2008年2月22日、カラスの鳥柱
 加須の現場からの帰り、カラスの鳥柱を見ました。数日前は、一羽の猛禽(チョウゲンボウ)の出現にカラスの大群がが急に舞い上がって威嚇しているのを見ました。その時に比べると、ゆっくり、しかもどこからともなくカラス(おそらくほとんどがハシボソガラス)が集まってきて、だんだん、輪を描きながら上昇してくのです。この写真では、数えてみたら214羽写っていますが、もう百羽ぐらいがより低い高度で登り始めていましたから、300羽を優に超える大群でした。高度200mを超えたあたりまで達した段階で、サーッと南へ向けて滑空をはじめ、遠くの集落の屋敷森のかなたへ、消えていきました。自然のスペクタクルに、しばし、息をのみました。
  この日は、浮野の里の南部分に立ち寄り、花崎駅まで歩きました。浮野というとアヤメやノウルシが有名ですが、この南部分にもヨシの大群落があり、展望台も造られていて、その全貌を見渡すことができます。


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