シカゴ・コネクション 夢見て走れ(86)

 監督 ピーター・ハイアムズ

 レイ(グレゴリー・ハインズ)とダニー(ビリー・クリスタル)は
シカゴ警察の調子のいいコンビ。
ダニーが遺産を得たため、2人で酒場でもやろうと考える。
彼はかつての妻マリアの再婚が決まり、面白くない。
麻薬犯ゴンザレスが動き回っているので、子分のスネークをしょっぴく。
彼に隠しマイクをつけて返すが、逆に罠にかけられて、2人は殺されそうになる。
潜入警官によって助けられ、ゴンザレスを逮捕。
休暇を言い渡され、引退を決意。だが、ゴンザレスが出所したと聞き、追跡を再開。
麻薬が飛行機で届くとの情報を得るが、見つかった麻薬は粗悪なもの。
神父たちをだまし、麻薬入りの人形を持ち込ませていたゴンザレスを目撃。
ゴンザレスは車で高架の線路を逃走。レイたちも追跡。
向かってきた電車に激突するが、ゴンザレスは間一髪脱出して逃走。
ゴンザレスはマリアを誘拐し、麻薬との交換を要求。
ダニーは市役所ホールへ向かい、レイも潜入。
ゴンザレスはダニーたちを処分しようとするが、銃撃戦となり、ゴンザレスを射殺。
マリアは再婚を取りやめ、レイたちもシカゴを守り続ける事を決意。

 というわけで、2人とも刑事役が似合わない役者。
ずいぶん調子がいい感じで、それでいてハードな活躍をすると言うのは
刑事ものではよくあるパターンだが、調子がいいシーンが多くて
そんな事していては、やばいのではと思わせるシーンがちらほら。
高架の追跡シーンと、ラストのホールでの銃撃シーンはなかなかの見物。
中がバカ広い吹き抜けになっているホールは、もう少しうまく使えば
面白いアクションになったと思うが。

TV放送 91/11/02 06CH 03:25-05:14
 

ジキル&ハイド(95)
 家政婦のメアリー(ジュリア・ロバーツ)は
ジキル博士(ジョン・マルコビッチ)に仕える。
メアリーは博士の研究に関心を持つが、執事プールはそれを禁じる。
そんな中、博士はハイドと言う正体不明の助手を雇い、
彼がファラデー(グレン・クローズ)の娼館で大暴れしたとわかる。
さらにハイドは人殺しをして逃走。
メアリーは、博士が試薬で別の人格ハイドに変わったと知る。
次第にハイドの比率が高くなるが、苦悩する彼は薬に毒を入れて自殺する。

 と言うわけで、ジキル博士とハイド氏の話を召使いの女性の視点で描く。
と言っても、二重人格の話と言うのはわかっているので、
その点をなかなか明かさない展開はちょっとイライラさせられる。
最後に変身するシーンがあるが、半袖通して服を裏返すみたいで
あれでは二重人格と言うよりは、怪人としか言いようがない。

TV放送 98/02/13 BS05 21:00-22:57
 

ジキル博士はミス・ハイド(95)

 香水会社の研究員リチャードは、曾祖父の遺産でジキル博士の研究ノートを得る。
その秘薬を飲むと、異変が起こり、ヘレン(ショーン・ヤング)と言う女性に変身。
全く別の人格で記憶も共有せず、彼女はリチャードの助手と称して、
会社の乗っ取りをたくらむ。時間がくるとリチャードに戻ったりヘレンになったり。
ヘレンは社長を誘惑し、香水を商品化。重役にのし上がる。
次第にヘレンの時間が長くなり、リチャードは元に戻るための薬を開発。
恋人セーラの協力で注射に成功。香水発表のパーティで元に戻り、
開発のために女に扮していたと言う事に。社長は弱みを握られ、彼を重役にする。

 と言うわけで、ジキルとハイドの話を男と女に変身するようにしたコメディ。
いくら何でも、「女に扮していた」と言う言い訳が通るようには思えないが。
ショーン・ヤングは一応裸があるが、特殊メイクかも。

TV放送 97/03/29 BS05 19:30-21:10
 

死刑台のエレベーター(57)

 土曜日。ジュリアンは、恋人であるフロランス(ジャンヌ・モロー)と殺人の相談。
ロープで社長の部屋へ。フロランスの夫である社長を、彼の銃で撃ち、自殺に見せる。
いったん退社するが、ロープを忘れた事に気づき、会社へ戻る。
だが、エレベーターが途中で止まり、閉じ込められてしまう。
窃盗で手配中のルイと、花屋の娘ベロニクは、ジュリアンの車を盗む。
待ち合わせしたフロランスは、車を見て、彼が浮気したのかと誤解。
ルイたちは、ドイツ人夫婦とモーテルへ。彼の車を盗もうとして見つかり、射殺する。
日曜。警察のシェリエ警部(リノ・バンチュラ)は、
ジュリアンをドイツ人殺人犯として手配。車と銃も見つかっている。
会社も捜索され、エレベーターが動き、ジュリアンは外へ。社長の死体が発見される。
ジュリアンは逮捕され、取り調べを受けるが、彼の立場は不利だ。
フロランスは花屋の娘を見つけ、自首するよう命ずる。
ルイらは、ジュリアンのカメラで撮った写真を現像に出した事を思い出す。
回収するため、モーテルへ。フロランスがこれを尾行。
モーテルにいたシェリエがルイを逮捕。
そして、写真から、フロランスとジュリアンの関係が発覚。社長殺しで逮捕される。

 というわけで、殺人犯がエレベーターに閉じ込められ、
別の殺人の容疑者になると言う異色の設定のサスペンス。
その設定は抜群だが、途中でロープがどこかへ行ってしまうのは困りもの。
それに、浮気がばれても、殺人の証拠にはならないはず。もう少しがんばれ。
音楽はマイルズ・デイビス。

TV放送 92/07/02 BS11 19:30-21:02
 

死刑台のメロディ(1970年イタリア)

 20年。パーマー長官は共産主義者による転覆計画を阻止するためと称し、
疑いのある者2万5000人を国外追放。ヒステリックだと批判される。
マサチューセッツで魚売りのサッコと靴職人バンゼッティが銃の所持で逮捕される。
彼らは靴工場襲撃犯ではと疑いがかけられ、裁判に。
目撃者は彼らの犯行だと断言するが、弁護側が追求すると矛盾点も多い。
しかし弁護側の追求は脅迫だと批判され、証人は何者かに襲撃を受ける。
弾道検査では、弾の傷が左巻きと言うだけでサッコによる物と断定される。
反証に対して、検事側はイタリア人の証言はアテにならないと断言。険悪ムードに。
陪審員は有罪と認定。彼らを救えと大々的なデモが行われるが、警察が鎮圧。
耐えられなくなったサッコは精神病院へ。
弁護士は偽証の証拠を得るが、圧力があったとして却下。世界各地で解放運動に。
貨物列車襲撃犯モレッリが真犯人であると言う証拠を得るが、
死刑囚の証言だとして、再審は棄却。
47万人の助命を求める署名にも、知事は弱腰と思われたくないと拒否。
27年。サッコに続いてバンゼッティが処刑される。

 と言うわけで、アメリカの裁判史上最悪の汚点と言われる
サッコ・バンゼッティ事件を描いた話。
終始流れるジョーン・バエズの祈りのような歌声が印象的で、
アルバムは持っていたが、なかなか映画は見られずにいたがようやく見る。
彼らが、政治的な思惑から殺人犯に仕立てられるわけだが、
その描き方は割に散漫的で、何がどうなっているのやらわかりづらい。
ただ、それは主人公の気持ちでもあるのかも。
裁判官や検事や知事が悪者になるわけで、
そこを強調すれば、もう少し感激したような気もするのだが、
いずれにせよ、アメリカ映画では描かれない歴史があるらしい。
裁判長は007の国防大臣役ジェフリー・キーン。

TV放送 2004/06/02 BS11 2000-2200
 

地獄で眠れ(1984年メキシコ米英)

ホランド 元殺し屋(チャールズ・ブロンソン)
ヘクター 依頼人(ホセ・ファラー)
リアナ 協力者
モロック ドクター
クレア モロックの妹
ブルッグス 米国政府の男。モロックの手先(ジョン・クローバー)

 引退した殺し屋ホランドを訪ねたヘクターは、新たな仕事を依頼する。
標的は、某国で人体実験を繰り返す、ドクターことモロックだ。
その非道ぶりを知ったホランドはこれを引き受け、
夫を殺されたリアナと夫婦を装って入国。
手下の殺し屋を始末し、モロックの妹クレアを拉致。
だが、一味の襲撃を受け、クレアは死んでしまう。
そうとは知らないモロックはリアナの娘サラを誘拐し、クレアとの交換を要求。
採掘場で取引する事になるが、サラを奪還。
取り残されたモロックは、酷使された労働者たちになぶり殺しにされるのだった。

 と言う訳で、ブロンソンもの。
チャールズ・ブロンソンは引退した殺し屋だったが、
ある男を始末するよう依頼を受ける。
それは某国で非道な人体実験を繰り返すドクターと言う人物だったと言う訳。
ブロンソンの行動は出たとこ勝負で、
緻密な作戦も、凄い殺しのテクニックも見られない。何となく解決したと言う印象。

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地獄のコマンド(1985年米)

マット・ハンター 元CIA(チャック・ノリス)
ロストフ テロリストのリーダー

起:ロストフ一味は全米でのテロを計画。
承:ロストフは障害となるハンターを始末しようとする。
転:襲撃を受けたハンターは生き延びる。
結:怒ったハンターは、一味の計画を阻止する。

 ロストフ一味は全米でのテロを計画。
だが、かつて煮え湯を飲まされたハンターが障害だと考えた彼は、その小屋を襲撃。
ハンターは難を逃れるが、友人が犠牲となる。
 ロストフ一味は全米各地でテロを展開し、ハンターはあちこちに現れて阻止。
それでも犠牲者は出て戒厳令が検討され、ハンターは危険人物として逮捕される。
 ハンターが生きていると知ったロストフ一味は軍の施設を襲撃。
だが、それはハンターと軍の罠で、返り討ちに。
一味は降伏し、ロストフは対決の末、ハンターに倒される。

 と言う訳で、チャック・ノリス主演のアクション。
何が目的かわからないが、全米でテロを起こそうとする一味が出現。
そのリーダーが、過去に煮え湯を飲まされたチャックを警戒し、
わざわざ襲撃したものだから、結果的に怒らせる羽目に。
それだけ警戒しながら、死体を確認しない詰めの甘さも。
怒ったチャックは、どうやって察知したかテロを起こす各地に現れて、
それぞれ阻止するスーパーマン的活躍。
チャック伝説ここにありと言う印象です。
ビリー・ドラコが出てくるが、どういう役柄かわからないまま殺される。

TV放送 2017/02/04 ザシネマ 1215-1415
 

地獄の7人(83)

 72年。ローズ大佐(ジーン・ハックマン)は、息子フランクを戦地に残す。
ラオスにいる息子を探すため、私財と時間を費やした。
82年。収容所に息子がいると確信した彼は、
フランクの友人ウイルクス(フレッド・ウォード)らを集め、救出作戦を計画。
息子が不明のマクレガー(ロバート・スタック)が出資し、
父が不明のスコット(パトリック・スウェジ)も参加。訓練を行う。
彼らはタイへ潜入。警察に武器を没収されたため、売人からガラクタを買う。
国境警備隊を倒してラオスへ。収容所で、労働させられる捕虜3人を確認。
ヘリの奪取に手間取ったため、橋を爆破して足止め。激しい撃ち合いに。
ブラスターらが爆死。マクレガーの息子らを救出するが、フランクは病死していた。

 と言うわけで、今さらどうしてベトナムをやり直すような発想がと思える話。
いろいろ訓練した割に、頭のいい作戦には思えない。音楽はジェームズ・ホーナー。

TV放送 94/03/16 08CH 03:25-05:06
 

地獄の戦闘艇バラクーダ(88)(TV作品)

 テッド(ゲーリー・ビシー)はローラと結婚する事になり、
別れた妻サンディの所にいる子供たちと、クルージングに出る。
だが、ローラは乗員を次々射殺。テッドも負傷して海へ落ちる。
テッドはニュースで情報を求める。これを知った一味のジャックは、ローラを処分。
ローラの死体が見つかり、彼女が偽名だった事から、テッドは罠だったと気づく。
ローラの写った写真を入手。手がかりを得てギリシャへ。
ついに、盗まれた船バラクーダを発見。しかし、サンディは敵に捕まる。
テッドは弁護士を脅し、一味がクーデターを計画していると知る。
サンディの情報でテッドも捕まるが、逃げ出し、逆にバラクーダを奪取。
追跡するジャックの船に体当たりして沈める。

 と言うわけで、戦闘艇等と言うから、エアウルフ船版かと思えば、まったく違った。
テッドの職業が不明だし、個人の船が必要になる一味の計画もいまいち。
何かバカな話だなあ。

TV放送 93/12/02 10CH 02:40-04:35
 

地獄の天使(1930年米)

モンテ・ルトリッジ 不真面目
ロイ・ルトリッジ 生真面目
ヘレン モンテの彼女

 モンテとロイの兄弟は、対照的な性格。
ロイがひそかに惹かれる女性ヘレンは、モンテと割り切った付き合いをしていた。
英国は独国と戦争になり、兄弟は飛行隊に入隊。
モンテは過酷な任務にうんざりする。
独軍の武器庫を攻撃する為、奪った独軍機で接近する作戦が決まり、
兄弟が参加する事に。捕まれば、生還は望めない。
攻撃はある程度の成果を上げるが、結局兄弟は捕らわれてしまう。
独軍司令官は、英軍の情報を聞き出そうとし、
早々に観念したモンテは白状しかねない状況だ。
ロイは自分が白状すると申し出、恋敵であるモンテを撃つ銃をもらう。
その銃でモンテを撃つが、情報は明かさず、自らも銃殺されるのだった。

 と言う訳で、アビエイターで描かれたハワード・ヒューズ作品。
原題がヘルズエンジェルだから、暴走族の名前みたい。
生真面目と不真面目と言う、対照的な性格の兄弟の様子が延々と描かれる。
終盤になって、英軍は奪った独軍機で敵基地を奇襲する妙案を出す。
これに兄弟が参加し、ある程度の成果を出すが、独軍に捕らわれてしまうと言う訳。
ヒューズが何回も撮り直したと言う空中戦は、合成や作り物ではない迫力あり。
部分的にカラーになってるなど(あまり意図は感じられない)、
いろいろやりたかった事を詰め込んだと言う印象。
あまり面白いとは思えない。

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地獄の逃避行(1973年米)

監督 テレンス・マリック

 流れ者のキット(マーチン・シーン)は、
ホリー(シシー・スペーシク)と言う少女を気に入りつきあうように。
だが、彼女の父(ウォーレン・オーツ)は反対。キットはホリーを連れ出し父を射殺。
森の中に小屋を造り、追っ手が来てもいいように訓練。
賞金稼ぎが来るが射殺する。旧友ケイトーの所へ行き、彼をも射殺する。
町では自警団を組織。出動も出動する。2人はモンタナへ向かうが
荒涼とした土地はイヤだと、ホリーは立ち去り逮捕される。
悪者として扱われる事を喜ぶキットもついに逮捕され、電気イスに。
ホリーは執行猶予で釈放され結婚した。

 と言うわけで、寡作なテレンス・マリックの初期の作品。
マーチン・シーンが若くて、チャーリー・シーンみたいだが、
すぐに人を射殺する乱暴な男で、どんどん暴走する様は面白い。
面白いが共感が持てるというわけでもなく、意外に簡単に捕まる結末も半端な感じ。

TV放送 2001/04/14 BS05 0405-0545
 

地獄のヒーロー(1984年米)

ブラドック大佐 (チャック・ノリス)
タッカー 大佐の相棒
議員
フィッツジェラルド 議員の助手
将軍 (ジェームズ・ホン)

 ベトナムにはいまだに不当に抑留された米兵がおり、
ブラドック大佐は生きた証人とされる。会談する事になった議員に同行。
だが、ベトナム側の将軍は、大佐は戦争犯罪者であり、抑留は正当だと主張。
ホテルを抜け出した大佐は、将軍の寝込みを襲い、
米兵がデルタ地帯に抑留されていると聞き出して殺害。
大佐の仕業を疑うベトナム側により、出国させられる。
大佐はバンコクで旧友タッカーと再会し、米兵救出に乗り込む事に。
一味の襲撃を物ともせず、収容所に到着し、米兵を発見。
タッカーが犠牲となるが、米軍のヘリがかけつけ、救出される。
ホーチミンの会談会場ではベトナム側が不当な抑留の否定を続けていたが、
大佐が米兵をつれて乗り込むのだった。

 と言うわけで、チャック・ノリス版ランボーと言う趣のシリーズ第1弾。
ベトナムでの抑留経験があるチャックは生きた証人とされるが、
ベトナム政府は不当な抑留者の存在を否定。
チャックは同行した議員の会談相手である将軍を射殺し、
しらばっくれて強制出国させられる。
すかさず帰り道のタイから再度ベトナムに乗り込み、米兵救出に向かうと言う訳。
一度米国に戻ったりはしません。
友人を助けると称するが、救出した米兵は5〜6人で、
「友人」と感激の再会をした様子もない。
それどころか、相棒がやられたのに、生死の確認もしない。
ただ暴れたかっただけみたい。チャック伝説ができる訳です。
ベトナムの描かれ方は、今で言うと北朝鮮風。
スタントマンにバンダムの名あり。

TV放送 2014/04/15 ザシネマ 1300-1500
 

地獄のヒーロー2 復讐のブラドック(1985年米)

ブラドック大佐 (チャック・ノリス)
ネスター 大佐の部下
イン大佐 ベトナム軍(スーン・テック・オー)

 1972年ベトナム。
ブラドック大佐が乗ったヘリが被弾し、部下たちと共に捕われる。
それから10年。大佐らは収容所におり、扱いはジュネーブ協定に違反すると主張。
だが、ベトナムのイン大佐は彼らを捕虜ではなく戦争犯罪者だとし、
ブラドックが罪を認めた時に解放すると言う。
インは大佐の部下を拷問し、耐えかねたネスターが寝返る。
別の部下がマラリアになったため、大佐は治療を求め、
戦争犯罪を認める書類にサイン。
だが、投与されたのは麻薬で、結局焼き殺される。
怒りが頂点に達した大佐は、収容所を脱出して襲撃。
ネスターも再び味方につくが、一味にやられる。
大佐はインと対決。叩きのめした上に小屋を爆破。部下と共にヘリで帰還する。

 と言うわけで、チャック・ノリス版ランボーと言う趣のシリーズ第2弾。
前作で、ベトナムで不当に抑留された過去があるとされたチャックだが、
本作ではその抑留されていた時期が描かれる。
捕われたチャックが、戦争犯罪を犯したとの署名を拒否したため、
部下が拷問を受けたり、寝返る部下が出る。
そんな展開が続き、やりたい放題だった前作とは趣が違う。
中盤過ぎになって、収容所を脱出したチャックがようやく反撃開始。
それでも物語はベトナム側の大佐との攻防に終始しており、場所も収容所近辺のみ。
チャックの無敵ぶり(鼠を食い殺す)は相変わらずだが、面白さはもう一つ。

TV放送 2014/04/15 ザシネマ 1500-1644
 

ブラドック 地獄のヒーロー3(88)

 75年サイゴン陥落。ブラドック大佐(チャック・ノリス)は
現地の妻リンが爆死したと誤解し、単身帰国する。
そして現代。宣教師からリンが生きていて、息子バンと迫害を受けていると聞く。
CIAは動かず、単身ベトナムへ潜入。リンと再会し、共に脱出をはかる。
だが、旧敵クック将軍に捕らわれ、リンは射殺され、拷問を受ける。
施設の子供たちを連れて脱出。ヘリで追う将軍を撃墜し、国境を越える事に成功。

 と言うわけで、チャック・ノリス版のランボーと言う感じだが
話は何だかちゃちな感じ。妻役の女優が簡単に射殺されるのが気の毒。

TV放送 99/07/11 25CH 13:00-15:00
 

ザ・ファントム 地獄のヒーロー4(88)

 ダニー(チャック・ノリス)は凶悪犯サイモン(ジャック・オハロハン)を逮捕。
その後、サイモンは脱走するが、運転を誤り死亡した。
劇場がオープンし、女優が殺害される。それは死んだはずのサイモンの手口だ。
市長の指示でサイモンは死んだとしながら、ダニーはサイモンと確信。
さらに被害者が発生し、隠れた部屋でサイモンを発見。格闘の末倒す。

 と言うわけで、チャック・ノリス主演としてはかなりつまらない刑事物。
注目すべきは、ビリー・ドラコが珍しく悪くない精神医で出ている点で
やっぱりサイモンが犯人だったではヒネリがないので
実はビリー・ドラコが犯人なのではと勘ぐったが、それもなし。

TV放送 99/08/15 25CH 13:00-15:00
 

地獄のヒーロー5 ヘルバウンド(93)

 ロス。フランク刑事(チャック・ノリス)らは麻薬捜査中に
社会学者のラビが殺される事件に出くわす。
証拠品を考古学者の助手レスリーに見せると、伝説の悪魔の使いの杖の一部と言う。
ホテルに名刺が残っていたクリーガーを探すが、
レスリーの上司である教授は、実は悪魔の使いプロサタノスでクリーガーを始末。
ハルマゲドンを呼ぶのが目的で、杖の破片を集めて完成させる。
後は王族の血が必要なのだが、実はレスリーは侯爵の娘だったのだ。
教授はレスリーを発掘現場へ連れて行き、儀式をしようとするが
フランクは教授の正体に気づいて急行。歯が立たないが、杖で刺して倒す。

 と言うわけで、題名はシリーズのようだが全く無関係の作品。
チャック・ノリスも、今度の敵は悪魔の使いとあっては、
普段期待するようなアクションにはなり得ない。
伝説とかを物語にすると、何でも有りになるのが困りものだ。

TV放送 2000/03/19 25CH 1400-1556
 

地獄の変異(2005年米独)

ジャック 兄
タイラー 弟
キャスリン博士
ニコライ博士

 ジャックとタイラーの兄弟らは、海底で発見された洞穴を探索。
だが、ブリッグスが行方不明になり、ストロウドが何者かに襲われる。
洞穴がふさがれるが、救助隊が来るのは12日後で、自力で脱出するしかない。
どうやら謎の寄生生物がいるらしく、襲われたジャックも様子がおかしい。
隊員が次々襲われる中、ジャックはあくまでリーダーであろうとする。
ジャックは自らが囮になって自爆。
タイラーとキャスリン博士が生還する。
キャスリンは、ジャックが外で生きる事は出来なかったのかと、疑問を投げ掛けるが、
タイラーはそんな彼女もまた寄生されている事に気付く。

 と言うわけで、洞窟を探検する一行は、そこで奇怪な生物に襲われる。
実は生物は人間に寄生し、コントロールした挙げ句、
人間を怪物化してしまうと言う代物だった。
まあ、そんな設定は物体Xとかパラサイトとかでも見たし、
洞窟から脱出しようと奮戦するのもよく聞く感じ。
洞窟は暗いし、出演者にもなじみがないので、誰に何が起こったかよくわからず、
ラストに生物が外界に出たとわかるが、人類にとってどれほどの脅威かピンと来ず。

TV放送 2011/10/31 テレビ東京 1325-1455
 

チャック・ノリスの地獄の復讐(1982年米)

ジョッシュ・ランドル 用心棒(チャック・ノリス)
クレア ジョッシュの恋人
ジョイ カジノの共同経営者
リー ジョッシュの仲間
デーブ・パスカル カジノのオーナー
サム デーブの父
スタン・レイモンディ 組織のボス
サイモン・クー 組織の黒幕

 ジョッシュは、香港のカジノで用心棒として働く。
オーナーのデーブと父サムは、
組織のレイモンディに手を組むよう誘われるが、断って殺される。
ジョッシュは、共同経営者のジョイも危険だとかくまい、
恋人クレアと共に友人リーに預ける。
組織の黒幕を追うが、その間に襲撃を受け、クレアは殺され、ジョイが連れ去られる。
レイモンディの船に乗り込んだジョッシュは彼を倒し、ジョイを救出。
続いて、黒幕であるサイモン・クーの島に乗り込み、用心棒の大男を倒す。
サイモン・クーは精神に異常を来たし、組織は壊滅。
カジノの再開を決めたジョイは、ジョッシュを誘うのだった。

 と言う訳で、チャック・ノリス主演の初期のアクション。
チャックは香港カジノの用心棒だが、雇い主が組織に殺されてしまう。
組織は共同経営者である娘や、チャックにも魔手を伸ばすと言う訳。
チャックは自身の恋人と合わせて、美女2人を連れて逃げる展開。
だが、あまり安全とは思えない隠れ家に残して組織に乗り込むものだから、
2人とも手ごめにされると言うお気の毒な事に。
後のチャック伝説の片鱗を見せてる感じです。
敵のボスや大男(演ずるのは坂口征二!)との対決があるが、
どちらも自滅したような死に方で、倒した爽快感はもう1つ。

TV放送 2015/07/06 ムービープラス 0700-0830
 

地獄のマッドコップ(88)

 ニューヨークで連続殺人が発生。目撃者は犯人は警官だと言う。
警察当局は事件を隠そうとするが、
1人の警部が真剣に捜査を進めるようにするため、マスコミの彼女に話し、
事件は市民の知るところとなる。
ニュースで事件を聞いた市民は恐怖し、普通の警官が射殺される事件も起こる。
ある警官の夫人は、最近外出の多い自分の夫が犯人だという疑惑を深め尾行をする。
だが、実際には夫は浮気をしていたのであった。
ショックの彼女は飛び出すが、殺人鬼に殺される。
アリバイの説明できない夫は犯人に仕立てあげられる。
警部は犯人は別にいると推理し、恋人の婦人警官(ローレン・ランドン)に会う。
だが、殺人鬼は彼女を襲う。婦人警官と警部は銃を撃ちまくるが、なぜかきかない。
警部は婦人警官のスケジュール等がもれていたと考え、
彼女がそれを話したという足の不自由な同僚の女性の存在を知る。
警部は彼女を尾行し、殺人鬼と会っているのを発見。
彼女は殺人鬼に無差別殺人をやめるように頼む。
その会話から、殺人鬼は元警官であることを突き止める。
この元警官は敏腕だが乱暴で、市長らの策略で逮捕され刑務所に入れられた。
そこで囚人のリンチを受けて死亡した事になっていた。
彼の死亡を知った恋人は飛び降り自殺をはかり、死は免れたが足を悪くしたと言う。
後はこの元警官が本当に死んだのかどうかを確認するだけだと考えた警部は
容疑者の警官に恋人である婦人警官を取り調べと称して会わせて出ていく。
そこへ殺人鬼が現れ、足の悪い恋人は殺され、警部との格闘になる。
様子がおかしいと気づいた婦人警官は、取り調べ室を出るが、
見張りの警官が大量に殺害されている。
あわてて彼女は恋人の警官と共に逃げ出すが、彼らはまだ犯人だとして追われている。
そして、頼りの警部も殺されてしまった。
2人は刑務所へ行き、殺人鬼を診断した医師が、
実は生きていた元警官を刑務所に返すに忍びなく、恋人に引き渡していたと知る。
婦人警官は本部長(リチャード・ラウンドトリー)に事態を説明するが取り合わない。
市ではパレードが行われるが、その間に殺人鬼が所内に潜入し、本部長らを殺害。
婦人警官も襲われるが、窓から逃げる。
彼女を助けようとして恋人が警官に見つかり、護送車に入れられる。
殺人鬼は護送車に乗って逃げる。追う婦人警官。ショットガンで倒そうとしたが失敗。
殺人鬼は2人を置いて逃げるが、恋人が追跡し、振り切ろうとするあまり海に転落。
殺人鬼は死んだと思われるが、実は生きていて市長を殺害する。

 というわけで、警官が次々と犯罪を犯すという展開は面白いが、
死んだはずだが生きていたと言うよくわからない説明はいけない。
あれは切りがないからだ。なぜあんなに超人的な体力があるのか、
なぜ殺人鬼になったのか、説明されているようで、全然説明になっていない。
不死身なら逃げる事ないし。不死身の殺し屋というのは魅力的なキャラだが、
どうやって終わらせるのかも難しいかも知れない。

TV放送 91/05/12 10CH 21:02-22:54
 

マニアック・コップ2(90)

 警察官のコーデルは、濡れ衣で刑務所に入れられ、そこで殺された。
だが、不死身のマニアックコップとして復活。街を恐怖に陥れる。
ニューヨーク市警のテレサ(ローレン・ランドン)はコーデルが生きていると主張。
もう1人コーデルを目撃したジャックが殺され、各地で警官が殺される。
テレサはテレビで事件を説明しようとするが、コーデルに首を折られる。
一緒にいた精神医のスーザンは、走る車に手錠で縛られ、腕を負傷。
スーザンはコーデルが犯人と主張。マキニー警部(ロバート・ダビ)が捜査に。
絞殺魔のターケルは、コーデルと妙に気が合い、家へ連れていく。
マキニーらはターケルを捜索。彼を逮捕する。
だが、コーデルは警察署内に現れ、署員を次々射殺。護送車でシンシンの刑務所へ。
マキニーは、上司のドイルが、上層部の収賄に気づいたコーデルを抹殺した事を知る。
コーデルはリンチした囚人を殺しまくり、ターケルと共に窓から落下する。
やがて、正式にコーデルの葬式が行われるが、棺から手が飛び出す。

 と言うわけで、「地獄のマッドコップ」と言う映画の続編。
前作の主役2人が簡単に死んでしまう。死んでないのか、幽霊なのかは不明。
暴れる理由がありそうで、けっこう無差別に殺していたりする。

TV放送 93/01/31 10CH 21:02-22:54
 

マニアックコップ3 復讐の炎(92)

 コーデル巡査は無実の罪で獄死するが、よみがえり、NYを恐怖に陥れる。
刑事のケイトは、人質に扮した強盗に撃たれて植物状態に。
担当医師ピーターは再度復活したコーデルに感電死させられる。
マキニー(ロバート・ダビー)は黒魔術師ホウマガンがコーデルを復活させたと知る。
パウエル医師やケイト事件の特ダネ屋も殺される。
強盗ジュサップも逃げ出すが、マキニーが射殺。
コーデルはケイトを連れ出し仲間にしようとするが、彼女の魂が拒否。
コーデルは暴れ、ホウマガンを射殺。炎に包まれる。
マキニーの恋人スーザンを乗せた救急車が、コーデルに襲われるが、マキニーが爆破。

 と言うわけで、B級だが妙な魅力のあるシリーズ第3弾。
今回は、何か目的があるみたいで、ちとパワフルさが薄れている。

VHS
 

地獄の黙示録(79)

 監督 フランシス・コッポラ

 ベトナム戦争中。陸軍情報部員のウイラード大尉(マーチン・シーン)は
上官(ハリソン・フォード)の特命である作戦につく。
ナン川上流に王国を作ったカーツ大佐(マーロン・ブランド)の暗殺だ。
カーツは優秀な軍人だったが、独断でスパイを処刑した事で責任を追及され、
行方不明になっていた。
川へ入るために、キルゴア中佐(ロバート・デュバル)に協力を要請。
キルゴアは、一行にサーフィンの名手ランスがいる事に気づき
サーフィンに適した川を占領すべく、ワグナーを流しながら総攻撃。
ボートは上流に進み、補給基地につく。
プレイメートが慰安にくるが、兵士たちは異常な興奮。
ベトコンや原住民の襲撃を受け、乗員は次第に減り始める。
ようやくカーツの宮殿に到着。
そこには、アメリカ人カメラマン(デニス・ホッパー)や、
以前、ウイラードと同じ命令を受けた兵士がいた。
カーツは裁く事なく人を殺すために悩んでいた。
ウイラードはカーツを殺害し、ランスの手を引っ張って帰還していった。

 というわけで、サーフィンのために総攻撃したり
司令官のいない部隊があったり、プレイメートに異常に興奮したりというあたりは
後に似たようなベトナムものができたので、割とつきなみという感じ。
川が暗くなってどこからともなく攻撃されながら川を登り
次第に雰囲気がおかしくなってくる。
カーツの所へ着くと、完全に独特の雰囲気だ。
カーツがなぜ住民の神と言われたのか、カメラマンたちもなぜそこにとどまったのか
そして、ウイラードがどうしておかしくなり、
結局最後にはカーツを殺したのか、確かなところはよくわからないが、
カーツが「裁く事なく人を殺す」戦士の極意を目指していたあたりに
重要な意味がある気がする。
 

シザーズ/氷の誘惑(90)

 アンジェラ(シャロン・ストーン)は、マンションのエレベーターで
赤ヒゲの男にレイプされかかるが、ハサミで刺して逃げる。
向かいに住むアレックスに助けられ、彼は接近。だが、拒絶してしまう。
精神医カーター(ロニー・コックス)によれば、子供の頃の体験が影響し、
未だに処女なのだと言う。
ある日仕事を得たアンジェラは、ベイリーのオフィスへ。
だが、ドアが開かず出られなくなる。寝室にはベイリーの死体が。
恐怖のあまりアンジェラは、気を失う。
アレックスはアンジェラの外出を不審に感じ、彼女の部屋へ。ベイリーの住所を知る。
ベイリーのオフィスへ、カーターの妻アンが来る。
彼女がベイリーと浮気したため、カーターはベイリーを殺害したのだ。
幼少の頃、アンジェラは赤ヒゲの義父にもてあそばれ、性的に抑圧されていた。
しかも、義父はおかしくなった母に殺されたのだ。
赤ヒゲのベイリー殺しを、おかしくなったアンジェラのせいにする計画だ。
犯行に使われたハサミさえ見つければ、2人は元の生活に戻れるのだ。
だが、アンジェラはドアを閉じて出ていき、カーターらは出られなくなる。
かけつけたアレックスに、アンジェラは迎えられる。

 と言うわけで、エッチな感じの話かと思えば、精神的な描写が大半。
しかも後半は、出られない部屋の話で終始。カーターが本当に出られないかは疑問。
足が不自由のはずだが、実は平気なアレックスの弟が出てくるが、
あまり必然性を感じない。

TV放送 93/03/18 BS05 22:00-23:50
 

シザーハンズ(90)

監督 ティム・バートン

 雪はどこから降るのと問う子供に、おばあさんは昔話を始めた。
昔、山の上の城に住む発明家(ビンセント・プライス)が、人間を作った。
だが、未完成のまま発明家は死に、手がハサミ状のままになってしまった。
化粧品のセールスマン、ペグは、城で出会ったエドワードを連れて帰る。
夫ビル(アラン・アーキン)や息子ケビンは、エドワードを物珍しそうに見る。
彼は庭木をいろいろな形に器用に切り始め、ペグたちは大喜び。
近所の人たちがこぞって庭の手入れをさせ、続いて女性のヘアカットまで。
キャンプから戻ったペグの娘キム(ウイノナ・ライダー)は、エドワードを拒絶気味。
キムの恋人ジムに誘われ、親の車を盗むため家に侵入、警察に逮捕される。
彼には善悪の観念がないのだと釈放になるが、近所の人々は次第に警戒感を持つ。
クリスマス。エドワードが氷の彫刻をし、破片が雪のようになる。
だが、ジムはエドワードを追い出し、エドワードは町中のものを切りまくる。
車にひかれそうになったケビンを助けようとして、傷つけてしまう。
人々は怒り、城へ逃げるエドワードを追う。
キムがかけつけるが、ジムも現れて格闘に。エドワードはジムを突き刺して殺す。
エドワードを愛するキムは、2人とも死んだと告げたのだ。
このおばあさんこそ、キムだった。彼とは会っていないが、まだ生きている。
この町には降らなかった雪が、あれ以来毎年降っている。彼が降らせているのだ。

 というわけで、人造人間が人間よりも心優しいという展開はありがちだが、
その手がハサミ状になっていると言う奇妙に設定で、
終始それが原因で物語が展開すると言うのはかなり異色の発想と言える。
無表情でチョキチョキ物を切るエドワードが何とも言えずよくて、
それぞれの思惑を持つ人間には彼が理解できないと言う展開は、
ありがちにも思えるが、けっこうよかった。
とは言うものの、雪はなぜ降るの?等と言って、この映画はいい映画なんですよと
主張しているような所が感じられるのが、ちと気にかかる。

LD
 

史上最大の作戦(62)

 44年6月。独軍は占領下仏国への連合軍の上陸を予想。
ロンメル元帥は、双方にとって最も長い日になるだろうと予想した。
天候は悪化し、再度の延期が予想されたが、300万人が待機し、兵も限界の状態だ。
一時的に天候が回復。次のチャンスは7月となるため、アイゼンハワーは決行を決断。
独軍は作戦を傍受するが、本格的な作戦ではないと断定。
米バンダーボルト大佐(ジョン・ウェイン)らの落下傘部隊は、ノルマンディへ降下。
レジスタンスも破壊工作を展開。落下傘部隊の降下に、独軍も非常体制に。
だが、ノルマンディは陽動作戦として、上陸はパトリカレと考える者もいた。
また、ヒトラーの機嫌が悪く、機動部隊の出動要請もできない。
夜明けと共に、各海岸へ5000隻の艦が上陸。
各隊は進撃するが、オマハに上陸したユタ准将(ロバート・ミッチャム)らは苦戦。
防塞の爆破に成功し、ついに進撃に成功する。

 と言うわけで、ノルマンディ上陸作戦をもとに、
物資やキャスト等あらゆる面で、戦争映画史上最高のスケールの映画化。
キャストが凄すぎて、1人ずつの描写があまりなく、その意味でわかりにくい面も。
独元帥の副官にクルト・ユルゲンス。作戦に気づく独兵にゲルト・フレーベ。
米ルーズベルト准将にヘンリー・フォンダ。
英キャンベル准尉にリチャード・バートン。撃墜されて戦闘できず。
隊からはぐれて戦闘できない米兵に、リチャード・ベイマー。
上陸班の中にいる皮肉屋の英兵にショーン・コネリー。割と目立つ。

TV放送 94/06/06 BS11 20:00-23:00
 

史上最大のスーパー・チャンピオン(73)

 スポーツコーチのアーチャー(ジョン・エイモス)は選手に恵まれずアフリカへ。
そこでスポーツ万能のナヌー(ジャン・マイケル・ビンセント)を発見。
ジャングルで生活した彼は、出ていく事を拒むが、
命の恩人になったら同行しろと言う掟を利用して、無理矢理連れてくる事に成功。
ナヌーは様々なスポーツで活躍するが、快く思わないレオポルドは
ナヌーの育ての親ガジンガを呼び、アーチャーに利用されていると告げ口。
陸上の試合で、全種目優勝を狙うナヌーだが、ガジンガの魔法で苦戦。
だが、ひょんな事から魔法が解け大逆転。ついに全種目優勝に成功。
しかしナヌーは家庭教師ジェーンと帰国する事に。
失意のアーチャーは、極東某国で、馬よりも早いチンヤンを発見する。

 と言うわけで、ターザンをモデルにしたような男の話で
ちょっとバカバカしい気もするが、それなりに楽しめる。
それにしても、ジャン・マイケル・ビンセントに、こんなマヌケな出演作があるとは。
音楽はマービン・ハムリッシュ

TV放送 2000/08/01 BS11 2110-2245
 

7月4日に生まれて(89)

監督 オリバー・ストーン

 独立記念日に生まれたロニー(トム・クルーズ)は
厳格な母の影響で愛国心に燃え、ベトナム戦争へ行く事を決意。
軍曹になるが、戦場でやみくもに撃ち、民間人を殺した事に気づく。
さらに同じ隊のウイルソンも射殺してしまうが、上官はそれを否定。
負傷したロニーは下半身負傷で歩ける確率はゼロに。
だが病院の予算は少なく、人間らしい扱いを受けずに怒りを覚える。
家へ戻るが、弟トミーが反戦デモに参加していると知りショックを受ける。
元恋人のロニーの影響で、次第に反戦デモに関わるように。裏切り者と呼ばれる。
戦場の悲惨さを訴えるが、母は認めようとせず家を追い出される。
各地をさまよった末、ウイルソンの家族に真実を告白。
ニクソンによる共和党大会に乱入し反戦をマスコミに主張。
逮捕されかかるが、仲間と再び会場へ。4年後皆の前で反戦演説をするようになる。

 と言うわけで、ベトナム戦争の闇の部分を知らなかった男が
真実を知り、逆に闇を知らない連中に非難されつつ真相を主張する話。
ベトナム戦争ものはいっぱいあったので、目新しくはないのだが
もどかしいほどの人々の誤解に立ち向かう展開は、なかなか面白い。
徴兵に来る曹長にトム・ベレンジャー。戦争を奨励する議員にエド・ローター。
同じように戦争で車いすになり、娼婦遊びをするチャーリーにウイレム・デフォー。
どれもチョイ役ばかり。音楽はジョン・ウイリアムス。

TV放送 1999/12/14 BS05 2000-2230
 

七年目の浮気(55)

監督 ビリー・ワイルダー

 シャーマン氏は妻と息子を避暑に見送り、留守中もマジメにすごす事を誓う。
空想癖のある彼は、夏だけ2階に住むと言う娘(マリリン・モンロー)が気になり、
浮気しそうな自分に悩まされる。7年目に浮気をする事が多いという論文も。
妻が浮気していると決めつけた彼は、仕返しにと娘とデートに。
部屋へ連れ込み、管理人に誤解される。浮気相手と決めつけたトムが現れ、
決心した彼は、彼を殴り倒し、妻を追って避暑地へ向かった。

 と言うわけで、空想癖に悩まされる中年の男が、
若い娘に妙にもてるという展開はほほえましいが、もう少しヒネリがほしい。
一緒に見た映画が「大アマゾンの半魚人」と言うのがおかしい。
モンローの有名な、地下鉄の通風孔でスカートがまくれるシーンあり。

TV放送 94/05/09 BS11 21:00-22:43
 

十誡(23)

監督 セシル・B・デミル

 3000年前。エジプトのラメセス2世は、イスラエル人を奴隷として酷使。
モーゼはイスラエル人の解放を要求。さもなくばすべての長子が死ぬと警告。
王子を含む長子が死に、ラメセスはイスラエル人が立ち去るのを承認。
男子だけで60万の民が、モーゼに率いられ紅海へ。復讐心に燃えるラメセスは追跡。
だが、海が裂け、できた道で対岸へ。追っ手は海に飲まれる。
モーゼはシナイ山で、神より十戒を記した石盤を授かる。
だが、待ちきれない人々は、牛の像を神と崇め、悪行と堕落の限りを尽くす。
自分の神をつくる者に、契約の権利はないと、彼らに災難がふりかかる。
そして現在。マーサは十戒を守れと息子たちに話すが、次男ダンは相手にしない。
長男ジョンは一文なしのメアリーを愛するが、彼女はダンと結婚。2人は家を出る。
3年後、ダンは賄賂や手抜き工事で建築家として成功。教会の工事に兄を起用する。
だが、手抜き工事のため、母は崩れた壁の下敷きになって死ぬ。
借金にも苦しみ、愛人サリーを射殺。逃げまどい、ボートで岸壁に激突して死ぬ。
ジョンを選ばなかった事を後悔したメアリーは、命を絶つ事を決意。
だが、ジョンは彼女を止め、徹夜でイエスの話をする。
彼女に敬虔な感情が生まれ、生まれ変わった彼女には新しい道が開ける。

 と言うわけで、後に再映画化する作品の最初の映画化。無声映画。
前半は有名なシーンでそれなりにいいが、後半は教訓臭くていただけない。

TV放送 94/02/15 BS11 01:00-03:15
 

十戒(56)

 エジプトの王子ラメセスは、ヘブライ人奴隷に悪い種が生まれたとの予言を聞き
すべての新生児を殺すよう命ずる。ヨケベロは息子を神に託し、ナイル河へ流す。
息子は王の妹リシアの神殿に流れ着き、夫の死んだ彼女は王子として育てる。
成長した息子モーゼ(チャールトン・ヘストン)は、人民の支持を得ていた。
南部侵攻に成功し、巨大な都作りも順調。
義理の姉ネフレテリ(アン・バクスター)との結婚も決まっている。
だが、侍女メグネットは、モーゼの出生の秘密をばらし、ネフレテリに殺されるが、
モーゼ自身はこの事実を受け入れ、すべての身分を捨てた。
彼は神に導かれ、砂漠を越えて見知らぬ地へ。
神の山シナイ山のふもとで、族長の娘チポラと結婚。この地に留まる。
やがて、奴隷のヨシュア(ジョン・ドレク)が逃亡し、モーゼに助けを求める。
王位を受け継いだラメセス(ユル・ブリンナー)が、奴隷を酷使していると言うのだ。
民を導けと言う神の声を聞き、モーゼはエジプトへ向かう。

 モーゼは、ラメセスに奴隷解放を要求。だが、彼は相手にしない。
ナイル河を血に染めたりと、奇跡を起こすが、ラメセスは自然現象と解釈。
ついにラメセスはヘブライ人の長子の殺害を命ずる。
だが、これは神の力によって、すべての長子を殺す結果となる。
町を死神が包み、長子が次々死亡。ラメセスとネフレテリの息子も死ぬ。
ラメセスは奴隷の解放を認め、モーゼに導かれ、大行進となる。
だが、復讐に燃えるラメセスは追撃。モーゼらは紅海に追いつめられる。
だが、火の柱がラメセスの行く手をふさぎ、海が裂け道ができる。
人々が渡り終えると、海は元通りに。追っ手は海に飲まれる。
モーゼは戒律を求めて山へ。神はモーゼに、偶像を作るな等の十戒を与える。
しかし、人々は偶像を作り、いけにえを捧げ、堕落していた。
モーゼは戒律なき自由はないと叫び、逆らう者は火に焼かれた。
これが40年続いた後、主の立法を聖櫃に納めさせ、彼は山へ登り、
ヨシュアが引き継いで、一行はヨルダン川のかなたへ向かった。

 と言うわけで、出エジプト記を題材としたスペクタクル。
モーゼの正体がわかるまでは、ベンハーの親戚みたいで面白いが、
モーゼが神を信仰するようになってからはいまいち。
神が十戒を炎で岩に焼き付けるシーンがあるのは、ちょっとマヌケな気がする。
音楽はエルマー・バーンスタイン。

TV放送 93/09/23 12CH 21:02-23:49
 

シックス・センス(1999年米)

 児童心理学者のクロウ(ブルース・ウイリス)は、
かつての患者ビンセントが風呂場に現れ、クロウを撃ち自殺する。
1年後。事件の影響かクロウは妻アンナと会話がなくなる。
ビンセントと似たタイプの少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)に会う。
彼は不思議な力を持ち、孤立していた。
自分を化け物だと言い、死んだ人の姿が見える能力があると言う。
彼によると、死者はあちこちに普通に歩いていて、死んだ事に気づいていないと言う。
母はコールの話を信じず、虐待していたらしい。
ビンセントとの会話のテープを分析する内、彼らが助けを求めている事を認識し
クロウは死者の話を聞くために、二人で葬式へ向かう。
死んだ娘キラに古い箱を渡され、その中のビデオテープを父親に渡す。
その内容は、隠しカメラの映像で、母がキラに洗剤を飲ませていたと判明。
役をもらいつつ焼死した女性も満足させたりして、死者と話すように。
母も死んだ祖母の話をし、コールの話を信ずるようになる。
コールにアンナと話せと言われ、そうしたクロウは、彼女が反応しない事に気づく。
実はクロウはビンセントに撃たれた際に死んでいた事に気づく。
アンナを大切に思っていると語って去る。

 と言うわけで、話題になった映画で、第6感と言うような題名なので
超能力少年の話かと思えば、死者の姿が見えるだけで
本人としては特に奇抜な行動をするわけでなし、なのに周囲が気味悪がると言う話。
秘密がわかっても、激しく展開するわけでなく、何か淡々とした感じ。
それでも惹きつける物があり、ラストのブルース・ウイリスの運命もショッキング。
しかし、ブルース・ウイリスは、少年の母と話していた気がするが?記憶違いか?

TV放送 2001/09/02 BS05 2000-2154
 



久々にシュワちゃんのアクションもの「シックス・デイ」(2000)を見る。

 シュワルツェネッガーと言えば、史上最強の俳優かに思え
絶対死にそうもないと言う役柄が続いたのだが、
それも「イレイザー」あたりで打ち止め。
その後は、コメディやらバットマンやら、
エンド・オブ・デイズでは悪魔が敵でやられっぱなしの挙げ句死んでしまう始末。
そう言う意味では、久々のアクション復活と言う感じだが
今回の題材はクローン。シュワちゃんのクローンが生まれるという展開で
それは記憶が改造された彼自身の「トータルリコール」を思い出させるが
何しろ、シュワちゃんの作品はほぼ制覇しているし
他の正月映画はだいたい見たし、ここは見るしかあるまい。
監督は「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッド。

 クローン技術が発達し、クローン羊のドリーが誕生。
その後、他の動物にも可能性は広がる中、6d法と言う法律が施行される。
それは、人間のクローン化を禁止するもので
旧約聖書の「神が6日目に人間を生み出した」と言うエピソードに由来していた。
破れば、40年以上の重い刑となるのだ。
アダム(アーノルド・シュワルツェネッガー)は
妻ナタリー、娘クララと郊外で生活していた。
クララが愛するペットの老犬オリバーが、ウイルスに冒され殺すしかないと判明。
ナタリーは、最近はやっている「リペット」と言うシステムで
オリバーのクローンを作り、病気がなくなった状態で入れ替えればいいと言う。
しかし、アダムはクローン技術に不安を感じ、この話に乗り気でない。
アダムは、友人ハンクとチャーターヘリの航空会社をやっていた。
今回、大物らしきドラッカー氏と言う人物を乗せる事となり
彼の護衛は妙に慎重で、怪しげな装置で血液検査や視力検査をさせる。
しかし、ハンクは、アダムのペットの話を聞き
リペットは安全だと言って勧め、代わりに彼が操縦する事にした。
そのため、アダムはリペットの店へ行くが、
なぜか店員は、「そろそろ決断しましたか」等と言う。結局気後れして頼まずに帰宅。
なぜか気がつくと、タクシーの中で寝ていて、
代わりにシム・ドールと言う人形を買って帰る。

 ところが、帰宅すると家ではパーティをやっていて
そこには、自分そっくりの、もう1人のアダムがいたのだ。
彼は妻子と喜び、リペットしたオリバーを披露している。これはどう言う事か。
そうこうしていると、謎の一味に襲われる。
そんなシーンが何度かあり、崖から落としたり自分が落ちそうになったり。
駐車場で戦ったりもするが、あいにく3ヶ月前に見たので詳しくは覚えていない。
どうやら、いつの間にかアダムのクローンが作られたらしい。
ホログラムみたいな映像の女性に夢中のハンクに相談するが、
ここにも殺し屋が現れ、ハンクは殺されてしまう。
おまけに、倒したはずの殺し屋たちは、クローン技術で何度でも蘇るのだ。
実は殺し屋を送り込んだのは、リペットや臓器移植の会社会長である
ドラッカー氏その人だった。
彼は、6d法の廃止をたくらみ、
その道の権威であるグラハム博士(ロバート・デュバル)の研究を支援。
ひそかに、浸透を押し進めていたのだ。
実は、グラハム博士は、妻が病死し、その悲しみからクローンで彼女を再生。
そして、ドラッカー自身もクローンだった。
ドラッカーは、ハンクとヘリで雪山へ向かったのだが
そこで反発する者の襲撃を受けて死亡。(あれ?事故だったかも)
だが彼の一味は、ドラッカーをクローンで復活させ、
目撃者であるパイロットのアダムを始末し、クローンを作ろうとしたのだ。
彼らは、ハンクが代役で操縦した事に気づかなかったのだ。
グラハム博士は、人間の記憶をコピーする装置も開発しており、
雪山への出発前に、使われた視力検査装置と称した物が、実はそれだった。
アダムは、もう1人のアダムに事情を説明。
妻子が捕らわれたか何かしたので、(かなり忘れててすいません)
共にヘリで、ドラッカーのビルを襲撃する。
一方、グラハム博士の妻は、クローンとして生きながらえる事に耐えられず自殺。
ショックを受けたグラハム自身も、クローン開発をやめると言い出すが
ドラッカーは、そう言う事なら、彼を始末して
逆らわないようにしたグラハムのクローンを再生すると言い出す。
そうこう大もめしている所へ、
クローンが作られたとショックを受けていた方のアダムが到着。
だが、ドラッカーによると、彼の方がクローンだと言う。
その証拠に、目にバーコードのような印が残されているのだ。
ショックを受けるが、たいして継続せず
もう1人のアダムの工作か何かで、ドラッカーは重傷を負う。
ドラッカーは、あわててクローンを生み出そうと、装置を作動。
しかし、クローン完成前に装置は破壊され、不完全な状態でドラッカーが動き出す。
クローンのドラッカーと元のドラッカーが格闘になったか何かして、
何にしろ敵は全滅。6d法改正は阻止される。
この手の話だと、クローンの方は死んだりするのだが、それはなく
2人のアダムが、共同でヘリの会社をやっていくんだか
クローンの方が立ち去るんだったか、忘れましたが、2人とも無事でした。

 と言うわけで、クローンが題材とあって、不死身だったりするあたりが面白いが
何やら近未来の社会の描写は、なかば現実の世界で実現しており中途半端で拍子抜け。
2人のシュワちゃんがどっちが本物かわからなくなる展開は面白いものの
簡単に本物がわかり、しかも両方生き残るあたりはちょっと甘い感じ。
特殊なヘリが、特殊なアクションを生み出しそうな感じだが、それもない。
まあそこそこ面白い見せ場のアクションがあったが、全体的にはいまいち。
 



16ブロック」(2006年)を見た。

 ジャック・モーズリー 夜勤明けの刑事。アル中で足が悪い
 エディ・バンカー 悪徳警官の暴行事件を目撃した証人。ケーキ職人を志す
 フランク・ニュージェント ジャックの元相棒。悪徳警官の中心人物
 ダイアン ジャックの妹。看護士
 女検事 悪徳警官一味の一斉検挙を目指す
 警部補 ジャックに護送を指示する
 老人 2人が逃げ込んだ部屋の住人
 少女 2人が乗っ取ったバスの乗客
 交渉人 ジャックと仕事した事もある

 NY市警の刑事ジャック(ブルース・ウイリス)は足が不自由で酒浸り。
かつては敏腕だったらしいのだが、今はくたびれた感じで、
やる気なさそうに夜勤で赴いた殺人現場を引き上げ、家へ帰ろうとしていた。
だが、上司である警部補は、夜勤明けにもう1つだけ仕事をしてほしいと言う。
それは証人エディを、裁判所までわずか16ブロック、
約1.6キロを2時間以内に護送すると言う誰にでも出来るはずの任務だった。
渋々仕事を受けたジャックは、車にエディを乗せて運転。
親しげに話しかけるエディだが、相手をする気のないジャック。
途中、車にエディを残し、酒屋に寄って酒を買ってしまうのだが。
ふと気づくと男が車に向けて発砲しようとしていた。
あわてて男を射殺するジャック。
謎の一味の襲撃を受け、ジャックはエディを連れて行きつけのバーへ逃げ込む。
ジャックは仲間に応援を要請。
そこへ現れたのは、ジャックの元相棒であるフランク(デビッド・モース)。
そしてその仲間たち。
彼らはジャックにエディを渡せと言うが、不審に思うジャック。
実はエディは警官による暴力を目撃しており、
彼が証言するとフランクらは窮地に陥るのだ。
もともと別の刑事が護送を担当し、エディを始末する予定だったのだが
事故で間に合わず、ジャックにお鉢が回ってきたのだ。
しかし、一味がエディを射殺しようとするのを見逃せず、
彼はかつての仲間を撃ち、再びエディを連れて逃げる。

 エディは俺のために命を賭ける事はないと言うが、
ジャックの刑事魂が、フランクらの悪事を許せなかった。
フランクらは仲間を集め、ジャック包囲網を敷く。
その裏をかくジャックは、かつてのカンが甦ったかのようだ。
携帯で居場所がばれていると気づき、携帯を手放すジャック。
チャイナタウンの老人に助けられたりして、次第に裁判所に近づく。
エディは身の危険を感じて、ジャックからも逃げたりするが、
結局一緒に逃げる事に。
路線バスに逃げ込むが、一味にばれて包囲される。
やむなく、ジャックは乗客らを人質に籠城する事に。
窓に新聞紙を貼り、中が見えないように工夫。
ケーキ職人になるのが夢だと言うエディの話に、心を開く人質の少女。
かつてジャックと組んだ事のある交渉人などがかけつける。
ジャックは速記人と検事を要求。
フランクらは要求を受ける気はなく、今にも突入しようと待機する。
ところが、突然ジャックは人質を解放する。
何かを企んだジャックは、エディに人質の一人と服を交換させ
背広姿で他の人質と共にバスの外へ出させたのだ。
ジャックの考えが読めず焦るフランク。
だが、他の人質から、エディも一緒にバスから出たと聞く。
何やら意を決したジャックは、
妹ダイアンに向けて、遺言とも言うべきメッセージを残す。
フランクらは突入を試みようとするが、結局ジャックを一人に出来なかったエディは
わざと大騒ぎして注目を集め、再びバスに舞い戻る。
これで計画がダメになったと言うジャックは、バスを急発進させる。
フランクらは油断しており、バリケードを突破。
追跡を受けるが、細い路地へ逃げ込み、まんまと逃げのびる。

 相変わらず市内は警戒が続いており、身動きが取れないジャックら。
そこで看護士である妹ダイアンを呼び、救急車で移動する事に。
しかしフランクもそれは読んでおり、ダイアンを止める。
だがジャックは一枚上手で、ダイアンの救急車は無人。
別の仲間の救急車で移動していたのだ。
ジャックは、ここでエディと別れる事に。
看護士にエディを空港まで見届けるように頼む。
一方、ジャックは単身裁判所に向かう事に。
実はジャックもまたフランクらの違法捜査に参加しており、
彼が証言する事で、一味を一網打尽に出来るのだ。
だが、それにはジャック自身も逮捕されると言う代償があった。
裏口から裁判所に現れるジャックの前にフランクが立ちはだかる。
おまえには証言できないと言われるが、振り切って行くジャック。
裁判が進み、エディが到着せず焦る女検事のところへジャックが到着。
街で騒ぎを起こした刑事の登場に、警官たちも警戒。
その背後にフランクの一味がジャックを狙うが、警官に射殺される。
ジャックの証言でフランクらは逮捕され、ジャック自身も数年の刑に。
刑期を終え出所したジャックを、ダイアンらが歓迎する。
そこへエディからケーキ屋を開いたと言うハガキが届くのであった。

 と言うわけで、この映画、実は公開寸前までほとんど意識していなかったが、
聞けば監督はリチャード・ドナーだし、
出演はブルース・ウイリスとデビッド・モース。
そして物語はどうもガントレットぽい。
これは見るしかないと思って見た。
物語はくたびれ気味の刑事ブルース・ウイリスが主役で
彼が夜勤明けにもう2時間だけと、証人を送り届ける任務を受ける。
ところがその証人が。。。と言う展開で、
ガントレットを丁寧にリメイクしたような感じ。
その丁寧さがポイントで、当初は見せ場もあまりなくやや退屈にも思えたが
次第に2人に奇妙な友情が芽生えるのに貢献している。
何回か派手な見せ場もあるが、やはり何と言ってもバスのシーン。
これもガントレットを連想させる感じだが、あまり長くは続かず、
今度は立てこもり事件になる展開。
ガントレットのクリント・イーストウッドは、
何回も敵の罠に引っかかり、お世辞にも頭のいい刑事とは思えなかったが
今回のウイリスは、早々に敵の裏をかいたりして手強さを見せる。
派手なシーンも抑え気味で、大変なヤツを敵に回したと言う痛快感は弱いが
証人との友情で、意外や意外泣ける感じ。
 

6デイズ7ナイツ(98)

監督 アイバン・ライトマン

 雑誌編集員のロビン(アン・ヘッチ)は熱愛中の恋人フランクと
南太平洋の島へバカンスに。フランクの求婚を受け満喫するが、急な仕事で戻る事に。
粗野な操縦士クイン(ハリソン・フォード)のチャーター機で離陸するが、
悪天候のため途中の島に不時着。車輪が壊れ、外部との連絡も取れない。
2人は反発し合うが、船を見つけて接近。
だがそれは海賊船で、殺人を目撃してしまい、逆に追われるハメに。
追いつめられ断崖から飛び降りて逃れ、2人は愛し合うようになる。
やがて日本軍の不時着機を発見し、部品を使用して水上から離陸する事に。
完成するが、海賊が攻撃。間一髪離陸し、海賊船は自爆する。
負傷でクインは失神し、ロビンが操縦して帰還。
ロビンはフランクとは結婚できないと別れ、島に残る事にする。

 と言うわけで、ハリソン・フォードが粗野な男と言うのもピンとこないが
いざ映画にしてみるとそれっぽい感じ。
物語自体はわかりやすい冒険もので、危機に陥り最後に逆転する展開はなかなか。

VHS
 

失踪(1993年米)(失踪 妄想は究極の凶器)

ジェフ・ハリマン 作家志望(キーファー・サザーランド)
ダイアン ジェフの恋人(サンドラ・ブロック)
リタ ジェフの新しい恋人
バーニー 犯人(ジェフ・ブリッジス)
デニース バーニーの娘

起:ジェフは失踪した恋人ダイアンを探し続けていた。
承:新しい恋人リタにとがめられ、ダイアン探しは止める。
転:犯人バーニーが接触してくる。
結:ジェフも殺されそうになるが、リタに助けられる。

 ジェフは恋人ダイアンとドライブするが、彼女はドライブインで姿を消してしまう。
3年後。ジェフは未だにダイアンを探していたが、
店員リタに心配され、彼女と付き合う様に。
作家志望のジェフは、編集者に失踪の件を書けと言われ、取り組む様に。
リタは、ジェフがまだダイアンを探している事をとがめ、やめさせる。
 ジェフがダイアン探しをやめたと知り、犯人バーニーは手紙を送り付ける。
ジェフは犯人が現れたと喜ぶが、リタは愛想を尽かして出ていってしまう。
現れたバーニーにジェフは怒るが、殺せば真相はわからなくなると言われる。
子供の命を救って英雄とされたバーニーは、
同時に悪魔になる事も出来るかを実験したのだと言う。
ドライブインでダイアンに声をかけられ、これは好機と彼女を連れ去ったのだ。
何があったか知りたければ、ダイアンと同じ体験をしろと言うバーニー。
迷った末、薬入りのコーヒーで眠らされたジェフは、箱ごと埋められてしまう。
 リタは留守電から、ジェフの所に犯人が現れたと知る。
警察は取り合わず、走り去った車からバーニーを突き止める。
バーニーの娘デニースに会い、恋人と称して山小屋へ案内させる。
リタは山小屋に到着するが、バーニーに捕らわれてしまう。
バーニーはリタにも薬を飲ませようとするが、リタはデニースを誘拐したと称する。
動揺したバーニーは、逆に薬を飲まされる。
ジェフが埋められたと気付いたリタは、あわてて掘り返して救出。
バーニーに襲われるが、意識の戻ったジェフが倒す。
ジェフは、自分が埋められた場所の隣に、やはり埋められた痕跡を見付ける。
彼は一件を小説にし、編集者は是非出版したいと言う。
コーヒーを勧められたジェフとリタは、もうこりごりと断るのだった。

 と言う訳で、サンドラ・ブロックが出てるサスペンス。
時期的にはデモリションマンとスピードの間。
彼女はキーファー・サザーランドの恋人役で、彼も24で人気が出る前。
役者としてのトップ扱いはジェフ・ブリッジスで、彼がサンドラを誘拐。
キーファーは3年間も彼女を探し続けていたと言う訳。
キーファーがついにサンドラを救出したと言う展開だったら、
どこかで聞いた感じだが、そうはならない。
キーファーに接触したジェフは、サンドラがどんな目に遭ったか知りたいかと言い出し
キーファーもその話に乗ってしまう。
結果的に、キーファーの新しい恋人が活躍すると言う展開。
サンドラとキーファーによるサスペンスかなと思って見たら、どんどん反れていったが
個人的には割に面白かった。

TV放送 2017/02/15 テレビ東京 1350-1555
 

シティ・オブ・エンジェル(98)

 天使のセス(ニコラス・ケイジ)は街中の人々の死を見守っている。
人には見えないはずの彼の姿だが、
患者を救えなかった女医マギー(メグ・ライアン)と目が合ったのを感じる。
やがて彼女もセスを感じるように。
一方、患者ネイサン(デニス・フランツ)もセスの存在に気づく。
実は彼は元天使で、地上に降りる事を決意すれば、人間になれると言う。
セスは彼の境遇に憧れを感じるが、迷いもある。
セスは姿を現しマギーに接近するが、写真に写らない事に気づく。
天使だと言うセスを彼女は拒絶。セスはビルから飛び降り、人間になる事を決意。
マギーのいる山小屋へ行き、永遠を捨てたセスとマギーは愛し合う。
だが、その後マギーは事故に遭い死ぬ。
それが人の世と知るが、一瞬でも彼女に触れられたと、後悔しなかった。

 と言うわけで、メグ・ライアンの恋愛ものはだいたい見るが、これはちょっと異色。
「ベルリン天使の詩」とか言う映画のリメイクらしい。
天使がすべてを捨てて愛に走ると言うのは、人魚姫とかのパターンで
そう言う意味では目新しくはない。

TV放送 2000/02/13 BS05 2000-2156
 

シティヒート(84)

監督 リチャード・ベンジャミン

 禁酒法の時代。元警官の探偵マーフィ(バート・レイノルズ)は、
友人スイフト(リチャード・ラウンドトリー)がコルの帳簿を盗み、殺されたと知る。
コル(トニーロ・ビアンコ)と敵対するピットは、共に帳簿を狙いマーフィを脅迫。
ピットは恋人キャロラインを誘拐。
スイフトの恋人ジニー(アイリーン・キャラ)は、追っ手から逃げて車にひかれる。
マーフィはスイフトのロッカーで帳簿を発見。双方の組織が現れ、撃ち合いに。
マーフィのもと同僚のスピア警部(クリント・イーストウッド)が手助け。
ピットを射殺。キャロラインのいる娼館を襲撃。彼女を救出。
コロはマーフィの秘書アディを人質に、帳簿のカバンを奪うが、
そこには爆弾が隠され、コロ一味は爆死する。

 と言うわけで、2大アクションスターが共演した作品。
物語的にはレイノルズ中心だが、イーストウッドは出てくるだけで場面をさらう。
やや調子にのりすぎの企画という印象も。

TV放送 95/01/04 08CH 01:20-03:06
 

死と処女(94)

監督 ロマン・ポランスキー

 南米某国の独裁政権が崩壊し、エスコバーは人権侵害事件調査委員長に。
彼のもとへミランダ博士(ベン・キングズレー)と言う人物が現れ、
妻ポーリナ(シガニー・ウィーバー)は愕然。かつて彼女に暴行した医師だったのだ。
だが彼は別人だと否定。博士は告白を録画されるが、それも強要されたものだ。
病院にいたというアリバイも、ポーリナは偽装だと信じない。
殺す気だと悟った博士はついに暴行を告白。ポーリナは彼を残して立ち去る。

 と言うわけで、シガニー・ウィーバーが過去の暴行を執念深く復讐する話だが
何せその事件の事を、観客は知らないわけだし、彼女の心理状態も尋常でないので
見ている方もどうしていいものやら。彼女の裸もあるが、体型はよくない。

TV放送 96/10/21 BS05 08:00-09:45
 

シノーラ(72)

監督 ジョン・スタージェス

 シノーラの町。ジョー(クリント・イーストウッド)は、密猟等で10日間の留置。
メキシコ人チャマらは、土地を返せと証書を燃やし、仲間を牢から出す。
地主のハーラン(ロバート・デュバル)は、ジョーにチャマ捜索につき合わせる。
山へ逃げたチャマに対し、降りねば村人を殺すと警告。
ジョーはクビにされ、村人と共に教会へ。神父から銃をもらう。
彼は次々と一味を倒し、村人の射殺を阻止。
メキシコ人の娘ヘレンと共にチャマに会い、裁判で決着をつけるよう説得。
だが、ハーランらは裁判所前で待機。ジョーは機関車で町を突っ込み、撃ち合いに。
ハーランを射殺し、チャマを裁判所にやる。

 というわけで、最初はメキシコ人が敵だったのに、途中で一転してしまう。
裁判で決着と言っても、正しい判決が出るかどうか。
音楽はラロ・シフリン

TV放送 92/11/17 04CH 02:05-03:58
 

死の接吻(91)

 富豪カールソン(マックス・フォン・シドー)の娘ドロシー(ショーン・ヤング)は
恋人ジョナサン(マット・ディロン)の子供を妊娠し、結婚を約束するが
ジョナサンはドロシーを自殺に見せて殺害する。
双子の妹エレン(ショーン・ヤング)は、姉の自殺を不審に思い調査。
彼女の恋人を怪しむが、誰も相手の事を知らない。
ドロシーの元恋人トミーは、相手の男を知っていると連絡するが、
気づいたジョナサンに始末される。
実はジョナサンはジョーと名乗り、エレンの恋人に収まっていたのだ。
さらにパトリシアと言う女性もジョナサンの存在を思い出すが殺され、
警察はトミーが殺人犯だったと判断。
ジョーはカールソンに気に入られ、エレンと結婚。財閥内での地位を得る。
だが、旧友にジョナサンと声をかけられたのを不審に思い、エレンは卒業文集を調査。
ジョーが実はジョナサンで、ドロシーを殺害したのだと確信。
彼の実家へ侵入し、ドロシーのライターを発見。だがそこにジョナサンが現れる。
彼はカールソンを利用するためドロシーに接近したが、妊娠したため
ドロシーが勘当されるのを恐れて殺害し、エレンに乗り換えたのだった。
逃げるエレンを追跡するが、ジョナサンは列車にひかれて死ぬ。

 と言うわけで、サスペンスものだが、話が二転三転するわけではなく
最初から犯人が分かっている点は弱いかも。最後に動機がわかるだけ。
ショーン・ヤングは裸ありで、
当初捜査する刑事は「007/私を愛したスパイ」の艦長の人。

TV放送 2000/04/16 25CH 1400-1600
 

死の接吻(94)

 前科者ジミーは、ロニーにだまされ再逮捕。ロニーは妻ベブに迫り、彼女は事故死。
怒りを覚えるジミーは宝石強盗の件を密告し、裏切り者としてロニーは始末される。
ハート刑事(サミュエル・L・ジャクソン)らは、仮釈放を条件に
組織の新ボス、ジュニア(ニコラス・ケイジ)を監視させる。
ジュニアに接近し気に入られる。だがジュニアはFBIのオマールを射殺。
ジミーは耐えられなくなり、ジュニアは逮捕。だがジミーの身が危険になる。
ジュニアの弁護士は、FBIが囮捜査の資料を出さない事を盾に無罪を主張。
ジミーは釈放されたジュニアの所へ押し掛け、彼の会話を録音する事に成功。
検事も見逃す事ができず、再起訴する。

 と言うわけで、二重スパイとなった男が、双方の利益に振り回され
最後には自分で身を守るわけだが、
敵を怒らせて証拠となる会話を録音するのは、ありがち。
オマールは、「ミッションインポッシブル」の黒人の人。

TV放送 96/10/13 BS05 22:00-23:45
 

死の標的

 退職した刑事ハッチャー(スティーブン・セガール)は組織抗争に巻き込まれ、
襲撃で姪が負傷。ジャマイカギャングに復讐を決意。
敵の本拠地を襲撃し、双子の首領を倒す。

 と言うわけで、無敵のセガールも普通では芸がないと思ったのか
怪しい魔術を使うギャングを登場させたが、首領が双子と言うのは底が割れているし
あまり爽快感がない。音楽はジェームズ・ニュートン・ハワード。

TV放送
 

シビル・アクション(1998年米)

 有名な弁護士ジャン(ジョン・トラボルタ)は、
白血病の息子を失ったと言うアン(キャサリン・クインラン)と言う女性から、
小さな町ウーパンで8人の子供が死んだ事件を扱ってほしいと訴えられる。
相手が不明の戦いはできないと言うが、
川の周囲にビアトリス食品の皮工場、グレース化学薬品工場がある事に注目する。
廃液を調査。水源の汚染が心配と言う従業員も現れ、
グレースの弁護士はあわてるが、ビアトリスのサッチャー氏(ロバート・デュバル)は
平然としている。裁判長(ジョン・リスゴー)とも知り合いで、
弱小弁護士事務所に負ける気がしないからだ。
会社の態度に反発する者の証言を集めるが、サッチャーは和解交渉を求める。
長い裁判を続けるため、経理担当のゴードンは金策で奔走するが、ボロボロに。
裁判長は審理をやめさせ、陪審員にゆだねる。陪審員はグレース側は続行。
ビアトリスは取り下げに。続行は不能で、グレースとの和解で800万ドルを得る。
だが、アンらは金でなく謝罪がほしかったと批判。仲間も事務所を去ってしまう。
一人で調査を続けるジャンは、市の調査の前に工場が廃棄物を始末したと証言を得る。
自分では裁判を続けられず、環境保護庁に依頼。二つの工場は閉鎖される。

 と言うわけで、実話だと言うが、ジョン・トラボルタが弱小法律事務所にあって
大企業を相手に奮戦する話だが、他にも同様の話はいくつもあり
その意味では、相手をこてんぱんに倒せない結末がどうにも物足らない。
それにしても、前半の展開はそこそこ面白いのだが
中盤から、経理担当の人が金の工面に苦しむシーンが目立つようになり
それが実態なのかも知れないが、やはりスカッとしない。
何やら最後に証言する委員会の委員長がキャシー・ベイツ。
音楽はダニー・エルフマン。

TV放送 2001/12/20 BS05 1900-2057
 

シベールの日曜日(62)

 ピエール(ハーディ・クリューガー)は、戦争で娘を殺して以来記憶喪失となる。
毎夕、彼を愛する看護婦のマドレーヌを待つ日々。
ある日、女の子(パトリシア・ゴッジ)が修道院へ入れられるのを目撃。
そして、その父親が、二度と迎えに来る意志がない事を知る。
日曜に、ピエールは父親と偽って彼女と会う。
彼女はフランソワーズだが、シベールと言う本名は教えてくれない。
自分が捨てられたと知ったシベールは、ピエールと毎週日曜に会う約束をする。
日曜ごとに、公園で恋人のように遊ぶ2人を、人々は不審に思う。
マドレーヌはある日曜に彼を連れ出すが、ピエールは落ちつかず、乱暴して回る。
裏切られたと思ったシベールは病気に。何とか謝り、クリスマスを祝おうと約束。
マドレーヌは、ピエールがシベールと愛し合っている事を知りショックを受ける。
だが、2人を隠れて見ているうち、それが純粋な愛である事を知る。
クリスマスの日。ピエールとシベールは2人で祝う。
だが、マドレーヌの同僚はピエールを危険人物と決めつけ、警察を呼ぶ。
ピエールはシベールの本名を聞くため、彼女の欲しがる風見鶏を盗み出す。
だが、木の精と話ができると言うナイフを持ちだしたピエールを、警察は射殺。
狂乱したシベールは、私にはもう名前がないと言う。

 というわけで、周囲が親子だと思っているのに、不審に感じたと言うのは変な感じ。
シベールという女の子が、予想していたよりも幼く、それでいてしっかり者だった。
なかなかピエールの気持ちを周囲が理解してくれないもどかしさも。
それにしても、ハーディ・クリューガーの異常演技は半端ではない。

TV放送 92/03/21 BS11 10:00-11:56
 

死亡の塔(80)

 ビリー(ブルース・リー)は友人チン・クーの急死を調査。
謎のヘリに棺が盗まれ、追跡するビリーは突き落とされて死ぬ。
弟ボビーは復讐のため調査。ルイスを怪しむが、彼は殺される。死の塔を調査。
実は生きていたチン・クーは、麻薬売買を隠すため死んだフリをしたのだ。
ボビーはチン・クーと対決の末、彼を倒す。

 と言うわけで、死んだブルース・リーの残された映像を強引につないで映画に。
と言っても、戦っているシーンは別人で、リー主演と言うにはかなり問題が。
後半はそのニセ者さえ死に、知らない人が戦うばかりでマジメには見られない。
人の入ったライオンと戦うシーンや、セットの銀座も失笑を買う。

TV放送 97/10/15 BS05 21:00-22:40
 

死亡遊技(78)

 俳優ビリー(ブルース・リー)は芸能界を牛耳るランドへの協力を拒否。
ランドらは見せしめに襲撃。負傷したビリーは葬式をあげ、死んだ事にする。
だが一味は彼が生きている事に気づき、恋人アン(コリーン・キャンプ)を誘拐。
ビリーは隠れ家を襲撃。ハキム(カリーム・アブドール・ジャバー)ら強敵を倒す。
逃げるランドは窓から転落して死ぬ。

 と言うわけで、死んだはずのブルース・リーにはすごい格闘シーンが残っていた。
これを公開するため、他のシーンは別人でごまかし、かなり失笑させられるが、
最後の対決は本物で、なかなかの迫力。
冒頭にチャック・ノリスとの対決シーンもあるが、これはただの使い回し。

TV放送 97/10/16 BS05 21:00-22:57
 

市民ケーン(41)

 監督 オーソン・ウェルズ

 満州にチンギスカンが持っていた豪邸にちなんだという
ザナドゥという豪邸と莫大な資産を持ち、政財界に多大な影響力を持って
大統領候補にまでなった新聞王ケーン(オーソン・ウェルズ)が死んだ。
ニュース映画製作者たちは、
彼の最後の言葉という「バラのつぼみ」という言葉について調査する。
まず、彼の後見人だったマーチン氏のメモを調べる。
地方の旅館の息子だったケーンは、
両親の借金のために大金持ちのマーチン氏にもらわれる。
マーチンは莫大な財産をゆずろうとするが、ケーンは新聞社だけをもらう。
ケーンは正義感から暴露記事を連発して、マーチンをあわてさせた。
しかし、メモからはバラのつぼみの謎はつかめない。
そこでケーンと共に仕事をしていた男たちに話を聞く。
ケーンは新聞社に泊まり込み、時代遅れの新聞社を変えていく。
会社はやがてライバル社を抜き、カリスマ性で社員たちをひきつける。
旅行から戻ったケーンは、大統領の姪と結婚する。
だが、離婚。2人目の妻とも離婚したので、
彼女たちがバラのつぼみだったとは思えない。
もう1人の仕事仲間であるリーランド(ジョゼフ・コットン)に話を聞く。
1人目の妻との結婚生活はうまくいかなかった。
大統領の攻撃をやめようとしないケーンは、家庭をかえりみなかった。
ケーンは人に愛されたかったが、人を愛する事ができなかった。
人の愛を確認したいケーンは、汚職知事に対抗して知事選に出る。
しかし知事は、その頃知り合った売れない歌手との仲を暴露し、ケーンは落選。
彼の大衆を人と思わない態度に怒ったリーランドは、彼のもとを去る。
ケーンは1人目の妻と離婚。彼女はしばらくして事故で死んだ。
そして、ケーンは歌手と再婚する。
ケーンは彼女のためにオペラ劇場まで作るが、彼女にそれだけの実力はなかった。
劇評家になったリーランドはこれを酷評。
ケーンはそのまま新聞に乗せるが、リーランドをクビにする。
続いて、今は安酒場の歌手になった2人目の妻の話を聞く。
彼女は悪評ばかりのオペラを続けさせる事に耐えきれず、自殺をはかるが失敗。
ケーンは今度は巨大な豪邸を作るが、
妻は金で何でも買えるというケーンの考えに反発して出ていく。
ついにバラのつぼみの謎はとけなかった。
その頃、屋敷ではケーンの遺品の処分が行われ、
ケーンが楽しかった少年時代に使った、バラのつぼみの描かれたソリが処分された。

 というわけで、映画史上に残るという事で、見ないわけにはいかなかったこの作品。
どうしてこの作品が、高く評価されたのか考えてしまったが
時間の流れを無視した展開は、よほどしっかりした構成でなければ
見ている人にはわからないはず。
人を愛する事ができない者の悲劇を描くという意味では、ちとつきなみな感じもした。
それに、あのソリが、楽しかった少年時代を象徴していると言うのは
ボンヤリ見ていたのではわからないだろう。
でも、俗な感じだが、1人の成功した男の一生という意味で、面白く見た。

TV
 

シモーヌ(2002年米)

ビクター・タランスキー 映画監督(アル・パチーノ)
シモーヌ 謎の女優
エレイン 映画会社責任者。ビクターの元妻
レイニー ビクターの娘
ニコラ 女優(ウィノナ・ライダー)

 映画監督のビクターは、女優ニコラのわがままぶりに耐えかね、クビにしてしまう。
映画が未完となった為、映画会社責任者である元妻エレインに責任を問われる。
そんな中、彼のファンだと言うハンクが死に、ビクターの為にシステムを遺す。
 9か月後。ビクターは主演をシモーヌと言う女優に差し替えて映画を完成させる。
観客は、正体不明の女優シモーヌに夢中に。
実は、シモーヌはハンクのシステムが作り出したバーチャル映像だった。
過去の名女優のデータを組み合わせ、理想的な存在を作る事が可能なのだ。
 ビクターは正体を公表しようとするが、シモーヌの評判は収まらない。
マスコミが殺到し、俳優や映画会社関係者も会いたがる。
やむなく、コンピュータ中毒で外へ出られないと言う事にする。
歌手としてコンサートすると満員になり、その様子は世界中に中継される。
アカデミー賞は2作品で受賞。
エレインはビクターとシモーヌの関係に嫉妬。
ニコラもシモーヌと共演したいと詫びてくる。
 だが、娘レイニーは、ビクターがシモーヌに振り回されていると指摘。
寄りを戻したいと言うエレインに、ビクターはシモーヌの正体を明かす。
自分が彼女を世間へ出したと言うと、エレインは逆だと言う。
危機を感じたビクターは、シモーヌを豚小屋で演技させたり、過激発言をさせるが、
一向に人気が落ちる様子はない。
 そこでビクターはシモーヌにウイルスを仕込み、彼女が死んだと公表する。
様々な宗教関係者が集まり、葬儀が行われるが、
ビクターは殺人容疑で逮捕されてしまう。
裁判でビクターは、シモーヌはでっち上げだったと証言するが、信じてもらえない。
何とか証明しようとする中、シモーヌが生きていたと報じられ、
騒動は宣伝だったとして、ビクターは釈放される。
実はレイニーがシモーヌを復活させたのだ。
 エレインはビクターの行動に理解を示し、これからは秘密にしないでと言う。
やがて、ビクターとシモーヌの間に子供チップが産まれたと報じられるのだった。

 と言う訳で、アル・パチーノ主演のドラマ。
彼は映画監督だが、
主演女優(ウイノナ・ライダー)のわがままに嫌気が刺し、彼女をクビに。
監督を崇拝する男は、過去の女優のデータを組み合わせて
理想の女性を作るプログラムを提供して死ぬ。
こうして生まれた正体不明の女優シモーヌは大人気となり、
コンサートは世界中継、アカデミー賞では2作で同時に受賞する事態に。
だが、誰もその素顔を知らず(映画会社関係者さえ)、マスコミは監督の周囲に殺到。
監督自身が、分身たるシモーヌに振り回される様になると言う訳。
パチーノが1人でプログラムを使いこなせるとは思えないあたりに違和感はあるが、
話的にはマイフェアレディとかのバリエーションかな。

DVDレンタル
 

シャーキーズマシーン(82)

監督 バート・レイノルズ

 麻薬課刑事シャーキー(バート・レイノルズ)は、スマイリーのヘマで捜査に失敗。
落ちこぼれの集まり風紀課へ。知事候補ホチキンスの選挙運動を警備する。
高級売春婦の存在を知り、独断でドミノ(レイチェル・ウォード)を監視する。
ドミノはホチキンスの相手で、ポン引きのビクターに引退したいと話す。
殺し屋(ヘンリー・シルバ)はドミノを襲い、彼女は殺されてしまう。
実はビクターはホチキンスとつながりがあり、障害となったドミノを処分したのだ。
しかし、ドミノが現れ、死んだのは同室のティファニーと判明。
シャーキーはドミノを避難させるが、裏切り者がおり、仲間が次々と殺される。
スマイリーが裏切り者で、シャーキーも拷問を受けるが反撃。ホチキンスを逮捕。
ビクターは観念するが、弟である殺し屋は彼を射殺。高層ビルに立てこもる。
激しい撃ち合いで、パパがやられ、アーチイ(バーニー・ケーシー)も負傷。
だが、シャーキーが射殺する。

 と言うわけで、バート・レイノルズがダーティ・ハリーの線を狙った作品。
割とハードな展開だが、横道にそれるラブシーンや、妙に長い最後の撃ち合いが難。
仲間がたくさん殺され、主人公も指を切られる展開では、シリーズ化は無理。
風紀課の上司フリスコにチャールズ・ダーニング。アーチイはなぜか日本通。

TV
 

シャークアタック(99)

 海洋学者マクレーは、サメによる連続襲撃事件を調査。
漁師たちは漁ができず、実力者ロウズ氏も困っている。
何者かが発信器でサメを呼び寄せ、ホルモン操作で空腹状態にしていたらしい。
クレーブン博士を追求。サメの免疫力を癌の治療に利用していたのだが、
効果は一時的だった。薬を得るため、サメのホルモンを操作していた。
だが、警察署長らに襲われ、クレーブンも保身のため事態を隠そうとする。
さらに黒幕はロウズと判明。沖合に油田を発見し、新薬話を利用して、
漁業をダメにする事で港の権利を得ようとしていたのだ。
撃ち合いで味方についたクレーブンも撃たれ、
逃走するロウズはヘリが墜落。サメに食われて死ぬ。

 と言うわけで、インチキくさいサメ映画と思って見たが
何やらちゃちな陰謀話がメインで、サメはサブ。人間に利用されては怖さもなし。

TV放送 2000/08/17 BS05 1300-1440
 

ディープ・ライジング(2000年)

 ケープタウン。海にホホジロザメが現れるが、
水族館長マイケルは客引きになると、ニックらに生け捕りにさせる。
姉をサメに食われたサマンサは、公開に反対するが強行。
だが式典で係員ケニーが襲われてサメは逃走する。
マイケルはマイケルをクビにし、TVで人気のロイに捕獲を依頼。
ロイはサメを釣り上げ、大々的に発表するが、肝心の発信機が見つからない。
ニックは発信機をもとに調査を続行。サメは洞窟で大量に成長。
実は、科学者が特効薬製造のため、異常成長させたサメの子孫だった。
だが、市長は海岸閉鎖に反対。ロイが捕獲に向かうが、返り討ちに合い危険な目に。
サーフィン会場が襲撃され、多くの犠牲者が出る。
ニックは洞窟にサメを集め一網打尽にしようとする。
しかしリモコンが故障。ロイが爆弾を持って向かい爆発。
死んだかに思われたロイも、奥の穴から脱出して無事だった。

 と言うわけで、邦題は変わっているが、
実は、「シャークアタック」と言う映画の続編で、
まあ、そうは言われても、ピンと来たり来なかったりだが、
見てることは見てる。
前作はしょぼい印象を受けたのに対し、
今回はサメの出来はそこそこ。
とは言え、なぜかハッキリ写さず、ごまかされたような感も。
海岸閉鎖や、別のサメ釣ったりするあたりは、ジョーズ路線だし
改造するあたりはディープブルー路線で、オリジナリティは低い。
おまけに、最初は巨大なのが1匹かと思えば、
群れでいたりするして、怖さも半減。
唐突な感のあるラブシーンや、
海岸が襲われた際に、無意味に水上バイクでウロウロするあたり、
何となくのんき。
食われるためにいるはずの、館長も食われないので拍子抜け。

TV放送 2002/08/25 BS05 0820-1000
 

ディープ・ライジング コンクエスト(2002年アメリカ)

 太平洋の海底で、ケーブル作業中のバウントレス号が何かに襲われる。
6ヶ月後のマイアミ。ベンはケーブルがサメに襲われたと考え、その歯を調査。
それを知った海洋学者キャットがかけつける。
巨大サメに襲われる犠牲者が出て、それが古代のサメメガロドンだと判明。
それは赤ちゃんで、絶滅したはずだが、なぜ生きているのか不明だ。
海水浴場が襲われ犠牲者が。ケーブルの電磁波に引かれている可能性があるが、
10億ドルの事業で憶測だけでは中止できない。
サメはキャットらの船を襲撃。
ショットガンで倒すが、続いて超巨大の母親が出現。仲間が丸飲みにされる。
会社は取り合わず、船上で関係者を集めてパーティをする事に。
ベンらは攻撃を決意するが、サメは客船を襲撃。
次々乗客が襲われ、社長らも食われる。
ベンらは潜水艇の信号を追わせ、魚雷で倒す。だが別のサメが現れる。

 と言うわけで、こんな題だがシャークアタックの3作目で
古代の巨大ザメメガロドンが現れる話で、
最初はたいした大きさではないと思ったら、
後半にバカでかいのが出てきて、唖然とさせられる。
他でもメガロドン物は見たが、それは水中シーンばかりだったが
今回は水上に出てくる分マヌケな感じ。
ジョーズの頭を、ただ拡大したような特撮で、
救命ボートを丸飲みしたりして驚かせるが、物語としてはありがちな程度。

TV放送 2004/10/18 BS05 2200-2340
 

シャーク・アタック!!(2011年米)

キャサリン・カーマイケル博士 海洋調査局員
ロジャー・ウェイド トレーマー産業社長 (ヤングスーパーマンのジョナサン)
チャック 船長
ジャクソン 軍の隊長

 トレーマー産業の石油基地が崩壊。会社は海底地震によるものと発表する。
海洋調査局員キャサリンは、生存者の証言から、
海底の岩盤を崩すために違法な薬品を使ったと突き止める。
生存者はそこから巨大なサメが現れたとも言うが、
キャサリンにもその点は信じられない。
やがて現れた巨大サメは、潜水艦や三角関係のカップルを襲撃。
キャサリンも巨大サメを目撃する。
それは何万年も前に絶滅した古代のサメ、スーパーシャークで、
弾をはじき、ヒレで陸を歩き、ジャンプする能力を持つのだ。
軍は音でおびき寄せ、新型兵器である歩く戦車で迎え撃つ事に。
だが、陸に上がった巨大サメは戦車を破壊。
キャサリンは洞窟におびき寄せ、口の中に爆弾を投げ込んで倒す。
企業の社長は罰金を受け入れ、
新たなエネルギー源を探すため掘りまくると宣言するのだった。

 と言うわけで、シャークアタックシリーズとは関係ないサメもの。
石油会社の開発で海底の岩盤が破壊され、その下にいた古代のサメが復活。
超巨大で、ジャンプし、陸にも上がると言うスーパーシャークだ。
これを例によって、主人公たちだけで退治すると言う訳。
その巨大さたるや、人間を一飲み(食いちぎるシーンがない)。
チープなサイドストーリーとして男女の三角関係が起こるが、
3人とも次々丸飲みされるので、一気に問題解消。
海洋生物の専門家(女性の博士)と、彼女と親しい飲んべいの船長が、
事情に詳しい人物として軍の会議に参加。
軍は新型兵器である歩く戦車(効率悪そう)1台と3人の兵士で迎え撃つが、
戦車がやられた途端退散。
やむなく博士が洞窟におびき寄せ、口に爆弾を投げ込むと、なぜか腹で爆発。
無事だった博士は海草まみれで現れて、爆発音で耳が聞こえないまま終わるなんて、
チープ以前にコントとしか思えません。

TV放送 2014/06/14 ムービープラス 0100-0225
 

シャークトパス(2010年)

サンズ 科学者(エリック・ロバーツ)
ニコール サンズの娘
アンディ ニコールの同僚
サントス ニコールの同僚
ステイシー・エバーハート テレビ局記者
ボーンズ テレビ局カメラマン
ペズ 目撃者

 海で泳ぐ女性がサメに襲われるが、頭がサメ体がタコの怪物がサメを倒す。
怪物はサンズ博士が開発した生物で、装置によって制御可能なのだ。
軍は海賊船対策に有効と考えるが、密輸船との接触で装置が故障。
制御不能になり、各地で犠牲者が出る。
目撃報告より、記者ステイシーはシャークトパスと名付ける。
サンズ博士の娘ニコールは、怪物を生け捕りしようと奮戦。
だが、博士は怪物の攻撃性を増しており、自身が犠牲に。
怪物は川を上り、さらに人々を襲い、中継するステイシーもやられる。
ニコールが何とかパソコンの接続に成功。怪物を自爆させる。

 と言うわけで、巨大サメものと言うジャンルがあり、
巨大タコものと言うジャンルもあるが、
やり尽くされたので、くっつけちゃえと言う発想の話。
先日、双頭の巨大サメものを見て、あれも呆れたが、さらに呆れた話だ。
物語は、軍が海賊や密輸犯対策として、ハイブリッドな生物を作り出すと言うもの。
これを装置で制御するわけだが、
なぜただの巨大サメや、ただの巨大タコにしなかったか、
なんて疑問が湧く前に、この生物は制御不能に。
始まって5分くらいの出来事で、つまり全編制御できてない。
後は、この生物を捕らえようとする科学者チームと、時々襲われる人々を描く感じ。
何しろタコの足を持つから、陸でもサメに襲われると言う事態に。
そんな生物が出ているのに、不思議なくらい騒ぎにならず、
出てくる人はだいたい油断しててやられる。
一方、科学者チームはさらにのんきな感じで、最後まで特に手を打たない。
今はCGがあるから、低予算でも派手に描けるはずだが、
そのCGすらレベルが低く、数十年前のわかりやすい合成みたいな感じ。
女性が襲われるシーンは、女性しか映っていない。その上、海なのにポロリもない。
話の種に見る程度かな。

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シャークトパスVSプテラクーダ(2014年米)

ロレーナ 水族館の研究者
ムニョス園長 ロレーナの伯父
リック ロレーナの恋人
サイムス博士 生物兵器を開発(ロバート・キャラダイン)

 サイムス博士は、プテラノドンのDNAとバラクーダから、
生物兵器プテラクーダを生み出す。
だが、あっという間に制御不能となり、倒そうとする軍のヘリは全滅。
水族館に勤めるロレーナは、海でシャークトパスの稚魚を発見。
闘争本能を抑えるが、伯父である園長は、派手な見せ物にしようとする。
シャークトパスの存在を知ったサイムスは、プテラクーダ退治の為に駆り出す事に。
2匹は激しく激突。
戦いに巻き込まれて、園長やロレーナの恋人リック、サイムスが次々と犠牲に。
ロレーナは特製のモリを撃ち込み、2匹ごと爆破する事に成功。
危機は脱したかに思えたが、海には別のシャークトパスがいた。

 と言う訳で、サメとタコを合体させたシャークトパスシリーズの2作目。
怪しい博士(ロバート・キャラダイン)は、また生物兵器を作ろうとして、
バラクーダとプテラノドン(!)を合体させたプテラクーダを開発。
これがあっという間に制御不能に。
一方、水族館の娘は海でシャークトパスの稚魚(!)を発見。これを育てる。
プテラクーダの事態を隠蔽しようとする博士は、
シャークトパスとぶつけようとする(こちらも制御不能に)訳。
まあ、よく聞く話っすよね。
両怪物の対決は散発的で、
人間の方も時々出てくるけど考えて動いていると言う印象は受けず。
映画全体がラフスケッチと言う感じです。

TV放送 2015/06/13 ムービープラス 0000-0128
 

シャークトパスVS狼鯨(2015年米)

レイ船長 (キャスパー・バン・ディーン)
ニータ・モラレス警部補 レイの恋人
パブロ レイの助手
ラインハルト 女医
ローサ 野球選手
タイニー ブードゥ教の首長

 ドミニカ。船長のレイは、客を乗せていた所をシャークトパスに襲われる。
飲酒が問題視されて逮捕されるが、ブードゥ教の首長タイニーが保釈させる。
その代償として、シャークトパスの心臓を持ってこいと言うのだ。
一方女医ラインハルトは、若返りの技術と称して、
野球選手ローサにシャチなどのDNAを投与。
ローサはやり過ぎで死んでしまったかに思えたが、
細胞レベルの変化があり、怪物化する。
 レイは、恋人のニータ警部補と共にシャークトパスサメ捕獲に向かうが、
狼と鯨を掛け合わせた様なホエールウルフが出現する。
 狼鯨の秘密を追うニータは、博士が産み出したものと突き止める。
博士は狼鯨に捕らわれており、ニータもまた捕らわれてしまう。
一方レイは、シャークトパスの足をタイニーに届けて、解放される。
タイニーは、それを使って、シャークトパスを操ろうとするが、やられてしまう。
 レイはニータを救出。
狼鯨が追ってくるが、シャークトパスも現れて、街中で対決。
狼鯨の正体がローサだと気付いたレイらは、野球場に誘き出す事に。
シャークトパスも現れるが、球場に張ったネットで感電させる。
さらに狼鯨も、空爆によって倒される。
一件落着かに思えたが、タイニーの助手が呪術でシャークトパスを呼び出すのだった。

 という訳で、シャークトパスシリーズ第3弾。
シャークトパスがみたび現れ、海や町が大混乱に。
一方、女マッドサイエンティストが、狼鯨ことホエールウルフを誕生させる。
狼と鯨を掛け合わせたのではなくて、野球選手の人体改造を目論み、
いろいろDNAを注入したら怪物になってしまったと言う訳。ベースは人間です。
ただし、人々はこの新怪物の出現にあまり気付いておらず、
シャークトパスと戦ってるついでに倒したと言う印象。
シリーズ旧作は、ぼちぼち有名俳優が脇を固めていたが、
本作は主役がキャスパー・バン・ディーン。(スターシップトルーパーズ)
今となっては微妙な人選です。

TV放送 2016/06/18 ムービープラス 0030-0157
 

シャーク・ナイト(2011年米)

サラ 金持ちの娘
ニック サラの恋人。医学生
マリク ニックの同級生。アメフト選手
ゴードン ニックの友人
ブレイク ニックの友人
マヤ サラの友人。マリクの恋人
ベス サラの友人

デニス サラの元恋人。サラを恨んでいる
レッド デニスの仲間
セイビン保安官

 ニックらは湖の島にあるサラの別荘でバカンスを楽しむ事に。
だが、水上バイクのマリクがサメに襲われ、片腕を失う。
携帯も通じないため、ボートで助けを求めるが、
再びサメに襲われマリクの恋人マヤが犠牲に。
サラの元恋人デニスらに助けられるが、
実は彼らが46種類のサメを放ち、人々が襲われるのを楽しんでいたのだ。
マリクらがやられる中、保安官がかけつけるが、彼もまた一味だった。
サラとニックはエサにされかけるが反撃。
デニスや保安官らを倒し、襲ってきたサメも撃退。
一安心するが、桟橋の上をジャンプするサメに襲われる。

 と言うわけで、シャークナイトって、ダークナイトの洒落?
水着の若者がビーチで遊ぶと、サメに襲われると言う毎度の設定。
今回の目新しい点は、サメが40種類以上いるらしくて、
実は人間が襲われるシーンを撮影し、高く売ろうとする輩の仕業だったと言うあたり。
しかし、サメは3匹くらいしかいた気がしないし、
人間が悪役だから、サメとの対決はあまりない。
残酷シーンを売る連中の話は、サメものとは別ジャンルに思えるし。
せっかく水着女性が大勢出るのに、ポロリ的な見せ場もない。

TV放送 2013/08/11 WOWOW 2300-0044
 

シャークネード(2013年米)

フィン 飲み屋の店主
ノバ バーテン
エイプリル フィンの妻
クラウディア フィンの娘
マット フィンの息子
ジョージ 飲み屋の客

 カリフォルニアにハリケーンが迫り、大量発生したサメが竜巻に巻き上げられる。
飲み屋の店主フィンは、別居した妻子を心配して家に向かうが、
道路にはサメが泳いでいて、同行したジョージが食われる。
妻エイプリルはサメの話を本気にせず、侵入したサメにやられる。
脱出した一同は、息子マットのいる航空学校へ。
3本のトルネードが発生したため、
マットがヘリを飛ばし、爆弾で温度差をなくして消滅させる作戦に。
作戦は成功するが、同行したノバがサメに食われる。
爆発で大量のサメが降り、フィンも食われるが、持っていたチェンソーで脱出。
さらに先に食われたノバも救出。
疎遠だった家族は仲直りし、フィンはノバと付き合う事になる。

 と言うわけで、シャークとオクトパスが合体したシャークトパスがあったが、
さらにエスカレートし、本作ではシャークとトルネードが合体。
もはや合体する相手は生物ですらない。
異常気象だかで、沿岸に大量のサメが集まる。嵐や巨大な竜巻が発生。
最初は浸水した水を泳いでた程度のサメたちも竜巻に巻き上げられ、空から人を襲う。
(サメにとっても非常事態のはずだが、人間を襲う本能が上回るらしい)
ロス市街にパラパラとサメが降ってくる異常事態に、
警察とか軍とかはほとんど機能せず。
サメと竜巻を一気に倒す危険な作戦を、主人公たちが独断で遂行。
ラストに主人公はサメに食われるが、腹の中からチェンソーで脱出。(丸呑みらしい)
さらにちょっと前に食われた仲間も救出。同じサメだったとは!
街にサメが降る様は、もっと派手でもよかった気がするが、
次に合体するのはアルマゲドンしかない。

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シャークネード サメ台風2号(2014年米)

フィン・シェパード 前作でシャークネードと戦う
エイプリル フィンの元妻
マーティン フィンの弟
エレン マーティンの妻
ボーン マーティンの息子
モーラ マーティンの娘
スカイ フィンの友人

 シャークネードから生還したフィンと元妻エイプリルは、
出版本のイベントでNYへ。
だが、移動の飛行機が嵐で巻き上げられたサメに襲われる事態に。
フィンが何とか着陸させるが、エイプリルが片腕を食われてしまう。
NYに大規模な嵐が近づいていると知ったフィンは、
弟マーティン一家に避難するよう連絡。
義妹エレンは、落雷で崩れた自由の女神像から逃げ回る。
フィンはマーティンと合流するが、地下鉄でもサメに襲われる。
高層ホテルから打ち込んだ爆弾で嵐を止めようとするが失敗。
エンパイヤビル付近で嵐が合体し、超巨大になると判明。
降サメ量も最大と予想される。
フィンがフロンガスのタンクを破壊し、嵐を止める。
エイプリルも片腕にカッターをつけてサメを次々倒す。
大量のサメが降るが、市民があちこちで撃退。
サメに馬乗りになって難を逃れたフィンは、
サメの腹にあったエイプリルの片腕から指輪を取り出し、再び求婚するのだった。

 と言う訳で、竜巻で巻き上げられたサメ群が、空から襲うシリーズ第2作。
LAを襲ったサメ台風と戦った夫婦は、それを書いた本で有名になりNYへ。
またサメ台風と遭遇すると言う訳。
サメ以外は巻き上げないのか?と言う点を筆頭に、
余裕で10点は突っ込めるけど、全部挙げるのはやめときます。
飛行中の旅客機や地下鉄、エンパイヤビルやテレビ局がサメに襲われ
(自由の女神像にも襲われ)、
どんなシチュエーションでもサメは現れる事がわかります。
主人公がサメをロデオのように乗りこなしたり、
奥さんが片腕をカッターにしたり(電源はどこから?)。
冒頭で奥さんの片腕を食ったサメと終盤に再会したり(何時間も空中にいた)。
バカバカしいシーンが続くけど、これだけてんこ盛りならあっぱれです。

TV放送 2015/07/23 テレビ東京 1335-1535
 

シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年米)

フィン・シェパード シャークネードと2度戦った
エイプリル フィンの妻。片手がチェンソー
ノヴァ フィンの仲間
ルーカス ノヴァの助手(エージェントコーディの人)
ギルバート 軍人。フィンの父

 2度までもシャークネードと戦ったフィンは、
ホワイトハウスで大統領から勲章を受ける事に。
またもサメの嵐が襲来し、
大統領と共に撃ちまくるが、ホワイトハウスは崩壊してしまう。
 フィンの妻エイプリルらはユニバーサルスタジオを訪れるが、
ここもサメの嵐が襲来。あちこちで大騒ぎになり、東海岸は壊滅的に。
 度重なるサメ嵐の被害に打つ手がなく、フィンは軍人の父ギルバートに相談。
ギルバートは、NASAが持つ極秘シャトルで火柱を作れば、嵐を止められると言う。
フィンらはシャトルで打ち上げられ、
ギルバートがスターウォーズ計画用の衛星を手動で起動。
レーザーで嵐の雲を破壊する。
宇宙まで巻き上げられたサメがシャトルを破壊。
フィンはチェンソーで立ち向かうが、サメに飲み込まれて、そのまま大気圏突入。
サメは黒焦げになるが、中のフィンは無事だった。
エイプリルも同様にサメの腹から脱出。腹の中で赤ん坊を出産する。
犠牲になったかに思えたギルバートは、月に到着。
一方、エイプリルには落下したシャトルの翼が迫っていた。

 と言う訳で、シャークネードシリーズ第3弾。
主人公フィンは、チェンソーでサメを倒す存在として、大統領にも知られる様に。
毎回毎回なぜだかサメが巻き上げられ、今回は東海岸全域が危険に。
ユニバーサルスタジオが襲われたりするが、目新しさは今一つ。
ただし、最後に何と宇宙に出てしまうから、
まだサメが及ばない場所が残されていたと驚かされる。
主人公らの乗ったシャトルがサメに破壊されるが、思いがけない手段で帰還。
出し殻感はあったが、宇宙シーンで何とか踏みとどまったか。

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シャークネード4 サメ覚醒(2016年米)

フィン・シェパード シャークネードと3度戦った
エイプリル フィンの妻。片手がチェンソー
ジェム フィンの姪
マット フィンの息子
ガブリエル マットの妻

アストン氏 アストロ社のトップ
ギルバート大佐 フィンの父(デビッド・ハッセルホフ)
エイプリルの父 (ゲーリー・ビシー)

起:阻止されたはずのサメ台風が発生。
承:火を吹いたり電気を帯びたりでパワーアップしていた。
転:フィンは一家でサメ台風に立ち向かう。
結:ナイアガラとぶつけて収束させる。

 あれから5年。アストロ社は天候安定システムを開発し、竜巻の発生を阻止。
シャークネードの脅威は去ったかに思えた。
だが、なぜかラスベガスでサメ台風が発生。
フィンは巻き込まれた息子マットらを救出する。
 一行は列車で移動するが、またもサメ台風に襲われる。
信用が失墜したアストロ社トップのアストンは助けを求めるが、フィンは断る。
 チェンソーを入手したフィンは、油田を襲うサメに立ち向かう。
炎の竜巻が発生し、これはアストロ社にも想定外だったとわかる。
さらにサメ台風は発電所の電気を得て、カンザスへ向かう。
 父親に体を改造されていたエイプリルがかけつけ、フィンらと再会。
彼女はシャトルの墜落でフィンらが死んだと知らされていたのだ。
カンザスにあるフィンの農場もサメ台風に襲われる。
 アストロ社が開発した「悪魔の一撃」で、次々と竜巻を消滅させる事に成功。
だが、雷の竜巻は消滅させられず、竜巻は核施設に向かっていた。
再びアストンに協力を求められたフィンは、これを受ける事を決意。
ナイアガラの水をかければ嵐を阻止できると考えるが、
パワー不足でアストンが犠牲に。
一家で立ち向かい、フィンは逆流させたナイアガラをサメ台風にぶつける。
嵐は収まるが、フィンらは次々サメに食われ、最後にはクジラに食われてしまう。
息子ギルがチェンソーで切り開き、
クラウディアとマット、大佐、最後にフィンを救出する。
フィンは脈がなかったが、エイプリルが電気ショックで蘇生。
そこへエッフェル塔が飛来。そこにはかつての仲間ノバの姿があった。。

 と言う訳で、竜巻に巻き上げられたサメが人々を襲うシリーズ第4弾。
・竜巻に巻き上げられるのは、基本的にサメだけ。
(今回は牛と鯨もちょっと登場)
・サメにとっても緊急事態のはずだが、なぜか人間を襲う事はやめない。
・主人公らは必ず丸飲みにされ、結果的に生還する。
。。と言う原則は守られてます。
電気や放射能を帯びた変種も現れるが、目新しい事をするでなし。
もう飽きたよと言いたい所だが、第5弾は日本へ来るらしい。

TV放送 2017/07/21 テレビ東京 1335-1540
 

シャーク・ハンター(2001年アメリカ)

 潜水艇が破壊され、設計者スペンサーが調査する事に。
彼は少年時代に巨大サメに両親を殺されており、
それを4000万年前に絶滅したはずのメガロドンだと主張。
今回の現場でも、巨大な歯が見つかり、メガロドンの特徴と一致する。
地殻変動で海面に浮上し、縄張りを荒らされたと襲撃してきたらしい。
スペンサーは復讐心を燃やすが、友人ウイルは世紀の発見だと言う。
ハリントンが小型艇で捜査するが襲撃を受け、ピーターズがやられる。
捕獲すべきと言う声に、スペンサーはあくまで魚雷攻撃を主張。
彼が小型艇でおびき寄せる事にするが、メガロドンの襲撃で破壊され魚雷が暴発。
潜水艇は全滅。スペンサーはメガロドンに食いつかせ、
小型艇をオーバーロードさせて自爆。メガロドンを倒す。

 と言うわけで、よくあるチンケなサメを大騒ぎして退治する話かと思ったら、
これが太古の巨大鮫が地殻変動でよみがえったメガロドンという代物で、
体長20メートルもある代物。
小型艇を一口で食うほどの巨大さで、もはや怪獣の域。
でかければいいと言う物でもない。
対する人間側は、誤って魚雷を爆発させてしまってあっさり全滅。
主人公も自爆して倒すが、その対決たるや盛り上がりも何もなく
なんだコリャという感じ。

TV放送 2003/10/17 BS05 2220-2400
 

シャーク・プリズン サメ地獄女囚大脱獄(2015年米)

カール 刑務官
捜査官 (トレーシー・ローズ)
アダム 捜査官の相棒

起:野外作業をする女囚たちが、刑務官を脅して護送車を乗っ取る。
承:女囚が陸を移動するサメに襲われる。
転:刑務官は銃を奪って形勢逆転。
結:結局大半がサメにやられ、刑務官は生き残りを逃がす。

 森でバラバラになった死体が見つかり、生存者はサメの仕業だと言う。
女囚たちは野外作業をするが、水浴びをしたサマンサが姿を消す。
刑務官カールは立ち往生した車を助けるが、
それは女囚の仲間で、護送車が乗っ取られてしまう。
一同は森の小屋で休憩するが、サラが姿を消し、サメの歯が残されていた。
付近にいた地質学者によると、地底に残されていた太古の海が爆破で地上とつながり、
地上でも活動可能な太古のシャークサウルスが蘇ったのだと言う。
 小屋にあった銃を奪い、カールは女囚ミシェルを味方に形勢逆転。
洞窟に逃れるが、付近には6匹のサメがいる。
女囚たちは次々とやられ、唯一生き延びたミシェルを逃がしたカールは、
かけつけた捜査官に全員が死んだと報告。
だが、洞窟にはまだ生き延びた女囚がいた。

 と言う訳で、いろんなサメものがあるが、本作はいわゆる女囚ものとのコラボ。
地中を移動する古代の鮫が出現。
湿地帯を高速で古代サメが移動する絵は面白いが、
地中をすいすい移動されるとそれはビーチシャークの領域のはず。
作業中に脱走した女囚たちがこれに襲われると言う展開。
と言っても、女囚はもともと数名で、美女度も微妙で、ポロリ的な見せ場はない。
ところで、本作には往年のポルノ女優トレーシー・ローズが出演。
いかにもな捜査官役で登場するが、
サメにほぼ絡まず、騒ぎが解決した後でようやく到着する。

TV放送 2016/12/21 WOWOW 2300-0030
 

ジャージー・ボーイズ(2014年米)

フランキー・ヴァリ
トミー メンバー
ボブ メンバー
ニック メンバー
デカルロ 組織のボス(クリストファー・ウォーケン)

 1951年ニュージャージー。
床屋で働くフランキーは、組織のボス、デカルロ氏に気に入られていた。
悪友トミーに誘われ、一緒に歌う事に。
ニックを含めた3人だが、3人組は時代遅れと、
ボブを加えた4人組フォーシーズンズを結成する。
「シェリー」がヒットし、人気者に。
だが、トミーが100万ドルの借金を作っていたと判明。
フランキーはトミーに恩があると返済を約束。
だが、ニックが不満を漏らし、結局分裂する。
フランキーは1人で歌うようになるが、娘フランシーンがドラックで死ぬ悲劇が。
ショックを受けるフランキーは、ラブソングを持ちかけられる。
こうして生まれた「君の瞳に恋してる」は大ヒットする。
1990年。彼らはロックの殿堂に選ばれる事になり、
4人は25年ぶりに顔を合わせるのだった。

 と言う訳で、クリント・イーストウッド監督作。
クリント監督作は、得意としたアクション系作品と、
造詣のある音楽系作品に分かれるみたい。本作は後者の方。
クリント自身が出ていれば、彼のキャラで見せるが、本作では監督に専念。
ニュージャージー出身のフランキーは、
悪友トミーが結成した4人組の歌手フォーシーズンズに参加。
大人気となるが、次第に分裂が生ずると言う訳。
シェリーや君の瞳に恋してるなど、スタンダードなナンバーは知ってても、
誰が歌ったか知らない者として思い入れは今一つで、
ドラマの方はビートルズ物語ですと言われても気がつかないくらいありそうな感じ。

TV放送 2015/08/16 WOWOW 2100-2314
 

ジャイアンツ(56)

監督 ジョージ・スティーブンス

 テキサスの牧場主ビック(ロック・ハドソン)は、種馬を買うため東部へ。
リットン氏の娘レズリー(エリザベス・テーラー)に一目ボレし、結婚する事に。
砂漠での生活は、レズリーには大変だが、彼女はたくましくやる。
彼女はメキシコ人の使用人にも優しくし、ビックの姉ラズは気に入らない。
ラズは種馬に挑戦し、落馬して死ぬ。
彼女は一匹狼の使用人ジェット(ジェームズ・ディーン)に土地を残す。
ジェットはそこで石油を掘り当てる。
レズリーらに子供たちができるが、教育で夫婦が対立。しかし、仲直りする。

 長男ジョディ(デニス・ホッパー)は医師志望。メキシコ人看護婦ファナと結婚。
長女ジュディはボブと結婚。実験牧場を探す。
次女ラズ(キャロル・ベーカー)はジェットに夢中だ。
後継者のいないビックは、ジェットと取り引きし、石油で利益を得る。
レズリーが拾い上げたメキシコ人のアンヘル(サル・ミネオ)は、召集され戦死。
石油王となったジェットのホテルのパーティへ。
しかし、ファナが差別された事から、ビックとジェットはケンカに。
泥酔したジェットは醜態をさらし、レズリーへのあこがれから、
ビックに勝とうと努力してきたと愚痴をこぼす。
帰途、メキシコ人を差別する店で、ビックは店員とケンカに。
初めて、ビックはレズリーの英雄となり、人生は失敗でなかったと思わせた。

 と言うわけで、ジェームズ・ディーンの遺作として知られるが、彼はわき役。
西部を舞台とした大河ドラマとして、面白いが、
途中からテーマがメキシコ人差別の問題に移り、何か狐につままれたようだ。
音楽はディミトリ・ティオムキン。

TV放送 93/11/04 10CH 02:40-04:50 (前編)
TV放送 93/11/05 10CH 02:40-04:33 (後編)
 

ジャイアント・ウーマン(93)(未公開)

 浮気する夫ハリーと、娘を仕事にしか利用しない社長である父コブ氏に悩まされる
ナンシー(ダリル・ハンナ)は、砂漠でUFOに遭遇。光線を受ける。
信用されないが、ハリーたちに腹を立てた彼女は、巨大になり天井を突き破る。
ハリーはナンシーを殺すため、怒らせて、心臓に負担をかけさせる。
だが失敗。彼女はさらに巨大になり、ハリーの浮気現場を探して街を歩き回る。
ハリーを捕まえるが、軍の攻撃を受ける。そこへ再びUFOが現れ、2人は姿を消す。
そこには同じ境遇の3組のカップルがいて、夫に反省するよう訓練されていた。

 と言うわけで、昔あった巨大女もののリメイクで、たぶんTV作品。
サイズが変わった事によるおかしさも、破壊の壮快感もなく、バカらしい。

VHS
 

シャイニング(80)

監督 スタンリー・キューブリック

 ジャック(ジャック・ニコルソン)と妻ウェンディ(シェリー・デュバル)らは
冬の間、外界から隔絶された山荘を管理する仕事を得る。
この山荘では、70年前に管理人が錯乱し、妻子を殺害した事故があった。
息子ダニーは超能力を持ち、過去の惨殺現場を見る。
ジャックは次第に影響を受け、ウェンディたちを追い回すように。
ウェンディはダニーを連れて雪上車で逃走。追うジャックは凍死する。

 と言うわけで、スティーブン・キング原作のホラーをキューブリックが監督。
ジャック・ニコルソンの狂気ぶりはいいとして、
なぜそうなって、何が起こったのかほとんど説明がないので、わけがわからない。

TV放送 96/11/14 12CH 21:02-23:34
 

スティーブン・キングのシャイニング(TV作品)

 ジャックは、妻ウェンディ(レベッカ・デモーネ)息子ダニーと共に
冬の間孤立するホテルの管理人に。だが彼には酒で暴力を起こした過去があった。
ダニーには超能力があり幻覚を見るが、医師らは精神的なものと否定。
過去にホテルで殺された人々の霊にとりつかれ、ジャックは次第に暴力的に。
無線機を壊すが、後になるとその記憶がなく、ダニーのせいと決めつける。
一方、ダニーは何かに導かれ、217号室に引きずり込まれそうに。
連中の狙いは、ダニーの持つ「輝き」だ。途中悪天候のため見えず。
暴れ出したジャックは、ダニーやウエンディを襲撃。
ダニーは同じ超能力者のハロランを呼ぶ。彼らはラッセル車で脱出。
我に返ったジャックは、幽霊を引き留めたまま、ボイラーを爆発させる。
10年後。ジャックはダニーを見守っていたが、ホテルの再建が決まった。

 と言うわけで、かつてキューブリックが監督した物語を気に入らず
原作者がわざわざ作り直したと言うTV版だが、長々とした話だが
映画版との違いが特に見あたらず、なぜ作り直したのだかよくわからない。

TV放送
 

ジャガーノート(74)

監督 リチャード・レスター

 大西洋に1200名を乗せた豪華客船ブリタニック号が出航。
「ジャガーノート」と言う人物が、7つのドラム缶型爆弾をセットしたと脅迫。
天候が悪く、客を降ろす事は不可能。しかも政府は金を払わない方針だ。
爆発物処理のプロ、ファロン(リチャード・ハリス)のチームが急行。
ファロンが爆弾を調査し、他の仲間が同様の作業をする。
しかし、チャーリー(デビッド・ヘミングス)が失敗して爆死。
刑事ジョニー(アンソニー・ホプキンス)が、金を受け取った男を逮捕し交渉決裂。
仕掛けが独軍の機雷に酷似している事から、ファロンの元上官シドが犯人と判明。
ファロンは細工用の穴が囮と気づき、別の穴から解除を試みる。
残る配線は2つ。シドは青を切れと言うが、赤を切って解除に成功する。

 と言うわけで、一種のパニックものという感じだが、あまり盛り上がらず。
爆弾解除が中心なので、わかりづらい。結局、いくつかは爆発しても無事だったし。
ラストはありがちな展開だが、もし爆死したら、仲間も青を切っていたに違いない。
船長アレックスにオマー・シャリフ。大して活躍なし。
ポーター社長にイアン・ホルム。乗客の市長にクリフトン・ジェームズ。
若いデビッド・ヘミングスが、けっこうかっこいい。

TV放送 94/04/19 BS11 21:00-22:52
 

ジャグラー ニューヨーク25時(1980年)

 運転手ボイドは、娘キャシーが何者かに連れ去られるのに気づく。
タクシーで追跡するが、事故を起こして逃走される。
犯人は不動産業者クレイトンの娘と誤解しており、100万ドルを要求。
ボイドは元警官で、かつての同僚でボイドの密告で左遷されたバーンズは、
何かと因縁をつけて復讐しようとする。
逃走したボイドはポルノ街へ行き、犯人が落とした物を拾った娘を捜し回る。
その犬の登録証を得て、危険なブロンクスへ向かう。
だが犯人はキャシーを連れて金の受け渡し場所であるコンサート会場へ。
警察が配備されるが、犯人が気づき、下水道で格闘。
犯人が自分を愛していると思いこんだキャシーは逃げ出し、格闘の末射殺する。

 と言うわけで、人違いで娘を誘拐された元刑事が奮戦する話で、
まあ最初の追跡シーンとか迫力あるし、怪しい風俗とか、危ない地区とか
そこそこ面白みはあるのだが、
人違いと言うところから特にサスペンスも生まれず、
主人公の元刑事も、彼に恨みを持つ刑事も、はたまた危ない地区の連中も、
いくら何でもこんな行動はすまいと言う事ばかりしている気がして、
話をややこしくしたくなる気持ちはわかるが、少しこなれていない。

TV放送 2002/05/08 BS05 0945-1130
 

ジャズ・シンガー(27)

 ニューヨークのユダヤ教司祭の息子ジェイキーは歌が得意で、
酒場で歌ったために、不埒だと父親とケンカに。ジェイキーは家を飛び出す。
成長したジェイキー(アル・ジョルソン)は、女優メアリーに見いだされ人気者に。
ブロードウェイの舞台に出る事に。だが、父は息子の歌を認めない。
メアリーと舞台の主役を演ずる事になるが、父は病気で倒れ、贖罪の歌を歌えない。
贖罪の日は公演の初日で、抜ければ2度と舞台には出られまい。
悩んだジェイキーは贖罪の歌を歌い、父は喜びながら死ぬ。
メアリーや興行主も感激して認め、彼のショーは評判になる。

 と言うわけで、映画史上初めてセリフの入ったトーキー第1作。
技術的な関係もあって、セリフのあるシーンは一部だけ。
サイレントになったり、セリフが出たりで、見ていると変な感じだ。

TV放送 95/01/02 BS05 12:00-13:45