「嵐を呼ぶジャングル」08:崖下り、そして・・・


あらすじ

大人たちを探し出したしんのすけたちですが、マサオ君が崖から落ちそうになってしまいます。みんなが手を伸ばしますが、届きません。ネネちゃんも手を伸ばし、ようやくつながったのですが、マサオ君がネネちゃんとあいちゃんを間違えてしまい、思わずネネちゃんは手を離してしまいます。マサオ君は崖を滑り落ちていきます。みんなも崖を駆け下りてマサオ君を助けようとしますが、勢いがついてしまって止まれません。やがて上にいたひまわりまでも崖を下りだし、ひまわりを止めようとしたシロも転がり落ちてしまいます。崖の下には川があり、みんな川に落ちて流されます。すると、その先には滝がありました。が、どうにか全員無事に滝から脱出します。
すると、目の前には大量のバナナの木があるではないですか。みんな喜んでバナナを食べまくります。しかし、そこはサルたちのなわばりになっていたので、たちまち怒ったサルたちに囲まれてしまいます。みんなは必死に逃げますが、サルに捕まってしまいます。しんのすけはひまわりを連れて逃げますが、川岸に追いつめられます。その時、ひまわりが泣き出してしまい、ひまわりを必死にあやすしんのすけの姿を見たサルたちはしんのすけたちを捕まるのをやめました。そして、サルたちはバナナと防衛隊の4人をトロッコに乗せてどこかへ行ってしまいました。残されたしんのすけとひまわりは、途中スコールに遭いながらもトロッコのレールをたどっていきます。

個人的感想など

いきなりマサオ君が崖から落ちそうになっているので、つながりが不自然だと感じてしまったのですが、別にこれはこれでひとつの演出らしいので気にならなかった人も多いようですね。でまあ、マサオ君が崖を落ちていきましたが、その後みんなが走って追いかけましたね。しかしあの崖は相当傾斜がきつい(崖なんだから傾斜はきついに決まっていますが)ですから、普通なら走るようなことはできないはずです。うーん・・・。でも、科学的なところもあります。マサオ君は腹這いで崖を滑っていくのに対して、みんなは2本足で走っていきましたから、摩擦力の違いによってみんなが先に行ってしまうのは納得できます。摩擦力云々を言わなくても、直感でも分かると思いますけれど。その後滝つぼに落ちますが、しんのすけだけひまわりを背負っていた分重くなっていて底に頭をぶつけていたりと、細かい部分まで気を配った作りになっていますね。
そして見つけた大量のバナナですが、まだ青かったですよね。未熟なバナナは固いんじゃないかと思いますが、大冒険をしてきた後だけにそんなのは気にならないんでしょうね。そしてサルに囲まれ、みんなが捕らえられたシーンですが、なぜしんのすけとひまわりだけは見逃したのかがちょいと謎だったりしますが、私の考えとしては、泣いているひまわりを必死にあやすしんのすけの姿を見て、悪いやつではないと判断したからではないのかなぁと思います。その後サルが運転するトロッコが出てきましたが、これで「ヘンダーランド」を思い出したのは私だけでしょうか?


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