愛されたSTGの群れの紹介ページ


 諸事情あって、私は1998年(平成10年)をもってSTGゲーマーをやめる事になったので、ここに掲載されているゲームは多少古臭いものばかりとなっている事を先に断わっておきます。
  でも、ごく一部には新しいのもありますけどね。

 

目次
一般STG部門

1.「サンダーフォース5」

2.「ティンクルスタースプライツ」

3「R−TYPE LEO」

4「スペースハリアー(サターン復刻版)」

5.「ゲーム天国」

6.「AXERAY(アクスレイ)」

7.「東亜プラン シューティングバトル1」

8.「R-TYPEΔ(デルタ)」

9.「フィロソマ」

10.「海底大戦争」

11.「ゼビウス3D/G+」

12.「Rez(レズ)」

ガンSTG部門
 

壱.「The House of the Dead1&2」

弐.「タイムクライシス2&クライシスゾーン」

参.「ガンバレット&ガンバァール&オーバキューン」

四.「バーチャコップ1&2」

五.「L.A.MACHINEGUNS&ガンブレード」

六.「GUNMANIA」

七.「ヴァンパイアナイト」

次回予告
 
 
 
 

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1.「サンダーフォースX」(プレイステーション・サターン)

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特徴
・基本的に、全てのグラフィックはポリゴン。

・とにかく硬派。

・いくつかの武器を駆使して敵を倒していく横STG。

長所
・このゲーム最大の発明といえる「Free-Range」という武器があまりにも性能よすぎて
(ただし、使い勝手の悪さは並みじゃない)、非常に楽しい。

・心震わせる素晴らしいBGM。

・ゲームの端々から伝わってくるゲーム製作チームのセンスの良さ。

短所
・かなり高い難易度のため、初心者お断り。
総評
  STG野郎なら、恐らくこれを避けては通れないでしょう。
そのぐらい素晴らしすぎる名作です。個人的には、もう崇拝するほどに好きなんですけど。
  はっきり言って、コンシューマー専用STGとしては、現在に至るまでこれを超えるものはない、
と思われます。

  あなたが、もしSTGゲーマーで、いまだこれを未体験だ、というのなら、
今すぐどこかのゲーム売ってる店に駆け込んですぐに購入するべきです。
  私が自信を持って勧められる一押しのSTGといえば、もうこれに勝るものはありません。




2.「ティンクルスター スプライツ」(アーケード・サターン)
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特徴
・業界初の対戦型縦スクロールSTG。

・その手の人の心をくすぐるアニメ絵。

長所
・直接対戦する事で、STGの腕がより分かりやすく比較できる。

・パズルゲーム的な要素が含まれており、ただ撃ちまくるだけでは勝てない。

・やたらと気合いを入れて作られている「おまけディスク」がもれなくついてくる(サターン版のみ)。

短所
・「その手の人の心をくすぐるアニメ絵」が、人によっては耐え難い拷問になる(私も嫌いです)。

・音楽がさほどよくない(好みの問題もあるでしょうが)。

・1人でやってもあまり面白くない(まあ、これは短所かどうか微妙な所ですが)。

総評
  このゲームほど、見た目で損をしているゲームは珍しいのではないでしょうか??
やってみると、奥が深いし、最終ボスは鬼畜だし(??)、とっても面白いんですよ。
  でも、見た目の悪さにどれだけの人がこのゲームに手をつけずに終わった事でしょう……。
昔、私はこのゲームの伝道師になった時期があったんですが、布教活動の結果も空しいままでした。
  あと、このゲームは、対戦フレンドがいないと面白さが半分以下になってしまうので
(「ポケモン」と一緒ですね……)もしもやる時は絶対に対戦フレンドは確保しましょう。



3.「R-TIPE LEO」(アーケード・NEOGEO?)
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特徴
・「R−TYPE」シリーズお馴染みの「波動砲(=ため撃ち)」を廃止し、
敵を一定時間追尾する「サイ・ビット」システムを採用。

・これまた「R−TYPE」シリーズ(以下、「『R』シリーズ」)お馴染みの
「フォース(=絶対に壊れない盾のようなオプション兵器)」
が存在せず、敵弾は全て自力で回避しなくてはならない。

長所
・「R」シリーズといえば、とにかく死んで覚えて初めて生き残れるという典型的な
「覚えゲー」だが、このゲームにだけに限って言えば、
「覚え」はあまり必要ではなく、わりとすんなり誰でもすぐにうまくなれる。

・他の「R」シリーズとかなり雰囲気が異なり、新しい「R」シリーズの世界を見る事ができる。

短所
・非常に古いゲームのため、かなりの幸運に恵まれないと遊ぶ事ができない。

・現代のハードなSTGゲーマー(最近は肩身が狭いでしょうが……)にはやや物足りない難易度。

総評
  まさに「R」シリーズの完全なる異端児といえるゲームです。
「R」の歴史にこんなゲームがあったなど、誰が記憶していたでしょうか??
どっちにしろ、このゲームには100円を突っ込んで遊ぶ価値は十分すぎるぐらいあります。
もし運に恵まれてこのゲームに出会う事ができたら迷わずプレイしてみるといいでしょう。



4.「スペースハリアー(サターン復刻版)」(サターン)
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特徴
・古代STG「スペースハリアー」(1985年発売)をサターンで復刻したもの。
(昔の「スペースハリアー」について、私は殆ど何も知らないので、昔の物と比較する事は私にはできません)

・超高速3DSTG。

・超激辛難易度。

長所
・初心者用に一定時間(60秒)死んでも残機数が減らない「TRIAL TIME」が存在する。

・ハードなSTGゲーマーをもうならせる高難易度と優れたゲームバランス。

・とても古代のゲームとは思えないスピード感あふれる映像。

短所
・全体的なグラフィックがやや古めかしい。

・面の数が多すぎてオールクリアが非常に難しい(コンティニューを使っても)。

・やはり、恐ろしいほど高い難易度。

総評
  はっきり言ってクリア不能です。
できる人は……いるんでしょうか??まあ、世の中広いですから、これを1コインでクリアするような猛者も、
もしかしたらいるかもしれませんけどねえ。
  でも、「クリアできないゲーム=つまらない」ということは全くなく、これが異様に燃えます。
私の某友人もこれは常々激賞していますし。STG熱血野郎であればあるほどはまる可能性大。
  非常に安い値段で売っていますので(私は980円で購入しました)、見かけたら是非買ってみましょう。
9800円分ぐらいは遊べます。



5.「ゲーム天国」(サターン)
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特徴
・STG部分は今時珍しく全くひねりの無い王道縦STG。

・やたらとマニアック(凄く昔のFCゲームとかそういうのが元ネタ)な世界観。

・STG部分以外のおまけがかなり充実している。

長所
・かなり個性が強いキャラクター達。

・爆笑必死のステージ幕間デモ。

・マニアックすぎる元ネタをきちんと解説してくれる。

・全編マニアックな雰囲気が色濃く醸し出されているが、
STGパートの出来は至極まとも。  「タイムアタック」にはかなりハマれる。

短所
・半分ギャルゲーに足を突っ込んでいるキャラクターデザイン。

・あまりにも元ネタがマニアックすぎ、殆どの人はついていけないのでは??
(私も、分かったのは「フォーメーションZ」だけでした……)

・現在は、やや入手困難。

総評
  このゲーム独特のノリについていけないとあまり楽しめないと思われますが、
爆笑の嵐の世界観と、それなりに高いクオリティを持っているので、
買って損した気分にはならないでしょう。
  なのに……「ゲー天(ゲーム天国)2」はなんでこんなにつまらないんでしょう……。
「ゲー天2」は「怪しげキ〇ガイゲーム共の巣窟」で紹介してます。


6.「AXERAY(アクスレイ)」(スーパーファミコン)

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特徴
・1面は縦スクロールSTG、2面は横スクロールSTG、3面は……
という風に、縦STGと横STGが交互に楽しめる。

・選べる武器は最終的には8種類。
(面の中で使用できる武器は3種類だけ)

・被弾するとその時使っていた武器が使用不能になり、全ての武器が使えなくなった時点で
被弾すると初めて死亡する(体当たりの場合は一撃で死にますけど)。

長所
・「グラディウス」のコナミが制作しているだけあって全体的な雰囲気はかなりハードで、私好み。

・超有用だが、使いがっての悪い武器「ラウンドバルカン」がある。
(性能を知りたかったら実物を買ってやってみるといいでしょう)

・コナミのSTGだけあってやっぱりそれなりに難易度が高いが、最低難易度(EASY)でやれば、
多分誰にでもクリアできる。

短所
・スーパーファミコンのゲームだけあって、少々入手が困難。

・やや「覚えゲー」度が高い。

総評
  スーパーファミコンのゲームとは思えないほどの高いクオリティを誇る
傑作STG。
  ただ、全体的な雰囲気が「グラディウス」にそっくりで、ちょっと新鮮味に欠けるかもしれません。
中身は「グラディウス」とは全くの別物ですけどね。



7.「東亜プラン シューティングバトル1」(プレイステーション)
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特徴
・古代名作STG「タイガーヘリ」「究極タイガー」「TWIN COBRA(『究極タイガー』海外移植バージョン)」
この3つのゲームを同時に収録している。
(この3つは、どれもかなりの高難易度)

・グラフィックなどは一切昔とは変わっていない(らしい)が、
BGMは、アレンジバージョンも存在する。

長所
・「タイガーヘリ」はともかくとして、「究極タイガー」と「TWIN COBRA」は、現代のSTGにも匹敵するほどの見事な完成度を誇る。

・BGMのアレンジバージョンはかなりの出来。

・コンティニュー回数が無限なので、クリアだけなら誰にでも出来る。
(それが嫌だというハードなSTGゲーマーの方はコンティニューをしなければいいんですよ。
  私??私はもちろんコンティニューなんてしませんよ)

・STG史の資料的な価値が非情に高い。

・激安超特価。

短所
・どんなに頑張ってもやはり超古代のSTGである事にはかわりないので、
どうしても見た目やシステムが古臭い。

・かなり入手困難。

総評
  STG大好きで、さらに古いゲーム好きなら手にいれておくべきでしょう。
見た目は古臭く、システムもかなり古臭いですが、出来はかなりいいし、
アレンジされたBGMはかなりカッコイイです。

  まあ、地味な印象はぬぐえませんが。




8.「R-TYPEΔ(デルタ)」(プレイステーション)
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特徴
・名作STG「R」シリーズの最後の作品。

・システムは、「R-TIPE LEO」のような変則的なものではなく、
基本的にこれまでの「R」シリーズのものと同じ。

・波動砲(ため撃ち)、「フォース」分離時の性能、
「フォース」合体時の性能がそれぞれ異なる3種類の機体から
1つを選んでゲーム開始。
(とうとうホーミング波動砲が出現しました。その性能は折り紙付き)

・画面全体の敵に大ダメージを与える(無敵にはならない)
「Δウェポン」という強力な武器が加わる。

長所
・まさに正統派。「R」の究極正統進化はこのゲームで決まりでしょう。
(「R-TYPE LEO」は突然変異みたいなもの)

・3種類の異なる性能を持った機体から1つを選んでプレイできるので、
それぞれの機体ごとの様々な攻略法を考えるのが楽しい。

・意外と充実しているおまけ要素。
(壁紙やらエンディングムービーやら……他にもたくさんあります)

・プレステの力によってさらに美しくグロテスクになった敵達。

・壁に当たっても死なない。
(初心者にとっては長所)

・「R」シリーズだけに、その難易度はかなり高く、
クリアするには面を暗記する必要がある。

・何回も繰り返しプレイすれば、コンティニューが無限になるので、
時間さえかければ、下手な人でも多分クリアできる。

短所
・壁に当たっても死なない。
(ハードゲーマーにとっては短所)

・非常に手に入りにくい。

・「R」シリーズだけに、その難易度はかなり高く、
クリアするには面を暗記する必要がある。

総評
  さすが、「R」シリーズの究極進化系だけはあります。
難易度、クオリティとも非常に高く、ハードゲーマーも大満足の出来でしょう。
ぬるいゲーマーでも、頑張れば一応はクリアできる点も、プラスでしょう。
  値段もかなりお手ごろになっています。
  後は、手に入りにくさを何とかできればいいのですが……。



9.「フィロソマ」(プレイステーション)
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特徴
・縦スクロール=真上から見下ろし視点、横スクロール=真横からの視点、3D視点
(さらに他にも特殊な視点が大量にあります。斜め上から見下ろし視点、とか、真横からの超接近視点とか、
3D逆スクロール視点……画面の奥の方が自機の後方に当たる……他)
でのシューティングが全て楽しめる非常に贅沢極まりないSTG。

・異常とも言える設定資料とストーリーの細かさ。
(ゲーム中だけでは恐らくストーリーの全貌は見えないと思います)

・4種類の武器を状況によって使い分けて遊ぶSTGでもあります。

長所
・超重厚な救いの無いストーリー(これなら最新RPGに勝るとも劣りません)と、
同じく救いの無い世界観設定。
  ……多分下手な映画よりよっぽど面白いと思います。

・要所要所に挿入される超美麗ムービー(FFに勝るとも劣らないんじゃないですかね?)。

・多数の視点が存在し、飽きる事が無い。

・非常に安い値段で売っている(私の時は500円ぐらいだったような気が……)。

短所
・いまいちSTGとしてのやり込みがいが無い。
(スコアアタックなどの要素はほぼ絶無)

・自機の当たり判定がかなりシビア。

・かなりに手に入りにくい。
(私が、これをゲーム中古屋で発見した時の喜びは、とても口では言い表しきれません)

総評
  STGとしては、いまいち出来が良くないかもしれません。
(私はそこそこにいい出来だと思ってますけど)
でも、この救いの無いけど重厚なストーリーは、金を払って楽しむ価値はあると思いますよ。
  ちなみに、このゲームのストーリーを完全に理解するには、
PHILOSOMA PERFECT GUIDE BOOK The World of PHLOSOMA」という本が絶対に必要だと思われます。
この本、恐らくは現在は入手不可能と思われますが……。
  それでも、どうして真相を知りたいって人は頑張って探して見てください。

  最後に……。
「アリスがー!!アリス!!アリスがー!!ラングー!!!!」
登場人物の1人カレン・レイノックス中尉の最期の言葉。
今でも耳に張り付いて離れません。




10.「海底大戦争」(プレイステーション・サターン・アーケード)
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特徴
・前方に発射される魚雷(性能の違う魚雷3種類あり)、
自機の真上に発射されるミサイルまたは浮遊機雷、
(海面に出た時はホーミングミサイルまたは連射力のある高射砲)
自機の真下に投下される爆弾の3つの兵器を駆使して(っつーか、ひたすら連射して)
目の前に現れる全ての物(敵だけじゃなくて、背景も壊せる)を徹底的に破壊し尽くす
超暴力型横スクロールSTG。

・自機は潜水艦なので、画面の強制スクロールは一切なし。
思う存分破壊してください。
(ただし、水の中しか移動できない)

長所
・とにかく圧倒的な破壊の快感が味わえる。
これをプレイして破壊神になってください。破壊の快感に酔いしれてください。
(破壊の美を表現したゲームで、これに勝るゲームというと、「メタルスラッグ」ぐらいでしょうか……)

・難易度は極悪クラス。
はげし過ぎる血みどろの戦闘を楽しんでください。

・敵の潜水艦の魚雷やミサイルは、破壊できるものが多い。
難易度が凄まじすぎるこのゲームにおいてこれが唯一の救いですかね……。

・ストレス解消にはもってこいのゲーム。

短所
・ただでさえ敵の攻撃がはげし過ぎるのに、
自機の当たり判定がかなりシビア。

・自機は潜水艦なので、やたらとスピードがのろく、
最初は操作にかなり戸惑う。

・破壊した物体のがれきが画面中を舞い踊るので、
敵の弾が非常に見辛い。

総評
  私は狂うほどプレイしたかなり古いゲーム。
現在でも相変わらず惚れ込み続けているゲーム。
友人達に聞いてみても、口を揃えて
「こんなもんをやるのはお前だけだ。」と言われてしまうんですが、
やはりこれの楽しさを埋もれさせておくのはあまりにも惜しい!!

  とにかく、このゲームの特徴は、果てしなく高い難易度と、
敵、背景を徹底的に破壊しつくすカタルシスにあると言って間違い無いでしょう。
  難易度は確かに果てしなく高い(初プレイで2面をクリアしたらバケモノ)
ですが、努力すれば多分大丈夫!!

  プレイステーション版はゲーム中古屋で比較的簡単に手に入るでしょう。
腕に自信のある方は是非プレイしてみてくださいね。




11.「ゼビウス3D/G+」(プレイステーション)
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特徴
・伝説のSTG「ゼビウス」、その続編「スーパーゼビウス」、
ゲームセンターに登場した「ナムコクラシックコレクションVol.1」に収録されているゲームの一つ
ゼビウス アレンジメント」、
そして「ゼビウス」シリーズ最新作にして最終作「ゼビウス3D/G
これら4つの「ゼビウス」が一度に楽しめるゲーム。

・これら4つはどれも縦スクロールSTG。
「ゼビウス アレンジメント」と「ゼビウス3D/G」のみ二人同時プレイ可能。

長所
・あの伝説のSTGがプレイステーションで蘇る!!

・(今となっては低い自キャラ性能のせいもあって)かなり難易度は高いが、
コンティニュー回数は無限なので、一応誰でもクリアできる。
注:「ゼビウス」「スーパーゼビウス」は永遠に続くゲームです。

・「ゼビウス3D/G」は今でも結構遊べる立派なSTG。

・4つのゲームが入っているので結構長く遊べる、かもしれない。

・とりあえずSTGの歴史的資料としての価値はある。

短所
・いくらなんでも古すぎて今更プレイしても面白くない、という人が大多数のはず。

・(今の最新STGに比べれば)かなり地味なゲームシステムで、
飽きが来るのが早い。
(今時、ボンバーもパワーアップも無いSTGなんて誰がすすんでやりたがるでしょうか?)

・ちょっと見つけにくい。

総評
  「ゼビウス」は本気で古めかしいゲームです。
カビが生えているどころではなくて、既に風化して砂と化しているぐらい古いです。
  正直な話、いまさら「ゼビウス」にのめり込める人がいるとは思えません。
「ゼビウス3D/G」でかろうじて遊べるかな、というぐらいで。
本当にレトロゲームが好きな方のみにお勧めします。



12.「Rez(レズ)」(ドリームキャスト・プレイステーション2)

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特徴
・攻撃ボタンを押しながらカーソルを出現する敵に合わせ、ロックオンし、
攻撃ボタンを離す事でロックオンした敵めがけて自機から弾が発射されます。
同時に多数の敵をロックオンした状態で弾を放てば音のパターンが変わる。
(スコアアタックでは高得点になります)

・自機の動きは決まっていて、敵の攻撃は回避不能。
敵の攻撃は全てロックオンによって撃ち落としてください。

・敵を倒すとカッコイイ音が出る。
攻撃ボタンを押しただけで音が出る面もある。
敵の攻撃を撃ち落とすと音が出る。
とにかく「音を出す気持ちよさ」に徹したゲーム構成。

・やたらと隠しモードが沢山あり、やり込みがいはある、と思います。
(普通のシューティングゲームとは全く違う内容なので、
  今までシューティングは苦手で……という方でも、
  努力次第で何とかなる可能性は高いです)

・“Feel it.don’t think.”ひたすら没頭せよ。

長所
・“Feel it.don’t think.”ひたすら没頭せよ。
短所
・“Feel it.don’t think.”ひたすら没頭せよ。
総評
  “Feel it.don’t think.”ひたすら没頭せよ。

  で終わらせるとお叱りを受けそうなんで、まともに書きます。
 

  このゲームは、ヨガが最高!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  嘘です。いや、本当ですが。

  本当にまともに書くと、このゲーム、密かにeden萌え。

  嘘です。っつーか、そろそろマジで書きます。

  一応シューティングゲームって事になってますが、シューティングゲームとしては
かなりの異端児です。なにせ、敵の攻撃は一切回避不能なのですから。
(唯一「オーバードライブ」と呼ばれる自機を無敵化し画面に現れる敵全員に
大ダメージを与える武器……普通は「ボム」と呼称されますが……を使った時のみ、
意図的な攻撃回避が可能です)
  回避不能だからといって敵の攻撃は全て受けなければならない、という訳ではないんですが。
ですが、シューティングの大きな部分とも言える「避け」の部分を思い切って
カットしてしまったというのはかなりの冒険だと思います。
(同じように「避け」をカットしたシューティングの大失敗例が「カオスコントロール」)

  で、このゲーム、何が楽しいかっていうと、とにかく音のセンスが凄い!
何がどう凄いのかっていうのが口では言い表せないのが非常に悔しいですが、
とにかく、このゲームは一度プレイしておく事を激しくお勧めしておきます。
このゲームをやらないで死んだらあなたのゲーム人生の中で重大な損失ですよ。
サンダーフォースX」と同じぐらい大プッシュのゲーム。
もうシューティングゲーム苦手でもやっておくべきですね!このゲームは。
  大丈夫です。シューティングゲームが苦手な諸兄のために、
このゲームは無敵モードが初期装備されていますから。
(ただし、無敵モードでは最後の面には行けない)

  このゲームをプレイし始めたのが朝で、プレイに熱中してたら
何時の間にか日が落ちてました、なんて事もあるぐらい熱中できるゲームです。
ある種のドラッグ効果でもあるんでしょうか。
画面を見てみると噂の「ドラッグビデオ」っぽいのかも、とも思えますが。


ガンSTG(銃シューティングゲーム)編

壱.「The House of the Dead1&2」(アーケード・サターン・ドリームキャスト・パソコン)

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特徴
・ガンSTGの原点とも言える拳銃タイプのコントローラー(以下「ガンコン」)で、
画面に現れる敵を次々と撃っていく王道ガンSTG。

・でてくる敵がことごとく化け物やらゾンビやらグロテスクなものばかり。
(しかも、「2」の方は結構グラフィックのレベルが上がっててよりグロテスクに)

長所
・たいていの敵は、弱点である頭をうまく撃てば(結構難しいですけどね)、3発以内で倒れてくれるので、
連射力に自信のないあなたでもそこそこ頑張れる(私自身の事ですけどね……)!!

・ガンコンが比較的軽く、長時間のプレイにも最適。

・実は割とハードで、謎が多く、魅力的なストーリー。

短所
・とにかくやたらとグロテスク。

・なぜか、このゲームのコントローラーは壊れやすく、たいていのゲームセンターで、このゲームのガンコンは
壊れて標準が目茶苦茶になっている。

総評
  ガンSTGの王道進化をたどってきたゲームです。
とりあえず、探せばすぐに見つかるゲームなので、試しにやってみるといいでしょう。
なかなか遊べると思います。
  私達(あえて複数形にします)は、かなり気合いを入れてやりましたが、
1コインでオールクリアは相当難しいです。っていうか無理。でも、
やっぱり楽しいものは楽しいです。
  まあ、あんまりインパクトがない、という評価もできますが。



弐.「タイムクライシス2&クライシスゾーン」(アーケード)
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特徴
・数あるガンSTGの中で唯一、自分の意志で敵の攻撃を回避(撃ち落とすのではなく)できる
非常に貴重なガンSTG。

・(最新作の「クライシスゾーン」のみだが)最初から銃にオート連射機能がついている。

・(これまた「クライシスゾーン」のみだが)背景の殆どの物体を銃撃で破壊する事が可能。

長所
・「撃って、避けて、また撃って」というSTGのカタルシスを十二分に味わえる。

・「タイムクライシス2」のみだが)2人同時プレイの時にそれぞれ別々の視点から銃撃するため、一緒にプレイしている仲間をアシストする事もできる。

・(「クライシスゾーン」のみだが)オート連射のため、指が疲れない。

短所
・銃が重い(慣れれば何とかなるが、慣れるまでは相当辛い思いをするはず)。

・やや1コインの値段が高い(1コイン200円が相場。100円の所もあるが)。

総評
  敵の攻撃を避けるのが、最初はなかなか大変。赤い光が見えたら即座に隠れる、
という事ができるように徹底的に体に避けのタイミングを叩き込んでおく必要があります。
あと、赤い光をすぐに見えるように目を鍛えておく事も忘れずに。
  と、まあ疲れるゲームですが、見た目もカッコいいし、かなり面白いです。




参.「ガンバレット&ガンバァール&オーバキューン」(アーケード・プレイステーション)
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特徴
・明確な「面」が無く、ミニゲームが大量に詰まっているような印象を与える。

・ガンコンがハンドガン(=拳銃)タイプにも関わらず、リロード(=弾込め)不要のため、
全く切れ間無く連射する事が可能。

長所
・個性豊かなルールのミニゲームが大量に詰まっており、
様々な能力(射撃精度、安定した連射力など)が必要とされ、
いろいろな楽しみ方ができる。

・キャラクターが可愛らしく、お堅いストーリーも全く無い。

短所
・なぜかどのゲーセンでもこのゲームの筐体の画面は極端に小さく、的を狙い辛い。

・各ミニゲームの難易度が、やや高めに設定されているため、1コインオールクリア
がかなり困難(ただし、それを成し遂げた後のあなたは確実にレベルアップしている)。

総評
  実は、「オーバキューン」だけ開発した会社が違うんですよね。
中身は(ボス戦があること以外は)殆ど同じですが。
  どれもこれも、その他のガンSTGとは違い、純粋に射的を楽しむゲームですね。
馬鹿馬鹿しいノリもなかなか笑えてグッドだし。
  友達連れでみんなでわいわい言いながらやるといいかもしれません。
  いずれにしろ、1度はプレイする価値はあります。


四.「バーチャコップ1&2」(アーケード・サターン・パソコン・ドリームキャスト)
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特徴
・現在あふれているガンSTGの元祖(本当はもっと古い物もありますが)。

・「ロックオンサイト」(「タイムクライシス2&クライシスゾーン」で出てくる命中弾を表わす赤い光とは全くの別物)によって、自分を攻撃してくる敵が瞬時に判断できる。

・数々のパワーアップアイテム。

長所
・強力なパワーアップアイテムが大量に存在し、戦闘をアシストしてくれる。

例:普段は6発ごとにリロード(弾込め)をしなければいけないのだが、
15発連続で連射できるようになる「オートマチック」や、
  撃ち抜いた敵を貫通し、その敵の後ろにいる敵にもダメージを与える
「マグナム」などなど。

・比較的難易度が低い。
(ただし、連射では乗り切れない部分も多数あり、拳銃での命中率が問われる)

・全てのガンSTGの基礎的なものが詰まっているので、
これを1コインクリアできればガンSTGのレベルは飛躍的に上昇する。

短所
・このゲームの拳銃型コントローラーは「The House of the Dead1&2」で使用されているものと
全く同じ物なので、やはりすぐに壊れてしまう。

・「サターン」の「バーチャコップ2」はゲームとして遊べないぐらい移植に失敗している。
(絶対に買わない方がいいです。ドリームキャストの方は知りませんけど)

・比較的命中率が問われるゲームなので、連射プレイに慣れた人にはつらい。

・古いゲームなので、どこにでもあるわけではない。
(田舎に行けば行くほど遊べる確率は上がる)

総評
  個人的な思い入れが激しく強いゲーム。
もし、私がこのゲームに触らなかったら私は全く別の人生を歩んでいたでしょう。
そのぐらい私の人生に影響を与えた、傑作ガンSTG。
  私でなくても、きっと誰にでもそこそこ遊べると思います。
このゲームが発表された時期を考えると、いまだにこれほど遊べる、というのが
いかに凄いか分かりますけどね。



五.「L.A.MACHINEGUNS&ガンブレード」(アーケード)
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特徴
・「ガンブレード」は、「L.A.MACHINEGUNS」の前作に当たるゲームだが、
基本的には殆ど差はない。
  強いて言うなら、敵の出現位置が変わった事と、飛行コースが変わった事、
それと、少しだけグラフィックがきれいになった事ぐらい。

・筐体と完全に一体化した巨大なマシンガン型コントローラー(撃つ度に激しく震動する)。

・他のガンSTGとは違い、リロード(弾込め)不要。思う存分撃ちまくってください。

・空を高速で飛び回る気持ち良さを味わえる。

長所
・一線を突き抜けた爽快感を味わえる。
この爽快感は、他の作品の追随を全く許しません。
町の中にあるものは、たいてい破壊できるし、超高速で繰り広げられる
命知らずなドッグファイトは、必ずあなたを虜にします。
とにかく、このゲームの全ては、この「気持ち良さ」に集約されています。

・リロードが不要なので、とにかく撃ちまくる事に集中できる。
これも、爽快感に繋がってますけど。

短所
・置いてあるゲームセンターが少ないため、プレイするのが難しい。

・プレイしても、やはり難しい。
難易度は激辛の部類に入るでしょう。

・あまりに長時間プレイしすぎると腕が腱鞘炎になる可能性がある。

総評
  これも、そうとう古いゲームですけど、とても、そんな古いゲームだとは思えません。
とにかく、このスピード感と、全てを破壊し尽くす爽快感は、ちょっと他のゲームじゃ真似できません。
「ガンブレード」の頃から、もう狂うほど遊びました。
  このゲームの前では、全ての言葉は無用でしょう。
  ただ、難易度が桁違いに高いので、それだけは注意。
  ちなみに、この「L.A.MACHINEGUNS」を遊びたい、と思ったら、
セガ直営のゲームセンターに行ってみるといいでしょう。恐らく、そこにはこれがあります。
「ガンブレード」は、恐らく、もう日本には残っていないでしょう。もし、プレイできたら、
その幸運に感謝して破産するまでお金をつぎ込みましょう。



六.「GUNMANIA」(アーケード)
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特徴
・恐らく世界初。実弾の出る(とは言ってもただのBB弾ですが)ガンSTG。

・「ガンバレット&ガンバァール&オーバキューン」と同様、明確な「面」は存在せず、

ただいくつかのミニゲームのような射的競技をプレイしていく。

・完全命中率主義。
(全てのゲームにおいて残り弾数が決められている上、弾を外せば外すほど得点が下がっていく。
 また、全ての的は一発で落ちるので、あえて連射する必要もない。それに、連射しようとしても、
 本物のBB弾が出る銃を使っているため、どうしても連射には限界がある)

長所
本物の弾が出る。
 (やっぱり、本物の迫力と言うのはなかなか真似できません
  私は、この本物の感触を楽しむためだけにこのゲームをプレイしていると言って過言ではありません)

・命中率至上主義。
(これも、現実的でいいと思います。私は。)

・一般のガンSTGと違い、実弾が出るため、「標準の狂い」という現象は殆ど起こらない。

短所
・すぐに壊れる。

・銃が重い。
(何しろ実弾が出ますから)

・1回のプレイ料金が高い。
(基本は1コイン200円。100円のところがあったらかなりラッキーです)

総評
  とにかく実弾が出る!!
このゲームの存在価値はこの事実のみに集約されると言って過言ではないでしょう。
  実弾の迫力はそれ自体でもうたまらない快感となる事でしょう。
  命中率に関してはかなりシビアなゲームなので(針の穴を通すような命中率を求められる事も)、
そういうのが得意な人向け。



七.「ヴァンパイアナイト」(アーケード)
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特徴
・非常にオーソドックスなガンSTG。

「The House of the dead1(&2)」に似ているかもしれません。
これの前作に当たる「ニンジャアサルト」というゲームあり。

・敵は一般的に「The House of the dead1(&2)」よりも
耐久力があり、そう簡単には死にませんが、
弱点を重点的に攻撃する事によって大ダメージを与えられる。
(弱点を狙うと敵に丸いサイトが表示されます)

・いわゆる「撃ってはいけない人」である一般人(「研究員」とも言いますが)は、
例外なく「肉の芽」に取り憑かれて怪物になりかけてます。
小さい「肉の芽」を一発で撃ち落とす事ができれば、一般人を救出する事ができます。
(「肉の芽」に取り憑かれている一般人は、放っておくと普通の敵と同様にこちらに
攻撃してくるので注意)
間違って「肉の芽」以外の場所を撃つとその一般人は完全に怪物化して
襲ってきます。こうなると、もうその人は殺すしかありません。
殺してしまうと、面クリア時にもらえるライフボーナスが減ってしまいます。

長所
・ルールがこの上なく分かりやすい。

・「肉の芽」に取り憑かれている一般人を助けるのは命中率主義。

・コントローラーが壊れにくい。

・ボスキャラクター達はいずれも強敵ぞろい。

・難易度がとてつもなく高い。

短所
・結局の所、連射力のある人が強くなれる。

・置いてある場所が意外と少ない。
(私の周りだけなのかもしれませんが。それなりに大きいゲームセンターには
大抵の場合置いてあるはずです)

・難易度は人を選ぶほど高い(初心者お断り)。

総評
  結局、このゲーム、連射力勝負なんでしょうかね……?
難易度は恐ろしく高いです。1コインクリアはかなり難しいんじゃないでしょうか?
ただ、2001年9月1日現在では初期ライフが増やされている台が多く見られるので、
頑張ればクリアできるかな……?
  「The House of the Dead1&2」以来のグロテスク系ガンSTGですが、
血は殆ど出ません。やっぱり、残虐描写を自主規制したんでしょうかね?




「次回予告」(???)
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  うわ、「NIGHT RAID」なんて懐かしい。
これ、面白かったんですけど、今ではもうプレイ不可能かもしれませんね。
もし思い出したらこれの紹介をしときましょうか。
もう昔話程度の事なんですが。

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