Hotels
お泊まり編


 Hotel Royal National

地下鉄ラッセルスクエア駅近くにあるホテル。大英博物館にほど近いです。 ロンドン滞在中はここに宿泊。途中、ソールズベリー・バースへ2泊3日の旅に出た間、スーツケースを預かってもらいました。 観光客向けのチェーン展開で、近くに系列ホテルが並んでいます。

おもしろいのは、通常ホテルそれぞれに入っている筈のレストランやクリーニングサービス等が各施設に一種類ずつしかないこと。 自分のホテルにないものは近くの系列ホテルに行け、というわけです。 朝食もパンと飲み物の配膳コーナーへ自分で取りに行き、部屋に持ち帰って食べる方式。 マンモスホテルで値段も高くないかわり、合理化は徹底してます。

日本人が4割と旅行雑誌にはありましたが、もっと少なく、どちらかというと「リーズナブルな旅行者向け(学生が多そう)」という感じ。 フロントに人が少ないのでチェックインにも時間がかかりますが、部屋は広くて(トリプル対応してもらいましたが、エキストラではなく通常ベッド)清潔。 ベッドも適度に固くて寝やすい(これは結構、重要な点ですよね?)。

ペラペラじゃないタオルや湯沸かしポットもある。 イギリスらしい雰囲気はありませんが、ロンドンに長く滞在したいけれど出費は抑えたいという場合にはおすすめします。

**番外**
このホテルの鍵は、細長い(30cm弱)金属の先にぶらさがっているので、どう見ても魔法のステッキ。思わず「シャランラ!」と唱えてしまった者3名。 浮かれついでにドアに鍵を差しっぱなしにしてしまい、親切な旅行者に注意されるまで気づきませんでした(冷や汗)。 女王様は世間知らず(←違うっ!)



マナーハウスイメージ Homewood Park Hotel(マナーハウス)

バースからタクシーで15分ほど走ったところにあるマナーハウス。ここに私たちは2泊しました。
バース・スパ駅からそれほど遠くない(タクシーしか移動手段がないので)マナーハウスはいくつかあったのですが、ここを選んだ決め手は二つ。

トップページの写真通り、庭は緑が鮮やかで申し分なく(庭師は手入れに余念がない)、またホテルのインテリアもすばらしいものでした。
しかし、すばらしくても落とし穴はあるもの。ツイン+エキストラベッド対応で3人一部屋だったのがいけないのでしょうか? 庭イメージ
ここでアドバイス → マナーハウスに泊まる方、英語力を磨いてから行きましょう!!

そして謎もいくつか。私3号が部屋から自宅にかけた国際電話の料金は請求された形跡がない。 支払った後に明細を分析したのだが、スコーンや夕食代を含め勘定が合わない(損はしてない)。 いろいろと悩んだ末(根はマジメ)、結局「オーナー(ギューニング氏)はうなるほどの金持ちで殿様商売だから細かいことは気にしないのさ」という勝手な結論を導き出したのでした。

**番外**  マナーハウス(manor house)とは…

マナーハウスとは「荘園領主の館」という意味だそうです。大きな屋敷が現在ではホテルに改造されていることが多い。 B&B(ベッド&ブレックファスト)と呼ばれる民宿のようなところよりも値段は張りますが、内装やサービス、広い庭など環境の整ったマナーハウスに泊まるのも一つの楽しみ方だと思います。

我々は、ロンドンのホテルを安く抑えたかわりに、マナーハウスに2泊するというメリハリをつけました。懐に余裕のある方は、高級ホテルだけでいいのでしょうが…。

我々が旅した1997年当時はまだマナーハウスがそれほど知られておらず、ガイドブックなどにもあまり情報がありませんでした。 英国観光庁(BTA)で入手した"Small Luxualy Hotels"のホームページや冊子を頼りに候補を絞り(駅からそれほど遠くないこと、高級すぎないこと(^^;)等を条件に)、旅行代理店に予約手配を依頼しました。

旅行代理店も、マナーハウスによってルートの有無があるようです。
我々は予約に若干の不安があったので、チェックイン時間と夕食予約の依頼をかねて事前に直接FAXを入れました。 (オーナーのサイン入りの丁寧な返信がすぐに届いたあたり、さすが!!)

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