「嵐を呼ぶジャングル」07:ひまわり・シロの大冒険


あらすじ

その頃、船の甲板で留守番中のひまわりとシロでしたが、熱帯の直射日光を長時間浴びていたためか、ひまわりが切れます。そしてひまわりは部屋に戻り、ほ乳瓶のミルクを飲み、残りを懐に入れます。さらにシロにおむつを持ってこさせ、それも懐に入れ、船尾に向かいます。そして、ひまわりは防衛隊が途中まで運んだボートに乗り込んで海に出てしまいます。シロが操縦(と言ってもボートにつかまってばた足しているだけだけど)し、ひまわりとシロも島に上陸します。
夕方、防衛隊の5人は高台から何か手がかりを探していましたが、ジャングルばかりで何も見えません。やがて夜になり、みんなは石を積み上げたような場所のくぼみで夜を過ごすことに。あのサルたちは誰かが操っているのかとか話しますが、マサオ君がお腹すいたと言ってしまいます。みんな口に出さずに忘れようとしていたのに・・・。しかたなく、しんのすけが怖い話を始めます。すると、その話に合わせるように近くの茂みがザワザワと音を立てるのでした。何事かと思ったら、そこから出てきたのはシロ、そしてひまわりだったのです。ひまわりはしんのすけたちの姿を見たとたんに泣き出してしまいました。そして、その後ひまわりは持ってきたほ乳瓶でミルクを飲み、シロにもやって、そしてしんのすけに手渡したのです。ということでみんなわずかながら水分補給ができ、やがてひまわりは寝てしまいました。明日もあるし、ということで防衛隊のみんなも寝ることにします。
一方その頃、サルに連れ去られたひろしやみさえ、そして郷郷太郎は虐待を受けているような感じなのです。
そして翌朝、防衛隊の5人とひまわり・シロはまた大人たちを探す旅に出るのでした。

個人的感想など

今回に限ったことじゃないですが、ひまわりの行動力にはほんと脱帽です。自力で船室に戻り、ほ乳瓶やおむつを懐に入れて船尾に行ってしまうのですからね。シロも犬としては驚異的な行動力がありますけどね。
防衛隊のほうですが、相変わらずしんのすけは音程の外れた歌を歌ってのんきですね。「誰が海の男だよ」「ネネちゃん」「あたしは男じゃない!」笑えました。さらにその後「♪いーってみたいな、よそのく、にぃー」「もう、来てる」と、ボーちゃんのさりげない突っ込みがまたいいですね。そして、さすがボーちゃん、ライターを持ってきていたのですね。しんのすけとはだいぶん違いますね。しかしまぁ、この場面ではひまわりとシロがみんなのもとにやってきたところ、ひまわりが安心したのか泣いてしまうシーンではこっちまで思わず泣いてしまいそうになってしまいました。その時しんのすけが「たらこの波乗り」であやしていたようですが、いったいどんな芸なんでしょうね。
さて、今度は大人たちのほうですが、ひろしが血を流しているようなシーンがありますね。あのシーンを最初に見たときには本当にドキッとしました。サルたちにいったいどんな仕打ちを受けているのか、ちょいと怖くもなりました。
そして朝、風間君の行動に笑ってしまいます。その後「しんのすけ、ほっぺた虫にでも刺されたのか?」とのんきに聞いているのでまた笑ってしまいました。これと同じように寝ながら風間君がしんのすけに絡むシーンというのは、「みんなでサバイバルするゾ」(1996年8月2日放送)でもありました。あの時は遠足だったのですが、山で遭難してしまい、みんなで洞穴で一夜を明かすという、似たシチュエーションだったわけですが、歴史は繰り返すということでしょうか(何のこっちゃ)。


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