Bloody Hope

説明

 この『Bloody Hope』(略称B・H)の舞台は、「リージェンディ」という大陸と、
その周囲にあるいくつかの大陸です。全体の世界はリナディアと言うらしい(何故?)
 「偽街道自由遊戯」の小説「絶望の果て…」と同じ次元のお話で、
ときどき「絶望の果て…」の人物も登場しますし、逆にこっちのキャラが向こうに出ることもあります…
…あったんだけど、「偽街道自由遊戯」さんが閉鎖されて久しいため、現在こっちだけで勝手に進行させております(笑)

 リージェンディの世界観は、ようするによくあるファンタジー世界だということで。分類で言うとハイ・ファンタジーとかになるのかな?
ただ、ドワーフ、ホビットなどの亜人種はリージェンディ大陸には殆ど存在しておらず、文明の中心はもっぱら人間です。
一応エルフだけは存在が確認されていて、「仙人」と呼ばれていますが、リージェンディでは迫害されていて、絶滅の危機。
今では「仙人」だけの集落は存在せず、存在する「仙人」のほとんどは人間から隔世遺伝で生まれたいわゆる「チェンジリング」です。
「仙人」の存在が殆ど知られていないため彼らはバケモノ扱いされ、大半は殺されるか、運良く生き延びた者もほとんどが人間を恨んでいます。

 RPGみたいな世界というわけで、魔物もちゃんといます。
どういうところに出るかもRPGそのまま。人間のいないところね、洞窟とか山とか。
それで、天使とか悪魔とかもいたりするの。じゃあ神様もいるのかな? そこまで考えてないや^^;
どういう魔物かは…ウィザードリィとか参照にしてるかな。まぁ普通で。

 んで、精霊とかもいます。っていうか世界観からして存在するだろ。
属性は地水火風の四大元素に、光と闇の合計6つ。

  地の精霊:ノーム         水の精霊:ウンディーネ
  火の精霊:サラマンダー     風の精霊:シルフ
  光の精霊:ウィル・オ・ウィスプ  闇の精霊:シェイド

…ロードスそのまま!! だって、イフリートとかジンとか使いたくないんだもん(死)

 それで、忘れちゃいけない(?)のが魔法。
属性はやっぱり地水火風の四大元素に光と闇。使うには才能が必要。誰でも習えばってワケじゃない。
あ、魔力ってやっぱり「マナ」だよ。聖剣もロードスもマナだし。DQは知らん(笑)

 …自分で書いてて、なんかTRPGのルールブックみたいな気がしてきた。
それでも最後まで付き合ってくれる? めんどくさかったらここから本編行っちゃって。
始めの方は全然RPGっぽくないしね。

 それじゃ、歴史に入りましょう。

 リージェンディ大陸の歴史はなかなか古いです。ただ、史料があまり残ってないから
世界史とかで教わるとしたら、舞台の時代から遡って1000年前くらいから。
大きな街とかがリージェンディに出来始めたらしいです。感じは…古代ギリシャみたいなもん?
ちょうどその頃、大陸を謎の異常気象が襲って、けっこう皆さん苦しんだらしい。
でも、ある日を境にピタっとおさまったとか。何だったのかは今でも不明。知りたければ本編をきっちり読んでね(笑)
 
 それで、それから500年くらい後(今から500年前)、今度はRPGおなじみの魔王が登場。
世界を滅ぼそうと魔界から悪魔や魔物を召喚したりして、大陸全土を恐怖の渦に陥れました。
それを見事退治したのが三英雄。ロンレスト、ラセナ、アレルの三人。
ロンレストはリージェンディの北にある名も無き大陸からリージェンディに渡ってきた流れ者。
ラセナは出身地不明の魔法戦士。
アレルはリージェンディの中央に位置するアリテノンという街出身の魔導師だったらしいです。
(この三人のお話もいつか書くと思います。詳しくはそれで。でもいつになったら書けるんだろう?(爆))
魔王を退治した後、ロンレストは故郷の大陸に戻り、そこに王国を作ったです。
ちなみに現在、その大陸は彼の名をとって「ロンレスト大陸」と呼ばれてます。
ラセナは英雄と呼ばれるのをいやがって、どこかへ消えていきました。
アレルはやっぱり自分の故郷に戻り、ロンレストと同じく王国を打ち立てます。

 そして現代。魔王が滅んでから約500年間、リージェンディ大陸は平和そのものでした。
それだけに、政治とかは乱れてくるんだよね。
山野には山賊団とかが跳梁し、地方の農村なんかは子供を人買いに売ったりしないと生活できなかった。
それに対し、王国の貴族達は民に重税をかけて贅沢三昧。まぁ、いつの世も貴族なんてこんなもん。
 それで、舞台はそんな時代のアレリアっていう王国。三英雄の一人アレルの作った国です。
魔法と剣術の盛んな国で、お抱えのアレリア聖騎士団はけっこう強い軍隊。
でも戦争なんか無いからね、弱体化しちゃってるんだなこれが。
王様たちも政治なんかそっちのけで贅沢三昧だし。
ただ、そんな王様たちの奥さんは優秀な人ばかりで、王子たちもかなり優秀。
王様たちを反面教師にして育ったのがよかったらしい。
でも、いくら王子たちが優秀でも、王様が無能じゃどうしようもない。
やっぱりアレリア王国も他国と変わらず、悪政の真っ只中でした。
もっとも、全然政治乱れてるように見えないんだけどね、これじゃ^^; 表現力の問題ですな…

…まぁ、こんな感じかな? あとは物語中で話すでしょ。めんどくさかったらここからジャンプね。

 タイトルの『Bloody Hope』というのは、リージェンディ大陸にある花の名前です。
作品中では『血塗られた希望』と日本語でよばれてますね。直訳すると「血まみれの希望」とかそんなになるけど(笑)
この花は今から500年前、三英雄が魔王と戦ったときに、魔王の魔力を封じたと言われている花で、
邪悪な花としてリージェンディの人からはものすごく忌み嫌われています。
どれくらい嫌われてるかと言ったら…アイルランド人にとってのクロムウェルかな?(なにそれ)
いや、こんな生半可なものじゃないな。う〜ん…どう説明したらいいのかわからない。
 どんな花かというと、血みたいな紅い色をしてて、匂いはちょっと鉄みたいな感じ。
茎が長くて、葉っぱが無い。ひとことで言うと彼岸花そっくりな花なのね。
花が咲くのに種が出来なかったり、お墓とかに多く見られることからも嫌われてる。
(っていうか、この辺の設定はほとんど彼岸花だよ)
どう物語に絡ませるかは、読んで自分で確かめて下さいね。
本当はアイルランドには彼岸花は咲かないんだけど、その辺は大目に見て欲しいです(核爆)

 登場人物については、紹介の欄を参照してください。主人公はいちおうガライって男の子なんだけど、
この子どうも存在感薄くなっちゃった気がする……なんでだろ? しかも悲劇(?)のヒロイン・エルを巡っては
「絶望の果て…」に超強力なライバル・ロアッドが登場してしまうし(冗談冗談^^;) 頑張れ、男だろ!

 説明こんなもんでいいかな? ここまで読んでくれてありがとう。それじゃ本編へGO!!

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