映画感想速報
 映画のあらすじと感想をまとめ続けてきましたが、なかなか文章をまとめるのが大変で、まとめた頃には古い話になっている事も少なくありません。そこで、速報的に公開する事にしました。

翌年へ  前年へ

2019/12/31
「あるメイドの密かな欲望」
 レア・セドゥの出ている文芸作品。
セドゥはメイドで、とある屋敷に住み込むようになる。
主人には迫られ、奥様には冷たい仕打ちを受ける。
そんな中で、召使のジョゼフと親しくなり、彼が何かを企んでいると知る。
彼に協力するようになり、彼に支配される事に喜びを覚える。。
てな展開だけど、支配されてると言うほど深みにはまってる印象は受けない。
「小間使の日記」と言う作品の映画化だが、
エロい事ありそうな邦題でだまされた感じ。
実際にはそんなエロいシーンはない。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」
 ハリー・ポッターと同じ世界観と言う
ファンタスティック・ビーストの続編。
ポッターはシリーズが続くにつれ、
ヴェルデモートとかの怪しげな描写がなかなかに苦痛になっていた。
ファンタビの前作は、魔法動物と言うキャラの登場で目先が変わり面白かったが
本作になると、魔法動物もおまけ程度になり
ジョニー・デップ扮するグリンデルバルドとの戦いに。
彼が若きヴォルデモートかとも思ったが、どうもそうではないらしい。
だが、いずれにせよ、早くもポッターシリーズの終盤の雰囲気が。
5作くらい作ると聞いたので、なかなかのノルマ感です。

2019/12/30
「バックトレース」
 シルベスター・スタローンの出てるサスペンス。
主人公はマシュー・モディンで、
彼は銀行強盗の一味だったが、何かがあって記憶喪失になり、そのまま逮捕される。
盗んだ金は行方不明で、一味は隠し場所を知るモディンを脱獄させる。
記憶喪失を回復させる新薬で手がかりを得ようとする話で
例えばケビン・コスナーが記憶を移植した話なんかの類似品。
物語としては、記憶が戻るだけと言う印象で、あまりひねりはない。
スタローンは事件を追う刑事役で、実際の所物語にはあまり絡まない。

「運び屋」
 クリント・イーストウッドの久々の監督主演作。
クリントは花農場を営んでいたが、ネット販売の波で仕事を失う。
今まで仕事一筋で家庭を顧みなかった彼に対し、妻や娘は受け入れるのを拒む。
そんな中、簡単な運び屋の仕事を頼まれ、大金を得られると知る。
薬物を運ぶ危険な仕事だと気付くが、たいして動揺する事なくこなしていく。
組織は彼にさらに重要な仕事を与えるが、
病で妻が危険だと知り、監視を出し抜いて家にかけつけてしまう。
近年のクリント作品(特に自分が出てるもの)は安定の面白さだが
映画と同様に実際にも90歳近くで、無骨な雰囲気を維持するのには感心します。

2019/12/29
「カーニー」
 ジョディ・フォスターが初期に出ていた幻の作品。
時期的にはフォクシー・レディと同年。
主人公はゲーリー・ビジーで、ビッグ・ウェンズデーの2年後。
ビジーは移動動物園の見世物小屋で働いていたが
客としてきたジョディと親しくなり、彼女は居座るようになる。
だが、彼女は19歳で、すんなりは行かないと言う訳。
ちなみに、レーガン大統領暗殺未遂事件の犯人ヒンクリーは、
ジョディに近づこうとして、本作の撮影現場にも現れたらしい。

「アントニーとクレオパトラ」
 チャールトン・ヘストン主演監督の史劇。
クレオパトラと彼女に翻弄されたアントニーの話で、
アントニーに扮するのがヘストン。
エリザベス・テイラー版のリチャード・バートンもふがいなかったが、
本作のヘストンはふがいない所だけを描いたと言う印象。
その半面、アントニーが死にそうになってから、
クレオパトラと共に死ぬまでが結構長い。

2019/12/28
「スパイダーマン:スパイダーバース」
 いろんな設定のスパイダーマンが登場するアニメ映画。
実写版で知られるピーター・パーカーは、宿敵キングピンにやられて死亡。
同じ能力を得た少年マイルスが後を継ぐ事に。
キングピンは時空の渦を起こす装置を作動させており、
様々な別次元からスパイダーマンが来て、協力する事になると言う訳。
落ちぶれたピーターによるスパイダーマン、グウェンによるスパイダーマン、
白黒のスパイダーマン、日本の少女アニメ風スパイダーマン、
なぜか豚のスパイダーマンと言う布陣。
スタートレックで平行世界が出てくるエピソードがあるが、発想は同じ感じ。
まあ、番外編としては面白いけど、続編が出来てもずっと面白いかは微妙。
続編は企画されていて、東映版スパイダーマンも出る予定だそうです。

「スノー・ロワイヤル」
 リーアム・ニーソン主演のアクションもの。
除雪車を扱い、模範市民とされたリーアムだが、
麻薬組織の人違いによって息子が殺されてしまう。
復讐心を抱いたリーアムは、息子殺しに関わった連中を1人ずつ始末する。
前半はそんなリーアムぽい作品だが、後半になると事情が変わってくる。
麻薬組織は敵対する組織の仕業だと誤解し、2つの組織の対立が激化。
リーアムの意図を離れて、麻薬組織が崩壊していく。
復讐を成し遂げたと言う通快感は、あまりない。

2019/12/22
「レプティリア」
 若者たちが巨大ワニに襲われると言う話。
グループのメンバーは区別がつかず、次々やられて一部が生き残る。
監督はトビー・フーパーで、ファンからすると彼っぽい作品らしいが
私にはピンと来ず、まああまり面白くない。

「HUNT/餌」
 人食いライオンが人々を襲う話。
惨殺死体が見付かり、割に序盤に人食いライオンと判明。
専門のハンターが現れるが、署長が取り合わないなんてお約束の展開。
オランダ製映画と言うのは初見と思うが、
全体的にTaxiあたりを連想させる、コミカルなテイストです。

「ジオディザスター」
 アサイラムによる世界を巻き込む大災害が発生する話。
宇宙から暗黒物質なる謎の物質が飛来。
それが世界中に大災害をもたらすと言う訳。
主人公の一家は2グループに分かれて
苦労した末に合流すると言ういつものパターンです。

2019/12/21
「ボア」
 巨大イノシシが現れ、人々を襲う話。
この手の話の定石として、主人公以外の連中が襲われる描写があるが、
それが1時間半の映画の1時間くらい続く。
その後は、主人公一家とイノシシの戦いになるが、
主人公一家がどういう構成なのかは詳細に語られず、
普通の映画ならば序盤だけで終わってしまったと言う印象。
なぜイノシシが巨大なのかはわからない。

2019/12/15
「アクアマン」
 ジャスティスリーグの一員アクアマンを描いた作品。
海底にあるアトランティス王国の女王と、人間の灯台守の息子がアクアマン。
王国にアクアマンことアーサーが舞い戻り、義弟と後継者をめぐって対立する。
アーサーに父を殺されたテロリストにも狙われるが
何か敵が二分してしまって、どちらもスケール的に今一つ。
海底には7つも王国があるらしく、
長くシリーズを続ければ話も膨らむんだろうけど
1作の映画の中で紹介するには、ちょっと厳しい感じ。

2019/12/14
「メガスネーク」
 巨大ヘビが出る映画。
先住民が瓶に封印していたヘビが解放され、どんどんでかくなって人々を襲う。
市長が本気にしない等、ジョーズ他を何回もコピーした末の作品と言う印象。
遊園地に巨大ヘビが現れる絵は少し面白い。
腹の中から倒す展開は、後のシャークネードで見た気がする。

「ザ・プール」
 タイ製のサスペンス。
主人公の青年デイは、ボートで廃屋の屋上にあるプールに浮いていたが
気が付いたら水が抜けてしまい、脱出できなくなる。
そこへワニまでも入り込んでしまう。(タイには普通にいるのか?)
ワニは普通サイズでさほど凶暴でもないが、
普通にありそうな状況で窮地に陥る展開は、なかなか面白い。
それにしても、そもそもハシゴのないプールは、どうやって掃除するんすんね。

「キング・スネーク 殺人大蛇」
 またも巨大ヘビの出る映画。
巨大ヘビと言っても、複数の頭があるからヤマタノオロチ風。
永遠の命の秘密を狙う製薬会社がアマゾンの奥地へ行き、
ヤマタノオロチ風怪物に出会うと言う展開。
アナコンダ2もそんなような話だったね。それ以上の驚きはないです。

2019/12/08
「デッドトリガー」
 ドルフ・ラングレン主演のゾンビもの。元はゲームらしいです。
ゾンビ感染症が蔓延し、それに対抗する為にドルフ率いる部隊が結成される。
こんなの何回も見た気がするし、ドルフが出てたのもあった気がする。
似たような設定のゲームが得意なゲーマーを召集。
メンバーは実戦で次々やられ、すごく強いドルフだけが生き延びる。
実は一連の話自体がゲームだったと言う落ちがあり、
ドルフが実際の所どうなったかはよくわからない。

「リーサル・ソルジャーズ」
 メル・ギブソンの息子マイロ・ギブソン主演のアクション。
「M・ギブソン主演最新作」と言う小ずるい宣伝のされ方をされてます。
目は父親に似てるけど、何となく精悍さに欠ける印象。
テロリストを倒す為に、元軍人のマイロはCIAの依頼を受ける。
相棒デイトンとCIAの双方がマイロを出し抜こうとする展開があるが
どちらも頭の良い印象は受けず、簡単にやられる。

2019/12/07
「Taxi ダイヤモンド・ミッション」
 Taxiシリーズの第5弾。
第4弾までは荒っぽいタクシー運転手と警官のコンビだったが
本作では、荒っぽい警官と気弱なタクシー運転手の組み合わせに。
設定を変えてみたと言う気持ちはわかるけど、
タクシー運転手は不要ではと言う印象を受ける。
物語的には顔見世だけと言う感じな一方、
ゲロが絡むカーチェイスは、画面にかぶりつきたい気持ちをそぐ効果しかない。

2019/12/01
「プリンス・オブ・シティ」
 トリート・ウイリアムズ主演の社会派ドラマ。
警官トリートの周囲は、麻薬を横流ししたりするいわゆる悪徳警官だったが
トリートはそうした動きを正そうと、潜入捜査に協力する。
結果として仲間たちを陥れる事になり苦悩すると言う訳。
どこかで聞いた事ある話で、派手な展開はないが、映画は割に長い。

2019/11/30
「華氏119」
 マイケル・ムーアによるドキュメンタリー。
かつてブッシュを攻撃したムーアが、今回はトランプを標的に。
ヒラリーが女性初の大統領になるかと思いきや、予想に反してトランプが当選。
人々は絶望に陥るが、実はそうなった原因はヒラリーやオバマにもあったと言う訳。
言いたい事はわかる気もするけど、単純な図式ではないので
じゃあ誰が悪いんやねんと言うのがわかりにくいのが難。

2019/11/26
「男と女の不都合な真実」
 ジェラルド・バトラー出演のラブコメ。
冒頭に勝ち気そうな女性が出てきて、
ああ、この人がバトラーと恋に落ちるんやなと想像させる。
この女性を演ずるのは「暴走特急」でセガールの姪を演じた女の子で、
美人な大人の女性になったものです。
TVプロデューサーのアビーは、扱う番組が低視聴率に陥っていた。
局は視聴率をアップさせる為、低俗番組で知られるバトラーを投入。
アビーはバトラーを毛嫌いしていたが、自分の恋愛で助言をもらう事に。
当然のようにアビーとバトラーが恋に落ちる訳。
展開的にはありきたりだけど、セガールの姪と再会した点が儲けもの。
「キス&キル」とかにも出てたようだけど。

2019/11/24
「スティーヴン・キング 骨の袋」
 スティーヴン・キングによるホラーの映像化。
前後編もので、主演はピアース・ブロスナン。(だから見た)
ピアース扮する作家マイケルは事故で妻ジョーを失い、
彼女が何かを調べていた故郷へ。
そこでは、娘が父親に殺される事件が多発していた。
ピアース自身も狙われるが、ジョーの幽霊に助けられる。
実はピアースの祖父らが絡む悲惨な事件があり、孫たちが別の幽霊に狙われていた。
何かびっくりするような展開がある訳ではない。

2019/11/23
「デンジャラス・ディール 詐欺師の逆襲」
 同僚にはめられた不動産業者が復讐すると言う話。
やり手の不動産営業ジャックは、同僚アーロンにはめられて解雇される。
わびしい家賃収入を得ていたが、依頼されて豪邸を売る事に。
手柄を横取りしようとするアーロンを出し抜くと言う話。
依頼した夫妻にも目論見があったりするが、そちらも出し抜くと言う訳。
ただし、ちょっと整理できてない感じで、その鮮やかさがピンと来ない。
なぜ本作を見たかと言うと、バート・レイノルズが出ていたから。
アーロンの父親で、息子を妄信する意外に使えないボス役。

2019/11/17
「グラスハウス」
 リーリー・ソビエスキー主演のサスペンス。
リーリーと弟は、両親の事故死でグラス夫妻が後見人になる。
リーリーはグラス夫妻の不審な行動を怪しむ。
夫妻が両親の遺産を狙っているのは、序盤から察しがついてしまう。
この手の話は、怪しいと思った人が実は怪しくなかったりするものだが
本作ではそういうのがまったくなくて、物語的にはひねりがない。
水着披露したりするあたりが見どころか。
夫妻の妻役はダイアン・レインだが、物語的にはいなくてもいい感じ。

2019/11/16
「ワン・ナイト・スタンド」
 ウェズリー・スナイプス主演の珍しい恋愛もの。
時期的にはブレイドよりも前。
ウェズリーの親友がロバート・ダウニーJrだが、彼はエイズで余命わずかに。
お見舞いに行った際に、
偶然知り合ったナスターシャ・キンスキーと一夜の恋に落ちる。
その後、Jrの兄カイル・マクラクランの妻がナスターシャだと知る。
2人の愛が再燃すると言う訳。
ありがちになりそうだが、最後にひねりあり。
本作は出演陣がなかなか豪華だが、個人的にはウェズリーの妻役に注目。
ムーランの声とかやってるようだけど、エージェントオブシールドのメイ役。
絡みのシーンはよく見えないが、ただ寝てるだけのシーンで裸を披露する。

2019/11/10
「メル・ギブソン 特別奇襲戦隊・Z」
 若きメル・ギブソンの戦争もの。時期的にはマッドマックス2の翌年。
部下役でサム・ニールが出ていて、こちらはオーメンの翌年。
特殊部隊の話だが、決死の作戦を展開するわけではなく
日本軍が占拠する島から脱出するだけ。
そして、ギブソンもニールもたいして活躍せず。
日本兵はたどたどしい日本語と言う訳ではないが、
流暢とも言い難く、日本人ではなさそうです。

「ターミネーター ニュー・フェイト」
☆☆☆

 未来から殺人ロボットターミネーターが来たと言う映画はB級ながらヒットし
製作費アップした続編「ターミネーター2」も大ヒット。
前作の悪役アーノルド・シュワルツェネッガーがいい方になり
変幻自在のロバート・パトリックと激闘を展開した。
その後、「ターミネーター3」「ターミネーター4」と続き、
リブート的な「ターミネーター:新起動/ジェニシス」も作られた。
ターミネーターの生みの親であるジェームズ・キャメロンが関わったのは2作目までで
2を傑作とする人たちからすると、3以降は蛇足と揶揄された。
シュワは4以外は全作出ているが(4はそれっぽい人を出した)
戦うリンダ・ハミルトンは3の出演を拒否し、死んだ事にされてしまった。
それがここへ来て、ジェームズ・キャメロンが製作に関わり
2の正当な続編として本作が作られる事に。
久々にリンダも出演し(死んだ事はなかった事にされた)、
2以降いなくなったエドワード・ファーロングもジョン役で再登場するとの事。
まあ、シリーズなら見ますけど、
実は一番の関心はファーロングの出演シーンにあったりもします。

 2の続きなので、審判の日が避けられたと言うところから再開。
サラとジョンは平穏に暮らしていたかに思えたが
そこへまたもターミネーターが現れ、あっさりジョンが殺されてしまう。
このシーンでは、最近よく使う技術を使って
シュワもリンダもファーロングも当時の顔立ちで描かれる。
ってことは、ファーロングが出たと言うのはこれだけ?
中年の彼がジョン役で出てくるのを期待したのに。。新撮した訳ではなさそうです。
ひょっとして歴史が変わって。。と言うのを期待したがそういう事もなく
冒頭にがっかりさせられる始末。
その後、毎度おなじみの未来からターミネーターと追手が到着。
何やらいわくありげな女性ダニーをめぐり、この双方が激突するシーンが展開。
最初のアクションシーンに、今までの知ったキャラが出てこないと言う異常事態です。
その後、サラが合流するが、映画的には1/5くらい進んでようやくと言う印象。
ダニーを助けに来たのはグレースと言う女性で
サラと合わせて3人の女性で行動する事に。
このダニーとグレースが、かつてのジョンであり、サラであり、カイルと言う訳。
一方、新ターミネーターの方は、
骨格とT1000ばりの液体ロボットが分離する構造だが
実際の所、T1000を上回る脅威かと言うと、そうは感じられない。
物語はシュワが登場しないまま終盤に差し掛かり、満を持して登場。
2〜新起動のように、良いロボットとして送り込まれたのではなく
もともと悪いロボットだった彼が、ジョンを殺した事で目的を失い、
生き続ける為に良いロボットになっていたと言う訳。
つまり、「ニューフェイト」なんて副題だけど
「その後のターミネーター」とでもしといた方がしっくりきたかも。
3のような続編になるのを避ける為、ひねってきたと言う事かもしれないが、
ひねりすぎたか、番外編にしか感じられません。

[おまけ:各キャラの変遷]

T−800(シュワ)
 1作目 サラを殺しに来た
 2作目 ジョンを守る
 3作目 2作目とほぼ同じ
 4作目 量産されてるシーンあり
 5作目 悪い型もいるが、サラを守る
 6作目 ジョンを殺しに来たが、引退後は良いロボに

カイル・リース
 1作目 サラを助けて死ぬ
 2作目 出てこない
 3作目 出てこない
 4作目 ジョンと出会う
 5作目 サラを助けに行って、助けられる
 6作目 出てこない。グレースが相当

サラ・コナー
 1作目 ターミネーターと戦う
 2作目 ジョンを守り、スカイネットを破壊
 3作目 出てこない(死亡した)
 4作目 出てこない
 5作目 カイルと共に戦う
 6作目 ターミネーターを倒し続ける。ダニーがかつてのサラに相当

ジョン・コナー
 1作目 出てこない(生まれてない)
 2作目 サラと共にスカイネットを破壊
 3作目 新たなターミネーターと戦う
 4作目 人類のリーダーに
 5作目 人類のリーダーだったが。。
 6作目 すぐ死ぬ

敵ターミネーター
 1作目 強い(T800)
 2作目 変形する(T1000)
 3作目 大量の武器を搭載(T−X)
 4作目 初期型がいろいろ登場
 5作目 ナノ単位で人間に入り込む(T3000)
 6作目 分裂する(Rev9)

2019/11/09
「蜘蛛の巣を払う女」
 ドラゴン・タトゥーの女シリーズのハリウッド版第2弾。
前作のダニエル・クレイグは出てなくて、リスベット役も交代。
リスベットは依頼されて危険なシステムを盗むが、謎の組織もこれを狙っていた。
実は謎の組織のリーダーは、リスベットの双子の妹だったと言う訳。
まあ、見る者からすれば、急に出てきた妹が黒幕と言われても。。と言う印象。
ハッカーとしての凄腕を見せるのは、遠隔操作で車を操るシーンくらいで
それ以外はそんなに面白くない。

2019/11/04
「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」
 ニコラス・ケイジ主演のバイオレンスアクション。
近年のニコラス作品はC級作品が多いが、本作はその中でも低い出来。
ニコラス扮するレッドは、妻マンディをカルト集団に殺され、復讐すると言う展開。
カルト集団に妻が殺されたのが、2時間作品の半分くらい。
そこまでも、ニコラス夫妻がどういう存在で、
なぜ集団に狙われたかがはっきりと描かれる事はない。
起承転結の「起」がなかなか出てこない作品です。
後半はニコラスが暴れて映画的に少しマシになるが、その描き方も散漫な印象。

2019/11/03
「500ページの夢の束」
 ダコタ・ファニング主演のドラマ。
自閉症のウェンディは、スタートレックの大ファン。
脚本コンテストがあると知り、自ら持ち込む事に。
郵送では間に合わないと知り、施設を飛び出して単身スタジオへ向かう。
外の世界を知らない彼女には大冒険になると言う訳だが、そんなにハプニングはない。
ダコタの姉を演ずるアリス・イブは、スタトレ映画版でキャロル・マーカスだったし
施設の女性トニ・コレットの役名がスコッティと言うのも面白い。
一番のツボは、警官がダコタを説得する際にクリンゴン語を話すシーン。
米国では結構話せる人が多いんすかね。

2019/11/02
「サンバーン」
 ファラ・フォーセット主演のサスペンス。
TVチャーリーズエンジェルで人気の出たファラだが、映画は恵まれず。
本作もファラのウェットスーツ姿は評判になったが、映画の評判はあまり聞かない。
保険会社は、調査員ジェイクにソーレンの事故死を調査させる。
ジェイクはファラと夫婦を装い、ソーレンの身辺を調べると言う訳。
ファラはもともと身辺調査用に雇われた訳なので、巻き込まれ感は弱い。
接近した弁護士やら未亡人やらの人間関係はもちろん、陰謀の方もよくわからず、
サスペンスとしての魅力はあまりない。

2019/10/27
「シュガー・ラッシュ:オンライン」
 ゲームのキャラがゲームの枠を越えて協力すると言う話の続編。
シュガーラッシュのハンドルが壊れ、ゲーム機が撤去される危機に。
古いゲームなので交換部品はなく、
ハンドルを探して、ラルフとヴァネロペはインターネットの世界へ。
前作は、設定は違えどゲームの中に別のゲームのキャラが来る展開だったが
本作はネットと言う漠然とした世界に出張する展開。
どう描くかに関心あったが、世界観はそれなりにまとまってる。
まあまあ面白かったが、最後に主役2人が別れて過ごす事になるのは微妙な印象。

2019/10/26
「グリム・アベンジャーズ タイム・ウォーズ」
 グリム童話のキャラが集合する作品の続編。
前作もキャラの区別がつかない難があった記憶があり、
それは本作でも継承されている上に、何があったかも覚えてない。
本作の展開も脚本家の設定だけと言う印象で、あまり面白くない。

2019/10/22
「トゥ・ヘル」
 ニコラス・ケイジ主演ホラー風味のドラマ。
ニコラスは幽体離脱が出来ると言う女性ジュリーと知り合い、
事故に遭った娘ビリーをあちらの世界から連れ戻すのを手伝う。
その後、ジュリーと親密になるが、
ビリーに自らの亡き妻メアリーの魂が宿っていると知る。
ニコラスの近作なのであまり期待していなかったが、
2人の女性(母娘)と親密になるエロい雰囲気で引っ張る。
急に決着がついた上で、ニコラス自身の過去にも何かありそうと思わせて終わる。

2019/10/20
「コード211」
 ニコラス・ケイジ主演のアクション(?)
ニコラスは警官で、相棒の妻である娘とは疎遠になっていた。
いじめられっ子のケニーは、仕返しした為にパトカーに体験乗車する事に。
こんな彼らが銀行強盗事件に遭遇。現場から身動き取れなくなると言う訳。
ただし、そこに至ったのは90分の映画の真ん中くらいで、ちょっとテンポが悪い。
大変な状況になったのは伝わったが、
ニコラスやケニーが何かをしたかと言うと、ほとんど何もしていない。

2019/10/19
「ゴールド」
 ロジャー・ムーア主演のドラマ(?)
時期的には、死ぬのは奴らだと黄金銃を持つ男の間。
監督はピーター・ハントで、モーリス・ビンダー、ジョン・グレンも参加。
007のいとこみたいな作品です。
金鉱の事故で総監督が死に、スレイターは後任に抜擢される。
金の価値を上げようとする一味が事故を起こすが、
ロジャーの部下が奮戦して、犠牲を最小限にとどめる。
ロジャーが何か活躍したと言う印象は受けない。

2019/10/13
「パニック・スカイ フライト411 絶体絶命」
 ニセエアポートシリーズを彷彿させる航空アクション。
元兵士チャドは、チップを埋め込まれて首脳会談に届ける事に。
一味が旅客機を乗っ取り、チップを手に入れようとする。
まあ、チープな映画なのは承知の上なんだけど、
話にまとまりがなくて、どういう事なのかよくわからないまま。
チップがどれほど大切なものかはわからず、
チャドにチップを運べと指示した雇い主は、なぜか旅客機で同行。
(だったら自分で運べよと言いたい)
終盤になると、なぜか乗員乗客が消え、地上では原因不明の天災が発生。
チャドは結末を見届けずに機を脱出してしまう。
思いつきのつなぎ合わせで1本映画を作るのはやめてほしいです。

2019/10/12
「くるみ割り人形と秘密の王国」
 バレエくるみ割り人形の映画版。どんな話か知らんけど。
クララは亡き母マリーが遺した鍵を追って、不思議な国にたどり着く。
ナルニア物語みたいな設定です。
その国の住人はマリーの発明で生命を得た人形たちで、
マザージンジャーから鍵を取り戻そうと、クララに助けを求める。
実は。。と言う真相があるが、
ナルニア風のファンタジーを想像すると、割にあっさりした感じ。

2019/10/06
「沈黙の終焉」
 スティーブン・セガール主演沈黙シリーズの1作。
セガール率いるCIAチームは臓器密輸組織を追跡。
部下が死に、上司は撤退を命ずるが、セガールら全員が命令違反で調査を継続する。
ありがちな展開で、臓器密輸の非道さを描く事はほとんどない。
最後にセガールが始末されたとも解釈できる描写があるが
どういう意図で入れたのかはよくわからない。

2019/10/05
「ミッション・ワイルド」
 トミー・リー・ジョーンズが監督主演の西部劇(?)
共演はヒラリー・スワンク。
独身のスワンクは、精神を病んだ女たちを施設に届ける仕事を引き受ける。
縛り首にされかかったトミーリーを助け、彼に手伝わせる。
雰囲気はトゥルーグリッド風だが、途中で正気を保てなくなったスワンクが首を吊る。
トミーリーが仕事を継ぐ事になり、そんな映画も見た事ある気がする。
強い女性に見えたスワンクが、急に心が折れるあたりが唐突な印象。

2019/09/29
「ギャング・イン・ニューヨーク」
 ジョン・トラボルタ主演の実録ギャングもの。
ジョントラ扮するゴッティは、邪魔な存在を始末して自らがボスとなる。
逮捕されて終身刑になり、癌で死亡。
彼を支持する者も多いと言うような展開で、派手な見せ場はない。
時代を前後させて描いており、いずれもジョントラが演じている為
前後関係がよくわからなくなるのも難。

2019/09/28
「遠距離恋愛 彼女の決断」
 ドリュー・バリモアのラブコメ。
相手役はダイハード4のジャスティン・ロング。
意気投合したエリンとギャレットは、離れて暮らしながら、連絡を取り合う。
遠距離恋愛の話だが、
離れて暮らす内に他に相手ができたりはしないので、割にすんなりした印象。

2019/09/23
「ミッシング・レポート」
 ガイ・ピアース主演のサスペンス。
共演でピアース・ブロスナンも出てるWピアースです。
刑事ブロスナンは、教授ガイが少女の行方不明事件に関わっていると疑う。
実はブロスナンが真犯人だったと言う展開を予想したが、
ガイには記憶が曖昧になるところがあった。
真相ははっきりしないままで、見る者には限りなくクロと思わせる。
こういう事もあるかも知れないけど、すっきりはしないです。

2019/09/22
「デス・ウィッシュ」
 チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」のリメイク。
主演はブルース・ウィリス。
ブルース扮するポール・カージーは、強盗に妻を殺され、娘も意識不明に。
警察の捜査は進展せず、業を煮やして自ら報復に走ると言う展開。
大枠は旧作と同じだが、気になる相違が2点。
1点は、旧作で娘はレイプされたが、本作では殴られただけで最後には立ち直る。
もう1点、ここが最大のミソなんだけど
旧作でカージーの強盗(ジェフ・ゴールドブラムがいた)への復讐は叶わず、
悪全体への怒りを、町のダニの始末にぶつけていた。
本作のカージーは、たまたま遭遇したダニを退治する事はあるが
基本的に強盗への復讐が目的で行動していた。
主人公をブルースが演じる事も含めて、全体的にマイルドになった印象。
そして、そうならなかった点が、旧作の魅力でもあったんですが。
カージーが終盤に銃砲店で銃を買うまで、弾が足りたのは不思議。

2019/09/21
「エアポート2018」
 バッタものエアポートシリーズの1作。
旅客機がタイムスリップしたり、ウィルスに侵されたりするが、
今回は幽霊に襲われる展開。
幽霊はたまたま旅客機に取り憑いていたのではなくて、
連続殺人犯に復讐しようとしたと言う訳。
ただし、殺人犯が戦利品をわざわざ持ち歩き、貨物室に放置した意図はわからない。

2019/09/16
「エア・ストライク」
 ブルース・ウィリスが出てる中国製戦争映画。
脱税騒ぎの女優ファン・ビンビンと言う人が出ている事で話題になった作品。
どんな人かよくわかってないですけど。
日本軍が重慶を攻撃し、米軍と中国軍の連合軍が対抗する。
メンバーは15人くらいと言う感じで、
空中戦が何回かあるが、離着陸がほぼ描かれないあたりも、アサイラム臭がします。
ブルースが米軍大佐役で、ちょい役ではなくてぼちぼち出番あり。
配下の中国人訓練兵として、なぜか韓国のソン・スンホン。(中国製映画なのに)
何を目指してるかわからないシーンが続き、
映画の最後も、作戦的に勝ったのやら負けたのやらよくわからず。
エイドリアン・ブロディも出ているが、こちらはちょい役で役どころもよくわからず。

2019/09/15
「ザ・マークスマン」
 ウェズリー・スナイプスの出てくる戦闘アクション。
ウェズリーらの部隊は、占拠されたチェチェンの原発奪還作戦に参加。
作戦は失敗し、米軍による空爆が決まる。
実は。。と言う陰謀がある訳だが、大変な事態にと言う危機感はあまりない。
ウェズリーは威張っているが、凄腕は発揮せず。

2019/09/14
「Necessary Evil/DCスーパー・ヴィラン」
 DCコミックの悪役たちを紹介するドキュメンタリー。
と言っても、知ってるのは映画に登場したバットマンの悪役たちと
スーパーマンのレックスルーサーくらい。
その他のコミックやアニメにしか出てこない連中はよくわからず。
当然ながら、マーベル系の悪役は紹介されない。

2019/09/08
「ザ・クリーナー 消された殺人」
 レニー・ハーリン監督によるサスペンス。
主演はサミュエル・L・ジャクソン。
元刑事のサミュエルは死亡現場の清掃をする仕事を請け負っていたが
ある時扱った現場の依頼人が架空の存在で、殺人現場の後始末をさせられたと気付く。
それでサミュエルが窮地に陥るかと言うと、それほどでもないから盛り上がらない。
警察内部の汚職がらみが疑われ、ちょっとややこしい感じに。
ただ、事情は分からないけど、犯人だけは登場した瞬間にわかっちゃうのが困りもの。

2019/09/07
「LBJ ケネディの意志を継いだ男」
 ケネディの後に大統領になったジョンソンを描く作品。
ジョンソンを演ずるのはウディ・ハレルソン。
ケネディはライバルのジョンソンを副大統領に起用。
ケネディが暗殺され、大統領となったジョンソンは、
南部出身ながら公民権法案を継承する。
かいつまんで言うとそれだけの話で、もう一つひねりが足らない。
ケネディ役はバーンノーティスのマイケルの人で、似てるかと言うと微妙。
ジョンソン夫人はジェニファー・ジェーソン・リーだが、誰が演じてもいい感じ。

2019/09/01
「セントラル・インテリジェンス」
 ドウェイン・ジョンソン主演のコメディ。
物語の主人公は、ドウェインの同級生カルビン。
カルビンに扮する人は、ジュマンジでも同級生を演じ
ワイルドスピードスーパーコンボでも、便利屋として共演。よく組むらしいです。
カルビンは高校時代優等生だったが、今は会計士になり出世できないでいた。
一方、ドウェインは高校時代のいじめられっ子だったが、現在はムキムキに。
ドウェインはCIAだと言うが、
正義なんだか悪なんだかよくわからない存在で、カルビンが振り回されると言う展開。
立場が逆転すると言う設定は面白いんだけど、
ドウェインに何があったかが謎すぎて共感しづらい。

2019/08/31
「MARA/マーラ」
 オルガ・キュリレンコ主演のホラー風サスペンス。
殺人事件が発生。被害者の妻ヘレナは睡眠障害で、オルガ扮する心理学者が分析する。
そうこうする内、睡眠障害のグループが、マーラと言う悪霊を信じていると知る。
日本でも金縛りを妖怪の仕業とする人もいたが、あちらでも同じ発想があった模様。
金縛りくらいなら良かったが、次に寝ると死んでしまうと言う事になり
オルガ自身も標的になると言う訳。
悪霊を連れてきたのが日本人だったり、
なぜか魔除けとして招き猫が使われたりする日本風味も興味深い。
どうなったか不明なままなのはホラーの定石だが、ちょっと気持ち悪い。

2019/08/25
「サイレント・ワールド2013」
 サイレントワールドのばったもんシリーズ。
火山の噴火で、欧州に氷河期が迫る。
例によって、異変自体が語られる事は少なく、はぐれた家族が合流するまでを描く。
チープな話なのは承知の上だが、やってる事が毎回同じなのも困りもの。

2019/08/24
「サイレント・ワールド2012」
 サイレントワールドのばったもんシリーズ。
本家も覚えてないけどね。
火山噴火で氷河が米国に迫る。
それが異常気象にどう影響するか説明のない中、一家は避難する。
主人公は何かの専門家らしいが、その知識が発揮される事はない。
苦戦してるようだが、画面が暗くて、何やってるかはよくわからない。
最後に娘と合流するが、状況は変わっておらず、絶望的な印象しかない。

2019/08/17
「乱」
 黒澤明晩年の時代劇。
仲代達矢演ずる殿様には3人の息子がいるが、誰に継がせるかが問題に。
毛利元就のように3本の矢を見せて、皆で仲良くと言ったものの、
それでは納得いかない息子たちが対立するように。
殿様と息子たちそれぞれが自滅していく。
リア王を翻訳したとの事だけど、勧善懲悪な物語ではなく、すっきりはしない。
それよりも気になったのは、セリフが聞こえづらいと言う点。
黒澤作品は聞こえづらい事が多いが、比較的新しい作品である本作も同様だった。
それでも雰囲気でどういう話かは分かるものだが、
本作では、何が起きてるかよくわからないまま、2時間半の映画の1時間が経過。
これはやばいと焦りました。

「ブロークバック・マウンテン」
 ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールによるドラマ。
季節労働者として、牧場で2人で過ごした彼らは親密な仲に。
それぞれ妻を持つが、離れられなくて密会すると言う展開。
共感持てるかと言うと、ちょっと戸惑わされるのが正直なところ。
ヒースの妻がミシェル・ウイリアムズ、ジェイクの妻がアン・ハサウェイで、
どちらも裸を披露しているのも見どころ。
ミシェルが2人がキスしているのを見てしまった時に驚くシーンは共感できた。

2019/08/16
「コナン・ザ・バーバリアン」
 シュワルツェネッガーの出世作となったコナンのリメイク。
真実はいつも一つ!
戦士コナンに扮するのは、アクアマンことジェイソン・モモア。まあそれっぽいね。
闇の王カラーは、父を殺して力を持つための仮面を手に入れる。
コナンは復讐の為に旅をすると言う展開。
人物紹介的な序盤はまあまあ面白かったけど、後半の展開はひねりがなくていまいち。

2019/08/14
「釈迦」
 釈迦を題材にした日本版スペクタクル大作。
あちらで十戒やベンハー等が作られたので、日本でも作ってみましたと言う訳。
シッダ太子を本郷功次郎を演じたのを筆頭に、
太子の奥さんがなぜかフィリピンの女優なのを除けば、オール日本人キャスト。
太子は前半で悟りを開くと、人々にはっきり見えない存在になってしまい
本郷功次郎が主役かと言うと、微妙な印象。
日本誕生みたいな派手な特撮があるのかと期待したが、そうでもない。

2019/08/13
「ギルバート・グレイプ」
 ジョニー・デップとレオナルド・デュカプリオによる家族もの。
ジョニデはシザーハンズの後、レオはクイック&デッドの前と、両者ともほぼ初期。
田舎町で暮らすジョニデは、一家の大黒柱として働いていた。
知的障害の弟レオや、超肥満の母の世話をする彼は、
恋人が出来ても町を出る事は出来ない。
それなりに調和していた一家だが、ひょんな事から破綻してしまう。
それでもジョニデとレオは離れられないと言う家族の絆を描くが、
家に火をつけるシーンがツボかな。

2019/08/12
「ベイビー・ドライバー」
 天才的なドライバーを描くアクション。
主人公のベイビーは若造で、寡黙で音楽好き。
だが、運転テクニックは最高級と言うドライバー。
強盗現場からの逃走を手助けする役割だが、
仲間割れして追われる羽目になると言う展開。
ウォルター・ヒル監督のザ・ドライバーの影響を受けているとの事で
そう言われると同じような物語。
ベイビーは運転は得意だが、運転以外の所で破綻すると言う展開で
破綻した頃から、なんか面白くなくなる。

2019/08/11
「アントマン&ワスプ」
 虫サイズになれるアントマンを描いたシリーズ第2弾。
先代アントマンのマイケル・ダグラスの妻がミシェル・ファイファーで、
30年前に量子世界と言う所に取り残されていた。
彼女を連れ戻すヒントを得て、アントマンことスコットも協力する事に。
だが、この技術を狙う一味もいたと言う訳。
アベンジャーズ系の出張がないのは好感が持てるが、
そもそもアントマンの能力は小さくなったり大きくなったりするだけなので
頑張って敵を倒したと言う感じではなく、たまたま解決したと言う印象。
最後に大事件が起こるので、続編を作らない訳にはいかなさそうです。

2019/08/10
「プーと大人になった僕」
 くまのプーさんの話のその後を描いた作品。
大人になったクリストファー・ロビンを演ずるのはユアン・マクレガー。
普通の会社員になったクリストファー・ロビンの所へ、
100エーカーの森に異変があったとプーさんが助けを求めに来る。
本作ではプーさん他のキャラクターはぬいぐるみで、
クリストファー・ロビンの想像の世界の中の存在みたい。
でも終盤に、その他の人もプーさんたちが話すのを目撃するから
設定がよくわからなくなる。
基本的には、大人になって忘れていた心を取り戻すと言う話で
ロビン・ウイリアムズのフックと同じノリですかね。

2019/08/03
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」
☆☆☆★★

 ワイルドスピードと言えば、
元々はヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが出ていたシリーズ。
ストリートレースをする連中がちょっと犯罪にも手を出すと言う話だったが、
途中からメンバーが増えて、世界の平和を守るようになった。
ドウェイン・ジョンソンが加わり、悪役としてジェイソン・ステイサムも参加。
ところがポールが事故死して離脱。
ヴィンとドウェインが仲悪いみたいで、ドウェインも次回作には出ないとの事。
その代わりに、ドウェインとジェイソンだけ出るスピンオフを作ったのが本作。
個人的にも、この2人が出てるから劇場で見てるようなところがあり
逆に本家の次回作を見るか否かが微妙になっているが、本作は見ます。

 冒頭に世界を脅威に陥れるウィルスが盗まれる。
警官だが娘の為に現場から離れる事を決意したドウェインと
元MI6で、犯罪者扱いされた事もあるジェイソンの2人に対応が求められる。
(公の組織が手を出せない理由はわからない)
シリーズで大格闘した事もある2人は、こんな奴と組めるかと反発。
だが、世界平和の為にと主義を曲げ、ジェイソンの妹を加えた3人で暴れ回る。
敵に扮するのはイドリス・エルバと言う人で、
黒人ながら次期ボンド候補として名前の出た人。
彼は人体改造されたサイボーグで、ブラックパンサーのような無敵ぶりを披露。
だが、ドウェインとジェイソンが、有無を言わさぬ怪力ぶりで叩き潰すと言う訳。
個人的には、世界の平和を守るようになってからのワイルドスピードが好きで
ラストにヴィンの所に集まってお祈りしたりするのが嫌いなので、
本作の構成はちょうど良い塩梅。
ところでイドリスには謎の黒幕がいて、ドウェインらと因縁がありそうなセリフあり。
と言う事は、シリーズの過去作に出ていた人のはずで
死んだはずのミシェル・ロドリゲスが生きていた前科もあるので
死んだ人が復活する可能性もありです。
生死不明のガル・ガドッド(声は変換されてたから性別は不明)と言う線もあるが
韓国人のハンかなと思ってます。
と言うのも、ジェイソンはハンを殺した人物として、
正義の味方となる事に反発する意見があるらしいから。
犯罪者とされた過去も、情報を操作されていたと言う後付けの説明でチャラに。
ハンが実は凄く悪い奴だった事にして、殺して問題なかった事にする気がします。

2019/07/28
「エンド・オブ・アース 地球最期の日」
 太陽嵐が様々な天変地異を巻き起こす。
こんなのも、過去にどこかで見た気がします。
科学者メレディス一家が2チームに分かれて逃げ惑う展開。
登場人物と災害シーンが同時に映る事がないあたりは、
特撮にかけられない事情がうかがえる。
洞窟に着けば安全と言う話だったが、洞窟が画面に登場する事はなく、
家族は都市の付近をウロウロしていただけと言う印象。

「アルマゲドン2014」
 いんちきアルマゲドンシリーズの1作。毎年来ますよ。
小惑星が地球衝突の危機に。破壊する事はできず、地球の軌道をずらす事に。
妖星ゴラスと同じ発想だが、あちらは巨大なロケットで動かしたのに対し、
こちらは大気圏内で爆発を起こしただけ。
それで軌道は変わるのかと言う疑問もあるが、
元のコースに戻さないのも気になるところ。衝突さえ避ければ良いみたいです。

2019/07/27
「アルマーニ」
 ジョルジョ・アルマーニ氏の1年を描いたドキュメンタリー。
アルマーニの半生を描いた訳でないので、物語的な盛り上がりは弱い。
残念ながらアルマーニに関心はなく、
シュワルツェネッガーの出演作で検索したら出てきたので見たが
関係する著名人としてちらりと出る程度。
シュワちゃんの他、リーアム・ニーソン、グレン・クローズ、ジェフ・ゴールドブラム
ソフィア・ローレン、ジャン・レノ、グレン・クローズらが出てくるが、
複数の場面で同じ人が出てきて、ちょっと水増しされた印象です。

2019/07/21
「バリー・シール アメリカをはめた男」
 実在したと言うパイロットバリーの話。
彼はCIAに頼まれて中米各国のスパイ活動を引き受ける事に。
ついでに麻薬組織の密輸にも協力する事になり、善悪双方で稼ぐと言う訳。
もちろんそんな事が長く続かず、やがて破綻する。
インチキくさい悪党と言う印象で、
トム・クルーズもいろんな役柄やりたいんだろうけど、ちょっと似合わない。

2019/07/20
「ザ・シークレットマン」
 ウォーターゲート事件を描いた話。
大統領の陰謀と言う映画で、ディープスロートと言う情報提供者がいたが、
本作は彼をメインにした話。
演ずるのはリーアム・ニーソン。
彼はFBIの副長官で、表では事件を否定する役柄だが
裏では記者に情報を流していた。
正義に目覚めたと言う事だろうけど、こういう風に描かれるとあまり盛り上がらない。

2019/07/15
「ロビン・フッド」(2010年米英)
 何回か映画化されているロビンフッドもの。
主役はラッセル・クロウで、グラディエーターのリドリー・スコットと再コンビ。
新国王ジョンはフランス軍の手先ゴドフリーに操られる。
それを知ったジョンはロビンと組んでフランス軍を撃退。
ロビンはゴドフリーに殺されたロクスリー卿に扮すると言うシーンもあるが
義賊として暴れるような描写はなく、かつて見た他の作品と物語が違う感じ。
他の作品で悪役だったジョンは、凄く悪い奴ではないが、
最後にやっぱり悪い奴だったとわかる展開。
有名すぎるからだいぶアレンジしたって事なんですかね。

2019/07/13
「刺青 BLUE TIGER」
 ヤクザと戦う母親の話。日本映画です。
ヤクザ役として仲村トオルが出ていて、彼が主人公のように紹介されるが
物語の主人公は母親役バージニア・マドセン。
そもそも彼女が出ていなければ見ませんでした。
ヤクザの抗争に巻き込まれて、ジーナは息子を殺されてしまう。
犯人の刺青を目撃し、復讐する為にホステスになってヤクザに接近。
その中で仲村トオルと接近するが、彼が犯人だと気付くと言う訳。
ハリウッド映画ならば、実はと言う真相がありそうだが
それがないまま終わるあたりは拍子抜け。
ちなみに、ジーナに銃を売る役でマイケル・マドセンが出ていて
何気に兄妹共演してます。

2019/07/06
「ザ・アウトロー」(2018年米)
 ジェラルド・バトラー主演のアクション映画。
バトラーは刑事役で、ロスの犯罪多発ぶりを描く話かと思ったが
銀行強盗ものになって、犯人たちの緻密な計画を描く感じに。
さらに、終盤になって意外な真相が判明。
映画の路線がころころ変わっている印象を受ける。
続編の企画があるらしいが、どのあたりを継承するつもりかはつかめず。

2019/06/30
「イコライザー2」
 元CIAデンゼル・ワシントンが活躍するシリーズ第2弾。
彼は依頼を受けるでもなく、悪党たちを倒すと言うハングマン的存在。
前作にも出ていたCIA時代の仲間スーザンが殺され、復讐を決意する。
実は、かつての仲間たちが殺し屋稼業で儲けており、
それに気付いたスーザンが始末されたとわかる。
デンゼル自身によるハングマン活動の中での殺しは良いが、
彼らの殺しは許せないと言うさじ加減で行動。
かつての仲間たちが凄腕だったら、イコライザー集団VSイコライザーと言う訳だが、
5人くらいいるのに、デンゼル1人に歯が立つ印象を受けず、盛り上がらない。

2019/06/29
「マグニフィセント・セブン」
 荒野の七人のリメイク。(七人の侍のリメイクではない)
リーダーは黒人のデンゼル・ワシントンで、
メンバーにアジア系のイ・ビョンホンやコマンチ族がいるのが新しい感じ。
とある村を牛耳る採掘会社を倒す為、デンゼルが7名を集めると言う展開。
他のメンバーはクリス・プラットやイーサン・ホークなどで
オリジナルに比べるとちょっと物足らない布陣。
7名のキャラ分けも微妙で、実は5名でしたと言われても気付かない。
クリスはマックイーンに該当するキャラだが、
途中でやられてしまって、あまり活躍しない。
物語の大筋を拝借しつつ、作りは大きく変えたと言う事かも知れないが
その割に、最後にオリジナルのテーマ曲が高らかに鳴る。
方向性が定まってなかったと言う事ですかね。

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」
☆☆☆★★

 スパイダーマンと言えば、スーパーマンやバットマンと並ぶスーパーヒーロー。
トビー・マグワイア版で映画化され3作作られたが、そこでシリーズが打ち切りに。
アンドリュー・ガーフィールド版でリブートされるが、それも2作で打ち切りに。
マーベル系ではアベンジャーズと言う一連の作品が作られていて
前作「ホーム・カミング」からスパイダーマンも参加する事に。
本作はその続編と言う訳。
アベンジャーズ系では、「インフィニティ・ウォー」でヒーローの半分が消滅。
その中にスパイダーマンも含まれていた。
それに続く「エンドゲーム」は見てないけど、スパイダーマンは復活したらしい。
アベンジャーズが絡むのは好感が持てないんだが、
映画のスパイダーマンはお気に入りなので本作も見ます。

 アベンジャーズに参加する事になったスパイダーマンの第2作。
復活したスパイダーマンだが、
代わりに師匠アイアンマンことトニー・スタークは死んだらしい。
人々は、スパイダーマンに第二のアイアンマンとしての活躍を期待。
だが、スパイダーマンことピーター・パーカーは、
前作では関心のなかった同級生MJに夢中になっていて、
学校の欧州旅行の際に何とか告白しようと考える。
そんな中、異次元の地球から来たと言う怪物たちと、
それを追ってミステリオと言うヒーローが現れる。
ピーターはミステリオにヒーロー活動を任せ、自らは旅行の方を続ける。
トビー・マグワイア版では、思い悩むヒーロー像が魅力だった。
アンドリュー・ガーフィールド版も同様だったが、焼き直し感は強かった。
本作のピーターも悩む事は悩むが、
彼女と付き合うとか付き合わないとか言う高校生ぽい悩みで、かなりお気楽な感じ。
同じことを繰り返すよりも、開き直った感じに好感が持てた。
敵は正体がばれると、強敵でないとわかって拍子抜け。
エンドクレジットの後にシーンがあると言われたけど、そこはそんなに面白くない。
それよりも、最後の最後にJKシモンズが出てきた事に驚かされた。
彼はマグワイア版の編集長役で
今回はTVキャスター役だけど、キャラの名前は同じらしい。

2019/06/23
「ラスト・ウィッチ・ハンター」
 ヴィン・ディーゼル主演による魔女退治もの。
ディーゼルは呪いをかけられて不死の体だと言う。
相棒であるマイケル・ケインが死に、後任のイライジャ・ウッドと組む事に。
実は。。と言う真相があるが、
スーパーナチュラルをずっと見てる者からすると、ひねりも何もないと言う印象。
キャリアの初期ならばともかく、結構後の方の作品なんですけどね。

「キリング・ガンサー」
 アーノルド・シュワルツェネッガーが出てるアクションコメディ。
シュワちゃんは伝説的な殺し屋で、
彼を倒せば名を上げられると、様々なタイプの殺し屋が集結。
彼らのリーダーが主人公で、シュワちゃんは後半まで出てこない。
いろんな手段を使っても倒す事が出来ないと言うのが前半。
倒したかと思いきや、シュワが変幻自在で裏をかかれ続けると言うのが後半。
ニヤリとさせる程度のアイデアを映画1本引っ張った印象です。

2019/06/22
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」
 リレハンメル五輪で騒動を起こしたトーニャ・ハーディングを描く。
暴力的な母や夫に囲まれたトーニャは、
実力を持ちながら、素行の悪さが問題視される。
ライバルであるナンシー・ケリガン襲撃に関わったとされるトーニャだが、
映画で描くには彼女の方が魅力的と言う訳です。

2019/06/16
「ダークサイド」
 ニコラス・ケイジによるサスペンス(?)
ニコラスと妻ロビン・タニーはモーテルを経営する事に。
モーテルには隠された地下通路があり、部屋が覗ける事に気付く。
「裏窓」なんかよりもさらにディープな客たちの姿が見られると言う訳だが
期待させたほどエロチックな話にはならない。
覗いていた女性客が殺され、モーテル周辺で連続殺人が起きているらしいとわかる。
ニコラス自身にも疑いがかかるが、観客には彼ではなさそうと分かってる。
他の登場人物で出番が多い者は限られ、謎解きの方も盛り上がらない。

2019/06/15
「ジュラシック・エクスペディション」
 恐竜のいる惑星の話。
未知の惑星が見付かり、やや問題のある部隊が調査に向かう。
そこには地球の恐竜みたいな生物がいて、隊員が次々襲われる。
隊員にも異変があったりするが、何が起こっているかは最後まで分からないまま。
科学将校と言う女性隊員がアンドロイドなので、
ヌードも平気だったりするあたりがちょっとだけ魅力的。

2019/06/14
「マッド・ダディ」
 ニコラス・ケイジ主演のサスペンス(?)
ニコラスは妻セルマ・ブレアと2人の子供の4人家族。
それぞれが問題を抱えているなど、ありがちな描写が序盤にある。
その後、大人が子供を襲い始める騒ぎが発生。その理由は正確には語られない。
宇宙大作戦でも似たような話があった気がするが
本作では、親が子供を襲うと言うのが正確なところ。
したがって、三世代で追いかけあうと言う事になるが、祖父が孫を襲ったりはしない。
シリアルママみたいな話で、ニコラスだけが暴れるのかと思ったが、さにあらず。

2019/06/09
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
 ロバート・アルドリッチ監督による群像劇。
ザ・プレイヤーの頃からそうした作品を作り出したが、本作が遺作との事。
閉鎖が決まった劇場の人々を描く話で、
出演しているのは、ケビン・クライン、メリル・ストリープ、リリー・トムリン、
リンジー・ローハン、ジョン・C・ライリー、ウディ・ハレルソン、
ヴァージニア・マドセン、トミー・リー・ジョーンズと言う布陣。
何かとりとめもない感じで、派手な展開はない。
マドセンが出てくるから見たのだが、彼女は劇場の運命を握る謎の女性役。
女神って事なんですかね。

2019/06/08
「ヒューマン・ハンター」
 ニコラス・ケイジ主演の近未来もの。
管理社会になった米国で、
ニコラスは選ばれた人をニューエデンと言う楽園へ連れて行く係。
ところが、ニューエデンの秘密を知ったと言う老人が嫌がって暴れる。
何となく70年代のソイレント・グリーンを連想させる。
真相もなんか似てるが、革命が起こったと言う分だけ前向きな感じのラスト。
ニコラスが実は少年の父親と言う設定はおまけ程度。

2019/06/02
「プレデターvsネイビーシールズ」
 プレデターと称する宇宙人が来るアサイラムのパクリもの。
墜落した宇宙船に、そうとは知らず米軍が接近して戦いになるという展開。
本家プレデターを見た人が、うろ覚えで脚本に起こしたような感じで
まあまあまじめに作ってる気はするが、チープさは否めない。

2019/06/01
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
☆☆☆★★

 ゴジラと言えば、日本が誇る怪獣界のトップスターで海外でも人気。
ハリウッドでも映画化に取り組むが、ローランド・エメリッヒ版は酷評を受けた。
2014年に再挑戦する事になるが、ハリウッドが誇るキングコングも再映画化され
将来的には両者が対決する事が発表される。
東宝版で対決した両者が、ハリウッドの特撮技術で戦ったらどうなるかは関心があるが
その前に、ゴジラ以外の怪獣オールスターズが復活する事に。
その予兆は前作「キングコング:骸骨島の巨神」であったが、
本作でモスラ、ラドン、そしてキングギドラが登場すると言う訳。
これらの怪獣がハリウッド作品に出るのは初めてで、どう描かれるか楽しみです。

 ゴジラとコングが同じ世界にいる
「モンスターバース」と呼ばれるシリーズの第3弾。
ゴジラは5年間現れなかったが、怪獣をどうすべきかの意見で世界は二分される。
二分と言っても大半は怪獣を始末しろと言うものだが、
モナークを中心とした連中は、怪獣を保護すべきだとしていた。
モナークがなぜ強権を持っているのかよくわからないが、
世界各地に秘密基地を持ち、結局は彼らに逆らえない状態になってるらしい。
そんな中、エマ博士は怪獣をコントロールする装置を開発。
怪獣の面子的には三大怪獣地球最大の決戦ハリウッド版風だが、
怪獣総進撃まで行った印象。エマはマッドサイエンティストと言う趣。
人類が汚染していると、地球を作り直そうと考えていた訳です。
その結果、モンスターゼロことギドラを復活させるが、
ギドラを追ってゴジラも現れ、
軍は新兵器オキシジェンデストロイヤーで両者を倒そうとする。
これでゴジラは倒せたがギドラは無事で、世界各地の怪獣を従えて暴れ回る。
もはや歯が立たないと、一度倒したゴジラを復活させる事に。
結果的にゴジラは正義側に移行。もう昭和ゴジラの趣です。
ちなみにモスラはお約束のように正義側。ラドンはギドラの手下程度。
前のゴジラでは伊福部楽曲が出てこない点が物足りなかったが、
本作ではあちらの映画なのに出てきます。これは加点高め。
後は、東宝自衛隊が出てくるのを待つのみ。それは出てきません。
その他の怪獣として出てきたのが、
前作のムートー、クモンガ風の怪獣、巨大なマンモスとちょっと期待外れ。
次作ではコングとの対決が決まっているが、どうなるんですかね。
最後に何だかわからない怪獣の頭部が出てきたけど、
次作につながるはずなので、私の中ではゴロザウルスだと言う事にしました。

2019/05/26
「女は二度決断する」
 ダイアン・クルーガー主演のサスペンス(?)
カティアは爆破テロで夫と息子を殺される。
犯人夫婦が証拠不十分で無罪になり、復讐しようとするブロンソンな話。
と言っても、復讐にとりかかるのは映画の終盤で、そこまでが割に長い。
そして復讐自体も躊躇したりして、
ブロンソン的な展開を期待すると、ちょっと物足りない。
女性が主人公だったり、ドイツ映画だったりすると、
こんな感じになるんかなと言う印象を受けました。

2019/05/25
「ジュラシック・サバイブ」
 恐竜の出てくるSFアクション(?)
宇宙船が惑星に墜落。
惑星にはなぜか地球のとそっくりな恐竜がいて、次々やられる。
生存者は皆問題を抱えていて、信用ならないと言う訳だが、
どこかで見た感じで全体的にチープ。
終わり方だけ妙にかっこよく、エンドクレジットはスタートレック風。

2019/05/19
「ニュームーン/トワイライト・サーガ」
 吸血鬼との愛を描くシリーズ第2弾。
ベラを心配するエドワードは姿を消す。
幼なじみジェイコブと親しくなるが、彼が狼男だと知る。
前回吸血鬼と恋に落ちたベラだが、三角関係になり、その相手は狼男だと言う訳。
何かスローペースすね。

2019/05/18
「トワイライト〜初恋〜」
 吸血鬼との恋を描いた小説シリーズの映画版第1弾。
シリーズは4作(4作目が前後編)続くらしく
ノルマになりそうな予感はしたけど、2作録画してたので見ます。(後はレンタル?)
ベラは田舎町に引っ越し、隣の席のエドワードに恋する。
何か登場人物は多そうなんだけど、物語にさほど影響せず
「恋に落ちました」と言う説明があるだけと言う印象。
スーパーナチュラルとか見ていると、ずいぶんあっさりした話に思えます。

2019/05/12
「コネクション マフィアたちの法廷」
 ヴィン・ディーゼル主演の裁判もの。
監督は裁判ものが多いシドニー・ルメット。
ディーゼルは麻薬を扱って逮捕されるが、
検察は彼を突破口にファミリーを壊滅させようとする。
ファミリーを裏切れないと言うディーゼルは検察との取引を拒み、自身で弁護する。
とっかかりは面白そうだけど、なぜファミリーの弁護士を拒んだかはピンと来ず。
検察やファミリーが何かとかけひきしてくるが、
ディーゼル自身はそんなに深く考えてない感じのシーンが長々と続く。

2019/05/06
「ドク・ソルジャー/白い戦場」
 退役軍人病院を舞台にした医師たちのドラマ。
出ているのは、レイ・リオッタ、キーファー・サザーランド、
フォレスト・ウィテッカー、リー・トンプソンと、当時のぼちぼち豪華な布陣。
軍務に関係ない治療は認められないと言う規則に縛られ、
医師や患者たちが不満を爆発させると言う展開。
最後に「長官」なる人物が現れて、「院長」を交替させる事で締めているが
水戸黄門的で、根本的な解決には程遠い印象です。

2019/05/05
「アレキサンダー」
 アレキサンダー大王を描いた作品。
似たような作品が乱発され
そもそも歴史に詳しくない者には、どれがどれやらピンと来ないところ。
アレキサンダーは成果を出すが、さらに手を広げて周囲がついてこれなくなる。
日本で言うと秀吉に似た印象。
男の家臣と恋仲になる今風の描写もあるが、物語にさほど影響しない。

「トロイ」
 ローマの伝説的な兵士アキレスらを描いた話。
和平状態だったスパルタとトロイが再び衝突する展開だが
なじみがない者からすると、誰がどっちか、なかなかピンと来ないのが難点。
結局の所、オーランド・ブルームが事態を悪化させた訳で、
他の映画における彼の印象とはちょっと違う。

2019/05/04
「インクレディブル・ファミリー」
 Mrインクレディブルの続編。
前作がどんな話だったか覚えてないけど、
そのヒットで、ジェシカ・アルバ版ファンタスティック・フォーの設定が変わったから
結構昔の映画です。
彼らのヒーロー活動が批判され、汚名返上しようとする展開。
どこかで聞いたような話と言う印象を受ける。
未知数の赤ちゃんが暴れるあたりは添え物的。
全体の雰囲気は、まあまあ楽しめます。

「パブリック・エネミーズ」
 実在した犯罪者デリンジャーを描いた話。
デリンジャーに扮するのがジョニー・デップ。
話はジョン・ミリアス版とほぼ同じ。
いろんな事がありましたと言う描き方で、物語の起伏はいまいち。

2019/05/03
「ジェシー・ジェームズの暗殺」
 西部劇時代の伝説の悪党ジェシー・ジェームズを描いた作品で、
ジェシーを演ずるのはブラッド・ピット。
物語はジェシーの手下ボブを中心に描き、こちらはケイシー・アフレック。
ジェシーより凄いと称していたボブだが、彼を越える事は出来ない。
逮捕させようと警察に内通するが、ジェシーに感づかれたと怯えて射殺する。
英雄視されるかと思いきや、裏切り者と非難されてしまう。
。。と言うと、まあまあ面白そうだけど、何となく心情の分かりにくい部分もあり。
2時間半の映画を2時間程度にすれば、もう少しとっつきやすかったかも。

2019/05/02
「オーシャンズ8」
 オーシャンズシリーズがメンバーを女性にして再出発。
リーダーはサンドラ・ブロックで、ジョージ・クルーニの妹と言う設定。
女優アン・ハサウェイが身に付けたダイヤのネックレスをいただく事に。
集まったメンバーが豪華かと言うと、半分くらいは知らなくて微妙な印象を受ける。
サンドラの目的はダイヤ以外にもあって、一石二鳥みたいだけど
取って付けたようで、鮮やかさが薄まった気がする。

2019/05/01
「アメリカン・ギャングスター」
 デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウによる実録犯罪もの。
デンゼルは運転手だったが、ボスの死後、組織を取り仕切るように。
一方、ラッセルは正義感の強い刑事だが、
組織と通じる悪徳警官たちがいて、思うように捜査ができない。
そんな中、独立した特別麻薬取締局が設立され、ラッセルはデンゼルに目をつける。
ただし、直接対面するシーンは終盤までない。
土壇場でデンゼルは悪徳警官の告発に協力し、刑が軽減される肩透かしあり。

2019/04/30
「サウスランド・テイルズ」
 ドウェイン・ジョンソンが出ている近未来もの。
第三次大戦を経て管理社会となった米国で、
大統領候補の娘婿であるドウェインが行方不明に。
何やら陰謀があったり、時空のゆがみとかいう話が出たりするが
全体として何が言いたいのやらピンと来ない。

2019/04/29
「沈黙の達人」
 スティーブン・セガールの出てるアクション。
セガールは元特殊部隊の医師と言う、前にも見た事のあるような設定。
無法者があふれる町で少女がさらわれ、救出する為にかつての仲間を集める。
その救出劇があっさりした感じで、セガールが主人公でも物足りない。

「アンダーカヴァー」
 ホアキン・フェニックスとマーク・ウォールバーグによる犯罪もの。
兄マークと父ロバート・デュバルが警官と言う警官一家にありながら、
ホアキンは犯罪者が出入りするクラブの支配人をしていた。
だが犯罪に巻き込まれ、潜入捜査に協力する事になる。
マーク自身のディパーテッドと似たような雰囲気だが、あれほど後味は悪くない。

2019/04/28
「沈黙の大陸」
 スティーブン・セガールが出てるアクション。
セガールだけでなく、マイク・タイソンも出ていて、対決が期待される。
実際には本作は中国映画で、主人公も中国人技術者。
彼がアフリカ某国に通信技術を売り込むが、ライバル社の妨害を受けると言う話。
タイソンはライバル社の傭兵で、最後には改心する。
ぼちぼち出番があるが、何か痩せててあまり強そうではない。
セガールも傭兵だが、もっと立ち位置のわからない存在。

2019/04/21
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」
 現代にミイラが復活するトム・クルーズ主演作。
戦前の「ミイラ再生」の2回目のリメイク作で、1回目がハムナプトラ。
ユニバーサルのモンスター映画群を復活させて、
クロスオーバーさせると言うユニバース計画の第1作と言う訳。
本作が不評だった為に、ユニバース計画の続行が微妙になっていると聞いてます。
トムの役どころは遺物をいただいて稼ごうとするインチキくさい軍人。
彼が古代エジプトのミイラが復活させてしまい、大騒ぎになると言う展開だが、
ベテランの域のトムに、「インチキくさい軍人」役が似合わないのが最大の敗因か。
共演のラッセル・クロウに、「若い君にはわからんだろうが」と言うセリフがあって
実際はラッセルの方が年下なので、設定ではトムは若造と言う事らしい。
クロスオーバー的な見せ場は、ラッセル扮するジキル博士の登場だが
出し惜しみした感じで、今後のシリーズを期待させるには及ばず。
やっぱりドラキュラ、狼男、フランケンシュタインの怪物あたりを出さなくては。

2019/04/14
「マネー・ゲーム 株価大暴落」
 ヴィン・ディーゼルが出てる金融ものドラマ。
ベン・アフレックも出てるらしいので、掘り出し物かと思ったが、
主人公はフィービーの弟ことジョヴァンニ・リビシ。
リビシ扮するセスは証券会社で働くが、会社は違法行為をしていた。
ベンもヴィンもセスの先輩役で、ヴィンは一番信頼できる間柄。
ベンとの関係は希薄で、ベンとヴィンの絡みもない。
怪演の多いリビシだが、本作では比較的まともな役柄。

2019/04/13
「ゲティ家の身代金」
 実際にあったと言う富豪ゲティ氏の孫ポールが誘拐された事件を描く。
母親ゲイルはゲティの息子と離婚しており、ポールの監護権は彼女が持っていた。
そんな事情もあり、ケチで知られるゲティは身代金の支払いを断る。
だがゲティに頼らなければ、高額の身代金を払うあてなどない。
ゲイルとゲティの駆け引きが面白そうだが、期待したほどは盛り上がらず。

2019/04/07
「誰かに見られてる」
 若い頃のトム・べレンジャーが出てるサスペンス。
監督はリドリー・スコットで、時期はブレードランナーとブラックレインの間。
べレンジャーは刑事で、殺人を目撃した為に犯人に狙われた女性を警備。
妻子ある身ながら、彼女と恋に落ちる。
小粒な刑事ものと言う印象で、監督と主演から期待させられたものは裏切られます。

2019/04/06
「スティールサンダー」
 ジャン・クロード・バン・ダム主演のアクション。
何だか極秘情報をつかんだバンダムは、
情報を狙う一味によって潜水艦に閉じ込められる。
バンダムは艦を奪って反撃するのだが、
艦は脱出不可能な牢獄らしくて、
奥の手として、同じく収容されていたドルフ・ラングレンに協力させる。
とは言え、ドルフの出番は少なく、彼を牢から出す必要があったかは微妙。
思い付きだけと言う印象で、敵味方で戦ってほしかったっす。

2019/03/31
「ウォール・ストリート」
 オリバー・ストーンによるウォール街の続編。
前作のマイケル・ダグラスは出所して、業界に詳しい人物と言う存在に。
主人公はシャイア・ラブーフで、
恩人を自殺に追い込んだ大物ジョシュ・ブローリンを倒す為、
恋人の父親ダグラスに協力を求める。
ダグラスもワルの面がなくなった訳ではなくて、主人公の標的が分散した印象。
ちなみに、チャーリー・シーンもパーティのシーンでちょっとだけ出ていて
前作の因縁もなかったかのように、ダグラスと談笑する。

2019/03/30
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
 アベンジャーズのシリーズ第3弾。
そんなに少なかったっけと言う気もするが、
ソーとかキャプテンアメリカとかにも大勢出てくるから、それらの印象も混ざってる。
サノスと言う強敵が現れ、宇宙を滅ぼされかねない危機に。
普段のアベンジャーズメンバーに、ブラックパンサー、
ドクターストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと言う連中が加わり、
登場人物がやたら多くなる。
アイアンマンとキャプテンはいまだにケンカしたままらしく、最後まで合流せず。
それぞれの登場人物に、どんなエピソードがあったかもう覚えてません。
主要登場人物の半分が最後に消えてしまい、次回作に続くと言う終わり方だけど
スパイダーマンの次回作までには収拾をつけてほしいです。

2019/03/24
「デッドプール2」
 デッドプール第2弾。
不死身のウェイドは恋人を失い、ショックを受けるが死ぬ事も出来ない。
悪役になりそうな少年を説得すると言う、
ヒーローみたいな物語を彼ならではのキャラで描くと言う訳。
正直、前作がどんな話だったかあまり記憶にないが、
危なさが半減したような印象を受ける。最後の楽屋落ちはちょっと面白い。

2019/03/23
「メイズ・ランナー:最期の迷宮」
 迷路に閉じ込められた若者たちを描くシリーズ3作目。
本作では、迷路を作った企業との争いが物語の中心に。
ウィルスが関わってて、感染するとゾンビ化するとくれば
バイオハザードじゃんと言う印象で、迷路は出てこない。

2019/03/21
「スプリット」
 シャマラン監督によるサスペンス。
しばらく雇われ監督みたいになってたが、得意ジャンルに戻ってきた感じ。
ケイシーら3人の娘が男に拉致されるが、彼は23の人格を持つ多重人格者だった。
サイコをパワーアップした発想だが、ちょっと増やしすぎたと言う印象で、
その事がサスペンスを増しているかと言うと微妙。
ラストに15年前の事件に似てると言い出す人がいて
アンブレイカブルから続く3部作の2作目と判明。
どこが似てるのかはピンと来ないです。

2019/03/17
「アクト・オブ・バイオレンス」
 ブルース・ウィリスの出ているアクション。
主人公は退役軍人のデクスターで、弟の結婚相手が人身売買組織に拉致される。
兄弟が協力して一味を倒すと言う展開。
ブルースは刑事役で、手を出すなと言う上司に反発して
ひそかに兄弟に協力すると言う役どころ。
まあまあ面白かったです。

2019/03/16
「刑事マディガン」
 ダーティハリーのドン・シーゲル監督による刑事もの。
主人公のマディガンはリチャード・ウィドマークで
相棒がハリーの上司ハリー・ガーディノ。
彼らが犯人に銃を奪われてしまい、それを取り戻そうと奮戦する。
上司としてヘンリー・フォンダが出てきて、事件とは関係ない問題に振り回される。
おまけに、マディガンとこの上司の対面は終盤までなく
マディガンの活躍と言うよりは、刑事たちの人間模様を描いたと言う感じ。
マディガンは最後に殉職してしまうが、
このキャラを主人公にTVシリーズになったそうです。

「100万ドルの血斗」
 ジョン・ウェイン後期の西部劇。
田舎町が襲撃されて、少年が拉致されてしまう。
死んだと思われていた祖父ウェインが助けに向かう事に。
ウェインの実の息子たちが息子に扮し、
ウェインの強引なやり方に閉口しながら、最終的に目的を果たすと言う訳。
ひねりはないね。

「ベスト・バディ」
 モーガン・フリーマンとトミー・リー・ジョーンズ共演のコメディ。
どちらもアカデミー賞受賞者で、いっぱい出てるけど、共演は初だそうです。
モーガンはリゾート地の支配人で、新しい住人トミー・リーと張り合う。
モーガンの上司がレネ・ルッソで出てくるが、
モーガンはクビにされまいとしたり、トミー・リーと彼女を競ったり。
さらに、ジェーン・シーモア扮するギャングのボスが狙ってくる展開もあり
いろいろ盛り込んだけど、結局の所何がしたいのかは良くわからない。

2019/03/10
「グリム・アベンジャーズ」
 おとぎ話のキャラが集結して戦うアサイラム作品。
アリスVSモンスター・スクワッドと言う同じ発想の作品もあり
悪役も同じランペルスティルスキン。
一方、良い方は白雪姫、赤ずきん、ラプンツェル、シンデレラ、
いばら姫(眠れる森の美女)と言う布陣。
設定は面白そうだけど、実際に映画にすると
キャラの区別もどういう事になっているかも、よくわからない。

2019/03/03
「ノーマ・レイ」
 サリー・フィールドがアカデミー賞をとった作品。
時期的にはトランザム7000の2作品の間。
サリー扮するノーマは紡績工場で働くシングルマザーで、きつい仕事に耐えていた。
ある時、全米の組合から来たルーベンと言う男と知り合い、
彼に感化されて組合設立の活動に参加するように。
小さな町で力を持つ工場側の妨害に耐え、ついに組合を設立すると言う展開。
ノーマの行動には熱くなるものがあるが、
ルービンに操られただけなんじゃないの?と言う気もする。

2019/03/02
「パワーレンジャーターボ 誕生!ターボパワー」
 日本の戦隊ものをあちら向けにアレンジしたパワーレンジャー映画版。
近作もあったけど、映画版の第2弾で、本作の元ネタはカーレンジャーだとの事。
女海賊ディバドックスと言う悪役が、怪物マリゴルと結婚して力を得ようとする。
それをパワーレンジャーが阻止する訳だが、3作も見ると代わり映えしない印象。
かつてのメンバーが変身せずに協力したり、少年が新メンバーになったりするが
シリーズで見ている訳ではないので、ピンと来ない。

「リバティ・バランスを射った男」
 ジョン・ウェインとジェームズ・スチュアートが出ている西部劇。
上院議員スチュアートは昔住んでいた町を再訪する。
死んだウェインの墓参りが目的で、彼との出会いを思い出すと言う構成。
スチュアートは悪党リバティ・バランスともめた末、彼を射殺する。
それで英雄視されて議員になったのだが、実は。。と言う真相が明らかに。
2人のキャラを考えると、まあそうなるかなと言う印象は受けるけど
この時代の西部劇の構成としては、ちょっとユニークと言える。

2019/02/24
「ジュラシック・ユニバース」
 現代(近未来?)に恐竜が出てくる話。
死刑囚をバーチャルな世界で競わせ、唯一の生存者に恩赦を与えると言う設定。
シュワルツェネッガーのバトルランナーと同じですな。
バーチャルな世界の最大の障害が恐竜と言う訳。
あくまでバーチャルだから、本当によみがえった訳ではない。
死刑囚たちが争う展開はよくわからず、当たり前のように主人公が生き延びる。

「ジュラシック・ユニバース ダーク・キングダム」
 またも現代に恐竜が現れる話。
邦題はシリーズの様だが、ジュラシック・ユニバースとは関係なさそう。
動物を使って移植用の臓器を作ろうとする一団が、
恐竜ゴジラサウルスがなぜか最適だと突き止め、復活させるが暴れ出すと言う話。
設定はまあまあだが、終始研究所の職員が逃げ惑うばかりで、映画的には面白くない。
終盤になると、恐竜に襲われた人間がゾンビ化すると言う謎の設定が加わるが
物語の流れが変わったとは感じられない。
ちなみにゴジラサウルスは実在するらしく、ゴジラをもとに命名されたそうです。

2019/02/17
「ピーターラビット」
 ピーターラビットを実写で描いた作品。
田舎で暮らす事になったトーマスは、家を荒らすウサギのピーターたちと争う。
トーマスは隣人ビアと親しくなり、彼女が動物好きだったので、
争ってる事を内緒にした挙げ句、ドタバタになると言う展開。
ピーターらが人間顔負けの行動をするあたりが見所だが、
パディントンとかもあったから、差別化できてるかは微妙。
ビアはたぶん原作者で、ミス・ポターでゼルウィガーが演じた人。

2019/02/16
「死海殺人事件」
 ピーター・ユスチノフによるポワロもの。
今回もポワロが旅先で殺人事件に遭遇。
関係者全員に動機があり、全員に犯行が可能と言う毎度のパターン。
犠牲者が犯人の過去の秘密を知ってたと言うのは
コロンボで元ナチが犯人のエピソードみたいで(あっちがマネしたのかもだけど)
ちょっと察しがついちゃう感じ。

「続・夜の大捜査線」
 夜の大捜査線の続編。
前作は黒人差別をテーマにしてアカデミー賞をとったが
本作はティッブス刑事のキャラだけ引き継いで、普通の刑事ものになったと言う感じ。
犯人がマーチン・ランドーで、巨悪なのかと思ったらそうでもなくて拍子抜け。

2019/02/11
「トレイン・ミッション」
 リーアム・ニーソン主演によるサスペンス。
元警官リーアムは毎日列車で通勤していたが、ある日、謎の女性に仕事を依頼される。
一味の要求は、乗客の中にいる「プリン」と言う人物を探せと言うものだが
プリンの正体も謎だが、一味がその人物を探す意図も謎。
大変そうなのはわかるんだけど、もう少し謎の焦点を絞った方がいいかなと言う印象。
ちなみに、特攻野郎Aチームでも裏切られたパトリック・ウィルソンが敵で
出てきた途端にこいつが犯人と思ってしまったのは難。
その上司のサム・ニールは、彼を前から疑っていたと称するが、
その割には狙撃手がリーアムを狙撃するのを、特に止めはしない。

2019/02/10
「ボス・ベイビー」
 ドリームワークスによるアニメ作品。
愛されていたティム少年の前に、赤ちゃんが出現。
両親の愛は赤ちゃんに独占され、疎外感を感じる。
だが、赤ちゃんはボスベイビーと言う存在で、見た目は子供、頭脳は大人だった。
昇進すれば出て行くと知り、協力する事に。
設定がこなれているかと言うと微妙だが、
ドタバタを通じて絆が生まれると言う意図は理解できる。

2019/02/09
「ブラッド・スポーツ」
 ジャン・クロード・バン・ダム初期の作品。顔が初々しいです。
日本人らしき師匠に武術を教わったフランクは、香港の武術大会に参加。
そこで腕自慢の連中と戦って優勝すると言う話。
大会出場を止めようとする警察(1人がフォレスト・ウィテッカー)が登場。
フランクには金がかかっているから、傷をつける訳にはいかないと言う謎の理由だが
予想通り、試合を止める事は出来ず、ちょっとハプニングを入れてみたと言う程度。
ラストにフランクは実在の人物だとする言う字幕が入るが、
ホントかなーと言う疑いの気持ちはぬぐえない。

「ウェズリー・スナイプス コンタクト」
 ウェズリー・スナイプスが出てるSF侵略もの。
物語は山小屋を訪れた若者たちが中心に展開。
彼らは怪しげな男ウェズリーにおびえたりする中、宇宙船が現れて拉致される危機に。
結局拉致されてダークな感じの終わり方。
ウェズリーは拉致経験のある元宇宙飛行士だが
若者たちを助けるような助けないような中途半端なスタンスで、
物語的に必須な存在とは言えない。

「トリプルクロス」
 第2次大戦をめぐるスパイもの。
監督は007のテレンス・ヤングで
クローディーヌ・オージェとゲルト・フレーベと言うシリーズ関係者も出演。
主役はクリストファー・プラマー。
彼は英国人の怪盗で、金儲け目的で独軍に雇われる。
さらに、それに目を付けた英軍から二重スパイとして雇われる。
まあ設定は面白そうだが、
プラマー自身も、彼が裏切るのではと承知の独軍関係者も
何を目指してるのかよくわからない点が困りもの。
最後にトム・ジョーンズ風の歌が入るが、別の人らしいです。

2019/02/03
「美女と野獣/ベルのファンタジーワールド」
 美女と野獣のサイドストーリー。
ベルが野獣に少し心を許すようになるが、野獣が王子に戻るには至らない時期の話。
その時期にいろんな事がありましたと言う作品で、意外な展開とかはない。

2019/02/02
「バッド・ウェイヴ」
 ブルース・ウィリス主演のコメディ。
彼は私立探偵だが、まじめに事件を追うと言うタイプではない。
借金したり、愛犬が組織に奪われたりのドタバタでいろんな事件に巻き込まれる。
そのドタバタぶりが面白いかと言うと、それほどでもない。
ファムケ・ヤンセンがブルースの妹役で、
組織(と言うよりゴロツキ?)のボスがアクアマンの人。

「パワーレンジャー 映画版」(1995年米)
 日本の戦隊ものをあちら向けにしたパワーレンジャーの映画版。
近作はオリジナル戦隊だったが、
本作はカクレンジャーあたりらしい。(忍者ぽかったし)
悪の大王みたいなアイバンと言うやつが復活。
パワーレンジャーの師匠であるゾードンもやられてしまう。
アイバンを倒すべく再び立ち上がると言う展開。
パワーレンジャー6人と悪の幹部3人というレギュラー陣のキャラの区別はつかず、
シリーズの映画版と言えるかと言うと微妙。

「ファースト・キル」
 ヘイデン・クリステンセンが主人公のサスペンス(?)
息子ダニーがいじめを受けていると知ったヘイデンは、故郷の町へ引っ越す。
そこで銀行強盗に巻き込まれ、ダニーが人質に取られると言う展開。
悪そうな犯人が実は悪い人ではなくて
警察署長ブルース・ウィリスが悪い奴だと言うのは、序盤で察しがつく。
ヘイデンはライフルの腕は警官顔負けなんて描写もあるが
面白くなりそうで、何か足らない印象。

2019/01/27
「シックスヘッド・ジョーズ」
 複数の頭を持つサメが暴れるシリーズ第4弾。
2→3→5→6と頭の数は増え続けるが、作品のつながりはない。
今まで頭が多い理由は語られなかったが、ラボで作られた代物と判明。
頭は複数あっても命は1つとの事だったが、
6つの頭は必ずしも仲が良いわけではなさそう。
とは言え、頭自体を足のようにして、カニのごとく上陸。
岩場も登ってくると、シャークトパスの方向にも色気を出したかに見える。
人間様の方は、船に行ったり島に戻ったり無駄な行動を繰り返し、やられ続ける。

2019/01/20
「リメンバー・ミー」(2017年米)
 死者の国を舞台にしたディズニーアニメ。
脳内の話とかもあったけど、いろんな設定を考えるもんです。
ミゲル少年は呪いをかけられ、死者の世界へ行ってしまう。
伝説の歌手デラクレスが曽々祖父と気付き、彼ならば呪いを解けると考える。
途中で知り合ったヘクターと協力するが、
ヘクターに何か秘密があるというのは察しが付く。
同名のロバート・パティンソン作のラストにインパクトがあったので、
ヒットしたと言う本作は何かちょっと物足りない。

2019/01/14
「ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦」
 ジェームズ・キャメロン監督によるドキュメンタリー。
彼は探検家の一面も持ち、沈没したタイタニックを探る作品もあったが、
本作では海底11000メートルの深海探査に挑戦する。
残念ながら、それがどれだけ大変な事なのかわからないので、見ていてちょっと退屈。

「パディントン」
 言葉を話すクマを描いた作品。
ペルーの奥地にいたパディントンは、新たな家を探してロンドンへ。
養父が世話になった探検家を探すが、とりあえずブラウン家で暮らす事に。
パディントンはちょっとドジでハプニングを巻き起こすが、
それ以上に、クマがうろうろする事を誰も驚かない点が本作の魅力。
探検家の娘がニコール・キッドマンで、
パディントンを剥製にしようと、元夫トムばりのアクションを披露する。

「パディントン2」
 話ができるクマのパディントンが巻き起こす騒動の話。
パディントンはペルーにいる養母に絵本を贈ろうとするが、
それを盗んだとされて刑務所へ。
実は絵本には宝のありかが隠されていて、俳優ヒュー・グラントが狙っていたのだ。
前作と同様、著名な俳優を悪役に据えて一騒動起こす展開だが、
本作では刑務所の描写が面白い。
パディントンの失敗で囚人服が染まり、いかつい囚人たちがピンクの服を着る羽目に。
全員がパディントンのペースになるあたりが面白い。
ラストで囚人仲間がどうなったかが気になったが、
ちゃんとエンドロールで描かれてました。

「地中海殺人事件」
 ポアロものの一作。
監督がガイ・ハミルトンで、殺される女優がダイアナ・リグ。
ナイル殺人事件ではロイス・チャイルズが殺されたから、007とは縁遠からずか。
例によって、皆に恨まれる人物が殺され、関係者全員に動機があると言う展開。
本作では、2時間の映画で殺人があるまで1時間。ちょっと前置きが長い印象。
推理だけでは解決できず、犯人のミスを待つのも、あざやか感を損なう。

2019/01/13
「ハリケーンアワー」
 ポール・ウォーカー主演のドラマ。アクションではないです。
ポールの妻が赤ちゃんを産んで死亡。
赤ちゃんは人工呼吸器なしでは生きられないが、
ハリケーンカトリーナの襲来で大半の人が避難し、さらに停電まで発生。
ポールは手回しで充電する装置で、3分間だけ稼ぎ続けて、助けを求めようとする。
行動が制限された状況がヒッチコック風だが、サスペンス色はあまりない。
妻の死のショックが大きくて、当初愛着を感じなかったポールが
終盤には赤ちゃんを必死に守るようになる姿は感動的。
本作品の公開直後にポールが事故死したらしくて
製作時の意図とは別に、そういうのがダブって感じられる気がします。

「グレートウォール」
 マット・デイモン主演の中国系アクション。
万里の長城を作ったのはこういう訳だったと言う秘話です。
黒色火薬を手に入れたいデイモンは、中国軍に捕らわれる。
中国には、60年に1回、饕餮(とうてつ)と言う怪物が現れ、大勢が殺されていた。
これを退治する為にデイモンが手助けする展開。
近年、米映画に中国資本が入った系の作品が作られて、違和感を感じたものだが
本作は中国映画にデイモンらが出張した感じ。
このバランスだと、そんなに違和感なしに見られました。

2019/01/06
「ブラックパンサー」
 アベンジャーズ系に新たに加わったキャラの主演作。
主人公はアフリカのワガンダと言う国の国王で
ここは他国からは小国と思われていたが、実は欧米を凌駕する科学技術を持っていた、
この技術で国王はブラックパンサーとなるが
王位を主張するいとこが現れ、対決すると言う訳。
昨年最大のヒット作だが、物語はさほど目新しくない。
ヒットの要因は「黒人が」と言う点になると思うが、
そういうのって70年代に流行ったよね。

2019/01/05
「O嬢の物語」
 ムーンレイカーに出たコリンヌ・コレリー主演のエロチックもの。
むしろ本作が代表作です。
コリンヌ扮するOは恋人に誘われてとある館へ。
大勢の女性が飼われてるSMチックな館で、それ以上の特筆すべき物語は展開しない。
知ってる女優さんが映画で脱いだシーンを探すのは好きだけど
本作の場合は、脱いでないシーンの方が少ない。

「ソウ ザ・ファイナル」
 残酷な仕掛けを仕掛けるゲームを見せるシリーズ第7弾。
この後で復活作が作られるけど、一旦本作で終了です。
ジグソウが死んでから4作になるが、まだゲームが続くと言う展開。
今回はホフマンがジグソウのフリをしていたと言う事みたいで、
シリーズの謎が解決したかと言うと微妙。
大勢の見ている前でゲームが行われる序盤は目新しいが、序盤だけ。

「ジグソウ:ソウ・レガシー」
 残酷な仕掛けによるゲームを描くシリーズ第8作。
前作で一旦完結していたので、復活作と言う趣です。
ジグソウの死から10年経過し、またもゲームが開始されたと言う訳。
まあ、シリーズはそんな事の連続だったから、何をいまさらと言う印象。
出てくるのは、ハロランとローガンと言う初登場の連中だが
ジョンの死の前からいろいろ仕組んでいたと言う描写があって
前作よりも、本作の方がシリーズの謎を解決している雰囲気がある。

2019/01/04
「グレイテスト・ショーマン」
 実在した人物を描くミュージカル。
ヒュー・ジャックマン演ずるバーナムは、仕事がなくて見せ物小屋を開く。
これが評判になるが、ペテンだと言われる。
その為、著名なオペラ歌手の公演をし、こちらも評判に。
だが、見せ物小屋の連中が見捨てられたと怒ると言う展開。
ヒットした映画で、見ていてつまらなくはないけど、
ひねりがない印象で、個人的には何か物足りない。

「アナと雪の女王 家族の思い出」
 アナと雪の女王から派生した短編。
存在すら知らなかったけど、リメンバーミーと同時上映だったそうです。
エルサのサプライズは5分くらいの短編だったけど、本作は20分程度。
でもやってる事はたいして変わらず。
新たな登場人物が出たり、彼らの境遇に変化がある訳ではない。

2019/01/03
「ダンケルク」(1964年仏伊)
 ダンケルクの戦いを描いたフランス映画。
最近、クリストファー・ノーラン監督作で描かれた話だが
かの作品は大変そうなばかりで、物語的に面白くないと言う難があった。
本作では史実を面白く描いているはずと期待。
だが、本作も主人公のジャン・ポール・ベルモントらが大変な目に遭う描写が続き、
どんな戦争だったかは、やっぱりよくわからず。

2019/01/02
「レッド・スパロー」
 ジェニファー・ローレンス主演のスパイもの。
ジェニファーはもともとロシア人ダンサーだったが、足を負傷した事で断念。
母を養う為にスパイになると言う訳。
序盤に訓練学校のシーンがあり、
普通に考えると、射撃やら格闘技とかを教わりそうだけど
そこをすっ飛ばして、色仕掛けばかりを教わる。
彼女は米ロ双方に接触して、
どちらが本心かわからない点が、この話の面白いポイントだが
米国映画なので、ロシア人スパイが米国を出し抜いて終わりと言う展開は考えにくい。

2019/01/01
「ダウンサイズ」
 マット・デイモン主演のコメディ(?)
人類の様々な課題を解決する為、人間を1/14に縮小すると言う技術を開発。
これにデイモンが参加すると言う訳。
ウルトラQの1/8計画を連想させる設定です。
本作ではデイモンが妻と参加を決めるが、
いざ縮小すると、妻が土壇場でリタイヤしていたとわかる。
元に戻る事は出来ず、小さな人々の世界で暮らし続ける展開で
大きな人々は出てこないから、小さなサイズである必然性は低い。
デイモンはいろいろ考えてる様で、とっさの思い付きで重要な決断をするタイプ。

翌年へ  前年へ