札幌・釧路間は、1981年に開通した石勝線を経由することで、かつての滝川経由(根室本線)より47キロも短縮されました。以前は北海道でも指折りの車窓風景といわれた「狩勝越え」も、新狩勝トンネルであっさり省略され、十勝平野に下りていくS字カーブも、ふりこ機構の特急が速度を落とさず曲がっていきます。それでも釧路まではたっぷり4時間の旅路です。写真は、十勝平野からの日高山脈。 | ||
釧路に着いて宿に荷を解き、街を歩きました。感じたのは、人、特に子供が歩いていないこと。また、空き地が目立ち、街が歯抜けになってガランとしてしまった印象でした。観光シーズンではないのですが、釧路生まれの建築家毛綱毅曠による複合施設「フィッシャーマンズワーフ」も閑散としていました。 |
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釧路湿原を後に、親戚のお宅を訪問しました。ここのおじいちゃんは、元SLの運転手。2000年のある記念に、東京駅を書いた絵をプレゼントしたのですが、その絵と6年ぶりの対面です。アトリエ・リングのホームページの最も初期に、トップページに掲げた絵です。夜は釧路の街に出て会食しましたが、おじいちゃんも、北海道の鉄道の斜陽化を憂いておられました。 | ||
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