「いわゆる隠れた名作」小めにゅ
1.「AMEL BROAT(アメル ブロート)」
2.「Card Wirth(カード ワース)」
3.「クロスゲート」
4.「『メタルマックス』シリーズ」
5.「ルドラの秘宝」
6.「レガイア伝説」

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1.「AMEL BROAT(アメル ブロート)」(パソコン)
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特徴
・今時珍しいほど王道ファンタジーな世界観。

・値段0円。

長所
・なんといってもただ。

・フリーソフトとしては卓越したゲームバランス。

・要所要所にちょっとだけ隠されている本編の話を無視した隠し要素探しも楽しい。

・魅力的な登場人物達(製作者のHPでは、昔「好きな登場人物ランキング」とかやってました)。

短所
・とにかく、絵がへっぽこ。ファミコン時代をほうふつとさせます。
 このへっぽこさは並みじゃないので、これが原因で引いちゃう人も多いでしょう。
総評
  絵以外の要素は文句の付けようの無いほどの高いレベル。
ただ、あまりに王道ファンタジー過ぎてオリジナリティがやや乏しいといえば乏しいが、
ゲームとしては素晴らしい出来。

  何より、ただだし。

  「リンク」から、製作者「Shou」さんのページ「さくらやまスクエア」へ行けるので、
まだやった事の無い人はすぐやってみましょう。

  隠しアイテムは殆ど持っていませんが、全員レベルが最大値のデータを持っているほど
やりこみました。もちろんクリア済みです。

点数評価
私お気に入り度:★★★

ゲーム性:★★★★

目新しさ:★★

手に入りやすさ:★×99



2.「Card Wirth(カード ワース)」(パソコン)
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特徴
・新しい「シナリオ」をダウンロードしていく事で、ほぼ無限に新しい冒険が楽しめる。

・自分で新しい「シナリオ」を作る事のできる「シナリオエディター」も存在している。

・値段0円。

長所
・「『ルナティックドーン』シリーズ」と違い、次々に全く新しい冒険が楽しめる

(「『ルナティックドーン』シリーズ」だと、様々な冒険があるとはいえ、

どうしてもパターン化してしまう)。

・やっぱりただだし。

短所
・新しいシナリオを次々とダウンロードしていくと、パソコンの容量を非常に食う。

・まれに、ゲームバランスが狂った「シナリオ」をそれとは知らずにダウンロードしてしまう事がある。

総評
  これはフリーソフトの中では「AMEL BEOAT」と肩をならべるほど素晴らしい作品です。
「Vector」にあるので、迷わずダウンロードすると即ハマリます。
  「短所」も、気をつければ無くせる「短所」ばかりだし。正直言って隙らしい隙がありません。

  エンディングがないため、「クリアした」という線引きが不可能です。
まあ、私はそこそこ楽しんだと思いますが。

点数評価
私お気に入り度:★★★★★

ゲーム性:ダウンロードしたシナリオごとに異なる。

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★×99




3.「クロスゲート」(パソコン)
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特徴
・いわゆるウルティマ・オンライン系ネットRPG。

・恐らくネットRPGでは初の試みであろう
ターン制戦闘を導入。

・数多くの「職業」によってキャラごとの個性を出している。

・いわゆる「PK」がシステム上存在しない。
(PKではありませんが、「デュエル」という形で
  両者合意の上の決闘をする事ができます)

長所
・PKが絶対に存在しないため、非常にのんびりとした雰囲気で
ゲームを楽しめる。

・「職業」は兼任できないので、キャラごとの個性が非常に強く出る。

・ウルティマ・オンライン系なので、一切の目的が存在せず、
ただ日々の生活がのんびりと楽しむゲーム。

・戦闘がアクションではなくターン制なので、戦闘中も
色々喋る事ができる。

・「DIABLO」などと違って絵柄やストーリーは
おどろおどろしいものではないので、そういうのが苦手な人でも
入っていきやすい。

短所
・PKがいないので、緊張感がカケラほどもない。

・人に聞かないと何も分からない。

・目的がない(目的は、自分で見つけましょう)。

・ラブリーなグラフィックは硬派なプレイヤーにとっては少し酷かも。

総評
  私はこれにずっぽりとはまりました!!
  これまでの人生の中で「はまったゲーム」をいくつか挙げろといわれたら
必ずこのゲームは入れますね!!

  えーっと、「DIABLO」とかは、ダンジョンにもぐってボスを
倒す事を目的にしてますよね(それと、レアアイテム集め)?
  そういうゲームではなくて、ただ世界と自分、そしてその他の
プレイヤーがいるだけで、何をしても構わないっていうのがこのゲームです。
(盗み、殺しなどの犯罪行為はやりづらい、というか不可能みたいですが)

  特にやるべき事が決まってないので、レベル上げに精を出すもよし、
自分の職業を極める事に血道を上げるもよし、
ただひたすらぼんやりするもよし、
喧嘩道を極めるもよし(相手の命を奪う事はできませんが、
プレイヤー同士で戦う事はできます)、とにかくプレイヤーの数だけ
プレイスタンスが存在するであろうゲームです。

  これもエンディングがないため、クリア不可能です。
また、「クリア」に値するほどやり込んだわけでもありません。
(やり込むつもりですが)

点数評価

私お気に入り度:★×99

ゲーム性:★★★★

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★★★




4.「『メタルマックス』シリーズ」(ファミコン&スーパーファミコン)
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特徴
・「『ルナティックドーン』シリーズ」と同じく、基本的に「やらなければいけない事」はありません。
ただ、「やらなければいけない事」が無いからといって「できる事」が多いわけではありませんから、
「『ルナティックドーン』シリーズ」より自由度は低いです。

・強力無比な兵器「戦車」が存在する事。

長所
・「戦車」は、改造して強化する事ができ、改造マニアにとってはたまらない。

・「『ルナティックドーン』シリーズ」にも匹敵するほどの大量の隠し要素が含まれており、
全てを遊び尽くすためには、かなり時間がかかる。

短所
・FCとSFCでしか遊べないため(除く「エミュレータ」)、入手がやや困難。

・やや見た目が地味。

総評
  このゲームも「『ルナティックドーン』シリーズ」と同様死ぬるほど大量の隠し要素があります
(しかも「隠し要素」の中身の半分以上は、あまりに馬鹿馬鹿しい全く意味の無いものだらけです)。
  さらに「文明が滅んだ後の世界」という重く暗くなりがちな世界観にもかかわらず全体的な雰囲気は
明るくCOOLです。

  隠し要素満載、ということや、改造によって強くなる最強兵器「戦車」の改造など、
クリア後もかなり末永く楽しめる逸品です。

  いつでも好きな時にエンディングを見る事ができますが、
最後の敵(に当たる存在)を倒した後のエンディングは、
いきなり止めちゃった時のエンディングとは違います。
  「1」「2」「リターンズ」全てで最後の敵(に当たる存在)を撃破済みです。

点数評価

私お気に入り度:★★★★★

ゲーム性:★★★★

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★★




5.「ルドラの秘宝」(スーパーファミコン)
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特徴
・基本的なシステムはごく普通のRPG。

・3人の主人公のストーリーを別々に解いていく(ある主人公のストーリーの時に、別の主人公の
パーティに遭遇する、というイベントも多数あり)。

・「魔法(言霊)」の名前を自分でつけ、その名前によって魔法の効果が全く変わってしまう
「言霊」システムを導入。
(このシステムによって、「ルドラの秘宝」以外のRPGの魔法をこのゲームで使うことも可能。
ただし、名前が同じ、というだけで効果は全く違う物になりますが。
例えば、「真・女神転生2」でお馴染みの炎の最下級攻撃魔法「アギ」は、
このゲームでは敵全体を攻撃する電撃の魔法になります。
また、敵の使ってくる魔法の名前を覚えておくことによって、
敵の魔法を使うことが出来るように……。)

長所
・色々遊ぶと楽しい「言霊」システム。

・3人の主人公がそれぞれな道を歩んでいく非常にテンポよく進むストーリー。
(ネタばれになるのではっきりしたことは書けませんが)

・やたらと高速で進む戦闘。
(カッコイイです)

短所
・自分で考えた「言霊」より、ゲームのデフォルトの法則で作った「言霊」
の方が強いことが多い。

・完結していないストーリー。

総評
  非常によくまとまったゲームです。
戦闘のバランスも悪くなく、事前の備えを忘れなければ必ず敵には勝てます。

  最大の特徴の「言霊」システムですが、自分で考えた「言霊」は、大抵の場合
弱いっていうのが(もちろん強い「言霊」を発見できることもありますが)
少し納得がいかないような気もしますが、まあ、デフォルトの「言霊」
がある程度強くないと何のためにデフォルトの「言霊」が
存在するのかわかんなくなっちゃいますからね。

  1000年ごとに起こる「ルドラ」によって引き起こされるというの種の大絶滅に
果敢に挑む3人の主人公(と主人公の仲間達)の生きざまと、
種の大絶滅に隠された大いなる意味とは……!?
ストーリーの方もかなりいい出来ですよ、このゲーム。
ただ、ネタばれになっちゃいますけど、このゲーム、ストーリーが完結してないんです。
スクウェアには、早く「ルドラの秘宝2」を作って欲しいなあ……。

  かなり昔にクリアしましたが、もう記憶が定かではないです。

点数評価
私お気に入り度:★★★★

ゲーム性:★★★

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★★




6.「レガイア伝説」(プレイステーション)
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特徴
・基本的には(ポリゴンを使用しているが)ごく普通の2DのRPG。

・戦闘時、敵に「上蹴」「武器(右手or左手)」「聖獣(右手or左手)」「下蹴」を繰り出す順番を決めた後に攻撃する、
というちょっと面白いアイデアを採用している。
(順番次第では「アーツ」「ハイパーアーツ」などの必殺技に変化する事もあります
  必殺技を使うためには、「AP」という数値が残っている事が条件です)

・「〜獣」と頭に名のつくモンスターを倒す事により、一定の確率でそのモンスターを召喚できるようになる
召喚魔法を覚える事ができる、というちょっとだけ某「ポ〇モン」に似ている要素もあり。

長所
・戦闘シーンはRPGなのに、まるで格闘ゲームのようで、見ているだけで楽しい。
(特に、私みたいな格闘ゲーム下手には)

・わざわざ攻撃の順番を決めるのが面倒になった時も、「オート」を使えば一発ですむ。

・結構派手な「召喚魔法」も、某FFのようにやたらと時間がかかるということはなく、ストレスを感じる事はない。

・非常に良好なゲームバランス(敵は強すぎず、弱すぎない)。

・戦闘が終った後や、町などに出入りする際の読み込みが非常に早い。

短所
・この世の物とは思えない凄まじい「2次コン」狙いのキャラクター達。

・視点変更ができないため、ポリゴンで描かれている町の建物の裏側などを見る事ができない。

・戦闘で「オート」を使った時、勝手に「アーツ」や「ハイパーアーツ」を使ってしまう。
(「アーツ」ならともかく、「ハイパーアーツ」の「AP」消費量はかなり多いので、
無駄使いされると困る事もある)

総評
  ゲームとしては、非常にいい出来です。これだけ出来ていれば、及第点以上でしょう。
ただ、「グランディア」のように視点変更が出来たらもっとよかったとは思いますが。

  このゲームの評価を大きく下げているのは
この世の物とは思えない凄まじい『2次コン』狙いのキャラクター
この一点のみでしょう。
(あえてここで「2次コン」の言葉の定義とかを説明するつもりはありません)
  どんなにゲームを一生懸命作って、高いクオリティを実現したとしても、
キャラクター作りの時点で失敗すると、こういうことになる、といういい事例です。
  全く、もったいない。
どんな人がこのゲームのキャラクター設定を考えたのか、顔を見てみたいです。
このゲームが社会的に抹殺される唯一の理由を作った人の顔をね。

  私はこのゲーム、「何となく聞いた事あるなー」ぐらいにしか知らなかったんですが、
世間では結構有名らしいです。逆の意味で。
  私自身は、結構このゲームは気に入っています。救い難いキャラクターの設定以外はね!!
だって、これ、意外と面白いんですもん。

  比較的簡単に見つける事が出来るでしょう。
しかも、きっと安く売っているはずです。あまりお勧めはしませんが。
キャラクターの「2次コン」ぶりに目をつぶれる人なら。

  クリアするだけなら楽です。その後、極めようとすると大変そうです。
もちろん、クリア済み。

点数評価
私お気に入り度:★★★

ゲーム性:★★★★

目新しさ:★★★

手に入りやすさ:★★