「ルナティックドーン(ルナドン)」
攻略ページ
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  このシリーズのゲームには、終わりがありません。
一応「最後の敵」みたいな敵も存在しますが、
あえて倒す必要はまるでありません。
  自分が生きたいように生きて、そして天寿を全うするのが
このゲームでの目的になります。

  では、野垂れ死にしないためにはいったいなにが必要でしょう?
作品ごとにそれは微妙に異なってきますが、
おおむね一つの傾向として言えるのは、
・「とにかく最初は荷物運び系の仕事(非「密輸」系)をひたすらこなし、お金と経験値を貯める」
・「序盤で敵に遭遇したら迷わず逃げる」
  (このシリーズでは、自分の強さに関係なく最初から強力な敵が出現する可能性があります)
・「序盤でできるだけ強力な仲間を見つける」
  この3つに絞られてくるでしょう。
  このシリーズ、キャラクターが強くなってくれば、死亡する確率は
かなり低く抑える事ができます(もちろん、危険な冒険に挑めばそれだけ
生存できる確率も減少しますが)。

  とにかく、ゲームの始めたての頃をいかに乗り切るか、
という問題がこのゲームの攻略の大部分を占めます。
(もちろん、強くなってから強敵に挑むための戦闘のコツなども
  存在しますが、そういったコツは己の経験と勘を頼りに
  身につけるより他に手はありませんよ)

  ただ、シリーズごとに多少ゲームの特性が異なってくるので
そこのところを以下の部分で私にできる範囲で細かく解説したいと思います。


 
「ルナティックドーン」個別攻略こんてんつ(見たいタイトルをクリックしてください)
・「ルナティックドーンU」
・「ルナティックドーン  遥かなる前途&前途への道標」
・「ルナティックドーンV(プレイステーション版)」
・「ルナティックドーンオデッセイ」
注:「ルナティックドーンV(パソコン版)」と、「ルナティックドーンW」の攻略が存在しませんが、
    これは、私がこの二つの作品をプレイしていないためです。
    将来的にも、恐らく私はこの二つをプレイしないでしょう。
    私は、この二作品はルナドンであると認めていません。
    (本当は「ルナティックドーンV(プレイステーション版)」の方もルナドンとは認めてませんが)
    また、「ルナティックドーン(初代)」はいまだに未プレイです。
もしも発見したらやってみたいとは思っているのですが。
どこにもありません……。

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・「ルナティックドーンU」
  このタイトルでは、初期状態の主人公は戦闘能力を一切持たない
一般人と変わりありません。
  とにかく、敵との遭遇は何がなんでも避けてください。
もし出会ってしまったら問答無用で逃げ出してください。
(でも、逃げ切れる可能性はそう高くはありません。もしも
  逃げ切れなかったらそれが運命と諦めてください)
  敵との遭遇を避けるには、できるだけ平地を歩く事です。
森の中や山の中は、食糧の消費スピードが上がるだけでなく、敵との
遭遇確率も非常に高くなります。

  まあ、スタート地点の「オルデブルグ」で、強力な仲間が運良く
見つけられた場合は、仲間に戦闘を全て任せて自分はひたすら
防御に徹する、という戦法が使えますが。
(最も、仲間の放った魔法に巻き込まれて死亡、というパターン
  も非常に多いのですが……仲間は基本的に自分の判断で勝手に戦います)
  このゲーム、仲間が見つけられると序盤の生存率が飛躍的に上昇します。
  強くなってきたら仲間を切り捨ててもいいですが、愛着が湧いてきて
切り捨てる事ができない……なんて状態に陥りがちです……。

  でも、仲間の増やし過ぎには注意。
依頼の報酬や宝箱から得られるお金は、仲間と山分けです。
プレイヤーは、仲間の持っているお金を使用する事ができません。
(これも、仲間が自分の判断で勝手にお金を消費します)
  あまりにも仲間を増やし過ぎると、自分の分け前が減ってしまいますよ。
  また、ダンジョンの中で手に入れたアイテムの類いは、
ごく簡単なゲームをして、ゲームの勝者がそのアイテムの所有権を得ます。
  欲しいアイテムが仲間の手に渡ってしまったらそのアイテムは基本的に
プレイヤーは使用する事も売り払う事もできません。
(仲間が独自の判断で使用したり売り払ったりする事はある)

  武装具を買う時は、必ず防具を優先させる事。しかも、できるだけ
防御力の高い物を(もっとも、最初は弱いのに改造次第で大きく性能が
伸びる防具も存在しない訳ではありませんが、やはり初期防御力の高い物
がいいでしょう)。「重さ」は無視してください。どうせ初期キャラクターは
回避なんてできませんから。

  また、上昇させる技能は、「格闘」以外の適当な(好みでいいです)
武器攻撃技能を優先させた方がいいでしょう。
(「格闘」はスタート地点の国「神聖ギザ帝国」では覚える事ができません)
  魔法技能などはその後でも十分です。
  もっとも、武器攻撃が得意な仲間がいるというのなら、魔法技能から
上げてもいいでしょう。
(ただし!!貴方の旅の最後までその仲間がついてきてくれるという
  保証はどこにもありません。ちゃんと後で武器攻撃技能も
  上げておきましょう……自分の身ぐらい自分で守れなければ、ね)
  「回避」「盗賊」「野営」などの技能は後回しにした方がいいでしょう。

  また、当たり前の事なのですが食糧は必ず町に入る度にMAXまで
補充しておきましょう。旅の途中で食糧が尽きたら死へのカウントダウンの
開始です。大抵の場合はそのまま野垂れ死にます。
  更に、序盤での1つの死因として挙げられるのは「毒」でしょう。
  旅の途中に毒に侵され、それを治療する手段がない場合……
やはり、そのままでは野垂れ死にするしかないでしょう。
魔法を身につけ、毒を回復する事が容易になれば、大して問題にも
なりませんが、序盤の頃は毒を回復する手段があまり多くありません。
仲間が「キュア・ポイズン」を使える場合はまあいいですが、
そうでない場合必ず「ポイズン・ブロック(または違う名前の
毒消しのアイテム)」を複数携帯しておきましょう。



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・「ルナティックドーン  遥かなる前途&前途への道標」
  「遥かなる前途」と「前途への道標」は、殆どゲーム的に内容に
差はありません。ここでは、同じゲームとして扱わせてもらいます。
  さて、「2」に存在した「武器攻撃技能」や、「食糧」の概念が
本作品から消滅しました。

  よって、旅先で食糧が無くなって野垂れ死にしたり、
武器攻撃が全く当たらなくて戦闘に勝てない、等の現象はもう
見られなくなりました。そのぶん死ににくくなったと言えるでしょう。
  実際、難易度は「2」に比べかなり下がっています。
が、今はそのことについて深く触れるつもりはありません。
生き残るための術をお教えする事に全力を尽くしましょう。
  死ににくくなったとはいえ、やはり最初の頃は(最初からある程度強力な
キャラクターを選ぶ事もできるので、最初から殆ど死の危険を感じずに
プレイする事もできますが、ここではやはり「初期は弱い」という前提の
元に話を進めさせていただきます)死にやすいです。
  まあ、要するに「敵に遭ったら迷わず逃げろ」というこれにつきますが。
でも、初期状態でもそこそこ戦えちゃったりするんですよね。
ただ、ちょっと強い敵に出会うとすぐに殺されますが。
  ここでも、仲間が強力です。自分より強力な仲間を前衛に配置し、
自分は後衛に下がれば、直接攻撃による死の危険はかなり緩和されます。

  ただし、敵の魔法攻撃は防げないので注意してください。
  このタイトルから、キャラクターごとに「属性(性格)」という概念が
加わりました。「秩序−混沌」と「善−悪」がそれです。
良い行いをすれば性格が「秩序」と「善」の方に傾きます。
逆も同じです。
  「秩序」の属性が高ければ、敵の「秩序」の攻撃魔法の威力を軽減させ、
こちらの使用する「秩序」の魔法の威力全般が上昇します。
その他の属性も同じです。
  このシステムにおいて、全ての魔法を等しく極める事ができない、
というのは言うまでもなくお気づきになると思います。
(「秩序」の魔法の威力が高まっている時は「混沌」の魔法は弱くなる。
  「善」の魔法の威力が高まっている時は「悪」の魔法は弱くなる)
  あなたのキャラクターがもしも「混沌」に傾いているとしたら、
序盤に出てくる「秩序」の魔法を使うモンスターに一撃で殺される
可能性があります。
  魔法を使う敵にはくれぐれもご注意を。



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・「ルナティックドーンV(プレイステーション版)」
  今までの「ルナドン」とは違い、アクションRPGになっています。
また、仲間の私有アイテム、仲間の私有財産といった観念が消失し、
仲間の装備品も全てプレイヤーが管理できるようになりました。
  また、1つの世界が非常に狭く、無限とも思える数の
並列世界(パラレルワールド)が存在する事も大きな特徴の一つでしょう。
  プレイヤーキャラクターは、相変わらず初期状態では非常に弱いです。
とにかく宅配系の依頼をこなし、経験値を貯める事に終始しましょう。
モンスターと戦ってはいけません。逃げ回りましょう。
アクションRPGですから、逃げるのも比較的簡単ですが。
ただ、ゴースト系のモンスターはこちらの体力を減らす事ができないので、
序盤の経験値稼ぎのいいカモです。
  とりあえず生き残りたいのなら、飛び道具の武器(投げナイフ、弓矢など)
をお勧めします。高い威力の飛び道具を手に入れれば、フィールドに出てくる
モンスターは楽に蹴散らせるようになりますし。
(もちろん、アクションの腕に自信があるのなら剣などを使用しても可)
  とりあえず、お金を貯めていい防具を購入すれば
死の危険はさらに減ります。
  序盤でお金と経験値を貯めて能力を上げ、いい防具を購入するように
すれば、まず死亡する事はありません。

  ただ、あまりにも武器を使用し過ぎるとあなたのホームワールドから
魔法の力が失われていきます。また、あなた自身の使う魔法も
威力が減少していきます。
  武器に頼れば武器の威力が上がり、世界は物質文明に偏る。
  魔法に頼れば魔法の威力が上がり、世界は魔法文明に偏る。
  このゲームでは、あなたの行動が世界のありようを変えます。
あなたが悪行の限りを尽くせば、世界は荒廃し、凶悪なモンスターが
うろつくようになります。逆の場合もしかりです。
  また、水の魔法ばかりを使用するとホームワールドは熱帯雨林のような
湿った世界になっていきます。
  その他の属性の魔法の場合も同じです。
  あなたは、自分の世界をどのように導きますか??
  それは、あなた自身が決める事です。



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・「ルナティックドーンオデッセイ」
  古い「ルナドン」に回帰する、というのが本作品のコンセプトらしく、
知ってる人ならば涙を流して感動するようなネタが所々に
盛り込まれています。
(スタート地点の「シャノン」という村のBGMは、「U」
  の「神聖ギザ帝国」の町の中の曲と同じ!!)
  「属性」システムが簡略化され、「善−悪」だけになりました。
そして、「属性」システムは直接戦闘に関わるものではなくなりました。
  代わりに「信仰属性」が加わりました。
これは、世界を見守る四大精霊に対する信仰心を表わすもので、
信仰が深ければ深いほど強力な魔法が使用可能です。
(ただし、魔法のダメージ軽減などの効果はない)

  さて、このゲームの序盤の攻略ですが、このゲーム、非常に簡単です。
敵からは100%の確率で逃亡できます(自分一人だけならば)。
序盤で敵に遭遇したら即逃げる。
  これだけでOKです。
  もちろん、仲間は相変わらず強力です。
強力な仲間がいれば盗賊程度相手になら決して負ける事はないでしょう。

  しかし、最大の特徴はこのゲームにはストーリーがある、
ということでしょう。
  これまでのルナドンは主人公は全くの一般人で、背負うものなど何一つ無い
只の人でした。
  ですが、「オデッセイ」の主人公には決められた過去があり、
ある程度決められた最終目的も存在します。
(もちろん、それを無視する事はできます)
  私は、ラストダンジョンはきっちり攻略しましたが、グッドエンディングは
拒否しました。それはルナドンの精神にそぐわないと思ったからです。
(もちろん、これは私の勝手な思い込みですから、皆さんは好きなようにプレイしていただいて結構です)