「嵐を呼ぶジャングル」05:ジャングルをさまよう


あらすじ

そんなわけで、防衛隊の5人は足跡をたどってジャングルを分け入っていきます。するとしんのすけが叫びます。何事かと思ったら、隊長を決めていないとのことです。すると、みんなが自分こそ隊長だと言い合いになってしまうのです。マサオ君はティッシュと絆創膏を持ってきたと言い、ネネちゃんはソーイングセットを持ってきていて、ボーちゃんは磁石を持っていて、風間君は目印になるように10歩ごとにお菓子を落としておいたと主張します。が、お菓子はしんのすけが食べてしまっています。でも足跡があるし、大丈夫と言うことで再び歩き出しますが、結局隊長は誰か決めてなくて、口論の末にみんな○○隊長の名をもらって一段落つきます。しかし、みんな暑いジャングルを歩いているのでストレスがたまってきます。そこで休憩を取ることに。しんのすけがコーラを持ってきたというので、それを飲むことに。しかし、しんのすけが持ってきたのはコーラではなく醤油だったのです。しんのすけは他にもジャングルでは役に立たないような物ばかり持ってきていたのですが、ただ一つシンバルが役に立つようです。楽器を鳴らして歌を歌えば猛獣が寄ってこないということでみんなで歌うのですが、かえってのどが渇いてしまいました。そして、歌うのに夢中になるあまり足跡を見失ってしまうのです。さらにボーちゃんの持ってきた磁石も壊れていて、みんなは船に帰れなくなってしまいました。

個人的感想など

誰が隊長かもめていましたけれど、そもそもここでは5人が縦1列になって進んでいました。だいたいこのような場合、先頭が隊長、最後尾が副隊長となっているものです。したがって、この場合隊長は風間君、副隊長しんのすけとなるところなのですが・・・。それで「ジャングル隊長(風間君)」「セクシー隊長(ネネちゃん)」「サイバー隊長(マサオ君)」「ファミレス隊長(ボーちゃん)」「コンビニ隊長(しんのすけ)」ですが、どっちかと言えばボーちゃんをサイバー隊長とした方がしっくりくるような気もします。って言うか、ジャングルなのにファミレスとかコンビニってどういうことだ?
このシーンで最大の笑いどころと言えば、しんのすけがコーラと間違えて醤油を持ってきてしまうところから始まる場面だと思いますが、そもそも熱帯のジャングル、ちゃんとコーラを持ってきていても危険だったと思います。コーラは炭酸飲料ですから、途中で破裂するか、もしくはふたを開けた時に勢いよく吹き出してしまうのがオチだと思います。それにしても、5本も持ってくりゃ相当重かったはず。醤油は水よりも重く、1リットルで1.15kgあるのです。しんのすけは力持ちだなぁ。さらに枕だのトランプだのグローブだのいろいろなものがリュックに入っていたわけですからね。風間君に怒鳴られても、その受け答えが実にしんのすけらしく、見ている分には楽しいシーンでした。


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