リンクチェア【りんくちぇあ】
コントロールポッドニビル攻撃意志侵入端末。
ヒロト・アマギワが最後をむかえた場所である。

ヒロトの精神波と交感するため
多数の電極に囲まれた椅子の形をしている。
精神的なリンクの交感は相互に電気信号の形で
成されるのだが、ニビルからのフィードバック、
あるいは“侵食”の衝撃は、常人であれば致命的な
高圧電流に相当するものであった。

このチェアの上ででヒロトは意識喪失すること
長時間に及んだが、ベアトリーチェビルキス所属レジスター
たちの行ったプログラム“ニビル”プロテクトによって、
小康状態となり、ヒロトの最後の意志を表明させることに
成功した。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:II-p149 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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