読めて聴ける英語英字新聞活用法

【英字新聞活用法】

①定期購読するか、ネットで読むか?

嬉しいことに、現在、インターネットにつなげる環境にあれば、大抵の英字新聞は無料で読めます。

ネットで読むか、定期購読するかは、悩むところだと思います。

簡単に、両方のメリットどデメリットをまとめてみました。


     メリット       デメリット
インターネット
  • 無料で手軽に読める
  • 世界中のいろいろな新聞が読める
  • 24時間いつでも最新記事が読める
  • ゴミにならない
  • ネットでは読めない記事がある
  • 読むのに、紙より目が疲れる
  • お金かけてないので、読むも読まないも自分の意思なので、さぼりがちになる
  • パソコンがないと読めない
定期購読
  • 記事が全部読める
  • 毎日定期的に届くので、読むのが習慣になりやすい
  • ネットで読むより、目が疲れない
  • 外出中も持ち歩いて何処でも読める
  • お金を投資しているので、学習意欲が強くなる
  • 毎月の購読料がかかる
  • 貯まってくると罪悪感が起こる
  • 古新聞を処理しなくてはならない
  • 記事を全部読まないと、損をした気になり、それがプレッシャーになる

どちらも、一長一短といった感じで、デメリットが必ずしもデメリットでない点もあります。

例えば、定期購読のデメリットとして、「お金がかかる」ことを挙げてますが、投資しているから、かえって、学習意欲が増すと言う、メリットにもなります。

最初は、気軽に、ネットのオンライン新聞から始めてみるのがよいと思います。

オンライン新聞で、読む習慣ができ、満足できれば、ずっと続けてゆけばよいです。

もし、試しに、ネットで読んでみて、あまりにも続かないようなら、英字新聞の定期購読を検討すればよいと思います。

ネット利用の欠点は、無料なので、「どうしても読まなくては」という切羽詰った気持ちになりにくく、いったんサボりだすと、全く読まなくなってしまう点です。

そこさえ、クリアすれば、ネットも大いに使えると思います。


②英字新聞を読むコツ(定期購読した場合)

私も、最初、英字新聞を定期購読した頃はそうでしたが、「隅から隅まで読まないと、もったいない」と思ってしまうのです。

何故か、英字新聞を特別視してしまうのです。

それが、そもそも失敗のもとです。

英字新聞を特別扱いせず、日本語の新聞と同等に扱うのがコツです。

興味のある記事だけ読めばよいのです。

全部読もうとしないことが、毎日読む習慣つくりに役立ちます。

最初は、見出しだけ眺めたり、極端な話、英語で書かれたテレビ欄だけ利用するだけでも、勉強になります。

番組表だけでなくて、オススメの番組が英語で紹介されています。

例えば、水戸黄門などは"Samurai Drama Mito Komon"と書いてあります。

初めて見た時は、新鮮でした。

あまり最初からプレッシャーをかけずに、だんだん、読む記事を増やしてゆけばよいと思います。


③英字新聞は翻訳の勉強に最適

日本の3大全国紙(朝日、毎日、読売)は、英字新聞も発行しています。

日本語版の社説や、コラムなどは、翌日、英字新聞に翻訳版が掲載されます。

両方を読み比べると、翻訳の勉強になります。


 朝日新聞&朝日ヘラルド 2011年2月廃刊 → ネット版"The Asahi Shinbun"を読んでみる
 毎日新聞&毎日ディリーニュース(ネットのみ、紙の新聞は毎日ウイークリー)
 読売新聞&ディリーヨミウリ



例えば、朝日新聞の名物コラム「天声人語」は日本語オリジナルも英語翻訳版もどちらもネットで無料で読めます。

  ↓  ↓

http://www.asahi.com/english/views.html


有料のバイリンガル版もあります。

  ↓  ↓

http://astand.asahi.com/asahieng/jetenjin.html?iref=engr1


また、天声人語は、毎月、バイリンガル本として、日英両方掲載で本として出版されています。

  ↓  ↓

天声人語 VOL.148(2007春)―朝日新聞 英文対照


英語学習に利用している人も多いです。


ネットで天声人語を読んでみる。

  ↓  ↓  ↓

asahi.com:朝日新聞天声人語  

asahi.com Vox Populi, Vox Dei - ENGLISH (現在は有料です)



④英字新聞で語彙力増強

英字新聞は、時事英語の宝庫です。

私が英字新聞を定期購読し始めた頃から、やっている語彙力増強法を紹介したいと思います。


【やり方】
  • 興味のある記事を切り抜く
  • 大学ノートの左側に糊で貼り付ける
  • わからない単語や、役に立つ表現に蛍光ペンで線を引く
  • 右側に、その単語や表現を書き出す
  • 英和辞典や英英辞典で意味を調べて単語の下に書き込む
  • ノートを持ち歩いて暇さえあればチェックする
詳しくは、別ページ新聞雑誌で語彙力増強を参照して下さい。

そちらには、ネットを使った方法も載せてあります。


⑤オススメの英字新聞

賛否両論ありますが、私は、まずは、日本国内の新聞社の発行している英字新聞がよいと思います。

国内の馴染みのある記事を中心に扱っているので、背景知識がある為、読みやすいです。

私の個人的なオススメはジャパンタイムズです。

レベルに合わせて、3つから選べます。


The Japan Times

1897年創刊の日本の英字新聞の老舗です。

私も一時期、定期購読していました。

リーディングはもちろん、ボキャブラリービルディングに活用していました。

ジャパンタイムズウィークリー  

ジャパンタイムズの記事を1週間の内容をまとめたウイークリー新聞です。 日刊紙は量的にきついとお考えのかはまずは、こちらから始めてみるのがよいでしょう。

週刊ST (旧Student Times)

英語学習者向けの週刊バイリンガル英字新聞です。

英語記事に日本語全訳が付いたり、語句解説が付きます。

ニュース記事だけでなくて、エッセイや、日本語コラムなどもあります。

「週刊ST」は多くの大学や高校の授業でも利用されています。

私も、高校生の時、定期購読していました。

「週刊ST」の内容に関しては、サイト内関連ページ⇒週刊STのご案内を見て下さい。

☆☆お得情報☆☆

「週刊ST」と「ジャパンタイムズウイークリー」の購入をお考えの方の為にジャパンタイムズ社では両紙の無料配布サービスを行っています。

詳しくはジャパンタイムズのサイトをチェックしてみて下さい。

  ↓  ↓  ↓

無料見本紙注文 ご購読検討の方 英字新聞ジャパンタイムズ The Japan Times PLUS


【最も安い英字新聞】

定期購読の値段の安さを追及するなら断然ディリーヨミウリです。

読売新聞の翻訳記事が増えたとも言われていますが、海外からの記事もあるので、それ程気にする必要はないと思います。

The Daily Yomiuri 紙面紹介 会社案内 読売新聞

いきなり、アメリカの英字新聞を定期購読したい方には、USA TODAYがオススメです。

理由は、全国紙で、易しい英語で書かれているから、日本人の英語学習者にとっては最適です。

日本でも3ヶ月から定期購読できます。

こちらもオンライン版が無料で読めるので、まずは、オンライン版をチェックしてみて下さい。

  ↓  ↓  ↓

http://www.usatoday.com/


⑥私が読んでるオンライン新聞

私は、まず、朝起きたらアメリカの"Yahoo News"をまず読みますが、興味深い記事があったら、他のオンライン新聞もチェックします。

私のお気に入り 無料会員登録すると、無料で読める記事の範囲が増えます。
またメールにてニュースレターが届きます。

無料会員登録をする

  ↓  ↓  ↓

The New York Times Free Registration



⑥オンライン新聞をスクラップする

紙の英字新聞をスクラップするには、記事を切り抜いて、スクラップノート等に貼り付けることになりますが、オンライン新聞の場合は通常、記事をプリンターで印刷することになります。

幸い、新聞サイトは、プリント用の別ページが用意されていて、印刷するには重宝します。

さらに、便利にスクラップするには、私も使っているスクラップソフトがオススメです。

読めて聴ける英語でも何度となく、紹介させてもらってますが、あまりにも便利なので、こちらでも紹介させてもらいます。

ネットの記事を簡単に保存することが出来るソフトです。

詳しい利用方法は下記のページを見て下さい。

  ↓  ↓  ↓

紙copi Lite スクラップソフト使用報告(紙copiで英語学習)



【ジャパンタイムズでボキャブラリービルディング】

ジャパンタイムズは、リーディング用だけではなくて、語彙力増強にも活用していました。

当時私が使っていたジャパンタイムズ用の単語ノートです。

ジャパンタイムズを読んで、気になった単語を書きだしていました。

書きだした単語を英英辞典で意味を調べて、横に書き込んでました。
後に、新聞を切り抜いて、ノートに貼り付ける方法も並行してやるようになりました。

詳しくはこちらを見て下さい。☞ 新聞雑誌で語彙力増強





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