■ 月報 2017年4月
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2017年04月31日(月)
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4/1 俳優座プロデュース公演・日大二高「40度」。 ギロッポンの夜は神霊から外道、浮遊霊に動物霊、死んだはずのお富さんまで色々おる。
一年間あの重苦しーテーマに青春を費やした高校生の皆さんもおつかれさんであったのだ。が、プロの俳優だからアレで高校の部活レベルだからソレっ、ということもなくて、ハイティーンの集団だからこそ出来ることもしっかりあるのよね。
そうぢゃなきゃわざわざ、俳優座が土日を使ってまでプロデュース公演しないものね。少なくとも俳優座は高校生の成すアートに意味があると思ってやってるン。 という話を今度あったらしようと思った。モノ作りとしてはいい環境になったと思うよ、あそこ……
4/3 遠くの児童館。だんだん体力がついてきて行き帰りに音を上げなくなってきた。 誰が教えたのか知らないけど、自動販売機の前を通りかけるたびに釣り銭口に手を突っ込むのはなんでだろうなんででしょう。
実の父親は小遊三かもしれない。
寝床の掃除をしているとバスタオルにくるまれた、真っ黒でぐちゃぐちゃした固形物が出てくる。げえっ、と思うがソレ特有の臭気はない。
食いきれずに隠匿されたバナナである。しばし小言。
4/16 妻の母方の実家こと瀬戸内海の島で祖父の七回忌法要。フェリー乗り場の橋げたの下にツバメが巣を作っている。 これ、餌を取れるかはおろか、飛び立つのに失敗したりうっかり巣から落下しようものならそれっきりオジャンという環境である。シビア!
4/17 というわけで妻子を置いて東京に帰ってきた。 里帰り出産のため、本日から(しばらく)独り身。
4/19 独り身になった結果、張り切って掃除やら洗濯やらしていたら体調を崩し声が出ない。
4/26 科博に「英国自然博物館展」観に行った。「医療費の肩代わりにもらった水牛のツノ」とか「持っていると不幸になる、と書き置きのあったアメジスト」とか「交尾中の三葉虫の群れ」とか、そのへんの展示コメントに漂う英国式ユーモア。 展示のメインは始祖鳥の化石なんだけど、案外ちっちゃい。その辺を歩いているドバトくらいの大きさしかない。 しかし、300年前の剥製がいっぱいなのに、ほとんど破損したり風化したりしてないのがすごいなぁと思いました。防腐の技術とかな。あれ、レーニンの死体なんかどのくらい劣化しているか、ふと気になった。
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