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映画のページ
制作国、制作年、時間
出演者
俳優名(役)
珍しい出演者、ゲスト、注目に値するかもしれない人 (役)
見た時期
怒涛の9月、怒涛のファンタが終わりました。
今年のファンタはやや不作。世界で言われている新しい規範に沿った作品が増えたのですが、本質を消化し切れていない作品が目につきました。例えば女性問題を喚起しようと思って作った作品で、女性が受ける被害などを描写したものの、「で、その先は?」と訊かれると答が見つかっていない感じです。現状に不満で訴えはするけれど、誰かが助けに来るのを待っているようなスタンス。訴える人には解決法の希望も示してほしいなあと思うことが多かったです。女性の問題だから女だけで何とかしろと言うつもりはありません。不当な扱いを受けているなら、それを改善しようという男性もいるはずで、助けはどの方面からでもいいはずです。ですが、どういう風にしたい、どういう助けが要るというのはある程度困っている人の側から聞きたいなあと思いました。他の社会のテーマもただ描いただけでその先に目が行っていない感じがしました。来年はファンタ40周年になるので、いい作品が集まればと期待しています。
日本で重要な政党の党首選挙が行われると言うのに、その日は土曜勤務。仕事が終わりに近づいたころに日本から「初の女性が党首になった、うまく行けば日本初の女性首相になれそうだ」というニュースが入って来ました。
この女性、かなり前にテレビ番組に出演しているのをビデオで見たことがあったのですが、当時はのんびりしておられました。長い月日が経っても覚えていたのは、男の子が好みそうな趣味を持っておられたからです。私はその趣味に突入こそしませんでしたが、自分でも楽しそうだなあと思っていたものですから。
前途多難とは思いますが、女性だから大変だろうとは思っていません。本人も女性であることはあまり前に出していない様子。国内で「初の女党首」と騒いでいないのには好感を持っています。せっかく党首になったけれど、党内問題に加え、絶対多数を持っていないために協力を要請できそうな他の党との駆け引きもあり、男性党首でも大変な課題に取り組んでいる最中。私も彼女の出している政策全部に賛成しているわけではありませんが、結構ましな提案をしていると思うので、今後に期待しています。
夏場体調不良には自分でも驚いていましたが、10月に入り大分良くなって来ました。いくつかの検査や診察を受けたのですが、どうも自己免疫力が落ちて出た症状が重なっていたようです。去年からあった、体調にはあまり関係の無い、しかし正常でない症状も自己免疫力低下が原因だと専門医から言われました。となると年齢のせいなのだろうかと思うこの頃です。ここ1、2か月は健保が指定するワクチンを接種しているところでした。子供の時に接種したり、軽い病気になって免疫が出来ていても60歳を超えると免疫力が落ちるために健保が推薦している種類のワクチンです。なので、今後も少しずつ体調が上向きになるかと期待中。先月までのように、帰宅前に八百屋さんによってちょっと買い物する力も無く、家に直行、バタン・・・という状態からは回復しています。
初めて海外に出た時に作ったイエロー・カードから継続して、受けた予防接種は全部記録してあったので、主治医の先生は大喜び。普通の人はいつどんなワクチンの接種を受けたかを覚えておらず、主治医を変えたりすると、記録を辿ることもできず大変らしいです。EUが成立してからは欧州内の外国に、国内用の身分証明書だけで入国できるようになり、色々なことがルーズになっているらしいです。一見不便な事でも長い目で見ると都合が良かったりします。手間をかけるべきところはかけた方がいいでしょう。
日本からはちょっと前まで暑い、暑いという声が聞こえていましたが、ドイツは一足先に気温が下がり、私が渡欧した頃のような涼しい日々でした。現在は1日の最高気温が15度まで、下は1桁の数字になっています。週末は上が11度、下が1度という予報が出ています。私にとっては助かる気温です。雨も程よく降ってくれて、森は乾燥から免れています。ちょっと前は乾燥し過ぎて森の火事が多発していました。そうなるとすぐ私はりす君の心配をしてしまいます。ですが、今年はりす君に取っても過ごし易い年になっています。
注意書き
推理物の犯人が挙げてあったり、決定的なギャグが書いてあったりします。楽しみにしていてこれから見に 行こうなどという場合はぜひ避けて下さい。逃 げ道は《見る予定の人は退散して下さい。目次へ。映 画のリストへ。》という形で示してあります。
あらすじは書いてありますが、肝心の所はばらしていません。話を聞いても まだ楽しむ要素が残っています。
どんな駄作でも途中で席を立たず、最後まで見るのを原則にしています。
ドイツで上映される映画は主として映画館でもドイツ語に吹き替えてあります。ハリウッド映画はほとんどドイツ語です。 北欧、アジアの物は一般公開やDVDではドイツ語が普通です。映画祭で見る場合は吹き替え無し。字幕が無い時もあります。ファンタジー・フィルムフェストで見た映画は全部原語のままで、字幕がある場合は英語かドイツ語です。この映画祭は原則的にノーカットで、吹き替えもしません。必ずしもこの映画祭で見られる映画がドイツで公開されるというわけではありません。
「xxの協力を得て」作られた映画について記事を書くジャーナリストが、そのサポートをした団体に批判的で、そのため酷評されるということがあるという話を耳にしました。時々「ここまで言わなくても・・・」と思うようなきつい評が載っていることがあります。私は事前にそういう事情を知る機会が無く、関心はもっぱら観客として見て楽しい思いをしたかの方にありますので、あまり政治的に考えずミーハー的な感想が多いですが、ご了承下さい。
日本を離れて40年以上なので、言葉遣いがおかしかったり、誤字脱字ということが頻繁にあるかと思います。 ここでまとめて先にお詫びを申しあげます。
それではごゆっくり。
2023年1月
Fluffy Berlin
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