地球ゴルフ倶楽部 パー5
ヘローコース 12番


これがゴルフマナーの世界標準です


ゴルフマナーのだいじ

 ゴルフは、打ち方を知らないと、楽しめない。だから多くのゴルファーは良い打ち方を意欲的に覚えようとする。ルールを知らないと、やはり楽しめない。だから多くのゴルファーは、はじめに最小限のルールだけ聞いて覚え、その後は経験しながら一つ一つ覚えていこうとする。

 では、マナーを知らないと、どうなるか。打ち方のミスはスコアにはね返る。続行不可能なミスショットをしても、ペナルティを払ってルールで救済される。ルール違反でさえもペナルティを払って許される。ところが、マナー違反には救済や許しの決まりがない。

 マナーを知らなくても仲間内のゴルフはできそうに思えるし、アマチュアだから、ビギナーだからという甘えで許されるように思われるため、多くのゴルファーがマナーを覚えようとしない。しかし、マナーを知らないと、ゴルフができなくなるのである。マナーは人のためと思われているが、それが間違い。まず、あなた自身のトクのためである。

マナーは人のためならず

 マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。不作法によるゴルフ場の損傷、混乱は、やがてめぐりめぐってコースの荒廃、不合理な料金となり、プレー上の不愉快、不都合となって自分にはね返ってくる。また、不作法は人と自分に殺傷の危害を与え、人と自分を不幸にする。
 こうしたことを、不作法ゴルファーは知らなさすぎる。

マナー知らずは楽しめない

 ゴルフマナーは本来、ネガティブな事態に至らないために必要なのではない。好きなゴルフがもっと愉快なゲームになり、好きなゴルフの場がもっと気持ちのいい環境になり、人との付き合いがもっと深い親交になる、そうした限りない楽しみを創造できる行いなのである。

 ゴルフは誰もが誰とでもいっしょにゲームを楽しめる独自の優しさをもっている。初級者と上級者、アマチュアとプロフェッショナル、そして異国人同士がいっしょに回っても互いに楽しめる。ただし、そのためには、互いのマナーがちゃんとしているという条件つきの話である。

マナーはその人の人格が表れる

 打ち方にはその人の体力が表れる。ルール上のジャッジメントにはその人の知力が表れる。そして、マナーにはその人の人格が表れる。
 それゆえにゴルフでは、正義感あるプレーと、ほかのプレーヤーやコースを思いやる行いは、なににもまして称賛される。その称賛は優れたショットに寄せられるどんな称賛よりも、はるかに輝かしいものである。

ゴルフを正しく、楽しく、美しく。
日本のゴルフ100年を迎えて。  鈴木康之

「PETER'S GOLF MANNERS」
ピーターたちのゴルフマナー

鈴木康之著
1999年10月7日発行
ゴルフダイジェスト社
まえがきより



ゴルフ規則 
第1章 エチケット
第2章 用語の定義
第3章 プレーに関する規則


12番ホール(パー5)あなたのスコアは、
・ゴルフではマナーが第一と考え行動をしてきた。「ピーターたちのゴルフマナー」もすでに読んだ。・・・4
・正しいマナーを身につけるため、すぐに「ピーターたちのゴルフマナー」を読もうと思う。・・・5
・マナーなどそれほど気にすることなく、今まで通りやって行こうと思う。・・・6
・人のことに口を出すな。・・・8

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