的な展開と言うわけか。
何にせよ、このばかばかしいテーマ、見逃すわけにはいくまい。

 冒頭はなぜか牛の大群が背中から火を吹いて暴走。
そして、物影から昔ながらの円盤が飛び立つ。
その頃、火星から無数の円盤が地球へ向けて飛び立っていた。
火星人襲来の報告は、米国大統領デイル(ジャック・ニコルソン)を驚かせた。
タカ派のデッカー将軍(ロッド・スタイガー)は、侵略に違いないと戦う構え。
だが、大統領の頭脳とも言うべきケスラー教授(ピアース・ブロスナン)は、
探査機でも火星には生命はいないはずだったが、運河にいた事が判明。
明らかに地球よりも文化は進んでおり、高度な文化は平和的なはずと決めつける。
報道官のロス(マーチン・ショート)、大統領夫人デイル(グレン・クローズ)、
そしてハト派のケイシー将軍(ポール・ウインフィールド)は、
火星人を受け入れる度量を見せるべきだと言う。
デッカー将軍は機密扱いにすべきだと言うが、
どうせ情報は漏れるからと逆に公表する事にする。
大統領によって、火星人が地球へ向かっているとの報告があり、世界中が騒然とする。
CNNならぬGNNの報道担当記者ストーン(マイケル・J・フォックス)と
恋人でちょっとミーハーなリポーター、ナタリー(サラ・ジェシカ・パーカー)も
この事態に驚くが、ナタリーはいち早くケスラー教授にインタビューを取り付ける。
一方、ポリアカの拳銃魔を思わせる過激な一家。その長はジョー・ドン・べーかー。
この一家にあって、次男リッチー(ルーカス・ハース)は気が優しい。
ぼけている祖母の面倒を見るのに一生懸命だが、
家族たちは得意の銃を取り出して、火星人をやっつけてやろうと息巻く。
不動産屋ランドは、これをネタに儲けようとする。
彼の妻バーバラは、火星人を救世主と思いこみ、これを迎え入れようとする。
このランドを演ずるのは、ジャック・ニコルソンの1人2役。
そして、妻を演ずるのがアネット・ベニングなのだが、
そんな事には全然気がつかなかったので、この連中にはほとんど注目せず。
この1人2役は、パンフには「博士の異常な愛情」のパロディとあったが、
それは考え過ぎかも。

 ナタリーはケスラー教授にインタビュー。2人は一目ボレで惹かれあう。
一方、火星人の円盤から発せられた電波を受信。
怪しい科学者が、宇宙語翻訳機と言うのを発明して、これで翻訳する。
ウルトラマンにも怪獣語翻訳機と言うのがあったが、
物まねですらコミュニケーションがはかれていない相手に対して、
翻訳機ができるはずがないのだが。(おまけに今回は会ってもいない)
ちょっとリアルなのは、同時翻訳ではなく、一度録音してから翻訳の作業に。
リアルはいいのだが、逆にここはテンポが悪くなってマイナス。
その内容は、地球人と友好的に交流したいと言うものだった。
これは歴史に残る出来事だと、大統領は息巻く。
ハト派のケイシー将軍を歓迎式典の代表に指名。
長年の苦労が報われたと喜んでいる。
一応は軍も待機。入隊したばかりの、過激一家の長男もいる。
着陸した円盤から現れたのは、昔ながらの脳みそがでかい火星人。
しかし友好的なスピーチをして、ケイシー将軍と握手を交わす。
これは新たなる時代の始まりと、見ている人々も喜び、
中の1人が平和のシンボル鳩を放つ。
途端に火星人の代表が興奮し、光線銃を撃ちまくる。
ケイシー将軍はたちまち骨に。軍との撃ち合いが始まり、過激一家の長男もやられる。
激しい撃ち合いに、ナタリーとストーンははいずりながら手を握るが、
気づくとストーンことマイケル・J・フォックスはやられて腕だけに。
ナタリーはペットの犬ごと火星人に捕らわれてしまう。

 捕らわれたナタリーは首から上を切られ、愛犬と頭を入れ替えられる。
まさに人面犬にされてしまうわけだが、
これは「ボディ・スナッチャー」と言う映画にも出ていたので、パクリに違いない。
歓迎式典での事件にも関わらず、ケスラー教授はあれは事故だと主張。
きっと鳩が彼らにとって侮辱に当たったのだと言う。
大統領も、宇宙人との友好と言う歴史に名を残したい気持ちから、これを認める。
そこで火星人に向け、あれは誤解から生まれた事故であり、
あくまで友好を結びたいと連絡する。
すると、火星人側からもこれを認める答えが。議会で謝罪したいと言ってきた。
こうして、議員たちが待ち受ける中、火星人代表が現れるが、
謝罪と言うのはやはりウソ。光線銃を撃ちまくり、議員たちは次々骨にされてしまう。
ケスラー教授は、これは誤りだと止めに入るが、結局捕らわれてしまい、
ナタリーと同じように首だけにされる。
2人は愛し合っている事に気づくが、体が自由にならないので何ともならない。
大統領はタカ派のデッカー将軍に謝罪し、火星人を攻撃すべきと認める。
だが、核攻撃はまだ許可せず。
そんな頃、大統領報道官ロスの前に、謎の美女が現れる。
思わず彼女に惚れたロスは、口をまったくきかない彼女を連れてホワイトハウスへ。
ところが彼女の正体は火星人で、大統領夫妻の命が狙いだった。
たちまちシークレットサービスが突入し、火星人を射殺。
途端に火星人軍団が突入し、銃撃戦に。逃げまどう大統領たち。
シャンデリアが落ち、大統領夫人グレン・クローズはこれまた簡単に死ぬ。
ホワイトハウスを見学していた子供たちは、偶然倒された火星人の光線銃を奪う。
これにはさしもの火星人もかなわず、意外にこの子供たちが活躍。
大人たちに早く逃げろと指示したりする。

 もはや火星人は全力で攻撃を始めた。
ガンダムみたいに操縦するロボットで破壊したりする。
激しい攻撃で、不動産王のランドらはあえなく死亡。
そんな中、ギャンブラー(ダニー・デビート)だけはギャンブルをやめない。
先刻の意外に活躍する子供たちの母の恋人と言う元ボクサーのバイロンも、
このカジノで働いていた。
こんなわけのわからない奴が、意外に最後まで生き残ったりする。
そしてステージでは、何も気にしない歌手トム・ジョーンズ(本人)が。
ここも火星人の攻撃を受け、ギャンブラーはやられてしまう。
トム・ジョーンズやバイロンらは、小型機で脱出する事を計画。
だが、空港も火星人に包囲されていた。
そこでバイロンは自らを犠牲にして、他の連中を逃がす。
バイロンは火星人とボクシングで対決。これを倒すが、多勢に無勢でやられる。
リッチーは病院にいる祖母を救出に。
両親はほっといて戦えと言うが、火星人にやられてしまう。
火星人の攻撃は世界中で繰り広げられる。
フランス大統領は和平に成功したと喜ぶが、それもウソでやっぱりやられる。
エッフェル塔やモアイ像やピラミッド(も、あったと思う)を破壊。
もはや打つ手なしと、米大統領は核攻撃を許可するが、
せっかくの核攻撃も、火星人の円盤は、ラッパみたいな装置で吸い込み効果なし。
火星人一行は地下の司令本部へ現れる。
抵抗するデッカー将軍だが、
火星人によってハエ男のように小さくされてしまい、踏みつぶされる。
唯一生き残った大統領は、人の心が一番大切だとか何とかスピーチ。
思わず火星人もホロリと泣き、これは彼らの心をつかんだかに見えたが、
結局、彼らのロボットにエイリアンのように腹を突き破られ死ぬ。

 もはや打つ手のないかに見えたのだが、意外な解決策があった。
リッチーは祖母の所へ急行。ここにも火星人は現れていた。
そしてヘッドホンでなにやら音楽を聴く祖母。(オペラみたいな曲)
火星人たちは光線銃で祖母を狙っていた。
だが、リッチーがかけつけ、なぜ感づいたのか、祖母が振り返ると、
ヘッドホンがはずれて、音楽が聞こえるように。すると火星人は苦しみ出す。
やがて頭が破裂。これは「殺人トマトの襲撃」と同じパターンらしい。
これは効果ありと、リッチーは大きなスピーカーで音楽を流すと、次々倒される。
いつのまにかこの方法は世界中に伝わり、宇宙の円盤にまで音楽が届く。
すると火星人たちは苦しみ、円盤のまで火を吹いて揺れ始める始末。
(これはわがゴジラのX星人が死ぬ時と同じか。
そう言えば、火星人の破壊シーンの途中で、紛らわしくテレビのゴジラ破壊シーンが
出てくるシーンもあった。ティム・バートンはファンらしいし)
中のケスラー教授とナタリーも、揺れのあまり首がはずれてしまい、
床に放り出される。ようやく唇がひっついて喜ぶが、円盤はそのまま墜落。
こうして世界中の火星人が倒される。
大統領一家で唯一生き残った娘タフィ(ナタリー・ポートマン)は、
英雄だとリッチーと祖母に勲章を与える。
こんな子供しか生き残らないあたりも、パロディと言う感じか。
そしてタフィはこの後ヒマ?とリッチーをデートに誘う。
荒らされたアパートを掃除する、例の活躍した子供と母親たち。
そこへ、死んだと思っていたバイロンが戻ってくる。
そして、トム・ジョーンズ一行は、グランド・キャニオンみたいな渓谷に逃げていた。
助かったと喜ぶトム・ジョーンズは、なぜかこんな場所でも歌い出すのであった。

 と言うわけで、火星人の攻撃を時代錯誤的なパロディとして描いたのだが、
意外に時代錯誤さがポイントと言うわけではなく、
今風のギャグと、豪華な出演陣が簡単に死ぬおかしさが中心。
それがそれほどおかしくなく、まあニヤリとさせるくらいの場面はあった程度。
豪華な出演陣と、火星人襲撃を意外にまじめに描いたおかしさと
時々通をニヤリとさせられる展開があるので、全体的にはまずまずと言う感じ。
でも、見る前にかなり期待した期待は結構裏切られた。
 

マーティ(55)

 肉屋で働くマーティ(アーネスト・ボーグナイン)は、妹や弟は結婚したが独身。
引っ込み思案で母も嘆くが、ダンスホールで同じくもてないクララと意気投合。
すると、母は追い出されるのではと、彼女を批判し始める。友人らもブスだと批判。
マーティは彼女との約束をすっぽかすが、会えば楽しいはずだと結婚を決意する。

 と言うわけで、もてない男を演じたボーグナインが主演でアカデミー賞受賞。
彼の役柄は共感がもてるが、クララとの再会は見れずじまい。
この後面白い展開がありそうだが、その前に終わってしまい拍子抜けだ。

TV放送 97/05/22 BS05 21:00-22:35
 

マーニー(64)

監督 アルフレッド・ヒッチコック

 会社社長のマーク(ショーン・コネリー)は、
取引先のストラットが、社員に金を横領されと聞く。
母に愛されていないと悩むマーニー(ティッピ・ヘドリン)は、マークの会社に就職。
彼女が泥棒で詐欺師と気づいたマークは、逆に彼女に関心を持ち、結婚する事に。
しかし、彼女は男嫌いでマークをよせつけない。しかも雷や赤色に異常な反応を示す。
探偵の調査で、マーニーの母は、彼女が5歳の時男を殺した事が判明。
マークは彼女の悪夢を分析しようと躍起に。事故以来、彼女には盗癖があるようだ。
真相を突き止めるため、母の所へ。当時売春をしていた母の所へ来た客は、
マーニーに触ろうとして、止める母が乱暴され、マーニーは男を叩き殺した。
その時、雷が鳴っており、赤い血に興奮。そしてその記憶を失っていたのだ。
娘を愛する母は、正当防衛として自供。マーニーを違う女として育てたのだ。
真相を知ったマーニーは、これからは正常に生きていく事を決意する。

 と言うわけで、「白い恐怖」の焼き直し的な作品。
謎ときが盛り上がらず、過去の回想シーンを入れたのもマイナス。
音楽はバーナード・ハーマン。

TV放送 94/08/03 04CH 01:10-03:43
 

マーヴェリック」(94)を見た。

 昨今はネタ不足からか、往年の人気テレビ番組の映画化ばやり。
今年も「じゃじゃ馬億万長者」や「恐妻天国(フリントストーン)」等が映画化。
「スパイ大作戦」の映画化が決まったとの噂もあり、
主役フェルプス役に、トム・クルーズと言う似合わない配役になるらしい。
ま、それはさておき、今回は往年の西部劇「マーベリック」の映画化だ。
あいにく、元となるシリーズを見たわけではないが、名前は聞いている。
「大脱走」「グランプリ」等のジェームズ・ガーナーが主役のギャンブラーに。
調子のいい立ち回しを見せながら、撃ち合いもあると言う内容だったようだ。
ちなみに、ガーナーは契約をめぐって降板し、
代わりに従兄弟としてロジャー・ムーアが登場したが、人気は激減。
シリーズは終了してしまったと言う経緯があるらしい。
この映画化と言うだけでも関心があるが、
主役がメル・ギブソンとなれば、見逃すわけにはいかない。
相手役がジョディ・フォスターと言うのは、ピンと来ない気もするが、
(でもそう言う意味では、メル・ギブソン自体が西部劇に似合わない気も)
保安官役で、元祖マーベリックのジェームズ・ガーナーが登場。
ジェームズ・コバーンも出ていると言うし、
何しろ監督が「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー。
おまけに、「リーサル・ウェポン」でメル・ギブソンの相棒役の
ダニー・グローバーが友情出演的チョイ役で出ているらしい。
ま、西部劇は嫌いな方ではないが、「ワイアット・アープ」がちょっと期待はずれで
今回は、固い事言わずに軽い調子で作っているのであれば、
逆に楽しめるに違いない。

 最初から運が悪かった……と言う彼のセリフで映画は始まる。
マーベリック(メル・ギブソン)は男たちに捕まっていた。
彼は馬に乗ったまま、首に縄をかけられ、その縄は上の木に縛られている。
馬がいなくなれば、首吊り状態だが、
男たちは人が死ぬのは見たくない等と甘い事を言って、立ち去る事に。
ただし、コブラ等の毒蛇が入った袋を残してだ。
蛇に驚いた馬は、ちょっと前へ進む。マーベリックは首がしまって大変。
最初から運が悪かったと言う彼の回想に。

 金が盗まれたマーベリックは、しかたなくロバに乗ってとある町へ。
彼は賞金50万ドルと言う、前代未聞のポーカー大会への出場を考えていたが、
参加料の2万5000ドルには手持ちが足らない。
何とかして、この町で金を作らなければならないのだ。
そこで、彼はポーカーをしている酒場へ。そこではすでにゲームが行われていた。
ミセスと称するアナベル(ジョディ・フォスター)や、ならず者のエンジェルら。
アナベルは彼を歓迎するが、エンジェルらは気に入らない様子。
マーベリックは、1時間は負けるからと妙な約束をして参加。
確かに彼は負け続けるので、皆調子に乗る。だが、マーベリックは気にしない。
1時間たったところで、テーブル内のある男が、絶対勝ったと確信していたゲームで、
マーベリックに負けてビックリする。
今のは油断していたから無効だと言うが、マーベリックは聞き入れない。
今まで何のために負け続けたのだと思う?君らのクセを調べていたのさ。
だが、自称早撃ちガンマンと言う男は、おさまりがつかない。
一触即発かと思われたが、マーベリックにやり合う気はない。
君はガンマン、おれはギャンブラー。撃ち合いで、かなうわけがない。再開しよう。
しかし、彼が立ち上がったのを撃ち合いかと誤解し、さらに雰囲気は悪化。
よせよ。等と笑いながら、マーベリックは目にも止まらない早さで、銃を取り出す。
あまりの早さに、一同は愕然。
しかたなくゲームを再開するが、マーベリックが高い手でもないのに、カマをかけて、
負けてしまったため、エンジェルは激怒。
再びにらみ合いとなるが、そこへちょっと待ったと別の男たちが乱入。
マーベリックはその性格からか、各地に敵を持っていたのだ。
表に出たマーベリックは、男たちと格闘に。
だが、彼は意外な強さで、たちまち男たちを倒してしまう。
先ほどまで怒っていたエンジェルも、この強さに愕然としてしまい、
早撃ちの男も退散。後は素直に負け続けるしかなかった。
ゲームの後、アナベルはマーベリックにまいってしまい、彼に接近。
キスして立ち去ろうとするが、マーベリックはちゃんと気づいていた。
彼女は手癖の悪い女スリで、ミセスと言うのもデタラメで
彼女の話はどこまで本当かわからない。
その上、スリだとばれたにも関わらず、再三に渡って財布を抜こうとする。
あきれたマーベリックは、彼女に幸運を呼ぶと言うシャツを洗濯するよう命ずる。

 翌日。マーベリックは友人ユージーン(ジェフリー・ルイス)の所へ。
彼は、この町の銀行の頭取なのだ。
彼に金を貸しているマーベリックは、大会の参加料のために金を返せと要求。
だが、ユージーンは経営が悪く、家族の世話も見なければならないので、
全額は返せないと言う。しかたなく、あきらめるマーベリック。
そこへ、銀行強盗の一団が乱入。
銃を突きつけられて、あわてたユージーンは、隠していた大金を進呈。
あきれて怒るマーベリック。だが、強盗の主犯に見覚えがある事に気づく。
そう、彼こそは、マータフ刑事を演じたダニー・グローバーなのだ。
(あと、一味にコリー・フェルドマンもいたらしいが、よくわからず)
メル・ギブソンがややくさい演技で、オーバーに不思議がってみせる。
金庫を爆破しろと言って、一味は逃走。
その後、この映画唯一と言える爆破シーンを見せ、
「リーサルウェポン」のパロディである事をアピール。
場内は爆笑だったが、主犯が逃げながら、
得意の「おれももう歳だ」と言うセリフを言うのは、あまり受けず。
ひょっとして、観客はオーバーな演技に、「笑うべき場所」と思っただけで、
実は、意味があまりわかっていないのかも。
だましていたユージーンに怒るが、今となっては本当に金がないので仕方がない。
あきらめた所へ、昨夜のケンカの相手の男たちがゾロゾロと現れる。
実は、昨日のケンカはここの町の連中を驚かせるための演技で、
男たちには金を渡すとの約束で、わざと負けさせていたのだ。
その金をよこせと言うのだ。金がない等と言うと、それなら殺すとすごまれる。
しかたなく、1人5ドルで5人だから25ドル払う事に。
100ドル出して、お釣りをよこせと言うと、一同は手持ちの金を全部出し合う。
で、100ドルを受け取り、1人20ドルだな。20ドルももらったぞと大喜び。
よく考えると、(よく考えなくても)お釣りを払ったのだから、
20ドルまるまる入ったわけではなく、お釣りに出した額にも差があるが、
彼らは気づかない。(大半の観客もだ)

 マーベリックにとってさらに運の悪い事に、アナベルに洗濯を頼んだシャツが
縮んでしまっていたのだ。怒ったマーベリックは、彼女を追って駅馬車に。
まず船で川を渡ってから出発するのだ。
アナベルを見つけた彼は、罵声を飛ばしまくる。
現れたクーパー保安官(ジェームズ・ガーナー)は、ご婦人から手を放せと言う。
渡し船の上で、渡りに船と感じたアナベルは、保安官にすり寄る。
マーベリックは、その女スリには注意した方がいいぞ等と言うが、取り合われない。
こんな野蛮な人と駅馬車に乗るのはごめん等と言うアナベルに、
大丈夫私も同行すると言い出す保安官。(何で同じ方向へ行くかははっきりしない)
駅馬車の御者は、乗客かと誤解するような老人。
しかも、途中で本当に死んでしまい、駅馬車は暴走する。
気づいた保安官は、マーベリックに止めてこいと命令。
冗談じゃない、お前が行けと反論するが、
保安官は車輪がはずれそうなので、見ていると言う。
しかたなく、窓から出たマーベリックは、暴走の勢いで、
前へ行くどころか、下へ落ちてしまい、馬車の下側につかまって、
ズルズルとひきづられるインディ状態。
次第に後方へズリズリと移動し、後ろ側から登ろうとするが、
荷物を止めたバンドがはずれて、荷物が次々と彼の体に当たる。
(この荷物をどう回収したかは不明だ)
その間、実は車輪がはずれそうだと言うのは口実だった保安官は、
けっこうすずしい顔で落ち着いている。
アナベルも、この保安官が意外にインチキくさい事に気づく。
ようやく御者の席にたどり着くマーベリックだが、
今となっては手綱を引いたくらいでは止まらない。
保安官は馬に飛び乗って止めろと言うので、
しかたなく、前に4×2の8頭くらいいる馬に1段階ずつ飛び移って先頭へ向かう。
これは、往年の西部劇「駅馬車」でジョン・ウェインがやった名シーンだ。
気がつくと目の前は断崖絶壁。
間一髪馬車は止まるが、マーベリックは反動で飛ばされ、あやうく落ちそうに。
崖にしがみついた所を、気楽な調子で現れた2人が手を貸そうか等と言う。
だが、車輪の事はウソだったとか、そんなこんなで頭に来たマーベリックは、
おまえらに、助けてくれなどとは一生言わないと断言。
だが、その直後、彼の体はズルズルと滑り落ち、もはや絶体絶命。
しかたなく、小声で助けてくれと言う羽目に。
助けられたマーベリックは御者の死体を埋め、みなで弔いの歌を歌うが、
その時、アナベルは妙な事に気づいていた。

 その頃、例のマーベリックとケンカした男たちは、エンジェルの顔を見て大笑い。
まさか、金もらって負けたとは気づかなかっただろう等と言い出す。
100ドルももらったのだと言うと、怒ったエンジェルは一同をコテンパンに。
そして、何者からか、「マーベリックをポーカー大会に出すな」との電報を受け取る。
荷物を拾ったのか、駅馬車に乗ったマーベリック一同は、
インディアンに襲われたと言う幌馬車隊に遭遇する。
確かに、周囲にインディアンのものらしき太鼓の音も聞こえる。
インディアンを悪者に描く事が少なくなった最近の西部劇に、
珍しい展開かと思わせるが、ちゃんと裏があるのだ。
教会だかの金3万ドルが捕られたと聞き、マーベリックとアナベルは色めきだつ。
1割の3千ドルを報酬としてもらう事で、取り返すと約束。
保安官だからな等と、わけのわからない事を言って保安官も同行。
アナベルは報酬は5:5で等と調子のいい事を言うが、
マーベリックにしてみれば、相手を探すのも取り返すのも、おれがやるのに
なぜ5:5だと言うと、アナベルはしかたなく6:4とか7:3とかに下げてくる。
見つけた一団は、インディアンの扮装をしているが、間違いなく白人だ。
撃ち合いになると、アナベルは引っ込み、保安官も隠れるが、隠れて撃ち合いに参加。
昔ながらの、左手で撃鉄を起こす式の撃ち方を見せる。
撃ち合いの結果、一同は捕まり、金も手に入るが、
教会への金が不足すると、村人たちが悲しそうな顔をするため、
マーベリックはしかたなく返す事に。アナベルとしては不満だ。
だが、彼らに不安がよぎる。では、あのインディアンの太鼓は何だろう。
と考えていると、インディアンの一団が彼らを取り囲み、一同は不安に。
実は、インディアンの酋長(「ダンス・ウイズ・ウルブス」のグラハム・グリーン)は
マーベリックの友人だった。
だが、原住民の言葉で話しているので、アナベルらにはわからない。
ひらめいたマーベリックは、酋長たちと話を合わせ、
儀式の邪魔をしたので、誰か1人の腕を切り落とさなければならない事にする。
酋長はアナベルを指名していると言う事になり、青ざめるアナベル。
だが、大丈夫だ。おれが話をつけると、マーベリックが向かう事に。
腕を切られれば、縮んだシャツがぴったりになる等と言うと、アナベルは複雑そう。
アナベルは熱烈なキスをしてくれて、マーベリックも悪い気はしない。
君のクセは、高い手の時にソワソワして、耳をなぜたりする事だとアドバイスする。

 インディアンの中では、すでに人気者のマーベリックは歓迎される。
酋長によれば、本当はもう昔からの扮装も太鼓もしないのだが、
近くに駐屯しているロシア兵が、らしくないと金まで払ってやらせていたのだ。
酋長にも金を貸していたのだが、やっぱり払えそうもない。
となれば、どうしても、大会の参加料2万5000ドルに満たない。
あと3000ドルなのだが、と言うと、酋長は驚いて、
2万2000ドルは持っているのか、見せてみろと言う。
マーベリックは封筒を渡すが、中から出てきたのは新聞紙。
マーベリックは、アナベルが人が殺されるかも知れない時に、交換したと怒る。
だが、実は酋長がすり替えた冗談であった。彼もけっこうお茶目なのだ。
それでは、例のロシア兵をだまして金をせしめようと言う事に。
退屈しているロシア兵に、不法な人間狩りを持ちかける酋長。
相手はどうせ死に損ないのじいさんだから、誰も騒がないと言うのだ。
もちろん、これに扮するのはマーベリックの役目だ。
酋長が弾をすり替える段取りだが、なかなか銃を手放さない。
しかたなく、酋長は、伝統の武器で殺してやってくれと、弓矢を渡す。
ロシア兵は弓を射るが、これは必ず手をはさむようになっている欠陥品で、ハズレ。
怒ったロシア兵は再び銃を奪い、撃つが、この時は弾はすりかわっている。
この短時間の面白くもないような人間狩りに、ロシア兵は2000ドル払う事に。
酋長は、マーベリックには1000ドルもらったと称して、半分を自分のものにする。
こうして、インディアンの地を去ったマーベリックは、ポーカー会場へ向かう。
しかし、エンジェルたちの待ち伏せを受け、コテンパンにやられる。
そして冒頭のシーンに。エンジェルたちは去り、首は絞まり絶体絶命だ。
だが、悪運の強い事に、木の枝が折れ、
マーベリックはブーツだけ馬に引っかかった状態で、落っこちる。
左右を見ると、毒ヘビたちが。あわてて今度は馬に進むよう叫ぶ。
何とか馬が進んでくれたが、今度はズルズル引きずられるインディ状態。
ブーツがはずれるが、このままでは砂漠に置き去りだ。
首のロープで木の枝を引きずりながら、囚人のように砂漠を進む事となる。

 苦労の末、ポーカー大会の行われる船へ到着。
アナベルも着いており、マーベリックが五体満足だったので大喜び。
しかし、2人とも参加料が足らない。
(マーベリックはズボンの中に金を隠していた)
客の中に、例のロシア兵がいる事に気づいたマーベリックは、
彼に近づき、違法な酋長を逮捕して、違法な人間狩りをした事を突き止めたと称する。
罰金は3000ドルだと言うと、あわてて彼は3000ドルを払い、立ち去る事に。
こうして、2人とも参加料が手に入った。主催者は提督(ジェームズ・コバーン)。
マーベリックの無事に驚いた、エンジェルも参加している。
不正の監視役として、なぜかクーパー保安官が協力。
こうして、まず予選が始まる。不正をした者はクーパーが捕らえ、船から放り出す。
この大会のシーンが有名なスターが大勢参加しているようなのだが、あまりわからず。
唯一わかるのは、TV「ララミー牧場」や「続荒野の七人」に出ていた
ロバート・フラー。アナベルのテーブルで最後に彼女に負ける。
順調と言うか、お約束と言うか、
勝ち残ったのは、マーベリック、アナベル、提督、そしてエンジェルの4人だ。
徹夜でゲームは行われ、決勝まで1時間の休憩となる。
その間にマーベリックとアナベルは愛し合うという展開。
まもなく決勝だと言うので、アナベルは出ていくが、
マーベリックが出ていこうとすると、ドアがあかない。
実はエンジェルが鎖で閉じてしまったのだ。
時間までに席につかなければ、負けとして彼のチップは皆に配られてしまう。
ドアが開けられないと知ったマーベリックは、窓をあけるが、
そこには船を進めるための水車が回っている。落ちたらミンチになってしまう。
彼はロープに飛び移って、通路への着地に成功。
走って時間切れスレスレに、席に到着。決勝が行われる事となる。
アナベルは大きな手を揃えるが、マーベリックに負けてしまう。
なぜわかったの、耳はなぜなかったのにと言うと、息を飲んだんだと説明。
そんなバカなと言うが、提督やエンジェルまでもがそれを認める。
こうしてまずアナベルが退席。
やがて配られたカードは、3人とも大きな手になりそう。
3人がそろって全財産を賭ける大博打だ。
カード交換となり、提督とエンジェルは交換の結果、狙った手を完成させる。
だが、ディーラーがエンジェルと結託している事に気づいたマーベリックは、
それを指摘。通常ならばディーラーを交代させるところだが、
マーベリックは不要だと言う。
実は、念ずれば好きなカードが引けると、彼は信じていたのだ。
もっとも今までに成功した事は一度もないのだが。
自信満々のマーベリックは、取ったカードを見ようともしない。
では手を見せろと言う事に。提督はフォーカードで周囲を驚かすが、
エンジェルはストレートフラッシュ。ついにマーベリックの番に。
マーベリックはまず手持ちのカードを裏返す。
それは10・J・Q・Kと続くロイヤル・ストレートフラッシュだ。
後は、Aさえ出れば完成。念じながらカードをめくるマーベリック。
そして出たカードは、生まれて初めて念じた通りのカードだった。
だが、インチキだと怒るエンジェルらと、隠し持っていた銃で撃ち合いに。
保安官は銃を抜き、マーベリックも隣にいる保安官のもう1つの銃を抜き、
たちまちのうちに一味を倒す。
マーベリックは、わざわざクルクルと銃を回して保安官のベルトに戻す。

 こうして賞金50万ドルを獲得したマーベリック。
アナベルも自分の事のように喜んでいる。(それなりの計画がありそうだが)
提督は金庫から賞金を取り出すが、突然、保安官がその金をよこせと言い出す。
一同は冗談かと思うが、保安官は本気らしい。
彼はボートで逃走。(当時のボートなので、小さいクセに蒸気船用の煙突がある)
提督は撃とうとするが、マーベリックは止める。
彼には命を助けられた。それに、金のために命を奪う事はない。たかが金だ。
今回はアナベルもマーベリックに感心した様子。
彼女は、やっぱりインディアンに捕らわれた時に盗んでいた、カフスボタンを返す。
マーベリックも彼女の時計を返し、2人は別れる事に。
その夜。提督は林の中を進み、野宿している保安官と会う。
実は彼らは共謀していたのだ。提督がもし負ければ、保安官が金を奪う。
そして、エンジェルも一味で、マーベリックを足止めさせるつもりが失敗したのだ。
しかし、保安官はやっぱり金を独り占めしようとして、にらみ合いに。
そこへマーベリックが登場。2人に銃を突きつけ、金を奪う。
2人に生き残るチャンスを与える。殺し合えと言って去るマーベリック。
もし、2人が共謀して追ってきたら、どうするつもりかは考えなかったらしい。
風呂屋で休憩するマーベリック。
(と言っても、洋式の小さな奴で、そばを店員とかがウロウロしてるが)
そこへ保安官が到着。結局、2人とも殺さない事で話がついたらしい。
彼も並んでいる浴槽へ。しかし、そこへ今度はアナベルが登場。
裸で服もないのでは動けない2人。まんまと金の入ったカバンを捕られてしまう。
ホントにそっくりね。さすが親子ねと指摘するアナベル。
なぜわかったと言うマーベリックに、必要なのは観察よと言うアナベル。
彼女に言わせれば、弔いの歌の歌詞の間違いや、キスの仕方まで同じだと言う。
彼女は新品のシャツを残して、金を奪って去っていった。
50万ドルのシャツが残っただけかと言う保安官に、
25万ドルだと言うマーベリック。半分は靴に隠していたのだ。
そして残り半分も、どうやって取り返すか楽しみが増えたと喜ぶのであった。

 と言うわけで、どちらかと言うと、
「リーサル・ウェポン」の派手なアクションの部分を抜いて
掛け合い漫才的な部分を強調したような作りで、結構楽しませる。
登場人物の大半が詐欺師なのは、出来の悪い007で周囲が皆敵スパイだったみたいで
あまり感心しないが、こういう映画だからしかたないのかも。
物語としては、保安官に金を捕られた所で終わりにすべきで、
いくら特別出演的なジェームズ・ガーナーに花を持たせねばと思っても、
ああも二転三転した展開にすべきではなかったと思う。
あれは、「スティング」の線で、観客もだまされたと言うのを狙ったのだろうが、
そこに至る伏線がほとんど張られておらず、いかにもつけたしのラストでよくない。
しかも、ずいぶんラストが長いと言う悪印象を与える。
このラストさえうまくまとめれば、もうちょっと評価は高いと思うのだが。
 

マイアミ殺人事件(1985年米)

 スランプが続いていた記者マルコム(カート・ラッセル)は少女の殺人事件を担当。
記事が上出来だったためか、犯人から電話が入る。彼は男2人女3人を殺すと言う。
警察と取引し、事前にネタをもらう事で協力。夫婦が殺され記事は話題に。
だがマルコムの恋人クリス(マリエル・ヘミングウェイ)は
仕事優先のマルコムの態度に怒る。マルコムはテレビで取材されるようになり、
有名になった事に犯人は反発。犯人を知っていると言う手紙の中から、
義足の男マイクに会い、オシォンシーだと伝えられ捜査するが、デタラメと判明。
それどころか残されたテープから、そのマイクこそが、犯人だったとわかる。
クリスがさらわれ、精神医だったオシォンシーは犯人に心当たりあると言う。
彼の患者で有名志望のデルアだ。彼の家は無人で残されたテープから沼地へ急行。
デルアは自殺してしまうが、顔は判別できない。クリスを見つけ救出する。
だが、デルアは実は生きていて、スターになったマルコムと格闘に。
彼を射殺。事件を記事にして、マルコムは町を去る事にする。

 と言うわけで、やや古い映画だが、カート・ラッセルは似たような雰囲気。
刑事マルチネス役のアンディ・ガルシアは「アンタッチャブル」より前で若々しい。
物語はどこかで聞いたような感じで、
「羊たちの沈黙」以降のサイコ殺人鬼の走りみたいな部分もあるが、
展開としては簡単。マリエル・ヘミングウェイは豊胸手術の成果を披露。

TV放送 2002/04/05 25CH 1330-1530
 

マイ・ガール(91)

 夏休み。葬儀屋ハリー(ダン・エイクロイド)の気の強い娘ベーダは、
なぜか気弱なトーマス・J(マコーレー・カルキン)と仲良しだ。
ベーダは先生に恋し、彼の講座に出席。
ハリーは死化粧担当のシェリー(ジェミー・リー・カーチス)と接近。結婚する事に。
2人の関係を快く思わないベーダは、トーマス・Jと内緒のキスをする。
だが、彼女がなくした指輪を探したトーマス・Jは、蜂の大群に襲われて死ぬ。
娘より葬儀を大切にするハリーを、シェリーはいさめる。
ベーダは先生の結婚を知り、二重のショック。
だが、大切な思い出だけは失う事なく、トーマス・Jへの気持ちを詩にしてみせる。
やがて、元気になったベーダは、ジュディと仲良しになる。

 と言うわけで、ホーム・アローンのカルキンくんが主役と言うので、
そうかと思えば、相手役の女の子が主役。
子役の微妙な演技と、ほのかな恋心の描写は捨て難いが、
安易なお涙頂戴ものと解釈できない事もない。

TV放送 93/09/26 BS05 20:00-21:45
 

マイ・ガール2(94)

 13歳のベーダ(アンナ・クラムスキー)は、
父ハリー(ダン・エイクロイド)が赤ん坊に夢中なので、寂しさを感じる。
宿題で幼い時に死んだ母を調べるため、ロスのフィルおじさんの所へ。
いとこニックの案内で、母の母校等を訪問。彼女に停学歴があると知りショック。
母が再婚と知り、前の夫ジェフリーが真の父と感じる。
だがジェフリーは否定。彼は子供を望まず、ベーダこそ母の望んだ娘と知る。
継母シュリー(ジェミー・リー・カーチス)は弟を出産。レポートはAとなる。

 と言うわけで、カルキン少年の出てこない続編。彼の話はちょっとだけ出てくる。
亡き母を探すと言うエピソードで、いろいろ経験するのは面白いが、
心境の変化がちょっととらえにくい。
ニック役は、「ラスト・アクション・ヒーロー」の少年。

VHS
 

マイケル(96)

 三流紙の雑誌記者クインラン(ウイリアム・ハート)は
新入りのドロシー(アンディ・マクダウェル)と、田舎町に取材に。
そこのモーテルには、マイケル(ジョン・トラボルタ)と言う天使がいると言うのだ。
マイケルは翼は持つがだらしなく、どう見ても天使には思えない。
マスコミに売り出すためシカゴへ連れて行く事に。
マイケルは起こせる奇跡には限りがあり、世の中は変えられないと言う。
愛犬のスパーキーが事故で死ぬが、マイケルが祈るとスパーキーは生き返る。
だが力が弱った彼は、シカゴ到着目前に姿を消す。
クインランはガセネタだった事にしてクビに。後がまに座るドロシーともケンカ別れ。
マイケルの一件も夢と思うが、マイケルらしき男を追っている内に再会。
2人は結婚を決意する。

 と言うわけで、だらしない天使が、庶民的なレベルで人々を見守っていたという話で
結局、ものすごい奇跡を起こされるよりも、こういうレベルの方が感動的なのかも。
編集長役にボブ・ホスキンス。騒ぎを起こした時の判事にテリー・ガー。

TV放送 99/02/06 BS05 20:00-21:57
 



マイノリティ・リポート」(2002)を見た。

 この映画は、スピルバーグ監督で、トム・クルーズ主演なんてコンビで
その組み合わせだけでも期待されていると言うが、
二人ともすでに次回作が決まっており、多作なだけに、ありがたみは薄れる。
原作は、ブレードランナーやトータルリコールの人らしくて、
ちょっとひねったSF世界が期待できる気もするが、
そもそも過去の作品も、短編の世界を広げたような所があり、今回もどうなる事か。
スピルバーグは、大監督のクセに、作品を乱発。しかもジャンルを問わず。
それがすべて2時間半なんて長さになるのは、
決していい事とは思えないが、まあこのコンビだし、見るしかあるまい。

 2054年ワシントン。
市では独自に犯罪を予測するシステムを稼働させており、
全国的に採用すべきか検討するため、
司法省の男ダニー(コリン・ファレル)が見学に。
装置から赤玉が出てきて、そこには犠牲者と犯人の名前が彫られている。
なぜ玉に掘る必要があるのかわからないが、赤は突発的殺人を意味する。
システムのおかげで、最近は計画殺人はないと言う。
システムはすでに6年間稼働。
今回の殺人も、次第に内容が明らかに。
浮気してる妻と浮気相手を、夫が殺害するのだ。
予知能力を持つアガサと双子の3人が、特殊な液体に浮いていて予知をし
装置がその予知した画像を増幅して、モニタに表示。
その内容を分析して、犯人らを特定するのだ。
アガサが最も予知能力があると言う。
捜査官アンダートン(トム・クルーズ)は、
透明の板の前で、両手を伸ばしたり閉じたりして、いろんな映像を表示させる。
未来のコンピュータを表現したつもりなのだろうが、
どうも安っぽい感じ。むしろ、音声認識の方がマシだ。
現実の世界では、ランニングして帰ってくる夫が、家の前にいる男に気づく。
同じ男を見かけたと妻に言うが、適当にごまかす妻。
会社を休みたいと言うが、ダメと言われる。
アンダートンは、犠牲者らの名前を特定するが、場所が不明。
犯行時間まではあとわずかだ。
同盟の数名に絞り込み、ついに特定。
出動準備するが、犯人が最近引っ越したと判明。新しい住所は不明だ。
画像では、住んでいる家は住宅地らしい。
男の後ろに見える子供が右を向いたり、左を向いたりしている。
メリーゴーランドに乗っているためだ。公園のそばだと判明。
夫が外出したと思い、浮気してる妻。だが覗いてる夫は、部屋へ入り、ハサミを用意。
浮気相手とじゃれるベットの影に座っている。
アンダートンらは、カタツムリのような乗り物で到着。
スターウォーズの、ボバフェットの宇宙船に似てる。
そこから降りて配置につくが、似たような家ばかりで区別がつかない。
そこで、基地の仲間に映像を確認させる。犯人の家はドアが開いてるか。
仲間が、ドアは開いていると言い、開いている家へ突入するアンダートン。
犯人はハサミを持って立ち上がり、妻らを襲おうとするが、
そこへアンダートンが乱入。さらに警察の部隊も突入。
犯罪予防法とか言う法律で逮捕されるが、犯人は何もしていないと叫び続ける。
上司バージェス局長(マックス・フォン・シドー)は、
司法省の男に気をつけろと言う。いずれシステムを乗っ取る気だ。
だがこの手の話で、怪しいのはむすろ局長の方だ。
アンダートンは、警官なのに道ばたで麻薬を買う。それは局長でさえ知っている。
売る男は、なぜか目をつぶしている。これは後で何となく理由がわかる。
アンダートンはマンションの自室へ。ビルの窓に横付けするような車だ。
麻薬を吸い、コーンフレークを食べるが、箱自体に動く広告がついていてうるさい。
立体ビデオで、息子ショーンの映像を見る。
撮影する自分の話しかけるセリフをすべて暗記してるアンダートン。
続いて妻ララの姿も見るが、いずれもすぐに映像は終わる。
妻子は死んだと言いたげだが、妻は後で出てくる。

 翌日出勤するが、会社にむかってスタスタ歩くと、
離れた場所から素早く網膜スキャンされて中へ入れる。
この時代は、網膜スキャン技術が発展しているらしい。
司法省のダニーは今日も見学。
アガサら3人が予知している「聖域」と言う場所を見る。
ダニーらが退散した後、アンダートンがたたずんでいると、
アガサが突然アンダートンの手をつかみ、「アレを見て」と言う。
その画像は、未遂に終わらせた女性アン・ライブリーの溺死事件だ。
アンダートンは刑務所へ。そこでは囚人はカプセルに入れられ、冷凍のような状態。
溺死事件の犯人は逮捕されたが、犠牲者アンはその後行方不明になったと言う。
何か秘密があると考え、アンダートンは違法行為だと言われつつ、
溺死事件の情報を保存し、局長に伝える。
再び事件が発生。今度は色が違うので、計画殺人だ。
今時、殺人を考える奴がいるなんてと笑うアンダートン。
例によって画像を見ているが、周囲に自分の顔がある事に気づく。
犯人の玉が出るが、あわてて隠すアンダートン。
同僚が気にするが、ケーキを買いに行け等と言ってごまかす。
玉には確かに自分の名が。リオ・クロウとか言う男が犠牲者だが、知らない相手だ。
アガサらの飼育係は、事態に気づき、あんたはいい人だから逃がしてやると言う。
あわてて退散すると、警報が鳴る。エレベータでダニーと対面するが逃走。
未来型レクサスで逃げ、局長に連絡すると、居場所がばれて追われるハメに。
「ガントレット」なんかと同じ展開だが、気がつかないらしい。
遠隔操作でタイヤがロックされ、勝手に進路変更されて、引き戻される。
車は前後にも進むが、滝のような場所で下向きにも移動。
意外に窓は一蹴りで破れ、アンダートンは隣の車に次々飛び移り、
最後は窓から建物へ飛び込む。
そこはヨガ教室で、ひっくり返って自分もヨガのスタイルに。
街を歩くと、そこは各所で網膜スキャンしていて、
広告が「アンダートンさん服はどうですか」等と声かける。
新聞も紙なのに、動画が写って、アンダートンが手配されていると気づく乗客。
さらに、監視用のカメラもあって、それに見つかり、警察に追われるハメに。
広告も、政府とかのデータベースを見ていると思うが、
なぜ広告の方はアンダートンを見逃して、監視用の方は警察に連絡するのか。
アンダートンは、路地でかつての仲間に追いつめられる。
逃げるなと言われるが、誰でも逃げると言うアンダートン。
嘔吐棒と言うのを向けられるが、隣の警官に当てると警官が吐き出す。
ひるむスキにハシゴを登り、背中に背負ったロケットで警官たちは追ってくる。
アンダートンは飛び降りて、空中で警官に飛びかかり、
抱えたまま、飛び回ったり部屋に突っ込んだりして結局逃げる。
レクサスの工場へ逃げるが、ダニーが現れ格闘に。衝撃で飛ばす銃も面白い。
オートメーションの上で格闘し、もろともに組み立てられそうになり、
ダニーは退散。トムは車の中のままで、特に負傷もせずに、
燃料も入っているらしく、そのまま運転できて、そのまま逃走する。

 アンダートンは、システムの創設者の女性ハイネマン博士の家へ。
ツタがからまる建物で、生きてる植物だらけ。
博士は最初はシステムは完璧だとか言っていたが、次第に問題が明らかに。
3人の内、1人の意見が違う事がある。
それは少数意見マイノリティリポートと言われ、無視されるのだ。
少数意見になるのはいつもアガサだ。
システムが不完全と思われたくないので、隠しているのだと言う。
ひょっとすると、自分の事件にも、マイノリティリポートがあるかもと、探す事に。
彼女の頭からダウンロードするしない。
だが、街は網膜スキャンだらけで、基地へは近づけない。
そこは裏の手があるだろうと言われ、アンダートンは闇の医師に会う。
網膜スキャンを逃れるため、目玉の交換をする手術を受ける事に。
彼はアンダートンにかつて逮捕されたのだが、刑務所で技術を身につけたと言う。
手術は終了するが、包帯巻きにされ、12時間は目を開けると失明すると言われる。
前の目玉は取っておきたいと言うアンダートン。
医師らはさっさと退散。仕方がないので寝ているが、悪夢を見る。
アンダートンは、息子とプールへ行ったが、
彼が潜水して目を離したスキに、息子ショーンは何者かに連れ去られたのだ。
それが6年前。それが原因となりアンダートンは警察の仕事に就き、
妻とは別れたのだ。
目の見えないまま、冷蔵庫空けるが古いサンドイッチとかに手を出して吐き出す。
アンダートンを追う警官たちは、スパイダーと言う蜘蛛のようなロボットを放つ。
建物に隙間から侵入。ドアの下や排水溝から侵入し、網膜スキャンで
アンダートンを探しているのだ。
アンダートンはあわててドアの下をふさいで侵入できないようにするが、
スパイダーは排水溝から侵入。
あわてて風呂に氷を入れて飛び込む。これで温度スキャンをごまかすと言うのだが、
体温がなくなるわけではない気がするが。
スパイダーは立ち去ろうとするが、息をしたのでばれる。
体温が再びスキャンされ、警官たちも怪しいぞと集まってくる。
ドアをこじ開けようとするが、スパイダーは無理矢理包帯をはがして、網膜スキャン。
別人だとわかり、立ち去る警官たち。
失明はしないのか気になるところだが、どうも片目は失明したという説が。

 アンダートンは警察署へ乗り込む。
医師にもらった薬で顔をけいれんさせ、別人のように思わせる。
それでも、持ち込んだ自分の目玉で網膜スキャンして中へ。
ここで1個落としたのが、失明したためだと言われる。
追われる身なのに、彼の侵入は許可されており、
おまけに、後でも入れてしまうから、セキュリティは意外に緩いらしい。
気づいたダニーらがかけつけるが、
アガサを連れて排水して、外へ脱出。
アンダートンはアガサの服を買うため服屋へ。
網膜スキャンで、ヤカモト氏とか言われる。
ダニーらは、アンダートンが犯したらしき事件を分析。
現場には第三の男がいるようだが、部屋の外にいるらしい。
さらに部屋の隅にはアガサがいる事がわかる。
アンダートンが持っていたパソコンは特別製で、
ゲームセンターを経営する男が改造したらしい。
そこでダニーらはセンターへ急行。
案の定、アンダートンはそこにいた。
何でも希望通りに体験できるバーチャルスタジオと言うところで、
好きな相手とHしたり、やたらほめられて喜んだりしている人々。
なぜかオーナーは、上司を殴りたいと言う希望はムキになって断る。
アンダートンは、アガサを見せて、彼女の記憶をダウンロードしたいと言う。
それは無理だと言われるが、結局無理矢理やらせる事に。
彼女に装置をつないで、録画可能にして分析するが、新たな画像は出てこない。
基地で見たのと同じ映像だけだ。
つまりマイノリティリポートはなかったのだ。衝撃を受けるアンダートン。
その頃、到着した警官隊は、バーチャルの部屋を次々探し回る。
あわてて逃げるアンダートンら。そこはショッピングセンターらしく、
アガサは未来を予知し、次々指示を出す。
まず傘を取れと言われ、金も払わずに傘を取る。
ホームレスに金を投げろと言われるので投げると、
ホームレスはそれを拾い、折ってきた警官たちがそれでこける。
動くなと言われるので立ち止まると、大量の風船を持った風船売りの影に隠れる。
外へ出ると雨が降っており、皆が傘をさしているので、警官隊は見失う。
犯行時間まで後わずか。アンダートンは事故現場へ向かう。
そこはホテルで、部屋の外にいると思っていた第三の男は、広告の写真だとわかる。
リオ・クロウの泊まっている部屋を聞き出し行こうとすると、
アガサはダメだと言うが、アンダートンとしては確かめたい。
問題の部屋へ行くが、そこには誰もおらず、ベットの上には大量の写真が。
子供ばかり。そしてその中に息子ショーンの写真があったのだ。
そう言うことかと愕然とするアンダートン。
確かに予言は正しかった。
ずっと犯人に会ったらどうするか考えてた。確かにオレはヤツを殺す。
現れる犯人リオ・クロウ。息子をどうしたと問いつめ殴り倒す。
犯行時間まであとわずか。だがアンダートンは撃とうとせず、時間を過ぎる。
予言は変えられたのだ。
すると、リオは話が違うと言い出す。彼は実際には誘拐などしてない。
刑務所にいたが、正体不明の男に頼まれ、家族に保険が入ると聞いて協力したのだ。
その相手を問いつめるが、それは知らず、もみ合いになって
自らを撃たせて、窓から落下するリオ。
その様子は周囲に目撃され、あわててアンダートンらは退散する。
司法省のダニーは、ついにアンダートンが犯罪を犯したと捜査を厳しくしようとするが
そうこうする内、アガサの予言の映像を分析して、ある事に気づく。
それは、殺された女性アンの映像だ。
アガサが予言した映像と、双子が予言した映像は背景の風向きが異なる。
ダニーはある不審を持って局長を問いつめる。
この2つの予言は一見似てるが、別の風景だ。
もし似通った予言が2回されれば、自動的に片方が処分されるシステムとなっている。
だが、何者かが意識的にそう言う現場を再現したとしたらと指摘するが、
局長はダニーを射殺する。

 アンダートンはアガサを連れて妻ララの家へかくまわれる。
妻は局長に相談。その後、アンダートンは息子の話とかして何となく仲直りしかける。
だが、そこへ警官隊が突入。ついにアンダートンは逮捕されてしまう。
司法省のダニーとリオの二人を殺した容疑で逮捕され、
例のカプセルの刑務所へ入れられる。
システムは全国レベルで展開される事になり、局長は初代責任者になる。
その式典が開催される事に。ララは局長に面会するが、
局長は彼女が何やら不信感を持っている事に感づく。しかし式典があるので退散。
その間にララは、いつのまにか手に入れたアンダートンの目玉で刑務所へ。
囚人になっても、まだどこでも入れるらしい。
ララは銃で看守を脅して、アンダートンを出させる。
式典で、南北戦争の銃を贈られ喜ぶ局長。
だが、突然モニターに、殺人現場の様子が放送されて一同は騒然。局長もうろたえる。
耳につけるタイプの携帯電話でアンダートンが連絡してくる。近くにいるらしい。
流された映像によると、局長は殺し屋を雇い、アンの殺害を指示る
しかし、双子の予言で警官隊に逮捕され、警官隊と殺し屋は立ち去る。
ホッとするアンだったが、局長は殺し屋と同じコートを着て、アンを溺死させた。
これをアガサが予言したが、似たような映像なので、無視されたのだ。
そして、アンはアガサの母で、麻薬中毒ゆえに、娘に能力が芽生えたのだが、
その後、アンは中毒を克服し、アガサを返すよう求めたが、
システムにはアガサが必須だと考える局長は、アンを始末したのだ。
あわてて退散する局長。局長によるアンダートン殺害が予言され、警官隊が出動。
ベランダで待っていたアンダートンは、さあ撃てと言う。
ここで局長が撃たねば、予測ははずれた事になり、システムは崩壊する。
もし撃てば、システムは存続するが、アンタは逮捕される。
だがオレのように未来は変えられるのだぞと言うと、
局長はその通りだと言い、拳銃を逆向けにして自分を撃ち倒れる。
結局システムは解体され、アンダートンと妻ララはよりを戻し、妻は妊娠。
双子とアガサは、システムから離れて、某所で密かに暮らしている。

 と言うわけで、トム・クルーズとスピルバーグの組み合わせで、
それだけでそこそこ期待させたので見るが、
物語はブレードランナーやトータルリコールと同じ人の原作らしくて、
バーチャル劇場なんて描写に、トータルリコールに似た物が。
犯罪を予測して、未然に防止するなんて設定は、いかにも短編SF風。
予告編にも出てきた、滝のように下へ降下する車から車へ飛び移るシーンや
空飛ぶ人間用ロケットをつけてのアクション等は、
いかにも未来風アクションで、今までなかった物だし
網膜スキャンと言うところに重点を置いて、それで監視されているから
どこへも逃げられないなんて描写も面白いのだが、
肝心の、そんな制度を実現させると、首を絞めるぞと言うテーマの方は、
割にアピールされておらず、真犯人に関するヒネリもない。
トムが何度も網膜スキャンで施設へまんまと侵入するが、
一度はともかく、何度も同じ手口で侵入されてしまうあたり、
普通、そんな奴のコードは削除するはずだと思わせ、あきれてしまう。
細かい描写に荒が多いのは、元が短編だからか。
AIなんかと比べると、取っつきはいい方だが、いかんせん長い。
最近のスピルバーグ作品は全体的に長い。
しょせん、1時間半程度が手頃なテーマだけに、コンパクトにまとめれば良かったが。
 



マイ・フェア・レディ(64)

監督 ジョージ・キューカー

 音声学者ヒギンズ(レックス・ハリソン)は、インド方言の権威ピッカリング大佐に
英国は自国語教育を軽視していると話す。そして、自分が教育すれば、
花売り娘イライザ(オードリー・ヘップバーン)も、舞踏会に出れると豪語。
イライザはヒギンズの所へ。ヒギンズは6カ月で舞踏会に出すと猛特訓を開始する。
正しい発音ができなかったが、「スペインの雨はおもに広野に降る」と言えるように。
彼女を連れてアスコット競馬場へ。貴族たちの前で取り繕うが、話題が下品に。
しかし、フレディだけは逆に彼女を新鮮に感ずる。
再び特訓。大使館での舞踏会へ。王子とダンスをし、言語学者は某国の王女と断定。
ヒギンズらは大成功と喜ぶ。しかし、イライザは自分が道具だった事に怒る。
家を飛び出すが、貧民街でも相手にされない。
翌朝、ヒギンズらはイライザを探すが、出ていった理由はわからない。
母の家で彼女を発見。イライザは、愛してくれるフレディと結婚すると言う。
世界で一番えらいと思ったが、あなたなしでも世界は動くと。
ヒギンズは怒るが、彼女は自分の一部になっていた。
寂しがる彼のもとへ、イライザが戻ってきた。

 というわけで、バーナード・ショーの「ピグ・マリオン」を元にしたミュージカル。
物語はコミカルで、後半イライザが怒り出してからがちと気になるが、
歌はどれも調子がよく、飽きさせない。
本筋とは関係が薄いが、イライザの父アルフレッドも調子がよくていい。

TV放送 92/11/15 06CH 01:40-04:50
 

マイ・フレンド・メモリー(98)

 殺人犯として刑務所にいるケインの息子マックスは頭が弱く
隣に引っ越してきたケビンに読書を教わる事になる。
花火を見に行き不良に絡まれるが、2人で撃退。騎士の気分で街に繰り出す。
不良が盗んだ財布を奪い、持ち主ロレッタに預けるが、
彼女の恋人イギーはケビンの刑務所仲間で、悪口を言われて怒る。
病弱なケビンは、引きつけを起こして倒れ、学校に行けなくなるが
マックスが外へ連れ出す。マックスはケインと似ている事に悩む。
仮出所したケインは、マックスを連れ出してイギーの所へ。
事態を知ったケビンは義足で運転して急行。逃走を助け、警察がかけつけ逮捕。
ケビンはマックスに小説を書く事を教え、眠ったまま死ぬ。
マックスは落ち込むが、生きる事を考えてついに小説を完成させる。

 と言うわけで、よくある子供難病ものかと思ったが、
子供2人のコンビがなかなか味がある。
母グエンがシャロン・ストーンで、製作にもタッチしていると言うから
人気が出て偉ぶって来たのかと思ったが、出番は控えめで好感が持てる。
祖父グリムがハリー・ディーン・スタントン。祖母がジーナ・ローランズ

TV放送 2000/01/03 BS05 2000-2145
 

マイ・ライフ(93)

 ロス。腎臓癌のボブ(マイケル・キートン)は、余命4カ月と宣告される。
生まれてくる息子に、ビデオを残す事を決意。同僚の意見、幼なじみの女性を記録。
妻ゲイル(ニコール・キッドマン)は、カメラにのみ心を開く事にショックを受ける。
ボブを説得し、弟ポールの結婚式のため故郷へ。
だが、仕事一筋の父を恥と思い、飛び出した彼は、なかなか心を開かない。
ブライアンと名づけ、パスタの作り方、バスケ、ひげのそり方等を記録。
奇跡的に4カ月が経過。30年ぶりにジェットコースターに挑戦。
ブライアンが生まれ、ボブは溺愛。だが筋肉が弱り、歩行器が必要になる。
妻との出会いについて記録。好きであり続ければ愛になると言う。
夢の中、父に愛されていた事に気づき、電話で彼に謝る。
かけつけた両親は、ボブの少年の頃の夢だった、サーカスをボブに見せる。
ボブは一番幸せな日々と感じて死に、成長したブライアンは、ビデオで父の姿を見る。

 と言うわけで、「ゴースト」の連中が再び挑戦した感動作。
ビデオで子供に教えるべき事を残すと言う発想が、面白いアイデアである反面、
それを映画にしてしまうのは、何やらちゃちな気もする。音楽はジョン・バリー。

TV放送 94/11/25 BS05 20:00-22:00
 

マイ・フレンド フォーエバー(95)

 エリック(ブラッド・レンフロー)の隣に越してきた少年デクスターはエイズで
エリックの母は彼と遊ぶなと言う。だが、2人は親友に。
治療法を探そうと、薬草を探したりするがうまくいかず、薬探しの旅に出る。
船に乗ったり、金を盗んだりするが、病気が悪化しデクスターは入院。
やがて彼は死に、エリックは寂しくないよう、片方の靴を棺に入れる。

 と言うわけで、「依頼人」の少年と「ジュラシック・パーク」の少年が共演。
エイズを扱った話としてはアピール度はいまいちと言う気がするが、
ラストはしんみりさせられる。音楽はデーブ・グルーシン。

VHS
 

マウス・オブ・マッドネス(94)

監督 ジョン・カーペンター

 保険会社の捜査員ジョン(サム・ニール)は、
行方不明の人気ホラー作家ケーン(ユルゲン・プロホノフ)を探す仕事につく。
彼の読者はみなヒステリーを起こし、各地で暴動が起きていると言う。
ジョンは小説の表紙から、架空の「ボブの町」を発見。
そこは小説そっくりで、出版社の宣伝目的であると気づく。
だが、現れたケーンは本当に悪魔のような存在で、世界中に小説を広めたいと言う。
何とか町から逃れたジョンだが、すでに小説は発売され、映画にまでなっていた。
それを見た人々によって世界中で暴動が起き、壊滅状態になってしまった。

 と言うわけで、その本を読んだ者は世界の運命を知って狂ってしまい、
気づいたのが彼1人だったと言う話。展開自体が不思議な雰囲気でわかりにくい。
暴れるジョンを分裂症だと思った医師にジョン・グローバー。
ウレン博士にデビッド・ワーナー。出版社社長ハーグロウにチャールトン・ヘストン。
保険会社のロビー社長にバーニー・ケーシー。

VHS
 

マウス・ハント(97)

 製糸工場長の父が死に、兄アーニーと弟ラーズは工場を受け継ぐ。
ラーズは遺志を継ぎ工場を守ろうとするが、アーニーは売却して金を手にしたい。
そんな中、父が残したあばら屋が、実は偉大な建築家ラルーの設計と気づく。
1000万ドルが手に入ると知り、兄弟は建物を修復する事にる
だが、ネズミが現れ撃退に苦戦。ネコを仕掛けるが撃退されてしまう。
害虫駆除業者シーザー(クリストファー・ウォーケン)に頼むが、
駆除できず逆に屋敷がめちゃくちゃ。ガス爆発や、銃の乱射で建物壊れるばかり。
工場を売ろうとした事で兄弟ゲンカになり、偶然投げたミカンがネズミに命中。
だが殺す事はできず、郵便でキューバへ送り、家の修復を完成。
オークションにかけられるが、料金不足で郵便が戻り、ネズミが紛れ込み騒ぎに。
2500万ドルの値がつくが、屋敷は崩壊し、人々は去ってしまう。
失意の兄弟は工場へ行くが、ネズミが工場を動かし、チーズの製品を作り出す。
これが成功し、兄弟は品質管理用にネズミをかわいがる。

 と言うわけで、妙に頭の良いネズミに振り回される兄弟の話で
「ホームアローン」のバリエーションみたいだが、兄弟が悪者ではないので
ハッピーエンドは予想できる。あまり頭が良いのはウソっぽいにも程がある。

TV放送 1999/10/31 BS05 2000-2140
 

マキシマム・リスク(96)

 仏刑事のアラン(ジャン・クロード・バン・ダム)は
事故で死んだミカエルがうり二つなので驚く。彼は生き別れた双子の弟らしい。
ロシア・マフィアの一員だったミカエルは、FBIとマフィアの癒着をつかみ
命を狙われていたのだ。彼も狙われミカエルの恋人アレックスと逃げる。
マフィアのイヴァンはボスを殺して後がまに。
アランはミカエルが残した悪事の証拠を入手。
イヴァン一味が現れるが爆殺。逃走するFBIも倒す。

 と言うわけで、バン・ダムが「ダブルターゲット」だかに続いて1人2役。
ありがちな企画と言う事か。でも2役の面白さがほとんど生かされず
マフィア内部の抗争とかFBIの思惑とかも消化不良でパッとせず。

TV放送 98/12/12 BS05 18:10-19:55
 

マグノリアの花たち(1989年米)

ハーバート・ロス監督

 マリン(サリー・フィールド)の娘シェルビー(ジュリア・ロバーツ)が結婚。
美容学校から来たアネル(ダリル・ハンナ)は、
トゥルービー(ドリー・パートン)の店で働く事に。
マリンの夫ドラム(トム・スケリット)は何かと銃を撃ちまくり、
隣人ウィザー(シャーリー・マクレーン)とケンカが絶えない。
シェルビーは糖尿病で、子供は無理と言われている。アネルは夫に蒸発されたらしい。
祭りの日に、シェルビーは里帰り。アネルは町にとけ込んでいた。
シェルビーが妊娠したと知り、マリンはショックを受ける。アネルは宗教に走る。
出産は成功するが、腎臓に負担がかかり、マリンから移植する事に。
だが結局シェルビーは倒れ昏睡状態に。マリンは呼吸器をはずす事を承諾。
マリンは子供を引き取り、葬式する事に。ショックを受けるが、皆で励ます。
妊娠したシェルビーは、娘をシェルビーと名づけると言う。こうして人は巡る。

 と言うわけで、出演している俳優が女優中心で、
何となく固そうで取っつきが悪かったが、見てみるとこれが面白い。
豪華な女優陣が、すべて家族や友人なんて設定で、誰が主役だか最初はわからないが
フォレスト・ガンプを思わせる、強い母親サリー・フィールドだとわかってくる。
ダリル・ハンナが2度変貌するあたりと、
ジュリア・ロバーツの病気が物語に変化を与え、
それを意地の悪そうなシャーリー・マクレーンらが、
ああでもないこうでもないと言いながら、常に心配してると言う展開がよい。
一方、トム・スケリット、サム・シェパードなんて、
強そうな男優陣が、肝心な時には役に立たないと言うのも面白く、
女はたくましいと言うのがいい。
単なる難病ものにしないうまさも感じる。
祖母クレリーにオリンピア・デュカキス。
トゥルービーの夫スパッドにサム・シェパード。
音楽はジョルジュ・ドルリュー。

TV放送 2001/10/15 BS05 2100-2300
 

マクベイン(91)

 マクベイン(クリストファー・ウォーケン)は、ベトナムでサントスに救出される。
サントスは圧制をしく政府に抵抗。反政府軍として射殺される。米国は支援せず、
マクベインはサントスの妹クリスチーナ(マリア・コンチータ・アロンゾ)と
復讐を決意。武器商人フランク(マイケル・アイアンサイド)らかつての仲間が集合。
彼らは軍の麻薬工場を襲撃。テレビ局を制圧し、人々に立ち上がれと訴える。
大統領宮殿を制圧。黒幕エスコバーを捕らえ、大統領を射殺する。

 と言うわけで、どこかで聞いたような話で
しかもマクベイン自体はサントスの仲間ではなく、別の部隊にいたわけだから
残された連中のリーダーとなるのは、無理がある気がするが。

TV放送 96/09/20 12CH 13:00-15:00
 

まごころを君に(1968年米)

 知恵遅れのチャーリー(クリフ・ロバートソン)は、女教師キニアンにあこがれ、
パン工場で仕事していたが、いつも同僚にからかわれていた。
ある時、研究のため、ネズミのアルジャノンと迷路で競争するが、敗れてしまう。
キニアンの推薦もあり、チャーリーは研究の対象となる事に。
実はアルジャノンは手術で知能を上げられており、
これをチャーリーも受けると言うのだ。
手術を終えても最初は効果が出なかったが、次第にスペルを覚え、迷路も得意に。
あっという間にキニアンよりも知識を持つようになり、同僚たちもとまどう。
急激に成長するが、精神的には子供のままで、強引にキニアンに迫り拒絶される。
結局、キニアンとは親密になり、求婚するが彼女は自分が足手まといだと感じる。
発表会でチャーリーは、世界が見えるようになり、悲観的になっただけだと語る。
そして、アルジャノンの脳が退化した事から、自分も同じ運命をたどると気づく。
手術が有効なのは短期間だけなのだ。
逃げまどった末、博士らの研究に協力するチャーリーだが、回復は不可能と判明。
キニアンはチャーリーに求婚するが、チャーリーは彼女を追い出すのであった。

 と言うわけで、日本でも人気のある(らしい)
「アルジャーノンに花束を」の映画版で
主役のクリフ・ロバートソンはこれでアカデミー賞を受賞。
何だかんだで、ストーリーはわかっていたので、意外な展開はないが
ロバートソンの演技はなかなかそれっぽい。
最後に元に戻るところが、ハッキリは描写されず、
あっという間にエンディングになるのが、
余韻を残すという事かも知れないが、今の人には物足らないかもと言う感じ。

TV放送 2002/03/17 BS05 1000-1150
 

マザーズボーイ 危険な再会(94)

 3年間失踪していたジュディス(ジェミー・リー・カーチス)が舞い戻り
夫ロバートや恋人キャリー(ジョアン・ウォーリー・キルマー)の前に現れる。
離婚裁判で不利になるため、ロバートはやむを得ず子供をジュディスに会わせる。
ジュディスは息子ケスに、家庭を破壊したのはキャリーと教え込む。
キャリーはケスらに監禁されるが、負傷した弟ベンを病院を連れるため逃走。
ケスは車で追跡するが、ジュディスがブレーキに細工したため、崖下へ。
キャリーがケスを救出し、突き落とそうとしたジュディスが転落死する。

 と言うわけで、また出たちょっと異常な奴につきまとわれる話。
家族の愛を取り戻すためには、母をも殺そうとすると言う展開。
息子ケスが意外に簡単に母を信じるのは、困ったものだ。
ジュディスの弁護士に、ジョス・アックランド。母にバネッサ・レッドグレーブ。

TV放送 95/07/07 BS05 15:00-16:40
 

マジック・ボーイ(82)

 脱出の名人と言われたマジシャンが犯罪を犯し、脱走を企てて射殺された。
だが、彼の息子ダニー(グリフィン・オニール)は、それが信用できない。
母親は彼を祖父の所に置き去りにして消える。
ダニーは祖父の所を出て、叔父夫婦の所へ行く。
だが、叔父は彼を歓迎せず、ダニーは手品商品の店へ行き、
そこで動物愛護協会と称していやがらせをする市長の息子
スチュー(ラルフ・ジュリア)と恋人のアイリーン(テリー・ガー)に会う。
ダニーはスチューから財布をするが、それは市長の財布だった。
しかもその中身は悪い金で、それがばれれば大騒ぎになってしまう。
スチューは財布を取り戻そうとするが、
ダニーがトリックを使って隠すので見つけられない。
ダニーは食堂で知り合った女の子に、水槽からの脱出を見せるが、
失敗して叔父に助けられる。
ダニーはスチューに仕事を要求。
スチューはダニーのあざやかな手口を知り、それを利用しようと考える。
スチューは市長に財布を返す代償を要求するが、
怒った市長はスチューを留置場へ入れる。
ダニーは新聞社に脱出をすると持ちかける。
留置場から脱出して、市長の金庫を開けて留置場へ戻るという計画だ。
FBIはダニーに財布を渡すよう要求するが、ダニーは拒否。
ダニーは牢からの脱出に成功し、スチューを安全のために自分の牢へ入れる。
さらに留置場から脱出。
市庁舎にあらかじめ隠しておいた財布を取り出し、市長の金庫に挑戦。
金庫に財布を戻し、帳簿を入手。こうして贈賄に関係していた市長が逮捕される。
しかし、スチューは父親を脅しこそすれ、本当に逮捕させるつもりはなく
ダニーへの復讐心を抱く。
ダニーは郵便BOXに隠れ、
スチューは彼を出そうとするが、不審に思った警官に捕まる。

 というわけで、ライアン・オニールの長男というグリフィン少年の出演作だが
他に出たと言う話を聞いていない気がする。
父親がどうして逮捕されて射殺されたかよく分からなかったし
市長の悪事もよく分からない。
息子は市長の悪事を戒めたい気持ちがあったようだが
自分だってそんなにいい奴でもなかったようだが。
ラルフ・ジュリアはずいぶん軽い感じ。
でも、あれではすぐ釈放されてしまうが、それでもいいのだろうか。
テリー・ガーなどはあんなに軽い出演でいいのだろうか。
せっかくスチューとダニーが留置場にいるのに、何もできない市長もマヌケ。
子供が言い出した脱出の話を聞いてしまう新聞社も変。
女の子も軽くいなくなったし、叔父夫婦も何だか意味不明。
展開は面白かったが、変な話だ。

TV放送 91/08/04 10CH 03:50-05:33
 

魔性の女 白い肌に秘められた殺意 (1994年アメリカ)

カイル・ゴディン ベテラン刑事(エド・ハリス)
ラマー・ディッキー カイルの相棒(ベニチオ・デル・トロ)
レイチェル・モンロー カイルが知り合った女性(マデリン・ストー)
ルパート・モンロー レイチェルの夫。銀行頭取(チャールズ・ダンス)

 刑事カイルは、飲み屋で知り合った女性レイチェルと親密に。
彼女は夫の暴力を受けていると言い、カイルは離婚を勧める。
やがてレイチェルは夫ルパートを射殺してしまう。
かけつけたカイルは通報をやめ、死体を湖に沈める事に。
ルパートの車が見つかり、相棒ディッキーと捜査に当たるが、
レイチェルに愛人が大勢いたとの噂が。カイルはレイチェルを疑うように。
署長はカイルとレイチェルの仲を知り、捜査からはずす。
実はレイチェルはディッキーの愛人で、彼がカイルを犯人に仕立てる事を計画。
レイチェルはカイルに近づくが、本気で愛するようになったと言う。
カイルはディッキーを問いつめるが、かけつけた警官に射殺される。
だが、銃を奪ったレイチェルがディッキーを射殺する。

 と言うわけで、マデリン・ストーが出てきてHそうだったので見るが
エド・ハリスやらデル・トロとか出てきて意外に豪華な布陣。
だが、魔性の女というような雰囲気はあまり感じられず
同僚にだまされた男の話と言う感じ?
マデリン・ストーは裸あり。

TV放送 2003/03/14 25ch 1330-1530
 

マシンガン・パニック(73)

 男がバスでマシンガンを乱射し、乗客全員を射殺する事件が発生。
マーチン(ウォルター・マッソー)と相棒ラルソン(ブルース・ダーン)が捜査に。
被害者にはマーチンの前の相棒エバンスも。
彼はひそかに、迷宮入りしたテレサ殺害事件を捜査していたらしい。
被害者の中にはガスが。彼はマシンガンを探していたらしい。
ガスはテレサの夫ヘンリーと戦友で、エバンスがテレサ殺しに気づいたため
ガスもろとも始末したのだ。真相が発覚し、ヘンリーはバスに逃げ込む。
撃ち合いの末、ヘンリーは射殺される。

 と言うわけで、「笑う警官」と言う小説の映画化。
どうも話が入り組んでいて、犯人や元相棒の意図がいまいちよくわからない。
部下パパス役に、ルイス・ゴセットJr。ルー・ゴセットと言う名前で出ている。

TV放送 98/04/07 12CH 13:00-15:00
 

魔人ドラキュラ(31)

 トランシルバニアの城に住むドラキュラ伯爵(ベラ・ルゴシ)は
家来レンフィールドを従えロンドンへ。以来、謎の失血死が続発する。
ヘルシング教授は吸血鬼の仕業と言い、鏡に映らないドラキュラを疑う。
スウォード博士の娘ミナも襲われ、このままでは彼女も吸血鬼にされてしまう。
警戒の中、ドラキュラはミナを連れ出す。追うヘルシングはドラキュラの棺を発見。
心臓に杭を打って倒し、ミナは回復する。

 と言うわけで、いろんなバージョンを見たドラキュラものの最も古い1作。
話自体は毎度同じで変わりばえせず。意外にあっさり倒されるラストも困りもの。
なぜかオープニングの音楽は白鳥の湖。

TV放送 98/08/28 BS11 01:30-03:00
 

マスク(94)

 お人好しでもてない銀行員スタンリー(ジム・キャリー)は、
川で拾った不思議な面をすると、マンガチックなほどパワフルな男に豹変。
ドリアン一味は銀行強盗を企むが、マスク怪人が横取り。
一味の魅惑的な美人歌手ティナは、マスクに一目惚れする。
ドリアンはスタンリーが怪人と知り、マスクを奪い警察へ突き出す。
マスクをしたドリアンはパーティ会場を襲撃。脱走したスタンリーも急行。
彼はマスクを奪い返し、ドリアンを倒す。市長はドリアンが犯人と証言。
釈放されたスタンリーは、ティナと恋仲になり、マスクを捨てる。

 と言うわけで、今や大人気のジム・キャリーがまたもパワフルな演技を披露。
あまりのパワフルさに、包囲した警官たちも一緒に踊るシーンも笑える。
しかし、このパワフルさはいつまで受けるのか。
音楽はランディ・エイデルマン。

VHS
 

マスク2(2005年アメリカ)

 ロキ イタズラ好きの神
 ティム・エイブリー アニメーター
 トーニャ ティムの妻
 オーディン 最高神
 ロス ティムの上司
 アルビー ティムとトーニャの赤ん坊

  イタズラ好きの神ロキ(アラン・カミング)は、
それを持つとロキと同じ力を得ると言うマスクを失う。
ティムは売れないアニメーター。妻トーニャはアパレル社長だ。
偶然手に入れたマスクで別人になったティムは、パーティで大活躍。
勢いづいてトーニャも妊娠するが、赤ん坊アルビーはマスク風だ。
上司ロスはマスクのキャラを気に入るが、マスクのないティムのアイデアには失望。
ロキはマスクの子供が誕生したと知り探し回る。
アルビーと、マスクで力を得た犬のオーティスは、激しいパワーで対決。
ティムは事態に気づくが彼らは手に負えない。
ロキはアルビーを連れ去り、ティムにマスクとの交換を要求。
マスクで別人になったティムはロキと対決。
アルビーがどちらを選ぶかで決着をつける事になり、ティムが選ばれる。
怒ったロキは暴れるが、最高神オーディンはロキを期待はずれと罰しようとする。
だがティムは、ロキもまた子供に変わりないと許させ、マスクを返す。
やがてティムのアイデアが評価され、トーニャは再び妊娠する。

 と言うわけで、前作は売り出し中のジム・キャリーのキャラでヒットしたが
今回はアラン・カミングではちょっと弱い感じ。
赤ん坊や犬が暴れたりして見せ、いろいろ工夫しているのはわかるが。
ただし、最後には家族の愛情とか描かれて、言われるほどひどくもない気がしたが。

TV放送 2006/08/03 BS05 1320-1457
 

マスク・オブ・ゾロ(98)

 1821年。圧政を敷くラファエル総督は農民を処刑しようとする。
だが英雄ゾロ(アンソニー・ホプキンス)がかけつけ、農民たちを助ける。
しかしラファエルはディエゴがゾロと気づき逮捕。
止めようとする妻エスペランザが殺され、娘エレナが連れ去られる。
20年後。脱獄したディエゴは、エレナ(キャサリン・ゼータ・ジョーンズ)が
ラファエルの娘として育てられたと知る。
かつてゾロにあこがれたアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)は
兄をラファエルに殺され敵意を燃やしていた。ディエゴは彼を見出し特訓。
ゾロの仮面を譲り、アレハンドロは大暴れ。エレナは彼に惹かれるのを感じる。
貴族に扮してラファエルのパーティへ。ラファエルはアレハンドロを気に入り
サンタ・アナからカリフォルニアを買い取る計画に招き入れる。
実はサンタ・アナ自身の鉱山から、労働者を酷使して金を手に入れていた。
おまけに証拠を隠すため、労働者ごと鉱山を爆破する気だ。
娘エレナは、召使いに扮したディエゴが真の父と知る。
共に鉱山爆破の阻止に協力。ラファエルらと対決の末倒し労働者を救出。
だが傷ついたディエゴは死に、ゾロの正体を知ったエレナは彼と結婚。
アレハンドロは息子にゾロの物語を語り継ぐ。

 と言うわけで、あまりなじみはないが、何度も映画化されているゾロもの。
勧善懲悪で面白い事は面白いが、ラファエルの野望などに
現代風のアレンジが感じさせられ、それが逆に興ざめな気がする。

TV放送 2000/03/04 BS05 1250-1510
 

マスカレード甘い罠(88)

 ヨットのコーチ、ティム(ロブ・ロウ)は、モリソン氏に雇われ、
夫人ジリアン(キム・キャットラル)と浮気。
富豪の娘オリビア(メグ・テイリー)は、死んだ母の夫トニー(ジョン・グローバー)
に居座られ、彼と対立。オリビアはティムと接近。
実はティムはトニーと共謀し、彼女を殺害し、遺産を得る計画だった。
トニーがオリビアの部屋に乱入。だが、ティムと格闘になり、トニーは射殺される。
オリビアは自分が撃ったと警察に報告。正当防衛を主張。
ティムはジリアンをだまし、事件当夜一緒にいたと証言させる。
オリビアの旧友の警官マイクは、トニーの愛人アンからティムの存在を聞く。
だが、アンの首吊り死体が発見。ティムとオリビアは結婚。彼女は妊娠する。
実はマイクもティムの仲間だった。
オリビアを殺さなければ、殺人の証拠をでっち上げると言う。
マイクはヨットのホースに細工。気づいたティムは、危険を知らせようと急行。
オリビアはヨットに乗っておらず、ティムが爆死する。
オリビアはティムら3人が旧友だと知り、マイクと格闘。窓から突き落とす。

 と言うわけで、ロブ・ロウ版「太陽がいっぱい」とか言われたが、
実際の所、キム・キャットラルの見たさで見た。それは前半に出てしまう。
3人が実は仲間と言うのが、意外な展開だが、
ロブ・ロウが意外に悪くない奴なので拍子抜け。
ジョン・グローバーは、「グレムリン2」のクランプ氏。
音楽は、ジョン・バリー。

TV放送 93/02/18 BS05 22:00-23:35
 

マスターズ・超空の覇者(87)

 宇宙の中心エテルニア星。悪の権化スケルター(フランク・ランジェラ)は、
グレースカル城に侵入し、善の象徴ソーサラスを捕虜に。
ソーサラスの戦士ヒイマン(ドルフ・ラングレン)らは、発明家グゥールダーを救出。
彼発明のどこへでも行けるキーを奪い、スケルターは城に侵入したのだ。
ヒイマンらはソーサラス救出に失敗。やむなくキーで地球へ避難。
両親を失ったジュリーと恋人ケビンはキーを拾い、新型の楽器と誤解。
傭兵がジュリーを襲うが、ヒイマンがかけつけ、彼女を救出。
スケルターの腹心イーブルリン(メグ・フォスター)は、キーを追って楽器店へ。
イーブルリンがジュリーの母親に扮したため、ジュリーはキーを渡してしまう。
ヒイマンがキーを奪い返すが、スケルターの軍勢に包囲され降伏。
スケルターはヒイマンを連れてエテルニアへ。強大な力を獲得。
残されたグゥールダーらは、即席のキーを作成。エテルニアに戻る。
ヒイマンらは軍勢をけちらし、イーブルリンは退散。
スケルターと対決。奈落の底へつき落とす。
ジュリーは過去の地球へ戻る事を希望。両親と再会する。

 というわけで、宇宙の存続をかけた戦いという割に、
たかが1つの町の中で戦っている程度と言うのも変な話。
キーを奪うと、どうして途端に形勢が逆転するのか、不明だし、
強大な力を入手したはずのスケルターが、簡単にやられるのも変。
ペラペラしゃべる怪人は、仮面ライダーのよう。ずいぶん安っぽい気がしてならない。

TV放送 92/01/26 10CH 21:02-22:54
 

間違えられた男(56)

監督 アルフレッド・ヒッチコック

 53年。バンドマンのマニー(ヘンリー・フォンダ)は、
妻ローズ(ベラ・マイルズ)の歯の治療のため、保険会社に借金に行く。
だが、社員は彼を以前の強盗犯だと証言し、警察は連続強盗犯として逮捕。
筆跡も似ており、警察は完全に犯人扱い。何とか保釈になる。
弁護士オコンナー(アンソニー・クエイル)の指示で、事件当時のアリバイを調査。
だが、旅行先で会った2名は死亡。ローズは心労でおかしくなり、療養所へ。
裁判では、陪審員が犯人と決めつけたため、無効審理としてやり直しに。
ようやく真犯人が逮捕され、マニーの無実が証明され、ローズも2年後全快した。

 と言うわけで、実話の映画化という作品。
警察や目撃者の証言が、いかにいい加減なものかを訴えている。
音楽はバーナード・ハーマン。

TV放送 94/04/08 10CH 02:40-04:30
 

マチネー 土曜の午後はキッスで始まる(93)

監督 ジョー・ダンテ

 軍基地の町キー・ウエスト。ジーンはホラー映画の大ファン。
巨匠ウールジー(ジョン・グッドマン)が、突然変異マントの上映に来るのが楽しみ。
キューバ危機で人々が不安な中、ジーンや友人スタンは土曜の映画の相手を捜す。
スタンはシェリーを狙うが、前の恋人ハーベイがデートするなと脅す。
劇場は満員。ハーベイはマントのマスクをし、劇場を揺らす装置を捜査する係。
だが操作を誤り、劇場主は戦争と誤解。ハーベイはマントの衣装でスタンを襲い、
逃げたジーンらがシェルターに閉じこめられる。
何とか救出するが、今度はハーベイはシェリーを人質に金を要求。
機械の暴走で2階席が危険に。核爆発のシーンを見せて、誤解した客たちを逃がす。
ハーベイは逮捕され、ジーンは2階席から弟デニスを救出する。劇場は崩壊する。
キューバ危機は去り、ウールジーはシステムで成功。また危機が来ると予言する。

 と言うわけで、50年代くらいのB級SF映画への思い入れがある作品で
劇中劇での大騒ぎは、「グレムリン2」を思わせる悪ふざけぶりで面白い。
しかし、映画の途中に何度も外へ出たり、ずいぶん長い映画と言う印象を与える。
音楽はジェリー・ゴールドスミス。

TV放送 95/05/26 BS05 21:00-22:40
 

街の灯(31)

 監督 チャールズ・チャップリン

 浮浪者(チャールズ・チャップリン)は、盲目の花売り娘に同情する。
自殺志願の金持ちを思いとどまらせ、彼の家に歓待される。
だが、彼は酔いが覚めると浮浪者の事を忘れてしまい、また酔うと思い出す。
浮浪者は金持ちを装って、病気になった娘を看病に行く。
彼女は家賃が未納で退去を迫られる。さらに、新聞には盲目を直す手術の記事も。
彼女のために金を作ろうとするが、仕事はクビに。
ボクシングをやってコテンパンに倒される。
帰国した金持ちと再会。彼は金を都合してくれるが、その夜、泥棒が屋敷に侵入。
浮浪者が泥棒と誤解されたため、あわてて逃げだし、娘に金を渡して逮捕される。
出獄した彼は、目が見えるようになって、店舗を開いた彼女と再会。
その後は録画されず……。

 というわけで、無声映画なので、どうもテンポが遅く、
まだシリアスなテーマがあるわけでもないので、やや退屈。
ラストは映画史上最も美しいと言われているが、衛星映画劇場は切れる傾向にある。

TV放送 91/12/26 BS11 22:30-23:58
 

マッカーサー(77)

 監督 ジョセフ・サージェント

 1942年。米陸軍のマッカーサー(グレゴリー・ペック)将軍は、
フィリピンのコレヒドール基地で、日本軍の攻撃のため孤立していた。
ルーズベルト大統領は、マッカーサーの利用価値を考え帰還命令を出す。
必ず戻ると言い残して去るが、直後にフィリピンは降伏。
オーストラリアへ侵攻する日本軍をニューギニアで迎え撃つ。
続いて、フィリピン奪回に成功。元帥に昇進する。
ルーズベルトが死に、トルーマンが大統領に就任。原爆の使用で、戦争は終結。
占領軍最高司令官マッカーサーは、土地改革、財閥解体、女性の選挙権等を決定。
マッカーサーは新大統領候補になるが、トルーマンが再選。
やがて、北朝鮮が38度線を越え、朝鮮戦争が勃発。
マッカーサーのウォーミル島攻撃案は成功するが、
中国を刺激しないよう、攻撃は制限される。
中国軍が戦闘に突入し、トルーマンは休戦を命令。
マッカーサーは中国に攻撃停止を求める声明を出し、そのために解任される。
帰国したマッカーサーは国民に大歓迎され、部下アイゼンハワーが大統領になる。
退任演説で、マッカーサーは「老兵は死なず」と言い残して去っていった。

 というわけで、戦争の英雄を描いた映画なわけだが、
有名な将軍がゾロゾロと言うわけではなく、有名人が大統領ばかりで
普通の戦争映画とはずいぶん感じが違う。
途中で日本占領時代のシーンがかなり続き、これまた戦争映画としては異色。
後ろ向きな行動はしたくないとか言いながら、演説をすると戦争を否定。
困った奴である。

TV放送 91/12/03 04CH 02:05-04:35
 

マックQ(73)

監督 ジョン・スタージェス

 マック警部(ジョン・ウェイン)は友人スタンが殺された事件を調査。
課長(エディ・アルバート)は過激なマックを担当からはずすが
マックは辞任し、私立探偵として捜査を続行。
麻薬王サンチャゴの仕業とにらむが、警察内部の麻薬が盗まれている事に気づく。
スタンも一味で麻薬をマックの車に隠していたのだ。
そして妻ロイスは麻薬を狙い、公安委員トムズと組み、スタンを射殺したのだ。
麻薬を狙うサンチャゴ一味に追われるが、撃ち合いの末倒す。

 と言うわけで、ダーティハリーを逃したウェインが取り組んだ刑事もの。
しかし、過激さもありがちで、テンポはかなり悪い。
いろんな連中の思惑が入り組んだ感じだが、ちょっとわかりづらいし。
音楽はエルマー・バーンスタイン。

TV放送 96/12/11 12CH 13:00-15:00
 

マックスQ スペースシャトルを救え!(98)

 スペースシャトルエンデバーが打ち上げ、記者のジョナも参加する。
衛星の打ち上げが主な目的で、装置の故障があったが強行し、
期待が損傷。動力が動かなくなり、再突入が不可能となる。
酸素は7日間しか持たず、救出の準備には5週間はかかってしまう。
隊長クレイは救出作戦の中止を要請。
地上班のリナと連携し、船外から修理を試みる。
時間切れスレスレで修理に成功し、大気圏突入を試みるが
方向制御ができず、ビルの中へ突入。道路へ着陸して停止する。

 と言うわけで、スペースシャトルが事故で帰還できなくなり
奮闘の末帰還する話だが、テレビドラマぽいのだが
実際にあった「アポロ13」の方がハプニングが多く
それより劣っていてどうすると言う感じ。
最後のビルの中へスペースシャトルが突っ込むシーンが目新しい程度。

TV放送 2001/04/05 BS05 1200-1330
 

抹殺者(2001年アメリカ)

 エルサレムの遺跡を発掘する学者シャロンは、
キリストの物との疑いのある遺骨を発見。
陸軍情報部の神父マット(アントニオ・バンデラス)は調査する事に。
もし本当にキリストの遺骨ならば、キリストの復活が否定される事になるが、
法王庁はそんな事はあり得ないと言う。
一方、エルサレム人民戦線のユセフは、この遺骨の情報を得て奪おうとする。
マットは遺骨に関する情報公開を延期。シャロンは怒るが混乱は避けたい。
病理学者は、遺骨がローマ時代の物で磔にされ、大工だったと推定。
それを知ったラベール神父は自殺し、マットは責任を感じる。
付近にある壺の年代測定で紀元70年と出るが、比較対象の年代が間違っており、
正しくは紀元32年の物と判明。やはりキリストであるとの疑いはぬぐえない。
ユセフ一味はシャロンの娘を誘拐。遺骨を渡せとシャロンに要求。
気づいたマットがかけつけ撃ち合いに。追いつめられユセフは自爆。
法王庁は洞窟を爆破し、一件を闇に葬る。
マットは法王庁に利用された事に怒りを覚え、
今後は自分のやり方で神に仕えると誓う。

 と言うわけで、バンデラス主演ではやりの3文字漢字の題名だから、
B級よりのアクションかと思って見たが、
これがアクションは皆無に近い作品だった。
キリストの遺体が見つかったと言うから
インディばりのオカルトかと思えばそうでもなく、
いろんな思惑の人が右往左往して、
その人たちが何を目指すかいまいちわからず。

TV放送 2003/09/13 BS05 2210-0004
 

M★A★S★H(70)

監督 ロバート・アルトマン

 朝鮮戦争。前線から5qの外科部隊にホークアイ(ドナルド・サザーランド)と
デューク(トム・スケリット)が赴任してくる。
ホークアイはジープを盗んだり、人妻の看護婦ディッシュに手を出すのも平気だ。
ホークアイとフットボールで戦ったジョン(エリオット・グールド)や、
新婦長オフラーハン少佐(サリー・ケラーマン)も来る。
堅物のバーンズ少佐(ロバート・デュバル)をバカにし、怒った婦長は本部に報告。
2人は接近し、その模様が放送される羽目に。暴れるバーンズは移動する事に。
歯科医のペインレスは不能に悩み、自殺を考えるが、ホークアイらの努力で立ち直る。
婦長が本当の金髪が確かめるため、シャワーテントをひっくり返す。
下院議員の息子の手術のため、日本へ行く事に。ついでにゴルフ旅行としゃれこむ。
ハモンド将軍のチームと、賭でフットボールの試合をする事に。
プロ選手オリバーを呼ぶが、敵にもプロ選手が。そこで、薬を注射して退場させる。
隠し玉作戦で逆転。ホークアイとデュークに帰国命令が出る。

 と言うわけで、物語としては脈絡もないが、
戦地できままに生きる連中を描いたブラックコメディと言える。
あまり戦争中の話という実感はなく、青春映画とさえ思える。

TV放送 93/08/16 BS11 22:00-00:15