デフェンスの常識 1
2004/5/30
★デフェンスの基本 ★パートナーのリード |
★オポーネントのリード ★自分からリードする |
★デスカード |
パートナーがオープニングリードした時 リーダーのパートナーは3番目にプレイするので,「サードハンド」といいます.サードハンドのプレイするカードは,パートナーのリードしたカードとダミーのハンドによって変わりますが,基本的には,つぎのようになります.(2005/04/25) (サード・ハンドの心得)
■ スポット・カードのリードこの場合,サードハンドは最高カードをプレイします.このことを,「サード・ハンド・ハイ」(Third Hand High)といいます. しかし,ダミーに絵札があれば,中位のカードをプレイすることを検討します. また,フォースベストには,「11のルール」を使います.
□ ダミーに絵札がない場合この場合,次の定石があります.
パートナーの
この場合は,連続した絵札があるので,Qをプレイします. (SがAで勝てば,KがEにあることが分かります.)
□ ダミーに絵札がある場合ダミーの絵札より上位のカードを持っているとき,そのカードはダミーの絵札がプレイされたときに使うようにします. ●ダミーがスポットカードをプレイした時
Qをプレイします.
Jをプレイします.
この場合は,AはKの補足用に確保しておき,9をプレイします.
●ダミーが絵札をプレイした時 前項と同じ考え方で処理します. 勝てなければ,シグナルを発信します.
Kをプレイします.
8をプレイして,シグナルをおくります.
□ 練習問題コントラクトはノートランプです.Eはどのカードをプレイしますか.
■ 絵札のリードパートナーが絵札カードをリードした時,シーケンスからのリードです.ノートランプ・コントラクトなら,そのスートのエスタブリッシュを優先します. そのため,ブロッキングに留意し,シグナルを活用します.
□ アンブロッキング.そのスートが絵札のあるダブルトンなら,オーバーテイクして,ブロッキングを防止します.
コントラクトはNTです.
コントラクトはNTです.パートナーのハンドは,多分,QJ10xか QJ9xです.ダミーがAをプレイしても,Kをプレイして,ブロッキングを防止します.
□ シグナル.絵札のリードに対し,スポットカードでシグナルを送ります.
この種のシグナルをアティチュード・シグナル(Attitude signal)といいます.
スペードが切札です.オープニングリードが
この場合は,2をプレイします.パートナーは他のスートへの切替を検討するでしょう.
□ 練習問題A.コントラクトはノートランプです.Eはどのカードをプレイしますか.
B.切札はスペードです.Eはどのカードをプレイしますか. ■ ルール・オブ・エレブン [Rule of eleven]パートナーのスポットカードがフォースベストの時,絵札をプレイしないで済むことがあります. それは,次の算式で,ディクレアラーが所有する,上位カードの枚数が分かるからです.
□ 算式 〔11−(リードしたカードの数字)〕=
5がフォース・ベストなら,ダミーとEとディクレアラーにある6以上のカードは(11-5=)6枚です.ダミーにQ,9,EにK,10,7 があるので,ディクレアラーには1枚しかありません.7をプレイします.
□ 練習問題 |