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■基本編/マルチパレット page2
◆パターン
マルチパレット−パターン  パターンパレット。パターンを選ぶ時に使います。
 このパレットは、「ソフトエッジペン」「透明水彩ペン」「エアブラシ」「ぼかし指」を選択している時は、使えません。

 パターンを選択して絵を描くと、たとえばこんな感じになります。好きな模様で塗り潰したりするのにいいですね(下図↓)。

マルチパレット−パターン例
 パレットの下部は、パレット編集用の欄になっていて、現在選択されているパターンの編集が出来ます。新しいパターンを作る時は、適当なパターンをコピーして、その複写した方のパターンを編集すると良いでしょう。

 パレット下部の大きな正方形の部分が、パターン編集欄。下のカラーパレットから色を選んで、ここをクリックすると、クリックした箇所のドットの色が変わります。
 なお、一度クリックする毎に、4箇所のドットの色が一度に変わります。
 「4×4」のボタンを押した状態でクリックすると、4ドット下&4ドット右&4ドット右下の部分(右図の赤のドット)が、「8×8」ボタンを押した状態だと、8ドット下&8ドット右&8ドット右下の部分(右図の青のドット)が、それぞれ変わります。・・・ちょっとややこしいね(^^;。要するに、
 「4×4」=4ドット四方のパターンを作る時に使う
 「8×8」=8ドット四方のパターンを作る時に使う
と考えるといいかも。どういう図になるか良く考えてドット打ちしてみましょう。

マルチパレット−パターン編集例
マルチパレット−パターン編集欄ボタン
マルチパレット−パターン取り込み例  「4×4」「8×8」ボタンの右横の、杖のようなアイコンは、メインウィンドウ内でクリックした箇所の8ドット四方の形を、パターンとして取り込みます。
 画像の一部を好きなパターンとして取り込むのがオーソドックスなんでしょうが、クリックする場所はどこでも構わないので、例えばこんなところをクリックすると、こんな感じに(^^;。(左図)

 更にその右横、縦に3つ並んだボタンは、上から順に「上下反転」「左右反転」「90度回転」になっています。

マルチパレット−パターン取り込み結果

◆テクスチャ
マルチパレット−テクスチャ  テクスチャパレット。テクスチャを選ぶ時に使います。
 このパレットは、「ソフトエッジペン」「透明水彩ペン」「エアブラシ」「ぼかし指」を選択している時は、使えません。

 テクスチャ用の画像は、用意されていませんので、自分で好きな画像を用意しましょう。テクスチャに使用できるのは、BMP形式の画像です。
 あらかじめ適当なフォルダを作り、その中に、テクスチャ用の画像を入れておきます。

 次に、[ファイル]-[環境設定]メニューを選択し、「テクスチャデータの参照先」で、テクスチャを入れたフォルダを指定します。「了解」ボタンを押せば、テクスチャが使えるようになります(下図↓)。

 ちなみに、どうでもいいですが、左のテクスチャサンプルは、Terragenで作った空の画像(^^;。

環境設定

◆グラデーション
マルチパレット−グラデーション  グラデーションパレット。グラデーションを選ぶ時に使います。
 このパレットは、「ハードエッジペン」「カラーチェンジペン」「クレヨン」「スプレー缶」「ソフトエッジペン」「透明水彩ペン」「エアブラシ」「毛筆」「ぼかし指」を選択している時は、使えません。
 というか、実質使えるのは、「塗り潰し」だけなんだけど(^^;。

 パレットの下部は、パレット編集用の欄になっていて、現在選択されているグラデーションの編集が出来ます。
 新しいグラデーションを作る時は、パレット最後尾の空いているピースを選択して、一から作るか、または適当なグラデーションをコピーして、その複写した方のグラデーションを編集すると良いでしょう。


 グラデーションの作り方。
  1. 下のカラーパレットから、色を選びます。
  2. 「混合」の下の欄に、選んだ色が表示されますので、そのまま、右のグラデーションバーにドラッグ。で、バーの左端にその色が入ります。
  3. 同様に、もうひとつの色を選んで、グラデーションバーにドラッグ。で、バーの右端に2つめの色が入ります。(2色のグラデーションを作るなら、これで終了)
  4. 複数の色のグラデーションを作るなら、3色目を選び、バーの真ん中辺りにドラッグ。
  5. 3色目の位置を調整したい時は、バー上のピンを左右に動かします。
  6. 4色目、5色目・・・と、必要な回数だけ繰り返します。
  7. 特定の色をグラデーションから消したい時は、その色のピンをバーの外側まで動かします。


  8. 「反転」=グラデーションの色を反転します。
  9. 「均等」=グラデーションの色(ピンの位置)を均等にします。
  10. 「色追加」=グラデーションの色を、カラーパレットの最後尾に追加します。
マルチパレット−グラデーションの作り方

 グラデーションの方向に、「指定」の文字が入っているものは、方向を自分で指定できます。塗り潰しツールで塗り潰そうとすると、グラデーションの方向を指定するための線が出ますので、どの向きにグラデーションを作るか、終点を決めてクリックします。幾つか例をあげてみましょう。
(1)「外→中固定」 (2)「外→中指定」 (3)「斜め指定」
グラデーション(外→中固定) グラデーション(外→中指定) グラデーション(斜め指定)
 (1)は「固定」なので、グラデーションの中心が真ん中にきます。

 (2)(3)は、それぞれグラデーションの方向を指定したもの。

グラデーション(外→中指定) グラデーション(斜め指定)

◆トーン
マルチパレット−トーン  トーンパレット。トーンを選ぶ時に使います。

 トーンパレットは、他の4つのパレットと組み合わせて使うことが出来ます。トーンを選択しておいて、色やパターンなどを選ぶと、そのトーン+色、トーン+パターン・・・等で描くことが出来ます。
 トーンを選択した状態で描くと、こんな感じになります。(下図↓)
マルチパレット−トーン例
 トーンを解除するには、トーンパレットの一番左上の、真っ黒なベタ塗りのピースを選択します。

 トーンの編集方法は、パターンパレットとほぼ同じなので、編集方法はそちらを参照して下さい。

◆塗り潰しの応用
選択領域の塗り潰し  領域選択+塗り潰しを使った応用例。
 [選択]-[選択領域の塗り潰し]メニューを使って、選択した範囲だけを塗りつぶすことが出来ます。覚えておくと便利(^^)。

選択領域の塗り潰し-サンプル1  例えば、左図のように、好きな形を領域選択しておいて、[選択]-[選択領域の塗り潰し]メニューを使うと、こんな感じ。(これはグラデーションで塗り潰した例です)

 なお、領域を選択する時は、右図の「選択表示ツール」を使います。
選択表示ツール


選択領域の塗り潰し-サンプル2  もうちょっと応用すると、こんなことも。これも、グラデーションで塗り潰した例です。
 具体的には、どうやって作ってるかというと・・・。

文字 ←まず、テキストツールを使って、文字を描きます。
 次に、グラデーションパレットを表示して、好きなグラデーションを選びます。

 それから、選択表示ツールの中から「投げ縄」を選んで、文字の周りをぐるーっと囲む。(右図→)
投げ縄ツールで領域選択

投げ縄ツールで領域選択 ←図のように、色のついた部分(文字の部分)が選択状態になります。点々で囲まれた部分ね。

 次に、[選択]-[選択領域の塗り潰し]メニューを使うと、上の例のように、文字がグラデーションで塗り潰されて、出来上がり(^-^)。


パターン塗り潰し例 トーン塗り潰し例  ついでに、同じようにして、パターンやトーンで塗り潰してみました。

 実際は、テクスチャやグラデーション等を、直接「文字色」に選んで、そのまま描けるんだけどね(^^;。領域選択のサンプルにするのに、一番手っ取り早いかなーと思ったんで、とりあえず文字を使ってみる(安直)。なんせ、こういう感じでいろいろ応用してみて下さい。


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