Sightseeing
見どころ編



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London Windsor Salisbury Bath
  • アドミラルティアーチ
  • ホース・ガーズ
  • ダウニング街10番地
  • バッキンガム宮殿
  • V&A美術館
  • 自然史博物館
  • ホームズ博物館
  • St.Paul大聖堂
  • 大英博物館
  • ロンドンタワー
  • タワーブリッジ
  • ウィンザー城
  • イートン校
  • ストーンヘンジ
  • ソールズベリー大聖堂
  • ローマン・バス
  • ロイヤルクレッセント
  • アセンブリールーム
  • 衣装博物館
  • パルティニ橋

  • St.Paul寺院のつもり London

     アドミラルティアーチ

    単純にいえば、カーブしている凱旋門。イギリスの英雄ネルソン提督像のあるトラファルガー広場から、バッキンガム宮殿へ向かう道沿いにあります。衛兵達もここを通って交代式に向かうのです。

     ホース・ガーズ

    直訳すれば騎馬衛兵。その名の通り、馬に騎乗した衛兵(赤い房のついた金色の兜(?)を着用(10時頃に登場)。 制服にウルサイ1号によればマッチ棒の頭のような帽子をかぶった衛兵より断然こちらが格好いいらしい)達がいます。小規模ですがここでも衛兵交代が見られるようです。

     ダウニング街10番地

    イギリス首相官邸。現在はブレア首相が住んでいると思いきや、子だくさんの彼は隣の11番地の大蔵大臣の官邸ととりかえっこしているのだそうです。
    #首相官邸<大蔵大臣邸って変じゃない?

    門の前で写真撮影をしている時、ちょうどオープントップの観光バスが通りかかり、いっせいに乗客からカメラを向けられたため、なんだか狙撃される時ってこんな感じかも、と妙なことを考えてしまいました

    ※ここから徒歩でビッグベン&国会議事堂前へ。ウェストミンスター寺院は日曜で見学できず。

     バッキンガム宮殿

    いわずと知れたエリザベス女王のお住まい。時間になると衛兵がやってきます。 (なぜか大きな犬を連れている!バグパイプにキルトスカートの隊もいます) 肝心の衛兵交代式は高い柵に遮られ、小さな日本人には殆ど見えません。 世界各地からやってきた観光客も由緒ある彫像などによじ登っては、警備員にしつこく降ろされていました。
    #おのぼりさんには、物理的に「登る」意味もあったのでしょうか?

    開かれた英国王室とはいえ、宮殿入口には地下鉄の駅やバス停はないため、またもや徒歩でてくてく向かう。途中、ニュー・スコットランド・ヤード前を通る。

     ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館

    略してV&A博物館。入場料£5(学生は無料だったかも)。工芸品・装飾美術などが収蔵・展示されています。 天下の大英博物館に比べややマイナーですが、銀製品,宝飾品など「いい仕事」のものがたくさん見られるはず。
    #「もらうならこれがいいな」などと分不相応なことを言ってみたりして。

    我々のもう一つの目的は館内のレストランの日曜11:00~15:00限定「ジャズブランチ」でした。 約£10と高めですが、ジャズを聞きながらのボリュームたっぷりの食事はなかなかいい気分。しかし訪れた時にはちょうど演奏者の休憩時間だったらしく、あやうく「ただのブランチ」になってしまうところでした。(汗)

     自然史博物館

    V&A博物館のすぐ隣にあります。入場料£6。こちらは恐竜展示が売り物。エントランスではいきなりティラノザウルスの骨格がお出迎えしてくれます。 夕方4時からは入場無料なので、その前にはものすごく並んでいました。(我々が出ようとした時に、人並みが押し寄せてきて怖い思いをしました)

     シャーロックホームズ博物館    SHOPPING

    名探偵ホームズとワトスンの住処があったとされるベーカー街にあります(小説ではベーカーSt221Bですが、そこには記念プレートがあるのみ。 博物館は少し離れた場所にある)。入場料£5。シャーロキアン(=女王様1号)にはたまらぬ場所らしい。

    入口にはおなじみの鹿撃ち帽をかぶったホームズもどきがいて、写真撮影など気軽に応じてくれます。中に入っても居間に座って撮影できるなど、結構くだけた雰囲気。 ずうずうしい観光客と一緒にならなければ、じっくりとホームズの世界に浸れます。

    4階と地下のショップにはトレードマークの鹿撃ち帽など、おみやげ品もいっぱい。 (ここで買い物をするとホームズの名刺がもらえる)

    蝋人形で有名なマダム・タッソーが近くにありますが、凄まじく混んでいました。 (なぜそんなに混むのか我々には理解できませんでした)

    ※ここまでがロンドン観光(前半)


     セントポール大聖堂 

    今は亡き元ダイアナ妃とチャールズ皇太子が結婚した世界第3位の大きさの教会。大きすぎて全景を撮るのは至難の技。
    ドーム部分には有料ですが登ることができ、途中には「ささやきの廻廊」という、壁に向かってささやいた言葉を離れた場所で聴くことができる不思議な場所があります。 (1号&2号は突然「鉄腕DASH」隊と化して囁き実験を敢行)廻廊までは階段を登るしかないので、体力が必要。

    #2号&3号は1993年の旅行時に体験済み。当時、「ささやきの廻廊」の意味がよくわからず、悩みながら試していると、掃除をしていたおじさんが「こうやるんだよ」と身振りで教えてくれました。

    #「ささやき声でもドームにこだまする」と解説しているガイドブックもありますが、それは間違い。 壁に向かってささやいた言葉が、離れた場所で壁に耳を近づけると聞こえるというのが正しい。
    聖歌隊が歌っていると、歌声がドームに反響して幾重にも空中に漂い、歌声の雲海に浮かんでいるような気にさせてくれます。

    **番外**
    イタリア、イギリス、スペインとも、旅行の大まかなプランを立てるのは女王様1号(とみ)。 建物好きゆえ、行く都市それぞれに「○○に登る」という一文が必ずある。 体力にやや不安のある私3号は、旅行前には「禁エレベータ」週間を設けることにしています。(私の職場は建物の4階にあるので、わりと効果的)

     大英博物館

    世界各地から大英帝国の威光で集められた収蔵品は数知れず。案内図をゲットして、自分の見たいものや興味あるテーマがどの部屋なのかチェックし、ルートを確認してからまわりましょう。 でないとへとへとになります。

    そして、荷物は預けて身軽になってからスタートすべし! (我々はマナーハウスの帰途だったため大荷物。3人の荷物を一人で受け取ったクローク係員は、大げさに顔をしかめ、そのあとニヤリ。アングロサクソンの割にお茶目)

    当時、エジプト展の真っ最中だったため、そこを中心にまわりましたが、特別展示だけでもう十分という感じ(とにかく広い)。 図書館ゾーンに入り、第2・第3のマグナカルタを見る。個人的には、奥まったところにあるデッサン展示室は静かでおすすめです。

    大英博物館にはカフェテリアがあり、食事(今回はスープとパンで約£3という簡素なものをチョイス)やアフタヌーンティーもできます。 カフェテリアは大行列だったため、真顔の警備員が片言(日本語)で「タクサンノ ヒトガ イマス」とつぶやいたのを聞きつけ、大笑いしました。

     ロンドン・タワー

    テムズ川沿いにある城(要塞に近い)。城壁にぐるりと囲まれ、中にはホワイト・タワー,ブラッディ・タワー,ジュエル・ハウスなどの建物がある。
    「自然にはやさしいが、人間には残酷」という評もあるイギリスだけに、ホワイトタワーには兵器のほか拷問用具もあるらしい(我々は雨に降られていたため見学せず)。

    見どころはジュエル・ハウス。王家の宝物である王冠や王杓などが展示されている。 なかでも世界最大、530カラットのダイヤ"アフリカの星"が輝く王杓は圧巻。カラット数では負けるが、宝石がずらりとついた王冠もある。

    ジュエルハウスに着くまでの見学コースに展示された歴代の王冠からは宝石が抜かれていたり(ビクトリア女王が自分の王冠にはめこむために抜いたとか)、イミテーションだったりするのだがここのはホンモノ。

    それだけに警備も厳しく、王冠と王杓が展示されている部屋に入る前には、えんえんとエリザベス女王の戴冠式の模様を写す部屋で並ばなくてはならない(防犯カメラがあり、挙動不審者はこの時点でチェックされるのでは?)。 ようやく部屋にたどりついてもショーケースの前は「歩くエスカレータ」になっており、じっくり見ることもかなわず通過してしまうのだ!

    ショーケースから少し離れた階段からなら、立ち止まって見ることもできるけれど。

    ロンドンタワーには、42名のヨーマン・ウォーダー(矛槍兵、通称Beef Eater)がおり、制服に身を包んで道案内や写真撮影に応じてくれる。 しかし、制服好きの1号はそれほどうれしそうではない。 理由は簡単で彼らは退役軍人のため、はっきりいってじいちゃんばっかりなのであった。

     タワー・ブリッジ

    ロンドン・タワーのすぐそばにそびえる19世紀末に造られた跳ね板式の橋。レシーバーを渡され(五カ国語から選択可)、10数人のグループで移動し、そこに人形が登場して建造に至る動機や経緯を芝居調で説明してくれる仕組。 (レシーバーの受信状態が悪く、耳に近づけると音声が切れる。使えん…)

    一通り説明を聞き終わってようやくほんものの橋(上部)を渡る。撮影用の小窓や展望鏡などがあるなどなかなか親切。 対岸の出口には、跳ね板を稼働するタービンを展示するエンジン・ルームがあり、そこにはブリッジの模型が。 ボタンを押すと橋の真ん中が割れてぱっくりと空間ができる。

    実際に見ると(模型でも)ほほう、と素直に喜ぶものである。


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