1/12 ロータス79 製作記 4
しばらくはモノコック、シャシー関係。後でレジンで置き換えたいので、各部の厚みを確保しながら作ります。
フットボックスはひとまず、こんな形にします。ロッキングアーム基部はルノーのパーツです。フロア部はレジンを流して、厚みをつけました。得意の手抜き工法です。
モノコック上部を作ります。せっかく、コンピューターで図面を書いたから、少しデジタル的に作ってみましょう。定番の3Dモデリングソフト、六角大王で簡単にモデリング。このソフト、お絵かき感覚で3Dが出来てしまいます。
こちらは燃料タンク。写真にはないですが、背景に図面を貼り付けて、線を書いたり、点を付けたりで簡単にモデリングできます。やってみれば、本当に簡単。これをグルグル回して遊べます。
なんで、3Dデータを作ったかというと・・、こちらは、Tenkaiというシェアウェアソフト。今はペパクラデザイナーというパッケージソフトになっています。 http://www.e-cardmodel.com/pepakura/
左のウィンドウに先ほどの3Dデーターを読み込み・・、一瞬で右に展開図を作ってくれます。これは燃タンです。残念ながらWindowsのみ。Virtual PC で動かしています。
モノコック上部。複雑な形は、コンパートメントに分割して、展開図を作ります。展開図をIllustratorで開いて、いろいろ形を整え、大きさを実寸にあわせて・・
いつものようにシール紙にプリントし、0.3のプラ板に貼り付け、組み立てていきます。この方法いろいろ応用が利きます。マシン1台モデリングできれば、そのまま展開図ができたり・・?
実際にあわせながら、接着します。ぴったり合うはずが、そうはうまくいきません。
何とか、一体化。つなぎ目は、実物におけるパネルのつなぎ目になります。アルテコの瞬着パテでがっちり埋めた後、裏からレジンを流します。点検孔とか、リベットとかは複製とってから。
こちらは、燃料タンク。
組み立ても簡単。以外と大きいです。これもレジンで裏打ち。
ひとまず、形、出来ました。でも、前と全然変わっていないような・・
実は、裏が全然違うんです。作り直して、スケール通りのモノコック幅やら、断面などを再現したつもりです。エグゾーストをつけたエンジンを後からはめ込めるよう、スイープ部を大きく切り欠いてあります。最後にプラ板を貼って、サイドポンツーンの下面とする目論見です。
レジンで複製後に作ろうと思ってたアウトレット部のフィンも作ってしまいました。うまく複製できるかは心配ですが。
モノコック上部と燃料タンクを乗せたらこんな感じ。実は、先のカウルのバキュームを乗せたら全然収まらなかった・・・
前途不安。
モノコック上部、燃料タンク、シャシーは別々にレジンの複製を取ることにします。その前にサーフェイサー吹いて。表面処理も大変そう。
また、シリコンとレジンか・・物が大きいし、気が重いです。
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