映画感想速報
 映画のあらすじと感想をまとめ続けてきましたが、なかなか文章をまとめるのが大変で、まとめた頃には古い話になっている事も少なくありません。そこで、速報的に公開する事にしました。

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2008/11/11
「ブルーサヴェージ セカンドインパクト」
 「ブルーサヴェージ 巨大ザメ来襲」とはスタッフも、キャストも
物語も、作ってる国さえも違うかなり強引なシリーズもの。
毎度おなじみのサメの話を、若い女の子を主人公にして
さらにサメが大量に現れると言うところが目新しいところ。
それにしたって、いくら物語序盤からサメと戦ってきたからとは言え
ラストで彼女が中心に戦い、警察とかは何もしないのはおかしいよね。

2008/11/09
「ブルーサヴェージ 巨大ザメ来襲」
 この道はいつか来た道。
メガロドンが復活したり、それが研究の成果だったり
首謀者の博士がメガロドンに食われたり、爆薬で倒したり、どこかで聞いた話。

2008/11/04
「ファイアーウォール」
 ファイアーウォールと言ってもコンピュータの話ではなく山火事の話。
女性消防隊長が主人公で、田舎町の山火事に奮戦。
道路封鎖しようとして市長と対立するジョーズな展開や
最後の手段としてダムを爆破するナバロンな展開もあるが
死者が一人も出ないあたりからも緊迫感がまったくなく、派手な見せ場もない。
ダム爆破しても遠巻きのCGでごまかすだけだし、
周囲の人は避難さえしないとは。

2008/11/02
「センター・オブ・ジ・アース」
☆☆☆★★

 センター・オブ・ジ・アースとは、ディズニーシーのアトラクションで
もっとさかのぼればジューヌ・ベルヌの「地底探検」の映画化。
今回は最新3D技術で、ブレンダン・フレーザー主演と来れば
見るしかないと思って見る。
 物語はジューヌ・ベルヌの小説を事実であるとする兄を持つブレンダンが
彼の足跡を追って地底へ行き、結局小説と同じイベントを展開すると言うわけ。
設定は現代風にするための口実で、基本は小説の映画化というわけ。
まあ堅い話はヌキの見せ場連続で、
インディ風のコースター、ピラニア風トビウオ、恐竜、マリオ風飛び石など
なかなか3D的な見せ場もあって面白い。
技術も進んでいるようで、3Dによくあるわざとらしさもあまりない。
CMの上戸彩まで3D。少し高いがこの手の映画は時々見たいものです。

2008/10/30
「ナンバー23」
 ジム・キャリー主演のスリラーで、ごひいきバージニア・マドセンも共演。
キャリーはいつものオーバー演技を抑え、まじめに取り組む。
物語は世の中の不吉な出来事はすべて「23」という数字に関係していると言う
いささかこじつけくさい都市伝説みたいな話をもとにしていて
そうした題材の小説を読んだキャリーが
自分と小説の主人公の共通性に気づいてのめり込むという展開。
「23」についてはいろんな例が出てくるが、いずれも早口で語られるだけで
なぜ主人公がのめり込むかの説得力は弱い。
後半その理由は明らかになるが、別に「23」関係ないじゃんと言う感じ。
だいたいこの手の話はとってつけたどんでん返しとか
夢落ちとかだったりするものだが、そう言う手は使わなかったので好印象。
マドセンは今回こそ悪役かと思わせてさにあらず一安心。

2008/10/22
「サイドウェイ」
 ごひいきバージニア・マドセンがアカデミー賞候補になった作品。
物語は離婚歴があるが、まだ前妻に未練があるワイン好きの男と
結婚式を目前にしつつまだナンパしようとする親友の2人が
ワインを求める旅に出る一週間を描く。
主人公は同じく離婚歴のあるマドセンと惹かれ合うという展開だが
何と言っても物語を面白くするのは友人の存在。
サンドラ・オーと親しくなるが、結婚目前とばれ鼻を折られ
それでも女店員に手を出し、夫に見つかり裸で逃げ回るハメに。
その家に婚約指輪を忘れ、取り戻しに行こうと泣きながら主人公に頼み
あきれつつも結局危険を冒して取りに行ってやる主人公。
何か10代の青春映画のノリで、
結局いくつになっても人間のやる事ってかわらないなあと感じさせる。
マドセンは出番は少なめだが、若い頃と変わらない魅力。
親友はスパイダーマンのサンドマン役の人で、印象は主人公より強い。

2008/10/09
「ファイヤーウォール」
 ハリソン・フォード主演のサスペンスで、
奥さん役がごひいきバージニア・マドセン。
家族を人質に取られ、主人公が一味の指示で犯行に手を貸す展開に。
オーソドックスな物語を、
コンピュータ技師という設定で今風にしようとするのはわかるが
初老のハリソンにはどうにも似合わない役柄。
画面の文字を携帯で撮影し、OCRで読みとるなんて手口もあまりいい手とは思えず
手口がハイテクを駆使していると言う感じではない。
一味の計画も意外に出たとこ勝負。
ロバート・パトリックは一味かと思わせて実はいい人。
秘書役は「24」のクロエ役の人だから、何か技術で助けるかと思えばさにあらず。
「24」の印象が強すぎたか。
奥さんの浮気を思わせる留守電はギョッとしたが、ハリソンはまったく動じず、
一味の罠だと言い切り、実際その通りだったりして拍子抜け。

2008/10/02
「ランダム・ハーツ」
 事故で妻を失ったハリソン・フォード刑事と、夫を失った女性議員。
2人は互いの相手が不倫関係だったと知ると言う話で、
それが明らかになり、さらに2人が恋に落ちる展開はラブサスペンス風。
でも別に陰謀とかがあるわけでなく、
結局2人はひっつかず、ハリソンの行動も痛々しい感じ。
そんな中でまだ刑事として事件を追い続けてたりするのも違和感あり。

2008/08/30
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」
☆☆☆★★

 ハムナプトラって、もともと「ミイラ再生」と言う映画のリメイクで
インディ・ジョーンズがなかなか復活しないので、製作者が自分で作ったと称する物。
と言うくらいだから、ミイラは出るけど、基本はインディ風活劇。
邦題は前作でミイラが住んでた都市の名前だけど、
今回の舞台は中国だから、実はまったく関係がない。。。
2作目まで作ってしばらく間が空き、本家インディが復活するも、
何か同窓会みたいで感心しない出来。
一方、こちらもインディほどではないがしばらくぶりの復活で
ブレンダン・フレーザーは継続だが、何かHなレイチェル・ワイズが降板。
小僧だった息子も急に大人になってるし、シリーズとしてどうかと言うところもあるが
悪役はジェット・リーだし、そもそもインディほど志が高くない分
逆に面白いんじゃないかと思って見た。
 冒頭は今から何千年も昔の中国の話で、
国王は、力を手に入れようと雇った妖術師を気にいるが、
家来が彼女と親密になり、怒って彼を始末。しかし自らも呪いをかけられると言う話。
この国王がジェット・リーだが、何か小柄の彼は雰囲気じゃない感じ。
まあ映画の中で顔を出してるシーンは意外に少ないけど。
第2次大戦が終わり、冒険から足を洗い、物足りない日々を送るブレンダン夫妻。
やはり奥さんの女優が代わったのは痛手で、別の映画を見てるみたい。
一方、息子は歴史家となり、中国国王のミイラを発見する。
ブレンダン夫婦や義兄もまじえて、ちょっとお約束の家族ドラマ風展開もあるが
基本はドタバタのアクション。
将軍の部下で、顔に傷のある女士官がちょっと魅力ある感じ。
パンフにも載っていないけどモデルさんらしい。
国王は上海の路地みたいな所で大暴れしたりするが、
パワーがあるはずなのにどうもスケールが小さい。
一行は国王が永遠の命を手に入れるのを阻止するため、伝説の都市シャングリラへ。
途中の寺院に立てこもるが、あっという間に追いつめられる。
寺院へ通じる唯一の道は吊り橋なので、とりあえずこれを壊せばいいと思うのだが。
そんな彼らを助けたのが何とイエティ。
ミイラとイエティではジャンルが違う気もするが、もう何でもアリだ。
撃ち合いで負傷したブレンダンを助けるため一行はシャングリラへ。
そこでは妖術師がまだ生きていて、ブレンダンを助けるが
不老不死になったりはせず、ただ傷が治っただけ。
ついに国王一味と、よみがえった家臣一味のミイラ同志がCGで大激突。
国王はいろんな怪物に変身する能力を持つが、お約束の弱点があって。。。
まあ物語はお約束で、ご都合主義で、粗いところもあるけど
派手な見せ場であきさせず、志が高くない分、変な失望感は少ない。

2008/08/12
「ダークナイト」
☆☆☆★★★

 ダークナイトと言うのは実はバットマンの新作。
バットマンはもともとアメコミ出身だったが、なぜかTVではコメディ風に。
ティム・バートン版バットマンで復活し、ダークなイメージに。
豪華な布陣で4作(シューマッカー版含む)が作られるが、
4作でバットマン役が3人と、シリーズとしてやや?マークが。
しばらくの空白を経て、バットマン誕生に戻り「バットマン・ビギンズ」として再開。
監督は「メメント」のクリストファー・ノーラン。
4作との連続性は感じられず、
どうしてバットマンになったかとか、どうして衣装ができたかとか
どうしてバットモービルができたかとか、そんな秘密が描かれる事に。
ラストでティム・バートン版1作目に出た
最も有名な悪役ジョーカーを思わせるセリフで締めくくっていた。
前作を番外編的として、再び以前のようなシリーズ再開でも良かったが
今回は前作の続編で、やはりジョーカーが登場。
ティム・バートン版のジャック・ニコルソンはなかった事にしたような展開。
ジョーカー役のヒース・レジャーが好評で、その後急逝してしまい
それもプラスになったのか、アカデミー賞の呼び声も出る始末。
米国ではタイタニックペースのヒットをしていると言うし
ティム・バートン以降全作劇場で見ている事だし、ここははずせない。
 物語はいきなりジョーカーによる犯行から始まる。
いかれたジョーカーの描写は最初の内、ニコルソンと大して変わらない感じ。
一方、バットマンの方は英雄視され、ニセ者の登場に悩んだりする一方
アーロン・エッカート扮する敏腕検事に真のヒーローとしての座を期待する。
この検事がバットマンことブルース・ウェインの元恋人レイチェルとつきあったりして
まあ続編としての展開はまずまずと言う感じ。
ジョーカーは悪の帝王という感じよりは、
ギャングが手をつけられない泥臭い仕事を代わりにやると言う設定が面白い。
その後ジョーカーが捕らわれ、ここらで終わりかと思ったら、そこからが長い。
元恋人レイチェルが殺され、検事は顔半分がやけどで骨がむき出しに。
この検事はトゥーフェースと言う悪役となる事がわかっていて
ティム・バートン版では1作目で正義、3作目で悪(役者が違う)だったので
悪役になるのは次回作かと思えば、物語はまだ続き、
事故のショックで悪に走り出す。
それでもこれは予告で、対決は次回作かとも思ったが。。。
ジョーカーは逃げ出し、人々に究極の選択とも言うべき選択をさせる。
自分たちを殺すかも知れない犯罪者の命を奪い、自分たちの安心を確保するか。
同じ質問を犯罪者にも投げる。
両者悩んだ末の結論は、共に相手の命を奪わないと言うものだった。
ジョーカーが思うほど、人の心は墜ちてはいなかったのだ。
一方で、バットマンはジョーカーとの共通点に悩み
期待を寄せていた検事が悪に走った事に衝撃を受ける。
2人の悪役を倒したバットマンが選んだ選択肢は、
検事こそ殉教者で、自らが犯罪者だとする事だった。
最近悩むヒーローが多いけど、スーパーマンは高校生程度の悩み
スパイダーマンもまだ生ぬるい。
ダーマナイトとは良く言ったもので、まさにダークなトーンが続き
そこが米国では受け、面白いのは認めるが
この映画がタイタニックよりヒットしてはいけない気がする。

2008/07/30
「ヘルボーイ」
 冥界とやらから呼び出された怪物が正義の味方となり
同じような怪物を倒すと言う話で
当然、その怪力ぶりが魅力になるはずなのだが
いかんせん、どういう設定なのかわかりづらく
相手もどの程度で倒せるのかわからないので、クライマックスも盛り上がらず。

2008/07/08
「シュレック2」
ドリームワークスのアニメで、
ディズニーなんかよりシニカルで、大人向けという印象があったが
いざ見てみると、割に物語も単純で短め。
声優陣は豪華だけど、それはアニメを見ていてもわからないし。

2008/06/30
「ポカホンタスII イングランドへの旅立ち」
 ポカホンタスが英国へ来る話で
どうも実話がベースらしいので、なら仕方ないという気持ちもありつつ
前作で恋仲になったはずのスミスが脇役になって
ぽっと出のロルフの方を選んでしまうあたりしっくり来ない。

2008/06/28
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 ☆☆☆★★

 インディ・ジョーンズと言えば、その手の冒険映画の代名詞。
もともと昔の連続活劇の時代にはその手の映画がよくあったのだが
スターウォーズで成功したジョージ・ルーカスと
ジョーズ他で成功したスティーブン・スピルバーグが手を組み現代に復活。
007を監督したかったが実現しなかったと言うスピルバーグが
ならと言う事でこの企画に乗ったとの噂も。
主演は当初トム・セレックの予定だったが、
スケジュールの都合でハン・ソロことハリソン・フォードを起用。
ルーカス、スピルバーグとの仕事が多いジョン・ウイリアムスが音楽。
危機また危機の描写が面白い「レイダース/失われた聖櫃」は
なぜか日本ではいまいちヒットせず。
しかし2作目以降は、噂を聞いたかヒットするように。
「魔宮の伝説」は息継ぎする間がなくて、作品の構成に難ありという気がするが
「最後の聖戦」は、若きインディ(リバー・フェニックス)や
父ヘンリー(ショーン・コネリー)が出たりで、上質の作品となっていた。
一応三部作で完結したように見えたが、
TVでは「若き日の大冒険」と言うシリーズがあり
これがなぜか日本では不完全な放映ぶりで、ビデオ化も不完全だが
少年時代から老人時代まで出てくるので、いくらでもエピソードが作れるという感じ。
シリーズに影響され、キングソロモンの秘宝、ハムナプトラ、
ナショナル・トレジャーみたいな作品が次々作られたが、あくまで本家はインディ。
新作の噂が流れて久しく、
「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボンが脚本を書いたが
ルーカスがダメ出ししたとか、いろいろ遅れに遅れての新作登場。
前述の通り、年代はどこでも良いので、
前作から3年後とか、ハリソン的につらい事にもならず
50年代を舞台に、ソ連が敵という展開。
1〜3作のヒロインが再登場という噂もあったが
(3作目のヒロインは死んでんじゃないの?)
1作目のカレン・アレンだけで再登場したらしいし、
まあどんな話かは知らないけど、1作目から劇場で見てるし、はずせないところ。
 冒頭パラマウントのマークが実写になるお約束をはずすとは思わなかったが
プレーリードックだかの巣でごまかすとは、無理に出さなくてもと言う感じ。
50年代風にプレスリーやら、学生のケンカやら、ロズウェル事件やら。
冷蔵庫に隠れて水爆を逃れる描写は、50年代を象徴する出来事とは言え
必然性はあったのか。
鉛で放射能が防げるのか知らないけど、
まだキノコ雲が出ている時に外へ出たら、間違いなく被爆するだろうし
だいたい冷蔵庫があんなに吹き飛ばされたら、中の人は全身骨折するはず。
ハリソンがふけているのはいいとしても、どうにも50年代の描写に違和感あり。
前3作のマーカスことデンホルム・エリオットや
父ヘンリーことショーン・コネリーは、既に死んだとの設定で
デンホルム・エリオットは本当に死んじゃったからともかく
コネリーは出演の噂もあったし、次回以降を考えると
何も殺さなくても良かったのではと言う気がする。
敵はケイト・ブランシェットが一手に買って出たと言う感じ。
インディ側は若造がついてきて、特に嫌がるわけでもなく派手なアクションに同行。
若造がカレン・アレンの息子であるのはすぐに察しがつき
もう少し考えれば、ひょっとして。。。と言う感じ。
水晶どくろことクリスタル・スカルが、実はエイリアンの頭蓋骨だったなんて展開は
むしろエイリアンVSプレデターみたいな展開。
まあ派手目な追いつ追われつがあって
(チラリとアークが出てくるのは面白い)
イグアスの滝のすぐ下に、派手な罠に守られた宝があると言うのは
ナショナル・トレジャー風。本家が亜流をマネしてどうするという感じだ。
クライマックスのすごいパワーの部分は何だかよくわからず、ごまかされた感じ。
そして万事解決するや、カレン・アレンとの結婚シーンが。
これはシリーズの流れを止めかねない展開で、好感が持てない。
次回からは若造が主演との噂もあり、
じゃあインディ・ジョーンズじゃないじゃんと、見る前は思っていたが。。。
全体の印象は、TVシリーズの数年後のスペシャル番外編と言う感じで
新作とは言い難い感じ。
面白くない訳じゃないが、次回作が作られる気がしない。

2008/06/19
アークエンジェル 独裁者スターリンの謎
 ダニエル・クレイグ主演なので見るが
物語はスターリンを復活させようとする一味との対決の話。
実は隠し子が。。。と言う展開だが
言ってみれば、過去にもヒトラーなどでやり尽くされたジャンルで
なぜスターリン?と言う感じ。ラストも拍子抜け。

2008/06/15
「ウェズリー・スナイプス ハード・ラック」
 ウエズリー・スナイプス主演で、彼のやや寂しげな感じが出てる。
犯罪から足を洗ったはずなのに、結局逆戻りみたいな展開で
警察やら組織やら、さらには連続殺人犯が入り乱れたりして
設定は面白そうなのだが、その後の展開は何だかじれったい感じ。
シビル・シェパードとアジア系の奇妙な組み合わせの殺人鬼はインパクトあるんだが。

2008/06/08
「プテラノドン」
 今さらどんな理由で恐竜が復活しても驚かないが
そこに古生物学者はともかく、米軍やテロリストも偶然居合わせるのには驚く。
範囲としてはずいぶん狭い地区での話で、残酷描写もあまり好感が持てない。
プテラノドンに捕らわれたケイトを助けるため、
負傷している米兵らを置き去りにして、ラストで確認もしないのは困りもの。
まあ、観客はやられたって知ってるんだけど。

2008/05/21
「ファントム・オブ・パラダイス」
 デパルマの初期の作品で、
オペラ座の怪人をロックでアレンジしたとかいう物。
カルト的な人気があるようだが、元ネタもよく知らないし、
今見ると、ロックの部分もたいした事ない感じ。

2008/05/16
「魔性の女 白い肌に秘められた殺意」
 マデリン・ストーが出てきてHそうだったので見るが
エド・ハリスやらデル・トロとか出てきて意外に豪華な布陣。
だが、魔性の女というような雰囲気はあまり感じられず
同僚にだまされた男の話と言う感じ?
マデリン・ストーは裸あり。

2008/05/11
「アトランティス/失われた帝国」
 ディズニーアニメだけど絵柄はちょっと違う感じ。
物語は海底のアトランティスを潜水艇で探検する話で
ノーチラス号とネモ船長が出てこないのが不思議なくらい。
探検の方は割に淡々とした感じで、金目当ての連中が裏切ってからはやや盛り返す。

「トレマーズ3」
 最初はケビン・ベーコンとフレッド・ウォードのコンビの作品で
謎の怪物と戦う話だったのだが、次第に有名どころが減って
3作目ではついに知らない人ばかりに。
1作目から出ているというガンマニアが出てくると言うが
特に思い入れもなく、怪物の方も特に目新しくもなく。
どうしてシリーズが続くのか不思議な感じ。

2008/05/06
「沈黙の追撃」
 セガールのニセ沈黙シリーズの一作。
何やら軍とか科学者とか入り乱れての陰謀ものだが
これがまったく盛り上がらず、セガールもあまり強そうに見えない。
ラストの一味の企業に突入しての戦いはちょっと面白い。でも敵は弱すぎる。

2008/03/14
「魔法にかけられて」
☆☆☆☆

 ディズニーアニメと言えば、姫と王子が出てきてハッピーエンドと言う展開で
聞くところによると、シンデレラとか白雪姫とかも、
もともとはそうでもなかったらしいのだが、ディズニーがストーリーを改変し
それが世間に定着したとの事。
いわば、お約束の展開と言ったところ。
ところが、今回はその姫が、現実の世界に放り込まれる。
そこで、あいかわらずの姫ぶりを発揮するヒロインと
現実的だが、いつしか彼女に影響されるようになった弁護士の恋の行方に。
これはディズニーが得意とするジャンルを、
ディズニー自身が逆手に取ったセルフパロディ的な要素も持つラブコメとして見た。
ディズニーのディズニー自身によるセルフパロディとは言っても
姫がアンハッピーエンドになるはずもなく、そこは安心して見られるという感じ。
ポイントは姫が王子にひっつくか、弁護士にひっつくかと言う点で
どちらも可能性はあると思ったが、
やはり劇中一緒にいるシーンの長い弁護士にひっつくのは妥当な展開。
ちょっとひねったと言う映画の主旨からも、
2つのカップルが入れ替わる結末というのもうなづける。
なぜか突然歌い出す姫に困惑する弁護士の描写とかもあり
相容れないはずの別の設定の世界だからと言う面白みがある。
ラスト近く、ディズニーならではの幸せを求め
弁護士と別れ王子とひっつこうとするが、何か割り切れないものを感じる姫の描写は
安易なパロディ企画ですまされない味を感じた。

2008/02/11
「ジョーズ 恐怖の12日間」
 映画ジョーズのモデルとなった実話のドラマ化とか。
時代はやや古くて、水着もクラシカルな感じ。
物語の展開はジョーズをなぞったような感じで、
元ネタなのにスケールの小さいリメイクと言う雰囲気。
サメが川を上るあたりが目新しい点だが、さほど成功していない。

2008/02/04
「レッドソニア」
 シュワルツェネッガーの出世作コナンの姉妹作みたいな話。
シュワも出演し、悪の女王がコナンのサンダール・バーグマンで
肝心の女戦士が、スタローンの元妻ブリジット・ニールセンと言う布陣。
ニールセンの女戦士があまり強そうには見えず、
脇役のはずのシュワがやたら目立つのが困りもの。
以前TVで見た時は、冒頭のシーンがもっとHだった気がするがカットされた?

2008/01/28
「パニック・フライト」
 機上なのに、ホテルでの要人暗殺に協力させられると言う設定が面白く
暗殺の設定がシンプルなのも好感が持てる。
逆に、機を降りてから空港くらいまでは許せるが、
自宅で延々と戦うのはマイナス。
キリアン・マーフィはバットマンの悪役もそうだが、不気味な感じが良い。

2008/01/21
「壊滅暴風圏 カテゴリー6」
 超巨大な竜巻やら嵐やらで大変な被害が出ると言う話で
まあ、その部分はCGでごまかすわけだし、
どれくらいすごいのかは、物語的にいまいち伝わらない。
俳優も有名どころはブライアン・デネヒーとランディ・クエイドだから
最初からハードルが低いのか。

2008/01/17
「ザ・インターネット2」
 サンドラ・ブロック主演のサスペンスの続編と言っても
物語的なつながりはまったくなし。
インターネットと言うより、コンピュータ情報の改ざんの話で
彼女の恋人や、偶然知り合ったスチュワーデスが絡むが
「意外な展開」が、この手の話の定石通りで、面白味に欠ける。

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