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2000年9月14日〜9月20日 カウアイ島
カヤック1つで大海原に乗り出す。青い空を背にいるかと併走。前人未踏のビーチに 降り立つ。あ〜ワイルドライフ!やる気まんまんで乗り込んだ場所はハワイ諸島のなかの 1つ「カウアイ島」。映画ファン用の説明では「ジュラシックパーク」の撮影に使われた 場所が、まさにあたしがカヤックで行きたいって思った場所!今思えば無謀な話・・・。 だいたい、ズブの初心者がシーカヤックやろう!って思う事自体かなり甘いよなぁ。 あたしが今、こうして元気にワープロ打ってるのも虫のしらせか「まずは、リバーカヤック からやってみるかぁ〜」って思ったから。そのリバーカヤックですら、ある種命取りになる とも知らずに・・・。 あたしのリバーカヤックのイメージは「楽しく周りの景色を楽しみながら川を下る。ある意味こじんまりした保津川下り」。 しかしリバーカヤック当日、いきなり連れて行かれた所は川の下流・・・。「?」質問する暇も無いまま、ツアーガイドさんは 手早くカヤックを降ろして川岸にセット、笑顔で「さ、さ、乗って、乗って」・・・なんだかわからないまま、漕ぎ出す・・・ これがあたしの最高に長い1日の始まりとなった。
カヤックは見事川を上っていく。普通の2〜3倍の時間をかけて・・・。 周りはマングローブの密林、マンゴーの木々、「ここが〈ロストワールド〉の撮影をした所 で〜す!」「し、知るかぁ〜!」周り見る暇なんて、あらへんがなっ!他のカヤックにどん どん抜かされて行く・・。がんがん漕いでくれるたくまし〜い男の子と乗ってる女の子が う、羨ましい・・・。やっぱり男は、頭でもお金でもなく『パワー』よねぇ。 あ〜阪神大震災の時もこんな事思ったよなぁ。薄れていく意識の中でそんな事考えてた。 両岸はびっしりマングローブ。どう考えても陸地に逃げ込む事は不可能・・・。
腕はヘロヘロ。ここで「や〜めたっ!!」って言ったら、 誰かボートで助けに来てくれるのぉ〜!?もう、半泣き状態で小一時間漕ぎ続け、ようやく ランチタイム。ちょっと元気 になったら見上げるような樹が、まさに恐竜みたいに 立ち並ぶ・・・。何種類もの花や、ちょっと湿った濃い〜緑の香りがする。目を閉じて、 胸一杯吸い込んだら恐竜の時代にタイムスリップしたような不思議な感じ。公園とかの 造られた「みどり」からは決して感じないなにか特別なモノ。 きっと何万年も変わらない香りなんだろうなぁ。 「あ〜、滅茶苦茶癒されるゼッ!!」こんな事なら川上ってくる間、もっと周りの景色見とくんだった〜っ!
今度はマンゴーの季節(6月〜7月らしい)に来よう〜っと!この森中のマンゴーの木に、 実がぶらぶら生ってるのを想像しただけで昇天!そんな事考えてニヤニヤしてる内に、 帰る時間はすぐやって来た!帰りは、楽しい川下り!今度こそ周りの景色見ながら、 ゆっくりだらだら帰りましょう〜ルンルンル〜!軽い足取りでカヤックを止めてた場所まで 帰ってみて「え?」。カヤックが流されてる・・・「何で?ちゃんと、目一杯岸に引き上げ て止めたよ!」するとガイドさん曰く「あ〜今満潮の時間だからねぇ」 そう・・・1時間カヤック漕いだとはいえ、海の入り口なんてすぐそこ。満潮の時は海から 押し寄せる海水でもちろん水位は上がる・・って事は、またまた川を上る事になるのお〜!
by.うさ丸
2000年4月16日〜4月24日 アメリカ・アリゾナ
「I feel the fire〜♪ fire♪ fire〜♪」あ〜近頃熱いモノが無いよなぁ・・・って事で 熱いモノを感じにアリゾナへ行って来ました! 行き先は、この頃妙にコマーシャルで使われてる から、めちゃポピュラーやけど、「モニュメント・バレー」。 私には随分前から、憧れの土地! フェニックスから車で2時間ちょっとの町、フラッグスタッフを旅の拠点に決定し、興奮の大砂漠 ツアーの始まり始まり。 砂漠地帯初体験のあたしは驚きの連続! 山一面に2m位のサボテン(よく漫画である様な、人が手を 広げてるみたいなヤツですよ〜)生えまくりで、それが果てしなく地平線のはるか彼方の山々まで続い てる・・・。よく日本の梅園とかで『一目一万本』とか言う、アレと同じやな・・・」と変に感心した。
アメリカって道路事情がいいから、無免許の私でも、「オートマやったら、走れるな」と変な自信が 沸いてくるけど、周りはなあ〜んにも無いから、「ここでエンストしたら、確実に死ぬゾ」って感じ。 そんな事考えながら道路脇を見てたら、プレーリードッグが轢かれて死んでるのを発見!さすがアリゾナ! 轢かれて死んでるモノがちゃうわ!こんなモノは目撃したのに、道路脇の林で佃煮にするほど目撃される と言う、噂の「エルク」(大型の鹿)は1頭も目撃できず!見たのは嫌味な程見かける「エルク印道路 標識」のみ。話は変わりますが、今回妙に気になった事がミネラルウォーターのペットボトル。 みんなが持ち歩いてるミネラルウォーターのペットボトルのサイズが、大きい!小さいのでも、ゆうに 1リットルはあるんよ。いくら砂漠地帯やからって、ちょっと飲み過ぎちゃうんか〜。みんな肉付きいい から喉乾くんやろか?あの国はあたしにとって、かなり危ない!だって、日本やったら洋服ぴちぴちでも、 アメリカサイズならSとかM。「あれ〜、あたし、かなりスリムや〜ん!」って恐ろしい錯覚に陥って しまうんよねえ・・・。だいたい、アイスクリームとかでも、ローファットがわんさかある割には、 1人前多いし、クラッシュクッキー山ほどトッピングしたりしてるし、ワケがわからへん! みんなはホントに太りたいんや、きっと!「イエーイ!あたしも参加させてもらうゼッ」。 そんな幻のおかげで旅行中は 「大食まつり」状態でかなり幸せな思いさせてもらいました。 今だ「まつり」は終わる気配を見せてないけどね。
「赤土が目に眩しいゾ〜!」のモニュメントバレーは、思った通りの静かな所。トレーディング ポストと小さなレストラン以外周りは何もない。見渡す限り、モニュメントバレーの赤い土と 山があるだけ。きっと、日本やったら、「フランクフルト」とか、屋台が所狭しと並んでるん やろなあ。まぁ、それはそれで、ワクワクしたりして、アリやけど、ちょっと雰囲気壊してる で〜って思うことも多いしなぁ。ジープでほこりを巻き上げながら、モニュメントバレーの中に 入って行く・・・。あの岩やまの1つ1つが、ビルほどの高さがあったりで、カメラの準備OK やったケド、大きすぎてどこ撮っていいかもわからない始末。TVで見てたら「大自然イェーイ !」って、かなりお気楽ご機嫌な感じだけど、実際のモニュメントバレーは怖いくらいの 「きびしさ」を感じる場所だったデス。こういうモノ突きつけられると、説得力あるよなぁ。 今までの自分を反省!あ〜人間ってちっぽけ!もう、好きに生きちゃっていいのね〜!
(なんで考えがそっちの方向に・・・)ナバホ族ばんざい!ナバホ族といえば、今回の旅では、 憧れのインディアングッズ購入も目的だったんだけど、どれもこれも、ちょーお高目! でも彼らの精神文化をお金で買ってるって考えたら、「高い」とか考えるんはかなり失礼な 話なんやろなぁ。でもそこだけはいきなり「日本人」に戻って、カチナドールやら、専門書、 工芸品の買いまくり・・・あ〜悲しいサガ。反省しきり。でも、ちょー幸せ!この調子だと、 インディアン聖地巡りツアー第2弾も決行されるんだろうな・・・。夢のような旅が終わって、 気ィ良〜く帰ってきたら、相変わらずの厳しい現実が待ってたデス・・・。 でも、パワーアップでがんばるでぇ〜!ベッドの横に燦然と輝く「ドリームキャッチャー」が、 きっと今夜もいい夢見せてくれるハズだもん!
by.うさ丸
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