「買うのはやめておくのが無難」小めにゅ
1.「ヴェルヌワールド」
2.「北斗の拳5」
3.「龍騎兵団ダンザルブ」

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1.「ヴェルヌワールド」(スーパーファミコン)
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特徴
・基本的には全く普通の2DのRPG。

・お金(正確には違うが)を消費して使う特殊武器「テクニカルウェポン(略称『TW』)」
が存在する。

・展開は某FFの様に完全に一本道。

・「ジュール・ヴェルヌ」という実在の作家の書いた小説がゲームの世界観の元になっている。
(当然小説の登場人物も多数登場)

長所
・お金に、「テクニカルウェポン」のエネルギーとしての価値があるため、
序盤から大量のお金が手に入るので、とりあえずゲーム中は財政面での心配はない。
(それでも時々お金に困る事はあるけど)

・「ジュール・ヴェルヌ」という作家に親しむきっかけになる……と思う。

・販売価格が非常に安い。

短所
・ザコ敵、ボス敵共に異常に体力があり、一度の戦闘にかなりの時間がかかる。

・序盤から大量のお金が手に入るので、貧乏の苦労があまり味わえない。
(やっぱり、人間苦労しないと強くなれませんよ)

・かなり手に入れるのは難しい。

総評
  このゲームには「ジュール・ヴェルヌ」という実在の小説家の作品の世界が色濃く反映されています。
(というか、実際に作品中の登場人物がNPCとして出てくるし)
  私は、このゲームを買ってから、「ジュール・ヴェルヌ」なる人物の小説に興味を持つようになり、
「ジュール・ヴェルヌ」の著作を読み漁るようになりました。
  はっきり言って、ゲーム本編の1兆倍原作の小説の方が面白かったです。
このゲームに出てくる元ネタの小説一覧
・「十五少年漂流記」
・「地底探検」
・「海底二万哩」
・「月世界に行く」
・「気球に乗って五週間」
・「悪魔の発明」
・「カルパチオの城」

  「ジュール・ヴェルヌ」に関する情報はこちら。
 

  ちなみに、クリアするのには、常人を遥かに超えたド根性が必要です。
実際にクリアするまでにかかる時間は、20時間あまりですが、
実際には軽く100時間以上プレイしていたように錯覚するほど。
  ようするに、このゲームは、ゲームとしては大失敗作だという事です。
普通の人は買わないように。

  これまでやってきたゲームの中で最も
クリアするのに手を焼いたゲームですが、執念でクリアしました。

点数評価
私お気に入り度:★★

ゲーム性:★★

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★




2.「北斗の拳5」(スーパーファミコン)
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特徴
・有名漫画「北斗の拳」をRPGにしたもの。

・ストーリーは完全にオリジナルの物。
(もちろん、オリジナルのキャラクターも多数登場)

・システムは(意外な事に)本当に普通のRPG。
攻撃系魔法は「剛拳」、攻撃補助系魔法は「柔拳」、回復ステータス上昇系魔法は「秘孔」という名前に
変わってます。
原作で出てきた秘孔の名前とか、奥義の名前とかがそのまま使われています。
(奥義はともかくとして秘孔の名前の元ネタが分かったら大したもんだと思いますが)

長所
・やっぱりあの「漢(ヲトコ)」の愛と友情の物語を
RPGにしただけあって、凄まじく熱くて燃えるストーリー。

・スーパーファミコンのゲームとはとても思えないやけにリアルな音声。
(戦闘中に「あっちゃあぉぅ!!!!」とか、「あーたったったったっ!!!!」とか喋る)

・原作の主人公ケンシロウが死亡する、という衝撃的なオープニングから始まり、
先がとにかく気になるストーリー。

・戦闘で雑魚敵を倒すとお馴染みの「あべし!!」という叫び声と共に
爆死するのが忘れられない快感になる。

短所
・絵が少々汚すぎるせいで(まあ、荒廃した世紀末って雰囲気はよく出てると思いますが)、
行き詰まる事がある。

・絵のせいじゃなくても時々行き詰まる事がある。
(早解きは出来ませんね。きっと)

・声が実は全部ケンシロウの声。
(でも、スーパーファミコンなんだからこれだけリアルに再現できただけでも大したもんだと思いますが)

・オリジナルのストーリーなので、原作で登場していた登場人物の背景、というか、履歴というか、
そういった物が一部変わっていて、原作ファンは首をかしげる所もたまにある。

総評
  あ、長所の所にストーリーの事が二つもかかれてる。
とにかく、激烈に熱い北斗の物語の雰囲気は全く損なわれてません。
非常に熱くて、楽しいです。

  ただ、ゲームバランス的に少々難がある部分があり、
一つ間違えると桁違いに強い雑魚に遭遇してしまい、一瞬で殺される、ということもあります。
(スタートの町から出たら、絶対に町より上にはいかないでください!!
  あと、海に近づき過ぎるのも非常に危険です。町の入り口付近で
  うろうろして経験値を稼ぐのがいいでしょう。っつーか、そうしなきゃ秒殺されるし)

  間違った敵と戦うと瞬時に殺される一方、
正しい雑魚敵と戦っている限りは、まず戦闘で死亡する事はありません。
(単なる野盗に負けるレイやトキなんて想像できないですし)
ボスもあまり強いとは言えず、難易度は低い方でしょう。
ただし、日ごろの精進(=経験値稼ぎ)を怠るとボスには
思わぬ苦戦をするかも知れませんよ?

  でも、個人的に一番面白かったのはユリアに振られてやる気をなくして
酒場で飲んだくれてる「シン」でしたが。
(酒に溺れる「シン」なんて原作からは想像も出来ないけど、
  それが逆に想像を掻き立てて面白かったです)

  普通のゲームショップではもう売っていません。
ゲーム中古販売店で非常に運がよければ発見できるでしょう。
(ただ、私も今持ってる奴を買った時以来一度も見てないし、
  相当の幸運に恵まれなければ手にする事は出来ないでしょう)
売ってたとしたら捨て値で売ってると思うので(500円ぐらい)、
「北斗の拳」マニアを自負する方なら購入して間違いはないでしょう。
(そうでない人も、買ってみてもいいでしょう。私も、
  このゲームをきっかけに「北斗の拳」に触れる事になりましたし)

  途中で嫌になっちゃって投げ出しちゃいました。未クリア。

点数評価
私お気に入り度:★×99

ゲーム性:★★★

目新しさ:★

手に入りやすさ:★




3.「龍騎兵団ダンザルブ」(スーパーファミコン)
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特徴
・やたらと安い(私は説明書付きで380円で購入しました)。

・「『メタルマックス』シリーズ」の「戦車」にちょっとだけ似ている「ドラゴン」が存在する。

長所
・戦闘シーンや、移動スピードが早い。

・RPGパートだけでなく、頭を使うパズル的要素も楽しめる。

短所
・「ドラゴン」はどう考えても「『メタルマックス』シリーズ」の「戦車」のパクリである上、それほど強くない。

・ステータス画面の見方が全く分からない(たとえ説明書を持っていても)。

・説明書に、致命的な説明不足が時たま見られる。

・全体的な作りが粗削り(実際にやってみれば意味が分かります)。

総評
  正直言って、見るべき部分は殆どありません。
中身のレベルは「キ〇ガイゲーム共の巣窟」に入っていてもおかしくないほど低いです。
  ただ、ちょっとSF的な世界観を持つので、それにハマれる人は、
買ってみてもいいかもしれません。
  ただし、中身については一切保証しかねます。

  これも、やはり途中で嫌になって投げ出しました。未クリア。

点数評価
私お気に入り度:★★

ゲーム性:★

目新しさ:★★★

手に入りやすさ:★