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   1982/03/21 MORAL 1st

   1983/09/25 INSTANT LOVE 2nd

   1985/06/21 BOOWY 3rd
   
   1986/03/01 JUST A HERO 4th

   1986/07/31 “GIGS” JUST A HERO TOUR 1986

   1986/11/08 BEAT EMOTION 5th

   1987/09/05 PSYCHOPATH 6th

   1988/02/03 MORAL+3

   1988/05/03 “LAST GIGS”





LIVE


"GIGS" JUST A HERO TOUR 1986 (1986)



"LAST GIGS" (1988)



"GIGS" CASE OF BOOWY (2001) [2CD]



GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK'N ROLL
CIRCUS TOUR 1986.11.11〜1987.02.24 (2004) [2CD]




"GIGS" CASE OF BOOWY COMPLETE (2007) [3CD]



"LAST GIGS" COMPLETE (2008) [10CD]



"GIGS" JUST A HERO TOUR 1986 NAKED (2012)







































   1987/12/24 BOOWY解散

   1988 氷室京介 シングルANGELでソロデビュー


   1994 ロサンゼルスに創作拠点を置く






   2014/07/13 山口県の周南市文化会館で
           行ったライブで『引退宣言』____
 ■ JUST A HERO BOOWY (1986)


 氷室京介 - vocals
 布袋寅泰 - guitar, vocals
 松井恒松 - bass
 高橋まこと - drums


 

  BOOWYはコレでキマり。
  彼らはこのアルバムでバンドとして出来ることを
  すべてやってしまったと思う。
  彼らにしかできないアルバムをここで作ってしまった。
  BOOWYは後の日本のロック・シーンおいて
  バンド・ブームの火付け役として大きな影響をもたらしたが、
  確かに彼らに触発されて組んだバンドは大勢いるが、
  その音楽性までもが影響を受けているというバンドは
  果たしていたであろうか?
  いや、この”JUST A HERO”に至っては、
  それを模倣することすら難しいのではないだろうか?
  氷室の書く詩、アルバム全体を覆う雰囲気、
  何をとっても唯一無二、
  かつ非常に高いポテンシャルから動じない。

  特筆すべきは氷室の書くメロディーラインである。
  このアルバムにおいて、彼の作曲した曲は3曲存在するが、
  中でも”わがままジュリエット”、”ミス・ミステリー・レディー”
  の持つメロディーライン、氷室のメロディーセンスは、
  まさに彼のオリジナルそのものである。
  おそらく、彼の音楽人生の中でも最大級の閃きだったに違いない。
  そしてなおかつ、実にうまくそれらを歌いこなしている。

  僕の考えではその後のBOOWYは結局
  ”JUST A HERO”を越えることなく終わっている。
  ”JUST A HERO”が出来た次点で宴会開いて、打ち上げやって、
  そのまま解散しちまってもいいくらいのアルバムである。
  (いや、はえーって。)
  のちのメンバー各々のソロ活動をざっと見渡しても、
  このアルバム(いや、他のBOOWYのアルバムをも)越えてはいないし
  仮にBOOWYが再結成したとしても(そんなことは絶対ないと思うが)、
  このアルバム、”JUST A HERO”を越えることは、おそらく不可能だ。
  ”その時にしかできないこと”って、あるでしょ?
  彼らのアルバム、それぞれがそれぞれに良いんだけど、
  特にこのアルバムは”彼らだけのスペシャル”があまりに多すぎる。

 (2008/12/08改)


  ”越える、越えない”などと一口に言っても、
  音楽に対する多様な価値観があるし、見る角度によっても色々変わってくるからなぁ。
  でも、そんなこと言ってしまったら、”このバンドの最高傑作は?”などと、
  一元的に定義され得ないわけだし、このコーナーの存在自体もナンセンスになってしまう。
  これらはあくまで、そのバンドの現時点までの歴史の中で、一番輝いている、
  バンドとしての<音楽的な>ポテンシャルが最も高いと、
  これまたあくまで、<僕が思った>アルバムを挙げているのであって、
  一リスナーの意見としての存在価値は十分認められると思われる。
  同時に、一リスナーの意見に過ぎないと言うことだ。

 (2000/03/20)


  氷室の詩

文章のもつストーリー的な意味合いと言うよりも、
単語一つ一つに内包されているイメージが個々に発散され広がって混ざり合い、
最終的に曲全体を一色にかつおしゃれにに色づけしていくという感が強い。
特にこのアルバムにおいては、文章をもって何かを主張すると言うよりは、
彼のセンスにより厳選された一つ一つの言葉(単語)の持つ雰囲気の集大成、
つまり作詞の作業に占める大部分において”言葉選びの作業”であるように思われる。
よって、このアルバムにおいて歌詞に意味を追求する事は無意味な気もする。
この手法が作詞において非常に有効かつ効果的であることは、
このアルバムを聴けば明白であるが、
何か大事な情報を伝えるための文章において、
余りに言葉選びだけに重点を置きすぎるのも、
表現ばかり大仰で中味の足りない文章になってしまう。
ある評論家が書くメタル系アルバムのライナーノーツの中に、
たびたびそういった内容が見受けられることがある。
(人んこと言えんのかよ >_<)

 (2017/03/09改)


  特異な雰囲気を強く発散するこのアルバムの中にあって、
  比較的ノーマルでとても切ない雰囲気を持つバラード、
  ”11.Welcome to the Twilight” でこのアルバムを締めくくるあたりも、とてもニクい。
  とにかく聴き終わった後の余韻がたまらなく切ないのだ。

 (2000/04/29)
  

   track list

  01. Dancing In The Pleasure Land
  02. Rouge Of Gray
  03. わがままジュリエット
  04. Plastic Ocean
  05. Justy
  06. Just A Hero
  07. 1994 -Label Of Complex-
  08. ミス・ミステリー・レディ (Visual Vision)
  09. Blue Vacation
  10. Like A Child
  11. Welcome To The Twilight




       
       わがままジュリエット_LIVE

     BOOWYという伝説、そのフロントマン”氷室”。
     そしてこの絶大なるアイデンティティを生み出した立役者”布袋”。
     今作はその形態の具現化であり、以上の意味を持ってそれを「BOOWYらしさ」と呼んで良いのなら、
     そのコントラストは間違いなくここがピークだった。
     更に言うなら、氷室作のこの楽曲に、おそらく音楽的ハイライトがある。
    
     裏側にあったとされる不協和音、幾多の噂、その危うさもすべて、
     今やBOOWYという伝説を飾るものでしかない。
    
     今じゃそのすべてが、BOOWYなのだ。

    



    

  布袋寅泰の仕事

ギタリストとしての存在感は言うまでもないが、
彼が紡ぐBOOWYの楽曲はバンド・ミュージックとしてのバランスに富み、
ギターパートが曲全般の中心に位置したりぐいぐい牽引するような編曲を、彼はしない。
あくまでも絶対的アイコンである「氷室の唄」が楽曲の中枢にあり、
あらゆる演奏はバンドの "イカしたロック・アンサンブル" を構成する必要十分なパーツとして配される。
魅せるギターソロも曲そのものを際立たせる役割を逸脱しない。
そうでありながら「ギタリスト布袋」の魅力が聴く者に確実にインプットされる。

これが "コンポーザー布袋寅泰" の魅力だ。
ギタリストとしての存在感は言うまでもない。
だが大前提として、彼は紛れもなく 『音楽家』 である。


 (2017/03/09)



  先日もの凄く久々に、アルバム”JUST A HERO””INSTANT LOVE””PSYCHOPATH”を
  立て続けに聴くという荒技を実行した。
  いやぁ、ほんとに驚いたね。学生の頃、意味など全然考えなかった氷室の詩が、
  もの凄くクリアな映像を持ってハートに響いてきましたよ。
  同じ音楽でも、歳取ると聴こえ方が変わるもんだなと、改めて思った。
  (後に、「BOOWYを聴いて学校をやめた」という熱狂的なファンのメッセージに遭遇し、
  自らが詩を書く事を控えるようになったというエピソードがある。)

 (2017/03/17加筆)






 時が大きな波を生むこともある。だが、その何れもが伝説となるわけではない。


  //彼らの音楽は今でも色あせることなく輝き続けている___。      .

        時代を超えるものであるには、きっとそれなりの理由がある。      .









COMPILATION


"SINGLES" (1988)


BOOWY COMPLETE 〜21st Century
20th Anniversary EDITION〜 (2002) [10CD]



BOOWY THE BEST "STORY" (2013) [2CD]


BOOWY SINGLE COMPLETE (2013)






アンニュイな毎日に、忘れかけてた「あの頃」。

 
           ___お洒落BOOWYアイテム



フェイスタオル

 マイクロファイバー素材、約40 X 70cm
 蛍光染料不使用。吸水性・速乾性抜群の、
 使い勝手にこだわったまじめなタオル。




スポーツバック

 パソコン収納や通勤・通学、アウトドアにも最適。
 軽量な多用途バッグ。







サイト内LINK              .

TOTOの最高傑作   .

HM/HRの3大傑作アルバム   .

王者Yngwie Malmsteen   .

King Crimson(Metal-Era)   .

ヘアメタル兄弟伝説      .


氷室京介
「思うようなパフォーマンスができなくなったら引退しようと思っていた。
今回のツアーでイメージ通りにできないことがあり、
スポーツ選手が引退するように、氷室京介を引退しようと思う」
2014/07/13


  高橋まこと
  えっ?? ヒムロック引退?本当に???。
  2014/07/13 20:35
  俺もTwitterの情報しかありません。慌てずにちゃんとした情報を待ちましょう。

  2014/07/13 21:50


    布袋寅泰
    「もし彼が本当にステージから姿を消してしまうなら
    『最後のステージはせめて一曲でも 隣りでギターを弾かせてほしい』 そう願うのみ」

    2014/07/14



氷室京介
「年のせいもあって耳が7年前くらいから右耳の調子が悪い」
「ライブでは聞き耳は左なのでそれでやってたけど、(最近)左側の耳がどこかのトーンだけが聞こえない」



氷室京介
デビュー25周年、全国ロングツアー敢行中
「この歳で50本は正直、つらかった」
「9本目の九州・博多でライブしたときに『今回のツアーで最後』だと、関係者やうちのかみさんにも伝えた」

2015/01





 

氷室京介 『引退宣言』 に寄せて_____。

 自分が感じた氷室のカッコよさ、その核はルックスや歌い方の"西洋人ぽさ"。
 雑な言い方かも知れないが直感的刺激はまさに"そこ"だったんだと思う。
 そしてライブでの立ち振る舞いとあのキャラクター、強烈に有ったそれらすべてで一つ。
 (自身は自らの歌唱のアプローチを "パーカッシブル" と表現している。)

 「氷室京介と聞けば即座に浮かぶそれらのイメージの塊」がまさに"ヒムロック"なるブランド。

 もう一つ学生の頃からちょっと思っていたこと。
 自分が感じたあの直感的刺激は日本人だから感じる所なんじゃなかろうかと。
 彼の持ついわゆる"西洋人ぽいカッコよさ"はおそらく西洋人に対してはほとんど訴求しないだろうと。
 ただそれは自分にとってどれほどの意味も持たないものだったけど____。


 彼はL.A.で生活して向こうの音楽の世界に住んでいた。
 まったく新しいステージで違う次元の"氷室京介"を彼はきっと見ていた。

 BOOWYのことは興味がないと。今はそんなことを考えてる暇はないと。

 発する言葉もイカしていれば、不言の行動の中にも"ヒムロック"が満載だった。
 震災チャリティーのドーム公演の件に限らず盟友に全くのシカトって、どうよ?笑

 そして彼はほんとにストイックに悔いなくやったんだと思う。
 そういうところはまじかっこいいしインスパイアされるよ。
 さすが"カリスマ"だ。
  
 していずれにしても彼はとても金持ちだ笑。だからきっと、まったく問題ない。

(2017/03/17加筆)







あの"伝説"のビートの全てを叩き出した男________________。
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