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こんな漫画受けない・・・と思いきや意外な健闘日本漫画ベスト3!


1位 KARIAGE KUN(かりあげ君)
漫画読者層が子供であるにもかかわらず、平社員かりあげ君を描いたこの漫画が意外な大健闘!文化も違い会社勤めも決して多くないこの国で、さらに読者は子供であるのにこの子供達の読みっぷりは「ほんにゃら商事の奇跡」とへいちゃんは称しています。たしかに出版社が「コボちゃん」と同じで頭が良くなると強引に説明した感は否めませんが、それでも最後の判断は読者達です。かりあげ君はほんにゃら商事の営業部に所属するダメ社員ですが、インドネシアではすばらしい売上をあげた敏腕営業マンといえます。植田まさし先生はインドネシアでも高い評価を受けています。
2位 SYLPHID(風のシルフィード)
公営ギャンブルなどないインドネシアで、あえて競馬物を持ってきた出版社サイドの無鉄砲ならぬ勇気にまず敬意を払いたいと思います。ところがこれが予想以上の健闘で、受けています。しかし菊花賞や天皇賞はては「焼烙」などの意味をインドネシアの子供達が理解できているのか、疑問は残るところですが・・・馬のパワーに免じてよしとしましょう。
3位 THE PITCHER(なんと孫六)
野球人口0といっても過言ではない国で、野球ものが登場してしまいました。が、予想を反して未だに、発刊中止になってはいません。最終巻までいけばインドネシア漫画史上屈指の長編となるだけに期待が高まりますが、最近発刊ペースが落ちてきた危ない兆候が見られます。発刊停止となれば一転、惨敗コーナーへの出品が決まってしまいます。ねばれ孫六!


〜へいちゃんの分析〜
ここでは特に大健闘が目立つかりあげ君に注目をしたいと思います。かりあげ君は日本のサラリーマン社会を面白く描写したもので、下地になくてはならないのが日本社会、文化への理解です。ところが日本のサラリーマン社会の事など知る由もないインドネシアでなぜ受け入れられたのでしょうか?へいちゃんはその要因としてコボちゃんが大きく関係していると考えています。インドネシアに先陣として乗り込んだコボちゃんは4コマ漫画の面白さと特長を、インドネシアの国民に教えました。かりあげ君とコボちゃんの作者はご承知の通り植田まさし先生です。つまり作者が同じですので、基本的な「笑いのツボ」には共通性があるのです。コボちゃんでどこが面白いのか理解できた子供達にとって、かりあげ君は大きくなったコボちゃんでしか映らなかったのです。インドネシアで広く受け入れられたコボちゃんは、かりあげ君の営業を見事にサポートしたと言えます。


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