製品はディスクサンダーを使用して必要な寸法にカットします。
電動工具を扱う際は普通、軍手等は使用しません。衣類や軍手がディスクサンダーの回転部に巻き込まれない様充分注意しましょう。
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ちょっと一服その前に!
いや〜、やっと製品の完成です。一般の方が作られても、本職が作ったとしても手間暇のかかる仕事です。表面塗装をする場合は、ここからサンドペーパーで表面を研磨して脱脂(油分を取り除く事)してから塗料を塗布します。ゲルコート品は表面をきれいに掃除して、ワックスでつや出し等行なって完成です。とりあえずここで一服というところですね。ただし!、
FRP製品の製造材料は引火性が強い物が多いので後始末をきちんとして作業場とは別の場所で一服してください。本当にお願いしますよ、火事は恐いですから。
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FRPとはなにか?〜ここまで読んでいただいた方々へ
簡単ではありますが、FRP製品を作る際の手順についてご説明致しました。
日ごろ実際作業していてもそれをマニュアル化する事は非常に大変でした。
文才無い私の説明が皆さんに伝わりますように祈っております。
イラストも子供の絵のようでほんとうにWEBにアップして良い物かどうか悩んでしまいました。
そのうちに更新したいと思います。
FRP製作とはとはどんなものなのかお分かりいただけましたか?
また、このページを読まれてどのような感想を持たれましたか?もしよろしければおやじ!96Mまで、ご感想をお聞かせください。
ktj-k-o@muf.biglobe.ne.jp
たった一個の製品が出来上がるまでにはこれだけの工程が必要です。
何と製造効率の悪い仕事と思われる方もいらっしゃると思います。
ですが世の中には何でも何千、何万個も作れば売れる。
また何万個も必要な商品ばかりではないのです。
日本の代表的な工業製品である自動車でさえ、最初はモックアップと言って木材や粘土で原形を製作します。
プラスチック製品を大量生産する場合は金型が必要になりますが費用も相当かかります。
FRP製品の場合、型は樹脂型ですみますので、初期投資が少なくすむため、形の変更が予想される試作段階で多く採用されますし、
毎年のようにデザインが変わってしまう大型のプラスチック製品、レーシングカーのカウルや皆さんが乗られている自家用自動車のスポイラー類、
ディズニーランド等のアミューズメント施設のオブジェやデコレーションなどにも使用されています。
このページを読んでいただいてありがとうございました。
FRP型の作り方
FRP製品の作り方
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