皇帝の正しくないチェス

1. はじめに


 ふおっふおっふおっ…、ワシぢゃ。
 とうとうホームページを作ったぞ。皆の衆、よろしく頼む。

 (以下、素に戻る)

 チェス歴が2年に満たない私ですが、この度、チェスに関するホームページを開設することにしました。目的は大きく2つ、建前と本音があります(笑)。

(1) 建前上の目的

 自分がチェスを始めて困ったことがあります。それは、チェスに関する日本語の情報が余りに少ないことです。「日本はチェスの後進国」とは良く言われる大きな理由の一つがこれでしょうが、高校時代の英語の偏差値が30台(笑)の私にとって、この状況は非常に由々しき事態なわけです。

 まぁ、英語の偏差値はともかくとしても、チェスをやってみようとして、最初にぶつかるのは言語の壁である人は意外に多いのではないでしょうか。

 私はインターネットを通じてチェスを始めたわけですから、今度は逆にインターネットを通じて、チェスの普及に少しでも協力したいと思ったわけです。その為には、日本語によるチェスの情報源が必要だと考えました。勿論、私と同様のことを考えて、チェスのホームページを作ってらっしゃる方も多いと思います(リンク集参照)。ですから、私としては既存のホームページに載せられていない事項を掲載することを第一としたつもりです。

 ただ、私の知識・経験を鑑みるに、このホームページの難易度(?)がそんなに高くなるとは思えません。つまりは、「とりあえずはチェスのルールは覚えた。ちょっとは真面目にチェスを勉強しようと思うんだけれど…」という人(JCAレートで言うならば1500以下)を対象にしたものとなるでしょう。

 そういった方々がこのホームページを読んで、「よし、いっちょチェスの勉強をやってみっか!」と思っていただければ幸いです。勉強して実力がついた方は、どうぞyahooチェスにおいて私をうち負かして下さい。そして、さらなる棋力上昇およびチェスへ傾倒へと繋がれば、これにまさる喜びはありません。

(2) 本音

 チェスを始めてまだ2年に満たないというのに、早くも壁にぶつかってしまったようです。言い訳をすれば、仕事の忙しさ故に、なかなかチェスの勉強をする気力がわかないのも事実かもしれません。それでもyahooあるいはICCなど、インターネットでチェスを指していますが、当然のようにレートが上がるわけもなく、チェスに対する満足感もなく、悶々とした日々を(チェスにおいては)送っています。

 チェスを始めて間もない頃は、チェスの勉強に多少なりとも時間を割き、それ故に実力が上がることとなり、その喜びにまたチェスの勉強を…、という循環があったわけです。この循環が止まってしまった今、再びチェスの勉強を始めるにはきっかけが必要と考えました。そこでホームページの作成です。

 私のようなヘボチェスプレーヤーがホームページを作成するためには、勉強が必要です。恥ずかしくないホームページを作るために、勉強するのも良いのではないかと。

 また、ホームページとなれば、不特定多数の方の目に留まるわけですから、当然のように私より実力の上の方も見る機会があるわけです。そのような方々から、叱咤、激励の言葉(というより、間違いの指摘や苦情・罵倒・嘲笑等)を頂ければ、これもまたチェスを勉強する上でのパワーに出来ると思います。

 建前では「私をうち負かして下さい」なんて言ってますが、そんなのウソに決まっているじゃないですか。できれば負けたくはないのです。ま、そのためには勉強しないとね!

平成12年7月15日


 実はもうひとつ。私、yahooチェスでなかなかに濃いキャラを演じているせいか、日本のネットチェスの世界ではちょっとした有名人(?)になりました。言うならば、ネットを通じて、自らのチェス人脈を作ることが出来、それ故にJCAの大会においても、あちらこちらの大会へと参加する機会を得ることとなりました。

 今回のホームページの作成においても、このチェス人脈を利用できれば良いなという密かな野望を持っております。

 私とお知り合いになってしまった皆さん、いきなり私から謎のメールが届くかもしれません。その時には是非…(ニヤリ)