ついに封印場所に到着しました。一家が迷い込んだ当初見た、鎖がかかった大きな扉に封印されたものがあるようです。しかし、知事はボロボロになりながらもまだ生きており、必死に扉を押さえます。しかしカスカベボーイズたちのほうが強く、3つの封印が解かれ、飛び出た3つの物体が空に上っていきます。その正体とは…夜空に輝く「おわり」の文字でした。映画が終わった、これで春日部に帰ることができるというわけです。次の瞬間、野原一家や防衛隊隊員をはじめ、春日部住人たちはカスカベ座に戻ってきていました。全員大喜びです。そんな中、しんのすけはつばきを探すのですが…どこにもいません。どうやら、つばきは映画の中の人だったようです。しんのすけはその事実を受け入れずに映画の中に戻るとまで言うのですが、防衛隊のみんながこっちの世界のほうがいいと散々言ってくれたじゃないかと励まします。やがて、シロの鳴き声が聞こえてきました。シロの声に、落ち込んでいたしんのすけも元気を取り戻すのでした。こうして全員がカスカベ座から去り、本当に「おわり」です。 エンディングテーマ「○あげよう」が流れている間、しんのすけがつばきと再開して楽しく踊る様子が描かれておりました。 |
感想など
そもそも、あの封印が解かれるタイミングというのはどこで判断されるのでしょうかね。知事がやられたからなのかというところですが、なんだかんだで知事はまだ生きていますし。まあ明らかにカスカベボーイズが優勢ですから、終わりだと判断したということにしておきますか。封印されていたものの正体は「おわり」だったというわけで、なるほどこれは知事からすれば若い頃調子に乗って書いたラブレターよりも(笑)絶対に出したくなかったものですよね。
カスカベ座に戻ってくるも、つばきの姿はない…。それはもう、しんのすけにとっては大ショック以外のなにものでもないでしょう。スクリーンに飛びついて、映画の中に戻ろうとする気持ちもわかります。ただ、その後防衛隊のみんなが励ますシーンが感動の名場面ですね。もちろんシロとの再開シーンもですが。
エンディング、どこでしんのすけとつばきが再開したのかよくわかりませんが、これがまた涙を誘ってくれますよ。最後の最後まで、さすがはクレしんスタッフだと。「○あげよう」もとてもいい歌ですよね。